スーパーマリオワールド編
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「こうなりゃ、"マリオペイント"最強の敵を出してやらぁ!」
そう言うと、画面 から"ハエたたきゲーム"で登場するハエ型のロボットが姿を現していく。
「ヨッシー! 出てくる前に食い止めろ!!」
マリオは、いつもの癖でヨッシーをハエに向かって投げ飛ばした。
「バカヤローッ! そんな事したらっ……!」
出てきかけているハエとヨッシーが衝突すると、画面 が光だし、マリオ達は目を瞑った。
瞑っていた目を開くと_____、ヨッシーは変わり果てた姿でマリオ達の前に立ちはだかっていた。
『ヨ、ヨッシーとハエが合体してる……!』
先程のショックで、ハエとヨッシーは合体してしまったのだった。ヨッシーはマリオ達の元に向かうと、自分の意思と関係なく攻撃し始めていく。
「何すんだ、ヨッシー!」
「体が勝手に動くんです〜〜っ!」
「ヨッシーの体はハエに支配されてしまった様だな。それじゃ、仲間同士で戦ってもらおうか」
仲間同士での相討ちに持ち込もうと計画したレミーは、高みの見物を決め込む。ハエと化したヨッシーはどうしようか迷い、視界に入った🌸の元へと飛んでいく。
「🌸さん、助けて〜〜〜っ!!」
だが、いくらヨッシーでも見た目がハエである事に変わりなく、🌸は小さく悲鳴を上げてから、ハエたたきを手に持った。ヨッシーが近づいてきたタイミングで思いきり振り上げた。
『やだーーっ! 来ないでっ!!』
大声を上げ、手加減する事なくハエたたきでヨッシーの顔面を叩きつけた。ガードする暇もなく、顔面に赤い跡が残ったヨッシーはショックを受け、涙目になる。
「🌸さん……、そんなぁ…………」
至近距離でハエを見た事への嫌悪感から、次第に🌸は目眩を起こし、意識が朧気 になっていく。
『うぅ………、至近距離のハエはイヤ……ッ』
そう言い残すと、🌸は気絶してその場に倒れ込む。
「🌸! 大丈夫かよっ!?」
マリオが駆け寄って肩を揺らすと、魘 されている声が返事代わりに聞こえた。
「🌸さん!、……、こ、こういう時こそ……、わ、わたしのちゅーで……!」
気絶したお姫様を目覚めさせる為にキスがあるという事を口実にして、ヨッシーは🌸に近づこうとした。
「キスすなーーーっ!」
「ホントに、🌸が目を覚まさなくなるぞ!」
先程の反応を見ていたので、ハエと化したヨッシーにキスをされたと聞かされれば、二度目の意識不明または昏睡 状態に陥るかもしれないとマリオとルイージは本気に思い、必死に阻止した。
「何とかして〜〜っ! マリオさん!」
ヨッシーはマリオに助けを求める。マリオは何かを決心した表情を見せると、どこからともなく殺虫剤を取り出した。
「わーーっ! 殺す気ですかっ!?」
殺虫剤を見たヨッシーは悲鳴を上げ、マリオから距離を離そうとした。
「止めろ、マリオ! ハエの姿をしていても、ヨッシーはおれ達の仲間だ!!」
ルイージは、奥の手として殺虫剤をヨッシーに掛けようとするマリオを止めに入る。
「ごめんね、ヨッシーちゃん」
だが、マリオは躊躇いもなく笑顔を浮かべて殺虫剤をヨッシーにかけた。
「わ〜〜っ! やりやがった!!」
「マリオ、お前って奴は…………」
あまりにも残酷で非道なやり方に、敵であるレミーとルイージも引かざるをえなかった。
殺虫剤を受けて倒れたヨッシーだったが、起き上がると目を充血させて、ハエのロボットとしての機能が故障して暴走状態となっていた。
攻撃対象は誰かれ構わずとなり、レミーも例外ではなかった。ヨッシーの突進を受けたレミーはマウス号から身を投げ出され、床に倒れ込む。
「よし、今の内にマウス号を奪え!」
マリオとルイージは気絶した🌸を連れて、レミーが居ないマウス号に乗り込んだ。
「"マリオペイント"には、画面を消す機能がある筈だ! それを使うんだ!」
操縦席に搭載されていたボタンを確認したが、どれが何を行うのかは、二人には一切分からなかった。マリオがダメ元でボタンを押すと、盆踊りの音楽が流れ出した。
ヨッシーは暴走状態のまま、マウス号に近づくと上部に付けられているガラスに噛み付いた。
「ぐわ〜〜!もうおしまいだ〜〜!!」
マリオの叫び声がマウス号内で響くと_____、🌸の手がピクッ、と動いた。
『………、………、…………んぅ?』
ゆっくりと目を開け、🌸は寝ぼけている様子で辺りを見渡した。マリオとルイージが何か慌てている様子で乗り物に乗っていたが、イマイチ状況が掴めずにいる。
「ダメだ〜〜! 誰かコイツを消してくれ〜〜!!」
『これ押せばいいんじゃない?』
🌸は寝ぼけながら、操縦席に搭載されていたボタンを勝手に押した。
《消去機能、作動 》
アナウンスが聞こえ始めると、マウス号が光り出す。"マリオペイント"の機能の一つであるハエが画面 に戻されていくが、同時にヨッシーの姿も一緒に画面 に入り込んでいく。
「やったぜ、🌸!ハエが消えた!」
「……って、ヨッシーまで消しちゃったじゃないか!」
『え?わたし、何かした?』
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◆ゲーム紹介
・マリオペイント
1992年発売のSFC(スーパーファミコン)マウス専用ソフト。塗り絵、作曲、ハエたたき等が行える。
◆敵キャラ紹介
・レミー
コクッパ(現クッパ七人衆)の一人。初期作品は、明るい性格で惚けやすい。一人称は「おれ」。後期作品は性格はあまり変わらないが、ゲーム版は腹黒い一面がある。一人称は「ボク」。
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「こうなりゃ、"マリオペイント"最強の敵を出してやらぁ!」
そう言うと、
「ヨッシー! 出てくる前に食い止めろ!!」
マリオは、いつもの癖でヨッシーをハエに向かって投げ飛ばした。
「バカヤローッ! そんな事したらっ……!」
出てきかけているハエとヨッシーが衝突すると、
瞑っていた目を開くと_____、ヨッシーは変わり果てた姿でマリオ達の前に立ちはだかっていた。
『ヨ、ヨッシーとハエが合体してる……!』
先程のショックで、ハエとヨッシーは合体してしまったのだった。ヨッシーはマリオ達の元に向かうと、自分の意思と関係なく攻撃し始めていく。
「何すんだ、ヨッシー!」
「体が勝手に動くんです〜〜っ!」
「ヨッシーの体はハエに支配されてしまった様だな。それじゃ、仲間同士で戦ってもらおうか」
仲間同士での相討ちに持ち込もうと計画したレミーは、高みの見物を決め込む。ハエと化したヨッシーはどうしようか迷い、視界に入った🌸の元へと飛んでいく。
「🌸さん、助けて〜〜〜っ!!」
だが、いくらヨッシーでも見た目がハエである事に変わりなく、🌸は小さく悲鳴を上げてから、ハエたたきを手に持った。ヨッシーが近づいてきたタイミングで思いきり振り上げた。
『やだーーっ! 来ないでっ!!』
大声を上げ、手加減する事なくハエたたきでヨッシーの顔面を叩きつけた。ガードする暇もなく、顔面に赤い跡が残ったヨッシーはショックを受け、涙目になる。
「🌸さん……、そんなぁ…………」
至近距離でハエを見た事への嫌悪感から、次第に🌸は目眩を起こし、意識が
『うぅ………、至近距離のハエはイヤ……ッ』
そう言い残すと、🌸は気絶してその場に倒れ込む。
「🌸! 大丈夫かよっ!?」
マリオが駆け寄って肩を揺らすと、
「🌸さん!、……、こ、こういう時こそ……、わ、わたしのちゅーで……!」
気絶したお姫様を目覚めさせる為にキスがあるという事を口実にして、ヨッシーは🌸に近づこうとした。
「キスすなーーーっ!」
「ホントに、🌸が目を覚まさなくなるぞ!」
先程の反応を見ていたので、ハエと化したヨッシーにキスをされたと聞かされれば、二度目の意識不明または
「何とかして〜〜っ! マリオさん!」
ヨッシーはマリオに助けを求める。マリオは何かを決心した表情を見せると、どこからともなく殺虫剤を取り出した。
「わーーっ! 殺す気ですかっ!?」
殺虫剤を見たヨッシーは悲鳴を上げ、マリオから距離を離そうとした。
「止めろ、マリオ! ハエの姿をしていても、ヨッシーはおれ達の仲間だ!!」
ルイージは、奥の手として殺虫剤をヨッシーに掛けようとするマリオを止めに入る。
「ごめんね、ヨッシーちゃん」
だが、マリオは躊躇いもなく笑顔を浮かべて殺虫剤をヨッシーにかけた。
「わ〜〜っ! やりやがった!!」
「マリオ、お前って奴は…………」
あまりにも残酷で非道なやり方に、敵であるレミーとルイージも引かざるをえなかった。
殺虫剤を受けて倒れたヨッシーだったが、起き上がると目を充血させて、ハエのロボットとしての機能が故障して暴走状態となっていた。
攻撃対象は誰かれ構わずとなり、レミーも例外ではなかった。ヨッシーの突進を受けたレミーはマウス号から身を投げ出され、床に倒れ込む。
「よし、今の内にマウス号を奪え!」
マリオとルイージは気絶した🌸を連れて、レミーが居ないマウス号に乗り込んだ。
「"マリオペイント"には、画面を消す機能がある筈だ! それを使うんだ!」
操縦席に搭載されていたボタンを確認したが、どれが何を行うのかは、二人には一切分からなかった。マリオがダメ元でボタンを押すと、盆踊りの音楽が流れ出した。
ヨッシーは暴走状態のまま、マウス号に近づくと上部に付けられているガラスに噛み付いた。
「ぐわ〜〜!もうおしまいだ〜〜!!」
マリオの叫び声がマウス号内で響くと_____、🌸の手がピクッ、と動いた。
『………、………、…………んぅ?』
ゆっくりと目を開け、🌸は寝ぼけている様子で辺りを見渡した。マリオとルイージが何か慌てている様子で乗り物に乗っていたが、イマイチ状況が掴めずにいる。
「ダメだ〜〜! 誰かコイツを消してくれ〜〜!!」
『これ押せばいいんじゃない?』
🌸は寝ぼけながら、操縦席に搭載されていたボタンを勝手に押した。
《消去機能、
アナウンスが聞こえ始めると、マウス号が光り出す。"マリオペイント"の機能の一つであるハエが
「やったぜ、🌸!ハエが消えた!」
「……って、ヨッシーまで消しちゃったじゃないか!」
『え?わたし、何かした?』
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◆ゲーム紹介
・マリオペイント
1992年発売のSFC(スーパーファミコン)マウス専用ソフト。塗り絵、作曲、ハエたたき等が行える。
◆敵キャラ紹介
・レミー
コクッパ(現クッパ七人衆)の一人。初期作品は、明るい性格で惚けやすい。一人称は「おれ」。後期作品は性格はあまり変わらないが、ゲーム版は腹黒い一面がある。一人称は「ボク」。
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