スーパーマリオ オデッセイ編
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『マ、マリオなんて居ねーよ……』
目を擦ったクッパだったが、調理場には🌸が立っており、マリオの姿はどこにも見当たらなかった。
「あぁ? 気のせいか……? 一瞬、マリオみたいな奴が居た気が……」
『疲れてんだよ、お前』
疲れから、マリオの幻覚を見たのだと強引に押し通し、マリオはその場を凌いでいく。
「けど、勝負はワガハイの勝ちだな。ピーチちゃんもお預けって訳だ」
『そ、そうだった……! く、くそ〜〜……っ』
料理コンテストでマリオが勝てば、ピーチ姫を解放すると口約束をしていたが、バブルの火力によって丸焦げとなった鍋を見て、マリオは悔しそうな顔を見せた。
「では、判定です! 特別ゲスト審査員は、食の鉄人とも言われる………」
ボルボーノ人が、二人の料理の出来を審査するある人物を呼び出すと____、マリオ達は見覚えるのある姿が見え、声を上げた。
「ヨッシーさんです!」
「はーい! わたし、お腹ぺこぺこで……、いただきま〜す!」
『審査員、お前かよ!』
🌸の姿でマリオがツッコミを入れるも、よヨッシーは審査用のシチューに目が釘付けになっており、マリオ達に気づいている様子はなかった。
「どっちもうま〜い! 次は、お寿司辺りも頂きたいですね〜」
クッパの特製シチューを食べ終えたヨッシーは、マリオの丸焦げシチューを鍋ごと食べていく。異臭が放っていたにも関わらず、美味しそうに食べていた様子にマリオ達は唖然としていた。
「この勝負は、引き分けです!」
・
料理コンテストの結果は、引き分けとヨッシーから告げられた。しかし、クッパが居るとなれば、ピーチ姫も一緒に居るのではないかと考えたマリオ達であったが___、既にクッパの姿はなかった。
『おれ達も、次の場所へ向かうとしようぜ』
「うん。この国の用事も済んだしね」
ルイージとヒントキノピオが、一足先にオデッセイ号へと向かっていく。それに続いて、🌸に憑依したマリオも走り出していくと___、🌸の後ろ姿を目撃したヨッシーが声を上げた。
「🌸さん、見っけ!」
『へっ?』
ヨッシーの声が背後から聞こえると、自慢の長い舌で🌸を捕まえると、自分の元へと引き寄せていく。
『ぬわ〜〜!』
長い舌が、縄の様に拘束していたせいで、両腕が塞がれたマリオは抵抗する事も出来ず、情けなく悲鳴を上げていく。
「🌸さんもこの国に来てたんですね。家を飛びしたっきり、居なくなっちゃったから心配してたんですよ〜」
『離せ、ヨッシー! おれ達、さっさとこの国を……』
1面で家を飛び出したきり、会えずにいた🌸を前にして、ヨッシーは嬉しさのあまり、自らの頬を🌸の頬にスリスリと擦らせていく。
「ん?、……よく見たら、マリオさんの仮装をしてるじゃないですか。この国でもマリオさんって案外、有名人なんですね」
(仮装って通じる人、ホントに居たんだ……)
以前、面で"インスタ映え"の写真を撮る際に、仮装の話題について話していたマリオを思い出し、🌸の意識体は小さく驚いた。
「マリオさんの仮装をしてるなんて、すっごくムカつきますけど……今日は、わたしの気分も良いから、気にしない事にしますね♡ ちゅ〜っ♡」
『んんんんっ!』
口から発した音とは全く異なり、ぶちゅ…、と、頬に熱烈なキスを落としていくヨッシーに、マリオが呻き声を上げていく。
『何だよコイツ……おれと話す時と全然、態度が違うじゃん……』
(マリオ、ヨッシーの顔にめり込みパンチ!)
『はぁ?』
(いいから! オデッセイ号に戻りたかったら、め・り・こ・み・パ・ン・チ!)
『動けねーんだよ!』
🌸の意識体にヨッシーの撃退方法を告げられるも、長い舌によって手足を拘束されていたせいで、マリオは身動きが取れなくなっていた。
「ここのご飯をたーんと味わったら、一緒にキノコ王国に帰りましょ」
🌸に会えた喜びから、傍から見れば、マリオが一人でツッコミを入れた様子も気が付かないヨッシーは、長い舌を口内へ戻していく。
拘束を解かれたマリオは、めり込みパンチでの撃退を実践する為に、拳を構えた。
『いい加減にしろーー!!』
「ふえ〜〜〜っ?!」
ヨッシーの顔面に、力強くパンチを食らわせていく。そこには頬に口付けされた恨みも込められており、後ろから倒れていくヨッシーの顔面はすっかりめり込んでおり、原型を留めていなかった。
『ヨッシーが倒れてる内に、さっさとオデッセイ号に行くぞ!』
「ひ〜……怖かった………」
ルイージとヒントキノピオが待っているオデッセイ号へ向かう為にとマリオが走り出し、キャッピーはヨッシーに対して怯えきっている様子を見せた。
「むぐっ……、むぐぐぐっ………、……今、マリオさんが居た様な………、あれ、🌸さん??」
・
◆国紹介
・料理の国"ボルボーノ"
巨大サイズの野菜と溶岩の海に囲まれた国。火山の頂きにはシチューの入った鍋が置かれており、"祝福のシチュー鍋"と呼ばれる。
◆キャラ紹介
・ボルボーノ人
フォークの様な見た目をしている、料理の国"ボルボーノ"の原住民。料理の腕前はピカイチ。
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『マ、マリオなんて居ねーよ……』
目を擦ったクッパだったが、調理場には🌸が立っており、マリオの姿はどこにも見当たらなかった。
「あぁ? 気のせいか……? 一瞬、マリオみたいな奴が居た気が……」
『疲れてんだよ、お前』
疲れから、マリオの幻覚を見たのだと強引に押し通し、マリオはその場を凌いでいく。
「けど、勝負はワガハイの勝ちだな。ピーチちゃんもお預けって訳だ」
『そ、そうだった……! く、くそ〜〜……っ』
料理コンテストでマリオが勝てば、ピーチ姫を解放すると口約束をしていたが、バブルの火力によって丸焦げとなった鍋を見て、マリオは悔しそうな顔を見せた。
「では、判定です! 特別ゲスト審査員は、食の鉄人とも言われる………」
ボルボーノ人が、二人の料理の出来を審査するある人物を呼び出すと____、マリオ達は見覚えるのある姿が見え、声を上げた。
「ヨッシーさんです!」
「はーい! わたし、お腹ぺこぺこで……、いただきま〜す!」
『審査員、お前かよ!』
🌸の姿でマリオがツッコミを入れるも、よヨッシーは審査用のシチューに目が釘付けになっており、マリオ達に気づいている様子はなかった。
「どっちもうま〜い! 次は、お寿司辺りも頂きたいですね〜」
クッパの特製シチューを食べ終えたヨッシーは、マリオの丸焦げシチューを鍋ごと食べていく。異臭が放っていたにも関わらず、美味しそうに食べていた様子にマリオ達は唖然としていた。
「この勝負は、引き分けです!」
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料理コンテストの結果は、引き分けとヨッシーから告げられた。しかし、クッパが居るとなれば、ピーチ姫も一緒に居るのではないかと考えたマリオ達であったが___、既にクッパの姿はなかった。
『おれ達も、次の場所へ向かうとしようぜ』
「うん。この国の用事も済んだしね」
ルイージとヒントキノピオが、一足先にオデッセイ号へと向かっていく。それに続いて、🌸に憑依したマリオも走り出していくと___、🌸の後ろ姿を目撃したヨッシーが声を上げた。
「🌸さん、見っけ!」
『へっ?』
ヨッシーの声が背後から聞こえると、自慢の長い舌で🌸を捕まえると、自分の元へと引き寄せていく。
『ぬわ〜〜!』
長い舌が、縄の様に拘束していたせいで、両腕が塞がれたマリオは抵抗する事も出来ず、情けなく悲鳴を上げていく。
「🌸さんもこの国に来てたんですね。家を飛びしたっきり、居なくなっちゃったから心配してたんですよ〜」
『離せ、ヨッシー! おれ達、さっさとこの国を……』
1面で家を飛び出したきり、会えずにいた🌸を前にして、ヨッシーは嬉しさのあまり、自らの頬を🌸の頬にスリスリと擦らせていく。
「ん?、……よく見たら、マリオさんの仮装をしてるじゃないですか。この国でもマリオさんって案外、有名人なんですね」
(仮装って通じる人、ホントに居たんだ……)
以前、面で"インスタ映え"の写真を撮る際に、仮装の話題について話していたマリオを思い出し、🌸の意識体は小さく驚いた。
「マリオさんの仮装をしてるなんて、すっごくムカつきますけど……今日は、わたしの気分も良いから、気にしない事にしますね♡ ちゅ〜っ♡」
『んんんんっ!』
口から発した音とは全く異なり、ぶちゅ…、と、頬に熱烈なキスを落としていくヨッシーに、マリオが呻き声を上げていく。
『何だよコイツ……おれと話す時と全然、態度が違うじゃん……』
(マリオ、ヨッシーの顔にめり込みパンチ!)
『はぁ?』
(いいから! オデッセイ号に戻りたかったら、め・り・こ・み・パ・ン・チ!)
『動けねーんだよ!』
🌸の意識体にヨッシーの撃退方法を告げられるも、長い舌によって手足を拘束されていたせいで、マリオは身動きが取れなくなっていた。
「ここのご飯をたーんと味わったら、一緒にキノコ王国に帰りましょ」
🌸に会えた喜びから、傍から見れば、マリオが一人でツッコミを入れた様子も気が付かないヨッシーは、長い舌を口内へ戻していく。
拘束を解かれたマリオは、めり込みパンチでの撃退を実践する為に、拳を構えた。
『いい加減にしろーー!!』
「ふえ〜〜〜っ?!」
ヨッシーの顔面に、力強くパンチを食らわせていく。そこには頬に口付けされた恨みも込められており、後ろから倒れていくヨッシーの顔面はすっかりめり込んでおり、原型を留めていなかった。
『ヨッシーが倒れてる内に、さっさとオデッセイ号に行くぞ!』
「ひ〜……怖かった………」
ルイージとヒントキノピオが待っているオデッセイ号へ向かう為にとマリオが走り出し、キャッピーはヨッシーに対して怯えきっている様子を見せた。
「むぐっ……、むぐぐぐっ………、……今、マリオさんが居た様な………、あれ、🌸さん??」
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◆国紹介
・料理の国"ボルボーノ"
巨大サイズの野菜と溶岩の海に囲まれた国。火山の頂きにはシチューの入った鍋が置かれており、"祝福のシチュー鍋"と呼ばれる。
◆キャラ紹介
・ボルボーノ人
フォークの様な見た目をしている、料理の国"ボルボーノ"の原住民。料理の腕前はピカイチ。
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