NewスーパーマリオブラザーズU編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
.
「どうする? 兄さん」
「何もなけりゃ、デートは全然良いけど……、仲間が多いと頼りになるんだよなぁ」
「マリオの"頼りになる"ってのは、仲間を武器にする事でしょ」
「なにコソコソと話してるんですか?」
マリオ、ルイージ、キノピオ達が小さな声で話していた姿を見て、ヨッシーは訝しげな表情を見せた。
そんな中、🌸は1面でマリオから話された事を思い出した。今までなら、クッパ城に連れ去られたピーチ姫を助けるのが定番だが、今回は例外 であった。紫色の雲に包まれたピーチ城を見て、🌸は口を開けた。
『デートもしたいけど……、わたしもピーチ姫を助けに行きたい』
「そうですよね。デートもして、ピーチ姫も……、って、はい??」
🌸の言葉を聞いたヨッシーだけでなく、コソコソと話していたマリオ達も声を上げた。
「🌸さん、何言って………、デートは……?」
『ごめんね、ヨッシー。でも……ピーチ姫がまたクッパに捕まって、何もしないでいるなんて出来ないよ』
「🌸……、デートを犠牲にしてまで、言ってくれるのは嬉しいけど……」
「ホントに、嬉しそうにしないで下さい!」
ピーチ姫を助けたいという気持ちを聞いたマリオ達が、あからさまに嬉しそうな様子を見せると、ヨッシーが怒りながらツッコミを入れた。
『それに助けたお礼で、ケーキも食べたいし♡』
「そっちが目的かい!」
しかし、🌸の邪 な目的が出てくるとすかさず、マリオのツッコミが入る。
「デ、デートより……、わたしとのデートより、ピーチ姫のケーキを選ぶんですか………!」
『デートもケーキも、どっちも大事!』
俯いて、プルプルと震えていたヨッシーだったが、🌸の言葉を聞いてから、勢いよく顔を上げた。
「ケーキにつられるなんて、じゅる…、デートは大事じゃないんですか!?」
「涎が垂れてるぞー!」
「こんな時でも、食欲はあるんだね」
食べ物の名前を出され、涎 をダラダラと垂らしていたヨッシーを見て、説得力が無いとマリオとルイージが呆れながらツッコミを入れる。
『デートの穴埋めは、他の日でも出来るから』
「穴埋めなんて……、出来ませんよ!」
「やってるじゃないか〜!」
スコップを持ち出したヨッシーが、マリオを穴に埋め込むボケを繰り出すと、地面からツッコミが飛んできた。
『ヨッシー、お願い♡』
「うっ………!」
きゅるんと瞳を潤わせ、両手を組んだ可愛らしいポーズをした🌸は、ヨッシーの顔を覗き込む。大好きな相手のそのような姿を間近に見せられ____、ヨッシーは一瞬にして、顔を赤らめると呻き声を上げた。
「むぅ〜〜……、も〜〜〜っ………、ワガママを言う所も可愛いから、特別ですよ♡」
予想外の答えが返ってきた事で、ヨッシーと🌸を除いた面々は、その場で思いきりずっこけた。
『ありがとう、ヨッシー』
「ピーチ姫を助けたら、一緒にケーキ食べて、またデートしましょうね♡」
『うん♡』
自分のワガママに付き合ってくれるヨッシーに、🌸は感謝の言葉を述べる。それに答える形でヨッシーもそう言うと、二人だけの空間が出来上がっていた。
「コイツらが、イチャイチャしてる所を見せられただけかよ……」
「でも、二人が旅に付いて来てくれるんだから良かったじゃん」
茶番に付き合わされて、疲れきったマリオの隣で、あおキノピオが笑みを浮かべてフォローした。
ともあれ、🌸とヨッシーが旅の仲間に加わった事が嬉しいと思ったマリオだったが____、寒風が吹き出してきた。
「それにしても、地上は寒いなー……」
「地下に入れば、温かいかもよ」
マリオが寒さに震えていた中、ルイージは近くに設置されていた土管を発見した。
寒さを凌ぐ為に、マリオ達が土管を潜っていくと_____、大量の土管が設置された静かな地下面 が広がっていた。
「土管がいっぱいあるな……」
「きっと、パックンフラワーが沢山居るんだよ」
大量の土管があるのを不思議に思うマリオをよそに、パックンフラワーの群れが隠れているとあおキノピオは警戒する。
『あっ、看板に何か書いてある……"冬眠中"だって』
土管の付近に建てられていた看板に「冬眠中」とだけ簡潔に書かれていた。それを見たマリオ達が安堵していた中、ヨッシーが重箱を取り出した。
「じゃあここで、宴会をやりましょう」
いつの間にかレジャーシートも敷いており、ヨッシーは重箱をシートの上に置いていく。
「さぁ、どんどん食べて下さい!」
蓋が開かれると____、クリボー、メット、サンボ、うにらが詰め込まれており、マリオやルイージが食べられる物ではなかった。
「ヨッシーしか食べれないってばー!」
それはキノピオ達も同じく、ヨッシーにツッコミを入れた。
「ヨッシー、行きまーす!」
「一気! 一気!」
「はい〜〜〜っ!!」
「クリボーの一気食いかよ!」
※ヨッシーは特殊な訓練を受けています。一気飲み、ドカ食いは決して真似しないで下さい※
「ほーら、"スーパーどんぐり"くんだ!」
『隠し芸に使うなって』
「ほら〜! 行け行け〜〜!」
「もっと食べて〜〜!!」
「よっしゃ〜〜〜!!」
「イェーーイ!!」
どんちゃん騒ぎを繰り広げるマリオ達だったが____、土管の中で眠っていたパックンフラワーがピクリと動き出すと、顳 かみに皺 を寄せていた。
.
「どうする? 兄さん」
「何もなけりゃ、デートは全然良いけど……、仲間が多いと頼りになるんだよなぁ」
「マリオの"頼りになる"ってのは、仲間を武器にする事でしょ」
「なにコソコソと話してるんですか?」
マリオ、ルイージ、キノピオ達が小さな声で話していた姿を見て、ヨッシーは訝しげな表情を見せた。
そんな中、🌸は1面でマリオから話された事を思い出した。今までなら、クッパ城に連れ去られたピーチ姫を助けるのが定番だが、今回は
『デートもしたいけど……、わたしもピーチ姫を助けに行きたい』
「そうですよね。デートもして、ピーチ姫も……、って、はい??」
🌸の言葉を聞いたヨッシーだけでなく、コソコソと話していたマリオ達も声を上げた。
「🌸さん、何言って………、デートは……?」
『ごめんね、ヨッシー。でも……ピーチ姫がまたクッパに捕まって、何もしないでいるなんて出来ないよ』
「🌸……、デートを犠牲にしてまで、言ってくれるのは嬉しいけど……」
「ホントに、嬉しそうにしないで下さい!」
ピーチ姫を助けたいという気持ちを聞いたマリオ達が、あからさまに嬉しそうな様子を見せると、ヨッシーが怒りながらツッコミを入れた。
『それに助けたお礼で、ケーキも食べたいし♡』
「そっちが目的かい!」
しかし、🌸の
「デ、デートより……、わたしとのデートより、ピーチ姫のケーキを選ぶんですか………!」
『デートもケーキも、どっちも大事!』
俯いて、プルプルと震えていたヨッシーだったが、🌸の言葉を聞いてから、勢いよく顔を上げた。
「ケーキにつられるなんて、じゅる…、デートは大事じゃないんですか!?」
「涎が垂れてるぞー!」
「こんな時でも、食欲はあるんだね」
食べ物の名前を出され、
『デートの穴埋めは、他の日でも出来るから』
「穴埋めなんて……、出来ませんよ!」
「やってるじゃないか〜!」
スコップを持ち出したヨッシーが、マリオを穴に埋め込むボケを繰り出すと、地面からツッコミが飛んできた。
『ヨッシー、お願い♡』
「うっ………!」
きゅるんと瞳を潤わせ、両手を組んだ可愛らしいポーズをした🌸は、ヨッシーの顔を覗き込む。大好きな相手のそのような姿を間近に見せられ____、ヨッシーは一瞬にして、顔を赤らめると呻き声を上げた。
「むぅ〜〜……、も〜〜〜っ………、ワガママを言う所も可愛いから、特別ですよ♡」
予想外の答えが返ってきた事で、ヨッシーと🌸を除いた面々は、その場で思いきりずっこけた。
『ありがとう、ヨッシー』
「ピーチ姫を助けたら、一緒にケーキ食べて、またデートしましょうね♡」
『うん♡』
自分のワガママに付き合ってくれるヨッシーに、🌸は感謝の言葉を述べる。それに答える形でヨッシーもそう言うと、二人だけの空間が出来上がっていた。
「コイツらが、イチャイチャしてる所を見せられただけかよ……」
「でも、二人が旅に付いて来てくれるんだから良かったじゃん」
茶番に付き合わされて、疲れきったマリオの隣で、あおキノピオが笑みを浮かべてフォローした。
ともあれ、🌸とヨッシーが旅の仲間に加わった事が嬉しいと思ったマリオだったが____、寒風が吹き出してきた。
「それにしても、地上は寒いなー……」
「地下に入れば、温かいかもよ」
マリオが寒さに震えていた中、ルイージは近くに設置されていた土管を発見した。
寒さを凌ぐ為に、マリオ達が土管を潜っていくと_____、大量の土管が設置された静かな地下
「土管がいっぱいあるな……」
「きっと、パックンフラワーが沢山居るんだよ」
大量の土管があるのを不思議に思うマリオをよそに、パックンフラワーの群れが隠れているとあおキノピオは警戒する。
『あっ、看板に何か書いてある……"冬眠中"だって』
土管の付近に建てられていた看板に「冬眠中」とだけ簡潔に書かれていた。それを見たマリオ達が安堵していた中、ヨッシーが重箱を取り出した。
「じゃあここで、宴会をやりましょう」
いつの間にかレジャーシートも敷いており、ヨッシーは重箱をシートの上に置いていく。
「さぁ、どんどん食べて下さい!」
蓋が開かれると____、クリボー、メット、サンボ、うにらが詰め込まれており、マリオやルイージが食べられる物ではなかった。
「ヨッシーしか食べれないってばー!」
それはキノピオ達も同じく、ヨッシーにツッコミを入れた。
「ヨッシー、行きまーす!」
「一気! 一気!」
「はい〜〜〜っ!!」
「クリボーの一気食いかよ!」
※ヨッシーは特殊な訓練を受けています。一気飲み、ドカ食いは決して真似しないで下さい※
「ほーら、"スーパーどんぐり"くんだ!」
『隠し芸に使うなって』
「ほら〜! 行け行け〜〜!」
「もっと食べて〜〜!!」
「よっしゃ〜〜〜!!」
「イェーーイ!!」
どんちゃん騒ぎを繰り広げるマリオ達だったが____、土管の中で眠っていたパックンフラワーがピクリと動き出すと、
.