スーパーマリオ オデッセイ編
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『きみ、誰?』
「ボクは、キャッピー! "帽子の国"から来たんだ!」
すっかり冷静さを取り戻した🌸が、いつもの調子でキャッピーと会話をしていた中___、今度は、マリオがキャッピーの姿を見るなり、驚きを隠せずに混乱していた。
「ぼ、帽子が……、喋ってる………、ぼうし、ぼうし………、つくつくぼうし、つくつくぼうし」
「混乱するなー!」
近くの木に捕まり、蝉の真似をするマリオにキャッピーがツッコミを入れる。
「ボクもクッパを追っているんだ! きっと、マリオ達の力になれるよ!」
「頼りなさそうだけど……」
「そんな事はない!」
見た目だけで判断するマリオに、キャッピーは引く姿勢を見せず、自分を連れていく様に訴える。
『凄い自信だけど……キャッピーちゃんは、どんな力が使えるの?』
「ボクには、特殊能力があるんだ」
「そうか。ぼうしだけに……、お椀の様になって……」
「一寸法師じゃねーよ!」
帽子と一寸法師を掛けたボケを繰り出すと、キャッピーがツッコミを入れた。
『もしかして、転びそうになった時に止めてくれる……』
「転倒防止でもねー!」
躓いて転びかけるフリをした🌸を見て、またしてもキャッピーのツッコミの声が入る。
話したもボケを繰り出され、埒が明かないと思ったキャッピーは実践をするといい____、マリオの帽子に飛びつくと、白色のシルクハットからトレードマークの赤色の帽子へと変身していった。
「おれの帽子に変身したのか!」
「こっちの方が都合が良いからね。ボクの特殊能力は、"キャプチャー"って言うんだ」
"キャプチャー"と呼ばれる特殊能力の説明に入ろうとしたキャッピーだったが___、遠方から、クリボーの大群が押し寄せて来ていた。
「マリオが居るぞ!」
「やっつけちゃえ!」
マリオの姿を朧気に捉えると、こちらに向かって勢いをつけて走り出してくるのを、マリオは焦りながら見ていた。
「早速、キャプチャーの力を見せる時が来た様だね……、マリオ、ボクをクリボーに被せて!」
「はぁ!?」
「いいから!」
突然、キャッピーからそう言われて驚くマリオだったが、クリボーから逃れる為にと帽子を脱いでフリスビーの様に投げていく。
すると、帽子を被せられた一匹のクリボーの元に、マリオの意識が吸い込まれていき____、クリボーに憑依した。
『マリオが、クリボーになった……!?』
「これが、キャプチャーの力だよ」
クリボーに憑依した事で、トレードマークの赤色の帽子と自慢の髭が付いていたものの、マリオだと見抜くクリボーは誰一人として居なかった。
「あれ、マリオ居ないじゃん」
「一瞬、見えたんだけどなー」
「おかしいなぁ……」
マリオの姿が見当たらなくなり、クリボー達はキョロキョロと周囲を見渡す。
「おめーも髭、生やしてんじゃねーよ! 紛らわしいんだから!」
「あはははは………」
「まぁ、いいか。飯にしようぜ」
小腹を空かせていたマリオは、クリボー達と食事を取ろうと後を付いて行くも____、用意されたのは、プクプクの丸焼き、ゲッソーの煮物とマリオが食べられる物ではなかった。
「おれ、遠慮しとくわ」
「変な奴だな」
腹が空いていないと嘘をつくと、クリボー達は疑う事もせず、ムシャムシャと食事を摂り始める。その隙を見て、マリオはこっそりとクリボーの体から出ていき、その場を後にしていく。
「危ねー……、変な物を食わされる所だったぜ」
『けど、凄いね。相手に憑依出来るなんて』
「ん?、………もしかして?」
🌸が何気なく言った言葉に反応したマリオは、帽子を脱ぐと____、🌸に向けて投げ飛ばし、帽子を被せていく。
『へ!?』
キャプチャーの能力が発動されると、マリオの意識が🌸の中へと入り込んでいく。🌸の姿にも関わらず赤色の帽子を被り、不似合いな髭を付けた状態となり、憑依に成功した。
(いきなり何すんの!)
『おっ。脳から🌸の声が聞こえてくる』
「キャプチャーされても、人によって意識は残っているって聞いた事があるけど……、🌸は精神力が強いのかな?」
『これじゃねぇか?』
🌸に憑依したマリオは、手にポケットを突っ込むとゴソゴソと何かを探していき___、"へんしん帽子"を取り出した。
『これを被れば……、🌸は、おれの姿に変身出来るからな』
(なんか……わたしの姿で、"おれ"って言われるとちょっと………)
『じゃあ……、あ・た・し?』
(気色悪いよー!)
.
『きみ、誰?』
「ボクは、キャッピー! "帽子の国"から来たんだ!」
すっかり冷静さを取り戻した🌸が、いつもの調子でキャッピーと会話をしていた中___、今度は、マリオがキャッピーの姿を見るなり、驚きを隠せずに混乱していた。
「ぼ、帽子が……、喋ってる………、ぼうし、ぼうし………、つくつくぼうし、つくつくぼうし」
「混乱するなー!」
近くの木に捕まり、蝉の真似をするマリオにキャッピーがツッコミを入れる。
「ボクもクッパを追っているんだ! きっと、マリオ達の力になれるよ!」
「頼りなさそうだけど……」
「そんな事はない!」
見た目だけで判断するマリオに、キャッピーは引く姿勢を見せず、自分を連れていく様に訴える。
『凄い自信だけど……キャッピーちゃんは、どんな力が使えるの?』
「ボクには、特殊能力があるんだ」
「そうか。ぼうしだけに……、お椀の様になって……」
「一寸法師じゃねーよ!」
帽子と一寸法師を掛けたボケを繰り出すと、キャッピーがツッコミを入れた。
『もしかして、転びそうになった時に止めてくれる……』
「転倒防止でもねー!」
躓いて転びかけるフリをした🌸を見て、またしてもキャッピーのツッコミの声が入る。
話したもボケを繰り出され、埒が明かないと思ったキャッピーは実践をするといい____、マリオの帽子に飛びつくと、白色のシルクハットからトレードマークの赤色の帽子へと変身していった。
「おれの帽子に変身したのか!」
「こっちの方が都合が良いからね。ボクの特殊能力は、"キャプチャー"って言うんだ」
"キャプチャー"と呼ばれる特殊能力の説明に入ろうとしたキャッピーだったが___、遠方から、クリボーの大群が押し寄せて来ていた。
「マリオが居るぞ!」
「やっつけちゃえ!」
マリオの姿を朧気に捉えると、こちらに向かって勢いをつけて走り出してくるのを、マリオは焦りながら見ていた。
「早速、キャプチャーの力を見せる時が来た様だね……、マリオ、ボクをクリボーに被せて!」
「はぁ!?」
「いいから!」
突然、キャッピーからそう言われて驚くマリオだったが、クリボーから逃れる為にと帽子を脱いでフリスビーの様に投げていく。
すると、帽子を被せられた一匹のクリボーの元に、マリオの意識が吸い込まれていき____、クリボーに憑依した。
『マリオが、クリボーになった……!?』
「これが、キャプチャーの力だよ」
クリボーに憑依した事で、トレードマークの赤色の帽子と自慢の髭が付いていたものの、マリオだと見抜くクリボーは誰一人として居なかった。
「あれ、マリオ居ないじゃん」
「一瞬、見えたんだけどなー」
「おかしいなぁ……」
マリオの姿が見当たらなくなり、クリボー達はキョロキョロと周囲を見渡す。
「おめーも髭、生やしてんじゃねーよ! 紛らわしいんだから!」
「あはははは………」
「まぁ、いいか。飯にしようぜ」
小腹を空かせていたマリオは、クリボー達と食事を取ろうと後を付いて行くも____、用意されたのは、プクプクの丸焼き、ゲッソーの煮物とマリオが食べられる物ではなかった。
「おれ、遠慮しとくわ」
「変な奴だな」
腹が空いていないと嘘をつくと、クリボー達は疑う事もせず、ムシャムシャと食事を摂り始める。その隙を見て、マリオはこっそりとクリボーの体から出ていき、その場を後にしていく。
「危ねー……、変な物を食わされる所だったぜ」
『けど、凄いね。相手に憑依出来るなんて』
「ん?、………もしかして?」
🌸が何気なく言った言葉に反応したマリオは、帽子を脱ぐと____、🌸に向けて投げ飛ばし、帽子を被せていく。
『へ!?』
キャプチャーの能力が発動されると、マリオの意識が🌸の中へと入り込んでいく。🌸の姿にも関わらず赤色の帽子を被り、不似合いな髭を付けた状態となり、憑依に成功した。
(いきなり何すんの!)
『おっ。脳から🌸の声が聞こえてくる』
「キャプチャーされても、人によって意識は残っているって聞いた事があるけど……、🌸は精神力が強いのかな?」
『これじゃねぇか?』
🌸に憑依したマリオは、手にポケットを突っ込むとゴソゴソと何かを探していき___、"へんしん帽子"を取り出した。
『これを被れば……、🌸は、おれの姿に変身出来るからな』
(なんか……わたしの姿で、"おれ"って言われるとちょっと………)
『じゃあ……、あ・た・し?』
(気色悪いよー!)
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