NewスーパーマリオブラザーズWii編
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「逃げちゃいましたね……」
「全くもう……人騒がせな奴だねー」
あおキノピオときいろキノピオが、姿を消したカニボーに呆れた様子を見せていた中____、
____、ルイージは、バシャバシャ…、と、何かが飛び跳ねている音に気がついた。
「何だ?」
岩場の陰から、覗き込む形で海の方を見ると____、明らかに苛立っている様子を見せていたデカうにらが、水面を飛び跳ねていたのであった。
「ムカムカするわ〜〜っ」
『な、何かめっちゃ怒ってない……?』
言葉通りに、苛立ちを見せていたデカうにらを見て、🌸は汗を垂らした。
「ルイージをグサクザしたい気分じゃ〜〜」
「えーっ! ボクを名指し〜〜!?」
デカうにらの口から、ルイージの名前を出された事で、ルイージ本人も理由が分からずに驚いた様子を見せた。
「ルイージの奴、ちょっと人気が出たからって天狗になりやがって〜〜っ」
「そ、そんな……天狗になんか………、なってないよー!」
『なってるなってる!』
ルイージの鼻が、嘘をついたピノキオの様に伸びきっていた事に🌸がツッコミを入れる。
伸びきった鼻と、ルイージにツッコミを入れていた🌸の声に気がついたデカうにらが____、皆が隠れていた岩場を覗き込んだ。
「ルイージ! そこに居たのか!!」
「わ〜〜! 見つかっちゃった〜〜!!」
『ルイージが、天狗になるからでしょ〜!』
デカうにらが、ルイージに狙いを定めるとジャンプをして、プレス攻撃を繰り出した。
「おれは今、めっちゃ気分が悪いんじゃ〜〜!」
『ただの八つ当たりじゃん!』
下敷きになり、ダメージを受けたルイージに代わり、🌸がツッコミを入れる。すると、デカうにらは🌸も標的 に定めると、突進を仕掛けてきた。
「うるせー! とにかくムカムカしてるんじゃ〜!」
『わたしは、関係ないでしょうが!』
体全体にトゲが備わっていた事もあり、デカうにらに直撃した🌸もまたダメージを受けていく。
「ねー、ちょっとちょっと。そんなにイジメちゃダメです」
『へ?』
すると突然___、背後から、もう一匹のデカうにらが現れた。ルイージと🌸を庇う素振りを見せ、デカうにらの動きを止めようとしていたのである。
「ん? こんな仲間、居たっけ?」
W 4の海底に住み着いているデカうにらは、見覚えのないうにらを見て、訝しげな表情を見せた。
もう一匹のデカうにらに、近づいていくと____、その正体は、うにらの顔を模倣した作り物であり、ヨッシーがうにらのフリをしていたのであった。
「みんな、仲良くしないとダメですよ」
「ヨッシーかよ!」
仲間のうにらでないと分かると、デカうにらはヨッシーに突進し、ダメージを与えた。
『あのトゲが邪魔だなぁ……』
殴るや蹴るを繰り出しても、デカうにらのトゲでダメージを受けてしまう事もあり、🌸は迂闊に手を出す事が出来なかった。
ルイージがどうするかと対策を考えていると____、近くに居たヨッシーの体を掴んだ。
「よーし……、ヨッシートゲぬき!」
「ムリムリムリムリ………ッ」
ルイージは、ヨッシーをトゲ抜き代わりにして、うにらのトゲを抜こうと試みた。だが、いくら大食らいのヨッシーでもトゲを食べる事は出来なかった。
「余計ムカつくわ〜〜!」
自分の体に付いているトゲを抜こうとしたルイージを見て、デカうにらは怒りを露わにして、ルイージとヨッシーにプレス攻撃を繰り出した。
「もうダメだ……どうすればいいの……?」
岩場の陰に隠れていたきいろキノピオは、ルイージとヨッシーがダウンしてしまった光景を見て、デカうにらに対抗する術が無いと諦めている様子を見せた。
「止めろーー!」
「えっ……、カ、カニボー!?」
その時____、デカうにらに痛めつけられているルイージ達を隠れて見ていたカニボーは、声を上げながら、デカうにらの元へ走り出していく。
「お前なんか……こうしてやる!!」
カニボーは、自慢のハサミを突き出していくと____、デカうにらのトゲを整え始める。棘の長さが調整されると、仕上げに取り掛かり、七夕飾りが至る所に装飾品として、付けられていく。
「夏向きに仕上げてみましたー♪」
『七夕祭りじゃん!』
散髪をし、トゲを整えて満足気のカニボーであった。その横で、頭部のみが七夕祭りと化して、変わり果てたデカうにらを見ながら、🌸がツッコミを入れた。
「やっちゃったよ、カニボー……」
「あれじゃ、余計に怒らせちゃいますよね」
ルイージとヨッシーは、デカうにらの逆鱗に触れたのではないかと、体をブルブルと震えさせる。
カニボーが用意した手鏡で、自分の姿を見たデカうにらは_____、苛立ちが収まり、うっとりとしながら七夕飾りが付けられた頭部を見ていた。
「ナイスヘアー♡ カッコイイ〜♡」
「えぇ〜〜〜っ!?」
「めっちゃ機嫌良くなってます〜〜!!」
カニボーに怒るどころか、むしろ反応が良かった事でルイージとヨッシーは驚きを隠せなかった。
『そもそも、何であんなに怒ってた訳?』
「実はオレ……、"魚介類ビューティーコンテスト"でビリになって………」
デカうにらが落ち着いた所で、🌸が苛立ちの原因について問いかけると、そのような答えが返ってきた。
「サンキュー、カニボー♪ これでもう一度、コンテストに出場するぜー!」
「頑張ってねー!」
カニボーにトゲを整えてもらった事で、機嫌が良くなったデカうにらは、ジャンプして飛び跳ねていくと、海底へと戻っていくのであった。
『今回は、カニボーが大活躍か』
「助かりましたね」
「そのハサミ、良い仕事したねー」
予期せぬ形で、デカうにらを追い払う事が出来た事により、🌸達はカニボーに賞賛の言葉を送る。
カニボーも満更でもない様子を見せると____、先程のルイージの様に、鼻を伸ばしていくのであった。
「いやぁ………それほどでも〜〜」
『天狗になってるし!』
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「逃げちゃいましたね……」
「全くもう……人騒がせな奴だねー」
あおキノピオときいろキノピオが、姿を消したカニボーに呆れた様子を見せていた中____、
____、ルイージは、バシャバシャ…、と、何かが飛び跳ねている音に気がついた。
「何だ?」
岩場の陰から、覗き込む形で海の方を見ると____、明らかに苛立っている様子を見せていたデカうにらが、水面を飛び跳ねていたのであった。
「ムカムカするわ〜〜っ」
『な、何かめっちゃ怒ってない……?』
言葉通りに、苛立ちを見せていたデカうにらを見て、🌸は汗を垂らした。
「ルイージをグサクザしたい気分じゃ〜〜」
「えーっ! ボクを名指し〜〜!?」
デカうにらの口から、ルイージの名前を出された事で、ルイージ本人も理由が分からずに驚いた様子を見せた。
「ルイージの奴、ちょっと人気が出たからって天狗になりやがって〜〜っ」
「そ、そんな……天狗になんか………、なってないよー!」
『なってるなってる!』
ルイージの鼻が、嘘をついたピノキオの様に伸びきっていた事に🌸がツッコミを入れる。
伸びきった鼻と、ルイージにツッコミを入れていた🌸の声に気がついたデカうにらが____、皆が隠れていた岩場を覗き込んだ。
「ルイージ! そこに居たのか!!」
「わ〜〜! 見つかっちゃった〜〜!!」
『ルイージが、天狗になるからでしょ〜!』
デカうにらが、ルイージに狙いを定めるとジャンプをして、プレス攻撃を繰り出した。
「おれは今、めっちゃ気分が悪いんじゃ〜〜!」
『ただの八つ当たりじゃん!』
下敷きになり、ダメージを受けたルイージに代わり、🌸がツッコミを入れる。すると、デカうにらは🌸も
「うるせー! とにかくムカムカしてるんじゃ〜!」
『わたしは、関係ないでしょうが!』
体全体にトゲが備わっていた事もあり、デカうにらに直撃した🌸もまたダメージを受けていく。
「ねー、ちょっとちょっと。そんなにイジメちゃダメです」
『へ?』
すると突然___、背後から、もう一匹のデカうにらが現れた。ルイージと🌸を庇う素振りを見せ、デカうにらの動きを止めようとしていたのである。
「ん? こんな仲間、居たっけ?」
もう一匹のデカうにらに、近づいていくと____、その正体は、うにらの顔を模倣した作り物であり、ヨッシーがうにらのフリをしていたのであった。
「みんな、仲良くしないとダメですよ」
「ヨッシーかよ!」
仲間のうにらでないと分かると、デカうにらはヨッシーに突進し、ダメージを与えた。
『あのトゲが邪魔だなぁ……』
殴るや蹴るを繰り出しても、デカうにらのトゲでダメージを受けてしまう事もあり、🌸は迂闊に手を出す事が出来なかった。
ルイージがどうするかと対策を考えていると____、近くに居たヨッシーの体を掴んだ。
「よーし……、ヨッシートゲぬき!」
「ムリムリムリムリ………ッ」
ルイージは、ヨッシーをトゲ抜き代わりにして、うにらのトゲを抜こうと試みた。だが、いくら大食らいのヨッシーでもトゲを食べる事は出来なかった。
「余計ムカつくわ〜〜!」
自分の体に付いているトゲを抜こうとしたルイージを見て、デカうにらは怒りを露わにして、ルイージとヨッシーにプレス攻撃を繰り出した。
「もうダメだ……どうすればいいの……?」
岩場の陰に隠れていたきいろキノピオは、ルイージとヨッシーがダウンしてしまった光景を見て、デカうにらに対抗する術が無いと諦めている様子を見せた。
「止めろーー!」
「えっ……、カ、カニボー!?」
その時____、デカうにらに痛めつけられているルイージ達を隠れて見ていたカニボーは、声を上げながら、デカうにらの元へ走り出していく。
「お前なんか……こうしてやる!!」
カニボーは、自慢のハサミを突き出していくと____、デカうにらのトゲを整え始める。棘の長さが調整されると、仕上げに取り掛かり、七夕飾りが至る所に装飾品として、付けられていく。
「夏向きに仕上げてみましたー♪」
『七夕祭りじゃん!』
散髪をし、トゲを整えて満足気のカニボーであった。その横で、頭部のみが七夕祭りと化して、変わり果てたデカうにらを見ながら、🌸がツッコミを入れた。
「やっちゃったよ、カニボー……」
「あれじゃ、余計に怒らせちゃいますよね」
ルイージとヨッシーは、デカうにらの逆鱗に触れたのではないかと、体をブルブルと震えさせる。
カニボーが用意した手鏡で、自分の姿を見たデカうにらは_____、苛立ちが収まり、うっとりとしながら七夕飾りが付けられた頭部を見ていた。
「ナイスヘアー♡ カッコイイ〜♡」
「えぇ〜〜〜っ!?」
「めっちゃ機嫌良くなってます〜〜!!」
カニボーに怒るどころか、むしろ反応が良かった事でルイージとヨッシーは驚きを隠せなかった。
『そもそも、何であんなに怒ってた訳?』
「実はオレ……、"魚介類ビューティーコンテスト"でビリになって………」
デカうにらが落ち着いた所で、🌸が苛立ちの原因について問いかけると、そのような答えが返ってきた。
「サンキュー、カニボー♪ これでもう一度、コンテストに出場するぜー!」
「頑張ってねー!」
カニボーにトゲを整えてもらった事で、機嫌が良くなったデカうにらは、ジャンプして飛び跳ねていくと、海底へと戻っていくのであった。
『今回は、カニボーが大活躍か』
「助かりましたね」
「そのハサミ、良い仕事したねー」
予期せぬ形で、デカうにらを追い払う事が出来た事により、🌸達はカニボーに賞賛の言葉を送る。
カニボーも満更でもない様子を見せると____、先程のルイージの様に、鼻を伸ばしていくのであった。
「いやぁ………それほどでも〜〜」
『天狗になってるし!』
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