NewスーパーマリオブラザーズU編
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クッパ軍団に乗っ取られたピーチ城、軟禁状態のピーチ姫を救出する為に、マリオ達は今日も"ドングリへいげん"を駆け抜けていた____、筈だった。
「兄さ〜ん! 🌸〜! ヨッシー! キノピオー!」
のどかな平原から道を外れ、薄暗い森の中を歩いていたルイージは、姿が見えなくなったマリオ達の名前を呼び掛けていた。
「みんな、どこへ行っちゃったんだろう……?」
先程まで一緒に居た筈の面々が、いつの間にか姿を消していた事は勿論、茂みの向こうから悲鳴が飛び交い、ルイージは恐怖心から体をブルブルと震わせる。
「こんな効果音なんて……、ち、ちっとも、怖くないぞ〜〜〜っっ」
その時____、茂みからガサガサと音が聞こえた。
敵キャラが現れるかと思ったルイージであったが___、現れたのは、マリオとヨッシーの二人であり、顔に向けて懐中電灯の光を照らしていた。
「んぎゃ〜〜! お化けが出た〜〜〜!!」
恐怖心から、マリオとヨッシーでないと気づかなかったルイージは悲鳴を上げた。
「おれ達だよ」
「えっ……?」
マリオが声を掛けると、ルイージはようやく落ち着きを取り戻し、お化けでなくマリオとヨッシーに驚かされたと気がついた。
「やっぱり、ルイージは怖がりだなー」
「止めてよー……もう………」
恐怖から汗を垂らしたルイージが、ハンカチで汗を拭っていた時____、時空間の穴が出現した。
「んわ〜〜〜っ!!」
「ルイージ!」
抵抗するも、強力な引力によってルイージの体は時空間の穴へと吸い込まれていき、マリオ達の前から姿を消してしまった。
「ル、ルイージが……消えた……!?」
マリオとヨッシーが呆然としていた中___、🌸は時空間の穴が出来ていた箇所から、手紙がヒラリと落ちてきたのを発見し、手に取った。
『……、オヤ・マー博士?って人から、手紙が届いてるよ』
🌸が手紙の封を切ると、一通の便箋が出てきた。そこには、お化け退治の為、一時的にルイージを借りる旨を事後報告の形で記されていた。
「どうするの?」
「まぁ……いいか」
「いいのかよ!」
"ルイージマンション"で世話になったオヤ・マー博士の用事で、ルイージが居なくなった事が分かると、マリオは特に気にする様子も無く、あおキノピオがツッコミを入れた。
「🌸とヨッシーも居るしね」
『何とかなるよ……、ね、ヨッシー』
きいろキノピオがそう言ってから、🌸がヨッシーを見ると_____、いつの間にか大量のご飯を食べており、膨れていた腹のせいで身動きが取れずにいた。
「食べ過ぎて、動けませ〜〜ん」
『は?』
「いつの間に、そんな食ったんだよ〜!」
「でも……今回は、わたしの代わりが居ますから」
「代わり?」
食べ過ぎにより動けなくなったヨッシーに代わり、助っ人が来ていると伝えられと、マリオはキョトンとした表情を見せた。
「ほら、あそこにわたしよりデカい奴が……」
「ヨッシーよりデカいって……」
『どんな巨人が……』
マリオと🌸は、ヨッシーの指した場所に顔を向けると____、両足をテーブルの上に乗せ、腕を組んで座っているピンク色のちびヨッシーの姿があった。
「メシ持ってこいやー……、今月号のコロコロ読みてー、ポテチも食いてー」
「態度がデカいのかよ!」
今のヨッシーと同じ位の巨体の持ち主かと思ったマリオだったが、態度のデカさであると分かると、マリオはツッコミを入れた。
「きっとお役に立ちますよ」
「ホントかよ〜?」
マリオは、ヨッシーの言葉が今ひとつ信用しきれない状態で、ちびヨッシーを見下ろした。
「メシって言ってるだろ」
「はいはい、後でね」
食事を希望するちびヨッシーだったが、準備を後回しにされると、勢いよくジャンプをして、マリオの頭の上に乗っかかる。
そして、大きく口を開くと____、子供らしかぬ鋭い牙を生やし、マリオの頭部に噛み付いた。
「メシ!」
「あいや〜〜っ!」
『マリオ、血出てる!』
「めっちゃ凄い歯だね……」
噛み付かれた箇所から、流血を起こすと🌸は、マリオの頭部に向けて指を指す。あおキノピオは、ちびヨッシーの強靭な歯を目の当たりにして、汗を垂らしていた。
「毎日、ちゃ〜んと歯磨きしてるからな」
「鋼鉄の歯ブラシかよ!」
ちびヨッシーが歯ブラシを取り出すと、鋼鉄製出来た特注品であるのが分かると、マリオがツッコミを入れる。
「しょうがねぇな〜」
『キャットフードじゃん!』
マリオが食事を用意するも、ペット用の皿にキャットフードが乗せられた物であり、🌸がツッコミを入れた。
「フレンチのコース料理をメガ盛り」
「かしこまりました〜〜っ」
不服に思ったちびヨッシーが再び、マリオの頭部に噛み付くと、マリオはキャットフードを下げていった。
「げぷ〜〜………、食った食った。デザートは牛丼とうな重をドカ盛りで」
「もういいだろー!」
希望通りのフレンチの料理コースが提供され、完食したちびヨッシーだったが、新たにデザートを注文し始めた事で、またしてもマリオのツッコミが飛んできた。
「腹ごなしにサッカーやろうぜ」
「でも、ボールが無いよ?」
あおキノピオがサッカーボールを探している中、ちびヨッシーはヨッシーの元へと近づき、丸まった腹にボールの模様をマジックで描いていく。
「ここにあるじゃん」
「わたしですかー!」
「わはははっ! ヨッシー、お前すげー似合ってるぞ!」
「ゴールは、お前」
今度はマリオの元に向かうと、ちびヨッシーはマリオの体に何重もの線を描き込み、ゴールポストを作りあげた。
「シュート!」
「ゴールは、おれかよ!」
『うわ〜……残酷だぁ』
離れた場所から、サッカーの試合を感染していた🌸は汗を垂らした。
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クッパ軍団に乗っ取られたピーチ城、軟禁状態のピーチ姫を救出する為に、マリオ達は今日も"ドングリへいげん"を駆け抜けていた____、筈だった。
「兄さ〜ん! 🌸〜! ヨッシー! キノピオー!」
のどかな平原から道を外れ、薄暗い森の中を歩いていたルイージは、姿が見えなくなったマリオ達の名前を呼び掛けていた。
「みんな、どこへ行っちゃったんだろう……?」
先程まで一緒に居た筈の面々が、いつの間にか姿を消していた事は勿論、茂みの向こうから悲鳴が飛び交い、ルイージは恐怖心から体をブルブルと震わせる。
「こんな効果音なんて……、ち、ちっとも、怖くないぞ〜〜〜っっ」
その時____、茂みからガサガサと音が聞こえた。
敵キャラが現れるかと思ったルイージであったが___、現れたのは、マリオとヨッシーの二人であり、顔に向けて懐中電灯の光を照らしていた。
「んぎゃ〜〜! お化けが出た〜〜〜!!」
恐怖心から、マリオとヨッシーでないと気づかなかったルイージは悲鳴を上げた。
「おれ達だよ」
「えっ……?」
マリオが声を掛けると、ルイージはようやく落ち着きを取り戻し、お化けでなくマリオとヨッシーに驚かされたと気がついた。
「やっぱり、ルイージは怖がりだなー」
「止めてよー……もう………」
恐怖から汗を垂らしたルイージが、ハンカチで汗を拭っていた時____、時空間の穴が出現した。
「んわ〜〜〜っ!!」
「ルイージ!」
抵抗するも、強力な引力によってルイージの体は時空間の穴へと吸い込まれていき、マリオ達の前から姿を消してしまった。
「ル、ルイージが……消えた……!?」
マリオとヨッシーが呆然としていた中___、🌸は時空間の穴が出来ていた箇所から、手紙がヒラリと落ちてきたのを発見し、手に取った。
『……、オヤ・マー博士?って人から、手紙が届いてるよ』
🌸が手紙の封を切ると、一通の便箋が出てきた。そこには、お化け退治の為、一時的にルイージを借りる旨を事後報告の形で記されていた。
「どうするの?」
「まぁ……いいか」
「いいのかよ!」
"ルイージマンション"で世話になったオヤ・マー博士の用事で、ルイージが居なくなった事が分かると、マリオは特に気にする様子も無く、あおキノピオがツッコミを入れた。
「🌸とヨッシーも居るしね」
『何とかなるよ……、ね、ヨッシー』
きいろキノピオがそう言ってから、🌸がヨッシーを見ると_____、いつの間にか大量のご飯を食べており、膨れていた腹のせいで身動きが取れずにいた。
「食べ過ぎて、動けませ〜〜ん」
『は?』
「いつの間に、そんな食ったんだよ〜!」
「でも……今回は、わたしの代わりが居ますから」
「代わり?」
食べ過ぎにより動けなくなったヨッシーに代わり、助っ人が来ていると伝えられと、マリオはキョトンとした表情を見せた。
「ほら、あそこにわたしよりデカい奴が……」
「ヨッシーよりデカいって……」
『どんな巨人が……』
マリオと🌸は、ヨッシーの指した場所に顔を向けると____、両足をテーブルの上に乗せ、腕を組んで座っているピンク色のちびヨッシーの姿があった。
「メシ持ってこいやー……、今月号のコロコロ読みてー、ポテチも食いてー」
「態度がデカいのかよ!」
今のヨッシーと同じ位の巨体の持ち主かと思ったマリオだったが、態度のデカさであると分かると、マリオはツッコミを入れた。
「きっとお役に立ちますよ」
「ホントかよ〜?」
マリオは、ヨッシーの言葉が今ひとつ信用しきれない状態で、ちびヨッシーを見下ろした。
「メシって言ってるだろ」
「はいはい、後でね」
食事を希望するちびヨッシーだったが、準備を後回しにされると、勢いよくジャンプをして、マリオの頭の上に乗っかかる。
そして、大きく口を開くと____、子供らしかぬ鋭い牙を生やし、マリオの頭部に噛み付いた。
「メシ!」
「あいや〜〜っ!」
『マリオ、血出てる!』
「めっちゃ凄い歯だね……」
噛み付かれた箇所から、流血を起こすと🌸は、マリオの頭部に向けて指を指す。あおキノピオは、ちびヨッシーの強靭な歯を目の当たりにして、汗を垂らしていた。
「毎日、ちゃ〜んと歯磨きしてるからな」
「鋼鉄の歯ブラシかよ!」
ちびヨッシーが歯ブラシを取り出すと、鋼鉄製出来た特注品であるのが分かると、マリオがツッコミを入れる。
「しょうがねぇな〜」
『キャットフードじゃん!』
マリオが食事を用意するも、ペット用の皿にキャットフードが乗せられた物であり、🌸がツッコミを入れた。
「フレンチのコース料理をメガ盛り」
「かしこまりました〜〜っ」
不服に思ったちびヨッシーが再び、マリオの頭部に噛み付くと、マリオはキャットフードを下げていった。
「げぷ〜〜………、食った食った。デザートは牛丼とうな重をドカ盛りで」
「もういいだろー!」
希望通りのフレンチの料理コースが提供され、完食したちびヨッシーだったが、新たにデザートを注文し始めた事で、またしてもマリオのツッコミが飛んできた。
「腹ごなしにサッカーやろうぜ」
「でも、ボールが無いよ?」
あおキノピオがサッカーボールを探している中、ちびヨッシーはヨッシーの元へと近づき、丸まった腹にボールの模様をマジックで描いていく。
「ここにあるじゃん」
「わたしですかー!」
「わはははっ! ヨッシー、お前すげー似合ってるぞ!」
「ゴールは、お前」
今度はマリオの元に向かうと、ちびヨッシーはマリオの体に何重もの線を描き込み、ゴールポストを作りあげた。
「シュート!」
「ゴールは、おれかよ!」
『うわ〜……残酷だぁ』
離れた場所から、サッカーの試合を感染していた🌸は汗を垂らした。
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