スーパーマリオ オデッセイ編
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すると____、岩の塊に隠れていたウツボが姿を見せ、プクプクにキャプチャーしたマリオを飲み込もうと口を大きく開けていた。
『キノピオ、今がシャッターチャンス!』
「はい! 撮りますよー!」
「おれの心配をしろよー!」
マリオの安否より、映えのある写真を狙っていた🌸とヒントキノピオは救いの手を差し伸べる事もなく、シャッターを切った。
写真が現像されると____、そこにマリオの姿はなく、ウツボのみが映された写真となっていた。
「おれ、写ってねーじゃん!」
「ただのウツボの写真になっちゃいましたね」
『地上に戻ろう……、ウツボも怖いし』
・
海から上がったマリオ達は、暖房を入れて暖かくなったオデッセイ号の中で、一休みをしていた。
「やっぱり、船内は落ち着くねー……、なぁ🌸、"インスタ映え"するのって、面白いとか楽しい以外に何かあるのか?」
『奇抜な事をやれば、ウケるんじゃない?』
「あー……、それなら……」
🌸をジーッと見つめるマリオは、キャッピーの宿る帽子をおもむろに取ると、フリスビーの様に投げる体勢を取り始める。
『な、何か嫌な予感が……』
「正解♡」
マリオが帽子を投げつけると、器用に🌸の頭部に引っ掛かる。それにより、マリオの意識が🌸に引き寄せられていくと___、キャプチャーに成功した。
『こうすりゃ、奇抜な格好でウケるだろ』
(ウケるかー!)
何度もキャプチャーされ、時には緊急時の為にとされる事がとは言え、自分の体を好き勝手に弄ばれるのは、🌸にとって心外であり、腹ただしい事でもあった。
『それに、おれは有名人だからさ……、おれの仮装をしてるって奴の写真を見れば、たちまち人気が……』
(それで集まったら、誰も苦労しないよ!)
目をキラキラと輝かせるマリオに、🌸がツッコミを入れる中___、あおキノピオが、数個のキノコを皿に乗せて運んでくると、テーブルに置いた。
「インスタ映えする、オシャレな料理を用意しましたよ……、あっ、🌸さんにキャプチャーしたんですね」
(ヒントキノピオまで、すっかり慣れちゃってるし……)
マリオが、🌸にキャプチャーする光景をよく目にしている事もあり、ヒントキノピオは驚く様子を見せずに、あっさりとした反応を見せた。
『んま〜! オシャレなキノコ料理だな♡』
(……いや、マリオ。よく見なよ)
キノコを手に取って食べようとしたマリオだったが、異変に気がついた🌸の意識に声を掛けられた。
『……、って、これ毒キノコじゃねーか!』
色とりどりか奇抜な柄のキノコが揃っていたが、凶悪な面を見せる物ばかりであった為に、マリオはツッコミを入れるとキノコを皿に戻していく。
「これなら、どうですか?」
そう言ったあおキノピオは、デザートとして用意していた巨大パフェをマリオに差し出した。
『これだよ、これ! こういう奴だよー!』
オレンジ、バナナ等のフルーツをはじめに、ホワイトクリームのホイップもあり、パチパチと音を立てて花火が上がっていた。
(何か変な音が聞こえてくるんだけど………)
またしても、異変に気がついた🌸の声を聞き、マリオが目を凝らしてパフェを見ると____、花火が、導火線に付いた火の様に下へと降りていくと、爆発を起こした。
『ぐわ〜! 爆弾を使うな〜!』
花火でなく、着火中の爆弾がパフェの中に入っていた事にマリオは、🌸の姿でボロボロになってから、気がついたのである。
「マリオ……、ボク、もうダメ………」
『パワームーンは諦めよう……、おれ達に、インスタ映えの写真を取るなんて、無理だったんだ……』
(だったら、早くわたしの体から出てけって……)
・
数日後___、オデッセイ号の扉を力強く叩く音が聞こえた。
誰かの悪戯かと思いつつ、マリオが扉を開けると、ヒントキノピオが立っていた。
「マリオさーん! 🌸さーん! あの写真コンテスト……、ボクの写真が入賞しましたよ!」
『へぇー、凄いじゃん。おめでとー』
「何を撮ったんだ?」
ヒントキノピオの手には、コンテスト用に提出した写真が握られていた。🌸とマリオは素直に祝福の言葉を送ると、どの写真が入賞したのか気になり出していた。
「これです!」
ヒントキノピオが、自信満々に見せてきたのは____、マリオがボケとして使用した"インスタバエ"の格好をしたヒントキノピオ本人の写真であった。
「……、って、おれのネタじゃん!」
「50コインで、賞品のパワームーンを譲りますよ」
「金 取るのかよー!」
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すると____、岩の塊に隠れていたウツボが姿を見せ、プクプクにキャプチャーしたマリオを飲み込もうと口を大きく開けていた。
『キノピオ、今がシャッターチャンス!』
「はい! 撮りますよー!」
「おれの心配をしろよー!」
マリオの安否より、映えのある写真を狙っていた🌸とヒントキノピオは救いの手を差し伸べる事もなく、シャッターを切った。
写真が現像されると____、そこにマリオの姿はなく、ウツボのみが映された写真となっていた。
「おれ、写ってねーじゃん!」
「ただのウツボの写真になっちゃいましたね」
『地上に戻ろう……、ウツボも怖いし』
・
海から上がったマリオ達は、暖房を入れて暖かくなったオデッセイ号の中で、一休みをしていた。
「やっぱり、船内は落ち着くねー……、なぁ🌸、"インスタ映え"するのって、面白いとか楽しい以外に何かあるのか?」
『奇抜な事をやれば、ウケるんじゃない?』
「あー……、それなら……」
🌸をジーッと見つめるマリオは、キャッピーの宿る帽子をおもむろに取ると、フリスビーの様に投げる体勢を取り始める。
『な、何か嫌な予感が……』
「正解♡」
マリオが帽子を投げつけると、器用に🌸の頭部に引っ掛かる。それにより、マリオの意識が🌸に引き寄せられていくと___、キャプチャーに成功した。
『こうすりゃ、奇抜な格好でウケるだろ』
(ウケるかー!)
何度もキャプチャーされ、時には緊急時の為にとされる事がとは言え、自分の体を好き勝手に弄ばれるのは、🌸にとって心外であり、腹ただしい事でもあった。
『それに、おれは有名人だからさ……、おれの仮装をしてるって奴の写真を見れば、たちまち人気が……』
(それで集まったら、誰も苦労しないよ!)
目をキラキラと輝かせるマリオに、🌸がツッコミを入れる中___、あおキノピオが、数個のキノコを皿に乗せて運んでくると、テーブルに置いた。
「インスタ映えする、オシャレな料理を用意しましたよ……、あっ、🌸さんにキャプチャーしたんですね」
(ヒントキノピオまで、すっかり慣れちゃってるし……)
マリオが、🌸にキャプチャーする光景をよく目にしている事もあり、ヒントキノピオは驚く様子を見せずに、あっさりとした反応を見せた。
『んま〜! オシャレなキノコ料理だな♡』
(……いや、マリオ。よく見なよ)
キノコを手に取って食べようとしたマリオだったが、異変に気がついた🌸の意識に声を掛けられた。
『……、って、これ毒キノコじゃねーか!』
色とりどりか奇抜な柄のキノコが揃っていたが、凶悪な面を見せる物ばかりであった為に、マリオはツッコミを入れるとキノコを皿に戻していく。
「これなら、どうですか?」
そう言ったあおキノピオは、デザートとして用意していた巨大パフェをマリオに差し出した。
『これだよ、これ! こういう奴だよー!』
オレンジ、バナナ等のフルーツをはじめに、ホワイトクリームのホイップもあり、パチパチと音を立てて花火が上がっていた。
(何か変な音が聞こえてくるんだけど………)
またしても、異変に気がついた🌸の声を聞き、マリオが目を凝らしてパフェを見ると____、花火が、導火線に付いた火の様に下へと降りていくと、爆発を起こした。
『ぐわ〜! 爆弾を使うな〜!』
花火でなく、着火中の爆弾がパフェの中に入っていた事にマリオは、🌸の姿でボロボロになってから、気がついたのである。
「マリオ……、ボク、もうダメ………」
『パワームーンは諦めよう……、おれ達に、インスタ映えの写真を取るなんて、無理だったんだ……』
(だったら、早くわたしの体から出てけって……)
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数日後___、オデッセイ号の扉を力強く叩く音が聞こえた。
誰かの悪戯かと思いつつ、マリオが扉を開けると、ヒントキノピオが立っていた。
「マリオさーん! 🌸さーん! あの写真コンテスト……、ボクの写真が入賞しましたよ!」
『へぇー、凄いじゃん。おめでとー』
「何を撮ったんだ?」
ヒントキノピオの手には、コンテスト用に提出した写真が握られていた。🌸とマリオは素直に祝福の言葉を送ると、どの写真が入賞したのか気になり出していた。
「これです!」
ヒントキノピオが、自信満々に見せてきたのは____、マリオがボケとして使用した"インスタバエ"の格好をしたヒントキノピオ本人の写真であった。
「……、って、おれのネタじゃん!」
「50コインで、賞品のパワームーンを譲りますよ」
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