NewスーパーマリオブラザーズU編
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"ソーダジャングル"に集結した残りのクッパ七人衆を倒したマリオ達は、逃げ出したルドウィッグを追いかけた中で____、ピーチ城の大手門の前へと辿り着いたのであった。
「ピーチ城をすっかり変えやがって……」
「流れてた水も、クッパの所みたいな溶岩に……」
紫色の雲に包まれ、溶岩の海に囲まれたピーチ城は禍々しい雰囲気を纏っていた。普段の城の姿を知っているマリオ達は、険しい表情を浮かべながら、バブルが飛び出る溶岩の海に目を向けた。
「落ちたら終わりだな。気をつけないと……」
「でも、便利ですよね♪」
すると、ヨッシーの場違いでもある楽しそうな声が聞こえてくると___、溶岩を利用して、芋を焼き始めていた。
「芋を焼くなー!」
「オマケに、名前まで書いてありますよ」
大手門の隣の煉瓦模様の壁には、"クッパの"とデカデカと黒色のマジックペンで書かれていたのをヨッシーが発見した。
「持ち物に名前を書くなんて結構、真面目な___、」
「クッパのじゃねーだろ!」
几帳面な一面があると勘違いしたヨッシーに、マリオがツッコミを入れる。
「ピーチ姫を救出して、必ずこの城を取り戻してやるぞ! みんな、準備はいいか?」
ピーチ城へ乗り込もうとしたマリオは、後ろにいる皆の姿を確認しようと振り向くと___、ヨッシーが、日用品や非常食などの大量の荷物を風呂敷にまとめていた。
「準備OKですよ♪」
「準備しすぎだろー! 余計な物は持っていくなー!」
ヨッシーにツッコミを入れたマリオだったが__南国スタイルの服に着替えると、トレードマークの赤色の帽子からカンカン帽に変わっており、スーツケースを手にしていた。
「じゃあ、行こうか♪」
「……、って、兄さんこそどこへ行く気なの〜!?」
『ほらほら。ボケてないで、さっさと行くよ』
・
大手門を潜り、溶岩の海のバブルや人数制限の設けられたリフト等と、至る所に罠の仕掛けられた城内をマリオ達が歩いており____、その様子を、モニター越しでクッパJrが確認した。
「お父さん、マリオ達が入ってきたよ」
最奥の部屋で、マリオ達がいつピーチ城へ侵入するかモニター前で見張っていたクッパJrは、父親のクッパにそれを報告した。
「わしとジュニアが居れば、マリオ達なんかに負ける訳がないだろ!」
ピーチ城を乗っ取った張本人___、クッパは豪快に笑いのけてから、強気な姿勢をクッパJrに見せつけていた。
「マリオ達なんて、ボクだけで充分だよ。この新機能のパンチで、アイツらを倒してやる!」
クッパJrは、乗り物兼戦闘用のクッパJrクラウンに搭載されたボクシンググローブ付きのアームを出すと、クッパに向けてパンチを繰り出していく。
「おいおい、やり過ぎだぞ」
傷を負いながらも、クッパは軽く叱りつけるだけであった。その際、クッパだけでなく城内の壁も破壊しており、壁には穴が空いていた。
「ちょっと、止めてよねー! わたしのお城を壊す気?」
物音が聞こえてから、壁に穴が空いていた事に気がついたピーチ姫がクッパ達の元に現れると、汗を垂らしながら怒りの感情をぶつけていく。
「勝手にやってきて、変な像を作るし……」
「変な像じゃなーい! わしー!」
城内に設置された巨大なクッパ像に対して文句を付けてから、ピーチ姫はある事を思いつく。
「こんなもの……こうしてやるわっ」
ヘアアクセサリー、イヤリング、ネックレス、口紅を取り出すと、クッパ像に奇抜な衣装を着用させて、厚化粧を施していく。
「ほら、可愛くなったでしょ♡」
「止めてーー!ピーチちゃーん……頼むから、大人しくしててよね」
「やだ! ここは、わたしのお城だもん! 自由にさせて貰います!」
乗っ取られた城でクッパに囚われている筈のピーチ姫が自由に城を行き来していた事に、クッパが苦言を呈するが、ピーチ姫は毅然とした態度で反論する。
「いってきまーす……」
クッパJrは、マリオ達を倒す為に小声でそう伝えてから、こっそりと部屋を抜けていくのであった。
その頃____、クッパの元へ向かっていたマリオだったが、あおキノピオときいろキノピオの姿が見当たらない事に気がついた。
「あれ、キノピオ達は?」
『何か取りに行くから、後から来るだって』
「あぁ、そう」
マリオと🌸が何気ない会話を交わしてから、ヨッシーは至る場所にクッパの名前がデカデカと書かれていたのを発見した。
「ねぇ、見て下さいよ。城内にまで名前が書いてありますよ」
「ホントだ……おれの名前も書いておこう」
「止めて下さいよね……、あっ、そうだ」
マリオは、おもむろにマジックペンを取り出すと、ヨッシーの鼻の部分に自身の名前を書いていく。ツッコミを入れつつも、ヨッシーもマジックペンを取り出し、🌸の元へと向かう。
「わたしの名前も書いておきますね♡」
『いらない、いらない。さっさと行こ』
マジックペンを掴んでいる方の腕を振り下ろされない様、🌸は必死になって抵抗していた。
そんな時、マリオはある事を思い出してから大きな声を上げた。
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"ソーダジャングル"に集結した残りのクッパ七人衆を倒したマリオ達は、逃げ出したルドウィッグを追いかけた中で____、ピーチ城の大手門の前へと辿り着いたのであった。
「ピーチ城をすっかり変えやがって……」
「流れてた水も、クッパの所みたいな溶岩に……」
紫色の雲に包まれ、溶岩の海に囲まれたピーチ城は禍々しい雰囲気を纏っていた。普段の城の姿を知っているマリオ達は、険しい表情を浮かべながら、バブルが飛び出る溶岩の海に目を向けた。
「落ちたら終わりだな。気をつけないと……」
「でも、便利ですよね♪」
すると、ヨッシーの場違いでもある楽しそうな声が聞こえてくると___、溶岩を利用して、芋を焼き始めていた。
「芋を焼くなー!」
「オマケに、名前まで書いてありますよ」
大手門の隣の煉瓦模様の壁には、"クッパの"とデカデカと黒色のマジックペンで書かれていたのをヨッシーが発見した。
「持ち物に名前を書くなんて結構、真面目な___、」
「クッパのじゃねーだろ!」
几帳面な一面があると勘違いしたヨッシーに、マリオがツッコミを入れる。
「ピーチ姫を救出して、必ずこの城を取り戻してやるぞ! みんな、準備はいいか?」
ピーチ城へ乗り込もうとしたマリオは、後ろにいる皆の姿を確認しようと振り向くと___、ヨッシーが、日用品や非常食などの大量の荷物を風呂敷にまとめていた。
「準備OKですよ♪」
「準備しすぎだろー! 余計な物は持っていくなー!」
ヨッシーにツッコミを入れたマリオだったが__南国スタイルの服に着替えると、トレードマークの赤色の帽子からカンカン帽に変わっており、スーツケースを手にしていた。
「じゃあ、行こうか♪」
「……、って、兄さんこそどこへ行く気なの〜!?」
『ほらほら。ボケてないで、さっさと行くよ』
・
大手門を潜り、溶岩の海のバブルや人数制限の設けられたリフト等と、至る所に罠の仕掛けられた城内をマリオ達が歩いており____、その様子を、モニター越しでクッパJrが確認した。
「お父さん、マリオ達が入ってきたよ」
最奥の部屋で、マリオ達がいつピーチ城へ侵入するかモニター前で見張っていたクッパJrは、父親のクッパにそれを報告した。
「わしとジュニアが居れば、マリオ達なんかに負ける訳がないだろ!」
ピーチ城を乗っ取った張本人___、クッパは豪快に笑いのけてから、強気な姿勢をクッパJrに見せつけていた。
「マリオ達なんて、ボクだけで充分だよ。この新機能のパンチで、アイツらを倒してやる!」
クッパJrは、乗り物兼戦闘用のクッパJrクラウンに搭載されたボクシンググローブ付きのアームを出すと、クッパに向けてパンチを繰り出していく。
「おいおい、やり過ぎだぞ」
傷を負いながらも、クッパは軽く叱りつけるだけであった。その際、クッパだけでなく城内の壁も破壊しており、壁には穴が空いていた。
「ちょっと、止めてよねー! わたしのお城を壊す気?」
物音が聞こえてから、壁に穴が空いていた事に気がついたピーチ姫がクッパ達の元に現れると、汗を垂らしながら怒りの感情をぶつけていく。
「勝手にやってきて、変な像を作るし……」
「変な像じゃなーい! わしー!」
城内に設置された巨大なクッパ像に対して文句を付けてから、ピーチ姫はある事を思いつく。
「こんなもの……こうしてやるわっ」
ヘアアクセサリー、イヤリング、ネックレス、口紅を取り出すと、クッパ像に奇抜な衣装を着用させて、厚化粧を施していく。
「ほら、可愛くなったでしょ♡」
「止めてーー!ピーチちゃーん……頼むから、大人しくしててよね」
「やだ! ここは、わたしのお城だもん! 自由にさせて貰います!」
乗っ取られた城でクッパに囚われている筈のピーチ姫が自由に城を行き来していた事に、クッパが苦言を呈するが、ピーチ姫は毅然とした態度で反論する。
「いってきまーす……」
クッパJrは、マリオ達を倒す為に小声でそう伝えてから、こっそりと部屋を抜けていくのであった。
その頃____、クッパの元へ向かっていたマリオだったが、あおキノピオときいろキノピオの姿が見当たらない事に気がついた。
「あれ、キノピオ達は?」
『何か取りに行くから、後から来るだって』
「あぁ、そう」
マリオと🌸が何気ない会話を交わしてから、ヨッシーは至る場所にクッパの名前がデカデカと書かれていたのを発見した。
「ねぇ、見て下さいよ。城内にまで名前が書いてありますよ」
「ホントだ……おれの名前も書いておこう」
「止めて下さいよね……、あっ、そうだ」
マリオは、おもむろにマジックペンを取り出すと、ヨッシーの鼻の部分に自身の名前を書いていく。ツッコミを入れつつも、ヨッシーもマジックペンを取り出し、🌸の元へと向かう。
「わたしの名前も書いておきますね♡」
『いらない、いらない。さっさと行こ』
マジックペンを掴んでいる方の腕を振り下ろされない様、🌸は必死になって抵抗していた。
そんな時、マリオはある事を思い出してから大きな声を上げた。
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