スーパーマリオ オデッセイ編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
.
「さっきから、一人で何を話してんだ?、……、まぁ、いいか。ワガハイに勝ったら、ピーチ姫を返してやってもいいぞ」
『ホントか!? 絶対、勝ってやる!』
「何か怪しいなぁ……」
クッパより美味しい料理を作れば、囚われているピーチ姫を解放すると口約束で告げられるも、ヒントキノピオは今ひとつ信用しきっていない。
「お前……、ホントに🌸だろうな?」
先程から、男口調でどことなくマリオを彷彿とさせる喋り方をする🌸を見て、クッパはジーッと疑いの目を向ける。
『はっ!、……、いや、勝つわよ!』
(変だよ、その口調は)
中途半端な🌸の真似をするマリオであったが、🌸の意識体からツッコミを入れられるる____、コンテスト開始のアナウンスが流れ出した。
「それでは、今回はシチュー対決となります。使う食材は、あちらに用意しています」
司会のボルボーノ人がコンテスト内容を説明してから、調理台に置かれたシチュー用の食材を紹介する。
「こちらは、クッパ様の食材。そして……、こちらが🌸さんの食材」
『何でネズミなんだよー!』
(クッパのは、ちゃんと野菜が置かれてるのに!)
クッパの調理台には、ニンジン・じゃがいも・鶏肉・シチューの素等が置かれていた。しかし、マリオの調理台には、四匹のネズミが置かれてあるだけで、食材は何一つとして無かった。
「四匹のネズミで、"シチュー"です」
『あぁ、なるほど。それで食材に……、って、なるかー! お前もクッパの手先か!』
自分達が不利になる様に罠を仕掛けたボルボーノ人に、マリオが詰め寄りながらツッコミを入れる。
「お前が勝つ訳ねぇんだよ。ワガハイの勝ちに決まってる」
いつの間にか鍋をセットしたクッパは、まな板の上にニンジンを置いてから、器用に包丁で切っていく。
(あ〜、クッパが食材を切り始めてる……)
『くそ〜……食材が無いと、どうしようもない……』
食材を切れずに困り果てていたマリオだったが___、会場の外からルイージの声が聞こえ、振り向いた。
「兄さ……、🌸ーー! 食材、持ってきたよー!」
『おぉ! ナイス、ルイージ!』
(これなら、クッパとも互角の勝負になるね)
クッパの調理台に置かれていた食材・シチューの素と全く同じ物を調達してきたルイージが、マリオの調理台に並べていく。
「遅い遅い。ワガハイは、もうコンロで煮込み始めてるぞ」
鍋に水と切り終えた食材を入れたクッパは、コンロに火を付けて煮込み始めていた。ルイージから受け取った食材を雑ながらも、素早く切り終えたマリオも鍋に水を入れていく。
『こっちだって、食材の準備は出来たぞ! おれもコンロで……、……ん?』
「あれ? 火が付かないね」
コンロの目盛りをカチカチと弄るも、一向に火が付かずにマリオ達は訝しげな表情を浮かべていく。
もしかして…と、思ったマリオがコンロを確認すると____、玩具用の線路のレールが敷いてあり、コンロの意味をなしていなかった。
『あー! コンロじゃなくて、線路が!』
(クッパの仕業だよ!)
「ワガハイのシチューは、もうじき完成するぞ」
シチューのルウを入れて煮込み終えたクッパは、牛乳を混ぜていく。あと数分で煮込めば、クッパ特製シチューが完成するという所まで来ており、マリオと🌸が諦めかけた時___、ルイージは溶岩の海から飛び出てきたバブルを発見した。
「あれにキャプチャーすれば、行けるんじゃない?」
『……!、そうか……、よーっし………』
🌸の姿で帽子を投げていくと___、バブルに帽子が引っかかり、マリオの意識が🌸の体から出ていく。バブルにキャプチャーしたマリオは、コンテスト会場に現れると、自らをコンロの火の代わりとして、シチューを煮込んでいく。
「熱々の美味いシチューを作ってやる!」
「良いよ、兄さん! これで逆転出来る!」
ルイージとヒントキノピオが歓喜の声を上げていた中___、🌸は、鍋のある場所から異臭を感じ始めた。
『いや……、何か焦げ臭くなってきたよ……』
マリオが動きを止めて、鍋の中身を確認すると___、中身の食材はおろか、鍋ごと丸焦げになっており、とても食べられる物ではなくなっていた。
「……、って、煮込みすぎ!」
『鍋ごと燃やしちゃってるじゃん!』
ボブルとのキャプチャーを終えたマリオが出てくると、マリオ達の居る調理場が騒がしいとクッパがそちらに目を向けた。
「ん……?、はぁ? マリオ!?」
「やべぇ!」
マリオの姿を発見したクッパだったが、同じタイミングでマリオが素早く帽子を投げていき、🌸の中へと吸い込まれていく。
.
「さっきから、一人で何を話してんだ?、……、まぁ、いいか。ワガハイに勝ったら、ピーチ姫を返してやってもいいぞ」
『ホントか!? 絶対、勝ってやる!』
「何か怪しいなぁ……」
クッパより美味しい料理を作れば、囚われているピーチ姫を解放すると口約束で告げられるも、ヒントキノピオは今ひとつ信用しきっていない。
「お前……、ホントに🌸だろうな?」
先程から、男口調でどことなくマリオを彷彿とさせる喋り方をする🌸を見て、クッパはジーッと疑いの目を向ける。
『はっ!、……、いや、勝つわよ!』
(変だよ、その口調は)
中途半端な🌸の真似をするマリオであったが、🌸の意識体からツッコミを入れられるる____、コンテスト開始のアナウンスが流れ出した。
「それでは、今回はシチュー対決となります。使う食材は、あちらに用意しています」
司会のボルボーノ人がコンテスト内容を説明してから、調理台に置かれたシチュー用の食材を紹介する。
「こちらは、クッパ様の食材。そして……、こちらが🌸さんの食材」
『何でネズミなんだよー!』
(クッパのは、ちゃんと野菜が置かれてるのに!)
クッパの調理台には、ニンジン・じゃがいも・鶏肉・シチューの素等が置かれていた。しかし、マリオの調理台には、四匹のネズミが置かれてあるだけで、食材は何一つとして無かった。
「四匹のネズミで、"シチュー"です」
『あぁ、なるほど。それで食材に……、って、なるかー! お前もクッパの手先か!』
自分達が不利になる様に罠を仕掛けたボルボーノ人に、マリオが詰め寄りながらツッコミを入れる。
「お前が勝つ訳ねぇんだよ。ワガハイの勝ちに決まってる」
いつの間にか鍋をセットしたクッパは、まな板の上にニンジンを置いてから、器用に包丁で切っていく。
(あ〜、クッパが食材を切り始めてる……)
『くそ〜……食材が無いと、どうしようもない……』
食材を切れずに困り果てていたマリオだったが___、会場の外からルイージの声が聞こえ、振り向いた。
「兄さ……、🌸ーー! 食材、持ってきたよー!」
『おぉ! ナイス、ルイージ!』
(これなら、クッパとも互角の勝負になるね)
クッパの調理台に置かれていた食材・シチューの素と全く同じ物を調達してきたルイージが、マリオの調理台に並べていく。
「遅い遅い。ワガハイは、もうコンロで煮込み始めてるぞ」
鍋に水と切り終えた食材を入れたクッパは、コンロに火を付けて煮込み始めていた。ルイージから受け取った食材を雑ながらも、素早く切り終えたマリオも鍋に水を入れていく。
『こっちだって、食材の準備は出来たぞ! おれもコンロで……、……ん?』
「あれ? 火が付かないね」
コンロの目盛りをカチカチと弄るも、一向に火が付かずにマリオ達は訝しげな表情を浮かべていく。
もしかして…と、思ったマリオがコンロを確認すると____、玩具用の線路のレールが敷いてあり、コンロの意味をなしていなかった。
『あー! コンロじゃなくて、線路が!』
(クッパの仕業だよ!)
「ワガハイのシチューは、もうじき完成するぞ」
シチューのルウを入れて煮込み終えたクッパは、牛乳を混ぜていく。あと数分で煮込めば、クッパ特製シチューが完成するという所まで来ており、マリオと🌸が諦めかけた時___、ルイージは溶岩の海から飛び出てきたバブルを発見した。
「あれにキャプチャーすれば、行けるんじゃない?」
『……!、そうか……、よーっし………』
🌸の姿で帽子を投げていくと___、バブルに帽子が引っかかり、マリオの意識が🌸の体から出ていく。バブルにキャプチャーしたマリオは、コンテスト会場に現れると、自らをコンロの火の代わりとして、シチューを煮込んでいく。
「熱々の美味いシチューを作ってやる!」
「良いよ、兄さん! これで逆転出来る!」
ルイージとヒントキノピオが歓喜の声を上げていた中___、🌸は、鍋のある場所から異臭を感じ始めた。
『いや……、何か焦げ臭くなってきたよ……』
マリオが動きを止めて、鍋の中身を確認すると___、中身の食材はおろか、鍋ごと丸焦げになっており、とても食べられる物ではなくなっていた。
「……、って、煮込みすぎ!」
『鍋ごと燃やしちゃってるじゃん!』
ボブルとのキャプチャーを終えたマリオが出てくると、マリオ達の居る調理場が騒がしいとクッパがそちらに目を向けた。
「ん……?、はぁ? マリオ!?」
「やべぇ!」
マリオの姿を発見したクッパだったが、同じタイミングでマリオが素早く帽子を投げていき、🌸の中へと吸い込まれていく。
.