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🌸は夢を見ていた。恐竜ランドでクッパに攫われたピーチ姫を助ける為、マリオ達と冒険に出掛けている。

その道中で出会った頼もしい仲間のヨッシー。自慢の大食いで雑魚キャラもペロリと平らげ、穏やかでいつも笑顔を浮かべて楽しそうにしている。おまけに一途に🌸の事を好いている………はずだった。



"えへへへへっ、🌸さ〜〜ん♡"

"ヨッシー止めてーー！ ベロベロ舐めないで〜〜！"



様子のおかしいヨッシーに壁際に追い詰められた🌸は為す術もなく、長い舌で体全体をじっくりと舐められていた。



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『きゃああぁぁっ！！』
「わあああああっ！！」


夢から覚めた🌸とマリオは同じタイミングで叫び声をあげて目が覚めた。額から大量の汗が流れ、酷く魘（うな）されていた事が見て取れる。


「どうしたんだ？マリオ、🌸」
「うるさくて、目が覚めちゃいました」


熟睡していたルイージとヨッシーだったが、二人叫び声を聞いて目が覚めた。それを見て、マリオは「夢か……」とボヤいた。


「わたしは、マリオさんを食べ損なった夢を見ましたよ」
「おれは、マリオを殺して主役の座を奪う夢だ」
「お前達のせいかーーーっ！！」


マリオは怒りを込め、二人に向けてマントスピンを披露した。ダメージを受けながら、ヨッシーは🌸に声を掛けようとした。


「🌸さんは、どんな夢を見たんですか？」


普段と変わらない様子であったが、🌸は先程見た悪夢がフラッシュバックした。


『ヨッシーいや〜〜〜っ！』
「何で名指しするんですかーーっ！」


四人が些細な事から揉め始めると、どこからか笑い声が聞こえてくる。


「どうやら揃いも揃って、悪夢を見た様でゲスね」


そう言って姿を現したのは_____、空飛ぶ絨毯に乗っているドドリゲスだった。


「マムー様の伝言を伝えに来たでゲスよ」


ドドリゲスは自分達のボスの名前を出し、手紙を取り出した。



"前略 皆さんお元気ですか。わしも元気に悪さばかりしております。お前らを"サブコン"へ招待する"



「そんな所へ行ってる暇はない。さっさと帰れ！」


誘いに乗る事無く、マリオはドドリゲスを蹴り倒した。ドドリゲスも攻撃を受けたショックで、乗っていた絨毯から身を投げ出される。


『"サブコン"って、"スーパーマリオUSA編"の舞台じゃん。わたし達、まだ"スーパーマリオワールド編"が終わってないんだからねっ』
「放っておいて、先に行こうぜ」


マリオの言葉に続き、他の面々もクッパ城の奥へと進もうと走り出していく。意識が残っているドドリゲスは四人の後ろ姿を捉えてから_____、絨毯に指示を送っていく。


「じゅうたん、捕まえるでゲスーーーッ！」


一瞬して絨毯は四人の前に立ちはだかる。逃がさない様に四人を包み込み、ドドリゲスの元へと連れていく。


「お前達、そのまま"サブコン"行きでゲス」


クッパ城内に扉が現れると_____、四人は抵抗する事も出来ず、夢の国"サブコン"へと連れていかれる。



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