NewスーパーマリオブラザーズWii編
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「てめーの大声のせいで、埋もれちゃったじゃねーか!」
『お〜〜いっ』
「もう地上には戻れませんよー! どうするんですか?」
W 4の城に戻る事が出来なくなったと分かった🌸達は、土砂崩れを引き起こした張本人であるマリオを責め立てた。
「地味に掘っていくっきゃねぇな」
「手掘りかよー!、………、しょうがないなー」
メットが軍手も付けずに、土を掘り始める。マリオがツッコミを入れつつも、同じ様に土を掘っていき、脱出を図ろうとした。
しかし、いくら進んでも土ばかりである事に変わりなく、早々にマリオは根を上げた。
「これじゃ、100年掛かるわー!」
『工事現場なら、他にも作業員が居るでしょ』
「居るには居るんだけど……あそこにな」
メットが指した場所を見ると____、「安全第一」と書かれたヘルメットを着用したカロンとチョロプー達が居たものの、工事をしておらず踊りに夢中になっていた。
『踊ってるし!』
「ダンス好きでよー、いつも踊ってやがんだ……、そして実は、オレも踊り好き♪」
「全然、仕事する気ないだろー!」
マリオがツッコミを入れると、工事監督のメットを筆頭にカロンやチョロプー達が神妙な面持ちを見せた。
「あぁ……、クッパのワガママで、こんな地下で働かされて………みんな、クッパに反感持ってんだ」
「じゃあ、おれ達に協力してくれ! アイツをここまで追い詰めたのに、逃げられたから……」
ピーチ姫を攫ったクッパを倒す事を聞かされると___、メットは、マリオの手を強く握った。
「おう! お前らをW 8まで、行かせてやるぜ!」
「メット……!」
『人情味が溢れてるね』
一致団結する事を決めたメット達は、三人をW 8へ連れていく為と言い____、再び、手掘りでトンネルを作ろうとした。
「だから……、全員で掘るぞー!」
「無理だってばー!」
『まずは、掘る事から離れなさいよ』
マリオと🌸がツッコミを入れると___どこからか、イビキが聞こえてきた。それを聞いたメットは、ある事を思い出してハッとした表情を見せた。
「そうだ……! アイツが居た!」
イビキの聞こえる方へと走り出したメットを見て、三人も見失わない様にと後を追いかけて行く。
「コイツを目覚めさせれば、W 8へ行けるぜ」
メットがそう言いながら、手を叩いて触れていたのは____、不発弾として眠り続けていたマグナムキラーであった。
「起きろー! 起きろー!」
「起きて下さーい!」
『朝だよーー!』
三人がメガホンを取り出し、マグナムキラーの近くで大声を上げて起こそうと試みるも、爆睡していた為に起きる気配が無かった。
「何したって起きないんだよ、ソイツ」
「よぉーし……、これで目覚めさせてやるぜ」
マリオは懐から、ある物を取り出すと釣り針に引っ掛けていく。釣竿を振り上げ、マグナムキラーの真上に現れたのは_____、
「おれが一ヶ月、履き続けたパンツ♡」
『ばっちいよ〜』
鼻を摘んでやり過ごそうとした🌸が、マリオにツッコミを入れた。強烈な匂いが放たれているにも関わらず、マグナムキラーは依然として目を覚ます事はない。
『全然効いてないね……』
「やっぱりダメか……」
「諦めちゃおしまいだぞ、お前ら」
マリオの秘密兵器であるパンツの効果も不発に終わり、🌸とマリオがしゃんぼりとした様子を見せた。
見かねたチョロプーが声を掛けると____、踊り好きのメットを中心として、カロンとチョロプーがマグナムキラーの近くで音楽をかけて、踊り始めていく。
「オレ達が力を合わせて………、レッツ・ダンシング♪」
「そんなんで目覚めるかー!!」
踊りをした所で、マグナムキラーの目が覚める筈がないと思っていたマリオは、メット達にツッコミを入れた。
しかし、マグナムキラーの近くに居た🌸は__、ゴゴゴッ……、と、何かが動き出したと同時に、小石が振ってきた事に気がついた。
『見て、マリオ!』
🌸に声を掛けられたマリオは、何事かと思って振り向くと____、不発弾として眠っていた筈のマグナムキラーが起き上がり、メット達と共に音楽に合わせて踊っていた。
『マグナムキラーってば、メット達の踊りで目が覚めたみたい!』
マグナムキラーも踊り好きである事が分かると、マリオはその場でずっこけた。
・
その後、メットから事情を聞いたマグナムキラーは、三人をクッパの逃走先であるW8まで連れていく事を了承した。
「マリオ達をW 8まで、届けてくれや」
「おう、任せとけ」
三人が、自分の背中に乗った事を確認すると___、マグナムキラーの後方部分が点火され、勢いよく地下道を飛び出ていく。
「W 8まで、ぶっ飛ばすぜーーっっ!!」
W 4を後にしていくと、W 5、W 6、W 7……、これまでマリオ達が駆け巡ったワールド上を飛び越えていき、マグナムキラーは火山地帯の広がるW 8へと到着した。
クッパ城が目前まで迫っていた所で、🌸はマグナムキラーに声を掛けた。
『そういえば、マグナムキラーってどうやって止まるの?』
「オレの任務はここまでだ。あとは、お前らがクッパを倒すのを待ってるだけって訳だ」
🌸の質問と若干、噛み合っていない返答をしたマグナムキラーは_____、城壁に顔面がぶつかると、大爆発を起こした。
マグナムキラーの爆発に巻き込まれた三人であったが、クッパ城への入口を作ってくれた事に感謝してから、城の中へと乗り込んで行った。
「ルイージ達、どうしてるかなぁ……」
『どっかで合流出来れば良いんだけど……』
W 4のウェンディの城にて、取り残していたルイージ達を心配していたマリオと🌸だったが____、遠方から、ルイージ達の声が聞こえてくると、目を丸くさせた。
『みんな、いつの間に移動してたの……?』
「ウェンディに、ワープ大砲で飛ばしてもらったんだ」
「その手があったのかー!」
三人が土管に潜り込んでしまった後、残されたルイージ、あおキノピオ、きいろキノピオは____、ウェンディの案内を受けて、大砲を使用してワープしてきたのであった。
「でも……、クッパの姿が見当たらないんだよね」
「ホントに、この城に居るんですか?」
『ウェンディはそう言ってたけどねぇ……』
「一体、どこに……?」
一回目のクッパとの決闘にて、使用したステージへと到着したマリオ達であったが、クッパの姿はどこにも見当たらなかった。
すると___、マリオ達の居た場所に、巨大な黒い影がかかった。
「わしは、ここに居るぞ!」
クッパの声が背後から聞こえたものの、声が大きすぎたあまりに、マリオ達は耳を塞いでいた。
巨大な黒い影、クッパの声量の大きさ………、マリオ達は、ゆっくりと振り向いてから、腹から声を上げていく。
「え……、え、えぇーーーっ!?」
マリオ達の前に、姿を見せたクッパは_____、カメックの魔法により、巨大化していたのであった。
そしてこれが、ピーチ姫の救出を賭けたマリオ達とクッパの最終決戦の幕開けでもある_____。
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「てめーの大声のせいで、埋もれちゃったじゃねーか!」
『お〜〜いっ』
「もう地上には戻れませんよー! どうするんですか?」
「地味に掘っていくっきゃねぇな」
「手掘りかよー!、………、しょうがないなー」
メットが軍手も付けずに、土を掘り始める。マリオがツッコミを入れつつも、同じ様に土を掘っていき、脱出を図ろうとした。
しかし、いくら進んでも土ばかりである事に変わりなく、早々にマリオは根を上げた。
「これじゃ、100年掛かるわー!」
『工事現場なら、他にも作業員が居るでしょ』
「居るには居るんだけど……あそこにな」
メットが指した場所を見ると____、「安全第一」と書かれたヘルメットを着用したカロンとチョロプー達が居たものの、工事をしておらず踊りに夢中になっていた。
『踊ってるし!』
「ダンス好きでよー、いつも踊ってやがんだ……、そして実は、オレも踊り好き♪」
「全然、仕事する気ないだろー!」
マリオがツッコミを入れると、工事監督のメットを筆頭にカロンやチョロプー達が神妙な面持ちを見せた。
「あぁ……、クッパのワガママで、こんな地下で働かされて………みんな、クッパに反感持ってんだ」
「じゃあ、おれ達に協力してくれ! アイツをここまで追い詰めたのに、逃げられたから……」
ピーチ姫を攫ったクッパを倒す事を聞かされると___、メットは、マリオの手を強く握った。
「おう! お前らを
「メット……!」
『人情味が溢れてるね』
一致団結する事を決めたメット達は、三人を
「だから……、全員で掘るぞー!」
「無理だってばー!」
『まずは、掘る事から離れなさいよ』
マリオと🌸がツッコミを入れると___どこからか、イビキが聞こえてきた。それを聞いたメットは、ある事を思い出してハッとした表情を見せた。
「そうだ……! アイツが居た!」
イビキの聞こえる方へと走り出したメットを見て、三人も見失わない様にと後を追いかけて行く。
「コイツを目覚めさせれば、
メットがそう言いながら、手を叩いて触れていたのは____、不発弾として眠り続けていたマグナムキラーであった。
「起きろー! 起きろー!」
「起きて下さーい!」
『朝だよーー!』
三人がメガホンを取り出し、マグナムキラーの近くで大声を上げて起こそうと試みるも、爆睡していた為に起きる気配が無かった。
「何したって起きないんだよ、ソイツ」
「よぉーし……、これで目覚めさせてやるぜ」
マリオは懐から、ある物を取り出すと釣り針に引っ掛けていく。釣竿を振り上げ、マグナムキラーの真上に現れたのは_____、
「おれが一ヶ月、履き続けたパンツ♡」
『ばっちいよ〜』
鼻を摘んでやり過ごそうとした🌸が、マリオにツッコミを入れた。強烈な匂いが放たれているにも関わらず、マグナムキラーは依然として目を覚ます事はない。
『全然効いてないね……』
「やっぱりダメか……」
「諦めちゃおしまいだぞ、お前ら」
マリオの秘密兵器であるパンツの効果も不発に終わり、🌸とマリオがしゃんぼりとした様子を見せた。
見かねたチョロプーが声を掛けると____、踊り好きのメットを中心として、カロンとチョロプーがマグナムキラーの近くで音楽をかけて、踊り始めていく。
「オレ達が力を合わせて………、レッツ・ダンシング♪」
「そんなんで目覚めるかー!!」
踊りをした所で、マグナムキラーの目が覚める筈がないと思っていたマリオは、メット達にツッコミを入れた。
しかし、マグナムキラーの近くに居た🌸は__、ゴゴゴッ……、と、何かが動き出したと同時に、小石が振ってきた事に気がついた。
『見て、マリオ!』
🌸に声を掛けられたマリオは、何事かと思って振り向くと____、不発弾として眠っていた筈のマグナムキラーが起き上がり、メット達と共に音楽に合わせて踊っていた。
『マグナムキラーってば、メット達の踊りで目が覚めたみたい!』
マグナムキラーも踊り好きである事が分かると、マリオはその場でずっこけた。
・
その後、メットから事情を聞いたマグナムキラーは、三人をクッパの逃走先であるW8まで連れていく事を了承した。
「マリオ達を
「おう、任せとけ」
三人が、自分の背中に乗った事を確認すると___、マグナムキラーの後方部分が点火され、勢いよく地下道を飛び出ていく。
「
クッパ城が目前まで迫っていた所で、🌸はマグナムキラーに声を掛けた。
『そういえば、マグナムキラーってどうやって止まるの?』
「オレの任務はここまでだ。あとは、お前らがクッパを倒すのを待ってるだけって訳だ」
🌸の質問と若干、噛み合っていない返答をしたマグナムキラーは_____、城壁に顔面がぶつかると、大爆発を起こした。
マグナムキラーの爆発に巻き込まれた三人であったが、クッパ城への入口を作ってくれた事に感謝してから、城の中へと乗り込んで行った。
「ルイージ達、どうしてるかなぁ……」
『どっかで合流出来れば良いんだけど……』
『みんな、いつの間に移動してたの……?』
「ウェンディに、ワープ大砲で飛ばしてもらったんだ」
「その手があったのかー!」
三人が土管に潜り込んでしまった後、残されたルイージ、あおキノピオ、きいろキノピオは____、ウェンディの案内を受けて、大砲を使用してワープしてきたのであった。
「でも……、クッパの姿が見当たらないんだよね」
「ホントに、この城に居るんですか?」
『ウェンディはそう言ってたけどねぇ……』
「一体、どこに……?」
一回目のクッパとの決闘にて、使用したステージへと到着したマリオ達であったが、クッパの姿はどこにも見当たらなかった。
すると___、マリオ達の居た場所に、巨大な黒い影がかかった。
「わしは、ここに居るぞ!」
クッパの声が背後から聞こえたものの、声が大きすぎたあまりに、マリオ達は耳を塞いでいた。
巨大な黒い影、クッパの声量の大きさ………、マリオ達は、ゆっくりと振り向いてから、腹から声を上げていく。
「え……、え、えぇーーーっ!?」
マリオ達の前に、姿を見せたクッパは_____、カメックの魔法により、巨大化していたのであった。
そしてこれが、ピーチ姫の救出を賭けたマリオ達とクッパの最終決戦の幕開けでもある_____。
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