スーパーマリオ オデッセイ編
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"餞別 よこせ!"
"わ、分かったよ。兄さん"
笑顔を浮かべながら、ハンマーを片手にルイージを脅しているマリオの姿が映され、🌸は意識体でありながらもずっこけた。
(めちゃくちゃ嘘じゃん!)
『じゃあ、外へ出ても寒くない方法を教えてくれ』
マリオは、ルイージから受け取った金から、情報量の50コイン分をヒントキノピオに渡していく。
「それなら……この国の住人、ボウル人をキャプチャーすればいいですよ」
『なるほどな。じゃあ、もう🌸は用済みだ』
(いや、言い方!)
・
マリオ達は、ヒントキノピオが教えてくれた雪の国"パウダーボウル"の住民である、ボウル人を探しに出掛けていた。
『おっ、居たぞ』
ヒントキノピオから事前に特徴を教えられていたマリオは____、丸い体に白色の毛むくじゃらな体毛を生やしており、つぶらな瞳をしていたボウル人を発見した。
ボウル人の背後に回ったマリオは一旦、🌸の体から出ていく。帽子を投げ飛ばすと、ボウル人の引っ掛かり、意識が持っていかれると____、
「おー! キャプチャー成功!」
「これなら、外に出ても平気だね」
____、赤色の帽子を被り、髭を付けたボウル人となり、マリオは憑依に成功して、声を上げた。
そんな中、意識が戻った🌸は、近くに縦看板が置かれているのを発見すると、マリオとキャッピーに声を掛けていく。
『見て、二人共。何か大会やってるみたいだよ』
縦看板には、大会の開催についてのお知らせが記載されていた。文章を読んでいく中で、マリオ達は景品欄に書かれたアイテム名に目が行った。
"バウンドボールGB 優勝者には、パワームーンを差し上げます!"
「おー! 優勝すると、パワームーンが貰えるのか!」
「これは、頑張らないと……」
会場へと向かおうとしたマリオだったが____、雪道に足を滑らせ、会場と真反対の方向へと転がり始めた。
「わ〜! まだレースが始まってないのに、転がり出した〜!」
『マリオが、足を滑らせたからでしょ〜!』
🌸のツッコミの声が遠くから聞こえてくふも、次第に回転の速度が増していき、マリオ自身でさえ止める事が不可能となっていく。
「止まんねーーっ!!」
大声を上げながら、転がり続けているマリオは、現地のボウル人達から注目を集めていた。しかし、今のマリオには注目をされたからとチヤホヤされる余裕など無く、ただ転がされているしかなかった。
「ぐえ〜!」
「ぬわ〜!」
「どわ〜っ!」
「ひえ〜っ!」
雪に隠されていた岩場を始め、障害物に何度も衝突し、マリオの意識体が入っているボウル人の体は傷だらけとなっていた。
「ぬわああぁぁ〜〜〜!!」
ドガッ!…、と、何かに衝突した音が聞こえ、マリオの動きがようやく止まった。意識が朦朧になりながらも、マリオはオデッセイ号の前に着いていた事に気がつく。
『やっと帰って来た』
「おかえりなさい。体は温まった様ですね」
いつの間にか、オデッセイ号に戻っていた🌸とヒントキノピオに出迎えられたマリオは、ボウル人の体から出ていくと、ヒントキノピオに詰め寄る。
「良くねーよ! パワームーンもゲット出来なかったし……!」
「パワームーンなら、すぐそこにありますよ」
『へ?』
ヒントキノピオが指した場所には、降り積った雪の塊が出来上がっていた。動けないマリオに代わり、🌸が雪を掻き分けていくと____、パワームーンが出現した。
『あ、ホントだ』
「……、って、おーい! どうして、"それ"を早く教えてくれなかったんだよーーっ!!」
「だって、"それ"は聞かれませんでしたから」
マリオは、"外へ出ても寒くない方法"をキノピオから聞いたが、"スタームーンのある場所を教えて欲しい"とは、一言も言っていなかったのである。ヒントキノピオは特に怒る事もなく、冷静かつ鋭くその事を突いていく。
「情報料の50コインをまた頂きますね」
『商売が上手だね〜……』
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"わ、分かったよ。兄さん"
笑顔を浮かべながら、ハンマーを片手にルイージを脅しているマリオの姿が映され、🌸は意識体でありながらもずっこけた。
(めちゃくちゃ嘘じゃん!)
『じゃあ、外へ出ても寒くない方法を教えてくれ』
マリオは、ルイージから受け取った金から、情報量の50コイン分をヒントキノピオに渡していく。
「それなら……この国の住人、ボウル人をキャプチャーすればいいですよ」
『なるほどな。じゃあ、もう🌸は用済みだ』
(いや、言い方!)
・
マリオ達は、ヒントキノピオが教えてくれた雪の国"パウダーボウル"の住民である、ボウル人を探しに出掛けていた。
『おっ、居たぞ』
ヒントキノピオから事前に特徴を教えられていたマリオは____、丸い体に白色の毛むくじゃらな体毛を生やしており、つぶらな瞳をしていたボウル人を発見した。
ボウル人の背後に回ったマリオは一旦、🌸の体から出ていく。帽子を投げ飛ばすと、ボウル人の引っ掛かり、意識が持っていかれると____、
「おー! キャプチャー成功!」
「これなら、外に出ても平気だね」
____、赤色の帽子を被り、髭を付けたボウル人となり、マリオは憑依に成功して、声を上げた。
そんな中、意識が戻った🌸は、近くに縦看板が置かれているのを発見すると、マリオとキャッピーに声を掛けていく。
『見て、二人共。何か大会やってるみたいだよ』
縦看板には、大会の開催についてのお知らせが記載されていた。文章を読んでいく中で、マリオ達は景品欄に書かれたアイテム名に目が行った。
"バウンドボール
「おー! 優勝すると、パワームーンが貰えるのか!」
「これは、頑張らないと……」
会場へと向かおうとしたマリオだったが____、雪道に足を滑らせ、会場と真反対の方向へと転がり始めた。
「わ〜! まだレースが始まってないのに、転がり出した〜!」
『マリオが、足を滑らせたからでしょ〜!』
🌸のツッコミの声が遠くから聞こえてくふも、次第に回転の速度が増していき、マリオ自身でさえ止める事が不可能となっていく。
「止まんねーーっ!!」
大声を上げながら、転がり続けているマリオは、現地のボウル人達から注目を集めていた。しかし、今のマリオには注目をされたからとチヤホヤされる余裕など無く、ただ転がされているしかなかった。
「ぐえ〜!」
「ぬわ〜!」
「どわ〜っ!」
「ひえ〜っ!」
雪に隠されていた岩場を始め、障害物に何度も衝突し、マリオの意識体が入っているボウル人の体は傷だらけとなっていた。
「ぬわああぁぁ〜〜〜!!」
ドガッ!…、と、何かに衝突した音が聞こえ、マリオの動きがようやく止まった。意識が朦朧になりながらも、マリオはオデッセイ号の前に着いていた事に気がつく。
『やっと帰って来た』
「おかえりなさい。体は温まった様ですね」
いつの間にか、オデッセイ号に戻っていた🌸とヒントキノピオに出迎えられたマリオは、ボウル人の体から出ていくと、ヒントキノピオに詰め寄る。
「良くねーよ! パワームーンもゲット出来なかったし……!」
「パワームーンなら、すぐそこにありますよ」
『へ?』
ヒントキノピオが指した場所には、降り積った雪の塊が出来上がっていた。動けないマリオに代わり、🌸が雪を掻き分けていくと____、パワームーンが出現した。
『あ、ホントだ』
「……、って、おーい! どうして、"それ"を早く教えてくれなかったんだよーーっ!!」
「だって、"それ"は聞かれませんでしたから」
マリオは、"外へ出ても寒くない方法"をキノピオから聞いたが、"スタームーンのある場所を教えて欲しい"とは、一言も言っていなかったのである。ヒントキノピオは特に怒る事もなく、冷静かつ鋭くその事を突いていく。
「情報料の50コインをまた頂きますね」
『商売が上手だね〜……』
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