マリオストライカーズ バトルリーグ編
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「ぐあ〜〜〜っ!」
『クッパは、フィジカルタイプだから……、マリオが力で勝つなんて無理なのに……!』
テクニックタイプのマリオと、フィジカルタイプのクッパとでは、力勝負はクッパの圧勝であった。それを知っていた🌸にとって、力で勝つなど無理に等しいと思い、悔しそうに歯ぎしりを立てる。
「ヤバい! このままじゃ、ゴールされちまう……!」
マリオチームの陣地に足を踏み入れたクッパは、確実にシュートを決めようと、ゴールポストとの距離を縮めていく。
『マリオ! "ギア"でカスタマイズすれば、勝てるよ!』
「ギア?」
ストライクでは、選手一人ひとりの能力を強化する"ギア"の装着が可能である。ヘッド、アーム、ボディ、レッグの四箇所に装着が出来、時には逆転勝ちへのキーパーソンともなる代物ともいえる。
「出ろ! ギアー!」
『は?』
しかし、マリオはギアを装着せずに、自身の武器でもあるハンマーを構えると、🌸が素っ頓狂な声を上げる。
「ギア〜〜〜ッッ!!」
ハンマーをクッパの足元めがけて、マリオは思いきり振り下ろした。足元から襲いかかる痛みに耐えられず、クッパの悲鳴がスタジアムに響いていく。
「ギア、出たーっ!」
『悲鳴じゃん! 』
強化用アイテムのギアでなく、悲鳴を出現させたマリオに、🌸がツッコミを入れた。
「やったな、このやろー!」
「うるせー!」
足元をハンマーで叩かれた恨みから、クッパはマリオの頬にパンチを入れる。負けじとマリオもクッパの頬にパンチを入れ、腹部に蹴りを入れたりと……….、見慣れた喧嘩の風景が広がり、ストライクどころではなくなってしまった。
・
マリオとクッパの双方が傷だらけの状態になり、同時に倒れ込んだ事で喧嘩は終結した。
「ダメだ……、二人だけだと、どうしてもこうなる……」
「そうだよな……、他の奴ら、遅ぇな〜………」
_____、その時、🌸のスマホから着信音が聞こえてきた。何事かと終わった🌸は、ポケットに入れていたスマホを取り出た。
『あれ? ヨッシーからだ……』
マリオチームに属しているヨッシーから電話が入っていた。🌸が声を掛けると、マリオとクッパも🌸の近くに行き、ビデオ通話にして「応答」を押した。
「あっ、🌸さん! やっと電話に出ましたね! さっきから、何回も掛けてたんですよ!」
画面の右上に、マリオ、クッパ、🌸の姿が映されている。そして、真ん中には____、ヨッシーをはじめとした、マリオチームのルイージ、キノピオ、更にはクッパチームのワリオ、ドンキーコングの姿までもが映されていた。
「兄さん、何でそんなに傷だらけなの?」
「クッパまで、何してやがったんだ?」
ルイージとワリオは、画面越しにマリオとクッパが傷だらけの姿で居た事に気が付き、思わず声を掛けた。
「元はと言えば、お前らがスタジアムにちゃんと来ないから……!」
「ワガハイ達、二人でストライクする羽目に……!」
「だって………、マリオさん達が居るスタジアム、違いますもん」
いつもと変わらぬルイージ達の態度に、マリオとクッパは怒りを放出させようとした。だが、ヨッシーの言葉を聞いて、"マッシュルームヒル"に居たマリオ達は一瞬、言葉を失った。
「はぁ??」
「はっ??」
『へ??』
マリオ、クッパ、🌸が揃いも揃って素っ頓狂な声を出した事で、見かねたルイージが声を掛けた。
「ボク達が居る場所が、ホントの試合会場だよ」
ヨッシーが持っていたスマホの視点を変えていくと_____、そこは、"マッシュルームヒル"ではなく、別会場の"プリンセスキャッスル"であった。
『あっ……、よく見たら……ここって、来週の試合会場じゃない!』
スマホで試合会場の確認をした🌸は、自身が予定の読み間違いをした事に気が付き、声を上げた。
「じゃあ……、おれ達が間違えてたのかよ!」
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「ぐあ〜〜〜っ!」
『クッパは、フィジカルタイプだから……、マリオが力で勝つなんて無理なのに……!』
テクニックタイプのマリオと、フィジカルタイプのクッパとでは、力勝負はクッパの圧勝であった。それを知っていた🌸にとって、力で勝つなど無理に等しいと思い、悔しそうに歯ぎしりを立てる。
「ヤバい! このままじゃ、ゴールされちまう……!」
マリオチームの陣地に足を踏み入れたクッパは、確実にシュートを決めようと、ゴールポストとの距離を縮めていく。
『マリオ! "ギア"でカスタマイズすれば、勝てるよ!』
「ギア?」
ストライクでは、選手一人ひとりの能力を強化する"ギア"の装着が可能である。ヘッド、アーム、ボディ、レッグの四箇所に装着が出来、時には逆転勝ちへのキーパーソンともなる代物ともいえる。
「出ろ! ギアー!」
『は?』
しかし、マリオはギアを装着せずに、自身の武器でもあるハンマーを構えると、🌸が素っ頓狂な声を上げる。
「ギア〜〜〜ッッ!!」
ハンマーをクッパの足元めがけて、マリオは思いきり振り下ろした。足元から襲いかかる痛みに耐えられず、クッパの悲鳴がスタジアムに響いていく。
「ギア、出たーっ!」
『悲鳴じゃん! 』
強化用アイテムのギアでなく、悲鳴を出現させたマリオに、🌸がツッコミを入れた。
「やったな、このやろー!」
「うるせー!」
足元をハンマーで叩かれた恨みから、クッパはマリオの頬にパンチを入れる。負けじとマリオもクッパの頬にパンチを入れ、腹部に蹴りを入れたりと……….、見慣れた喧嘩の風景が広がり、ストライクどころではなくなってしまった。
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マリオとクッパの双方が傷だらけの状態になり、同時に倒れ込んだ事で喧嘩は終結した。
「ダメだ……、二人だけだと、どうしてもこうなる……」
「そうだよな……、他の奴ら、遅ぇな〜………」
_____、その時、🌸のスマホから着信音が聞こえてきた。何事かと終わった🌸は、ポケットに入れていたスマホを取り出た。
『あれ? ヨッシーからだ……』
マリオチームに属しているヨッシーから電話が入っていた。🌸が声を掛けると、マリオとクッパも🌸の近くに行き、ビデオ通話にして「応答」を押した。
「あっ、🌸さん! やっと電話に出ましたね! さっきから、何回も掛けてたんですよ!」
画面の右上に、マリオ、クッパ、🌸の姿が映されている。そして、真ん中には____、ヨッシーをはじめとした、マリオチームのルイージ、キノピオ、更にはクッパチームのワリオ、ドンキーコングの姿までもが映されていた。
「兄さん、何でそんなに傷だらけなの?」
「クッパまで、何してやがったんだ?」
ルイージとワリオは、画面越しにマリオとクッパが傷だらけの姿で居た事に気が付き、思わず声を掛けた。
「元はと言えば、お前らがスタジアムにちゃんと来ないから……!」
「ワガハイ達、二人でストライクする羽目に……!」
「だって………、マリオさん達が居るスタジアム、違いますもん」
いつもと変わらぬルイージ達の態度に、マリオとクッパは怒りを放出させようとした。だが、ヨッシーの言葉を聞いて、"マッシュルームヒル"に居たマリオ達は一瞬、言葉を失った。
「はぁ??」
「はっ??」
『へ??』
マリオ、クッパ、🌸が揃いも揃って素っ頓狂な声を出した事で、見かねたルイージが声を掛けた。
「ボク達が居る場所が、ホントの試合会場だよ」
ヨッシーが持っていたスマホの視点を変えていくと_____、そこは、"マッシュルームヒル"ではなく、別会場の"プリンセスキャッスル"であった。
『あっ……、よく見たら……ここって、来週の試合会場じゃない!』
スマホで試合会場の確認をした🌸は、自身が予定の読み間違いをした事に気が付き、声を上げた。
「じゃあ……、おれ達が間違えてたのかよ!」
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