NewスーパーマリオブラザーズWii編
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クッパを撃破したマリオ達であったが____、カメックに先手を取られ、ピーチ姫を連れてクッパはどこかのワールドへと逃走している事が発覚した。
「よし……、とりあえず、この城を出よう!」
「そうだね」
『せっかく、ここまで追いついたのにな〜』
このまま部屋に居ても、進展は無いと分かったマリオとルイージがそう言い、皆はクッパ城から出ていく事にした。
入口まで戻ってきたマリオ達は、地面に大きな足跡が残されていた事に気がついた。
「こ、これ……、この大きな足跡………クッパに違いない!」
『城の外まで、続いてるね』
サイズの大きさからして、クッパの足跡であるとマリオは瞬時に判断した。ピーチ姫の履いているヒールの跡は見つからず、担いで逃げているのではないかと皆は推測した。
「よーっし! 行くぞーーーっっ!!」
残された足跡を頼りに、マリオ達はピーチ姫を連れて逃走中のクッパを捕えるべく、様々なワールドを駆け巡る事となったのである_____。
・
碧い海が一面に広がるW 4まで駆け抜けたマリオ達であったが、未だにクッパとピーチ姫の姿を見つける事が出来なかった。
そんな中、マリオとヨッシーはルイージ達よりも前を走っていた。疲れがありつつも、ピーチ姫を救出する為と己を鼓舞していたが_____、次第にルイージ達との間で距離が開き始めていた。
「兄さ〜ん! ヨッシー! 待ってよーー!!」
後ろを入っていたルイージが二人に声を掛けるも、走る事に集中していたせいか、耳に届いてはいなかった。
『あー……、完全に、こっちの声が聞こえなくなってるね』
こちらを振り向きもしないマリオとヨッシーの後ろ姿を見て、🌸は溜息をついた。
「ひ〜〜……、もうダメ〜」
「ボクも………」
最初に根を上げたのは、きいろキノピオとあおキノピオであった。W 8からノンストップで、ここまで走り抜けてきた疲れがピークに達し、その場に座り込んでいた。
「それにしても、やっぱりW 4の海はキレイだねー」
あおキノピオは、ここまで目もくれる事もなかった碧い海に視線を向けると、太陽光により、真珠の様にキラキラと輝く海面に釘付けとなっていた。
「ホントだよね……、このまま休んじゃいたい位にね」
『ホントに休んでんじゃん!』
ルイージが、どこからかビーチチェアを取り出して休憩を取り出した姿を見て、🌸がツッコミを入れた。
『まぁ……クッパの事は、マリオとヨッシーに任せちゃって、ここは休もうか。何なら、海も泳いじゃってさ♪』
「やったーーーっ!!」
🌸の提案に賛成したキノピオ達は、マリオとヨッシーを追いかけるのを止め、海水浴を満喫する事を選んだ。
・
その頃____、🌸達が呑気に海水浴を楽しんでいる事など露知らず、マリオとヨッシーは砂漠地帯のW 2に到着した。
「W 2まで、戻っちゃったよ〜〜!」
「ふひ〜〜! 疲れました〜〜!!」
クッパらしき者の足跡を頼りに、ここまで走ってきた二人だったが____、同じく疲れがピークに達した事で、砂漠地帯のど真ん中で倒れ込んだ。
「あら? ルイージさん達、居ませんよ」
ここで、ルイージ達が自分達の後ろを付いてきていない事にマリオとヨッシーがようやく気がついた。
「きっと、途中でダウンしたんだよ。心配だけど……、今はこの足跡を………」
マリオが足跡に目を向けた瞬間_____、近くから、ドシン…ドシン……、と、何かを踏みつける音が響いた。
「ク、クッパですかっ!?」
「遂に追いついたか!」
ヨッシーとマリオは、疲れた体に鞭を打ってから、音の聞こえた方向へと走り出していく。
次第に音が近くなると、二人の体に緊張が走っていく。人影が見えてきた所で、マリオがクッパの名前を口にしようとした瞬間_____、
_____、足が大きく腫れたクリボーの姿があった。クリボーが歩いていたと思われる道には大きな足跡が残され、マリオとヨッシーがクッパの物だと思い込んでいた足跡と同じ物であった。
「蚊に刺されちゃって、もう大変〜」
「お前の足跡か〜! 紛らわしいわ〜!」
クッパでないと分かると、マリオは事情を一切知らないクリボーを思いきり蹴り上げていく。
ピーチ姫はおろか、クッパが居ない事が分かったマリオは急激な疲れに襲われた。
「ヨッシー……、おれ、ちょっと疲れた。代わりに、ルイージ達に伝えてきてー」
「もう〜……情けないですね〜。今回だけですからねー!」
マリオに小言を言いつつも、ヨッシーはルイージ達にも足跡の事を知らせる為に、疲れた体に再度、鞭を打って気合いを入れた。
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クッパを撃破したマリオ達であったが____、カメックに先手を取られ、ピーチ姫を連れてクッパはどこかのワールドへと逃走している事が発覚した。
「よし……、とりあえず、この城を出よう!」
「そうだね」
『せっかく、ここまで追いついたのにな〜』
このまま部屋に居ても、進展は無いと分かったマリオとルイージがそう言い、皆はクッパ城から出ていく事にした。
入口まで戻ってきたマリオ達は、地面に大きな足跡が残されていた事に気がついた。
「こ、これ……、この大きな足跡………クッパに違いない!」
『城の外まで、続いてるね』
サイズの大きさからして、クッパの足跡であるとマリオは瞬時に判断した。ピーチ姫の履いているヒールの跡は見つからず、担いで逃げているのではないかと皆は推測した。
「よーっし! 行くぞーーーっっ!!」
残された足跡を頼りに、マリオ達はピーチ姫を連れて逃走中のクッパを捕えるべく、様々なワールドを駆け巡る事となったのである_____。
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碧い海が一面に広がる
そんな中、マリオとヨッシーはルイージ達よりも前を走っていた。疲れがありつつも、ピーチ姫を救出する為と己を鼓舞していたが_____、次第にルイージ達との間で距離が開き始めていた。
「兄さ〜ん! ヨッシー! 待ってよーー!!」
後ろを入っていたルイージが二人に声を掛けるも、走る事に集中していたせいか、耳に届いてはいなかった。
『あー……、完全に、こっちの声が聞こえなくなってるね』
こちらを振り向きもしないマリオとヨッシーの後ろ姿を見て、🌸は溜息をついた。
「ひ〜〜……、もうダメ〜」
「ボクも………」
最初に根を上げたのは、きいろキノピオとあおキノピオであった。
「それにしても、やっぱり
あおキノピオは、ここまで目もくれる事もなかった碧い海に視線を向けると、太陽光により、真珠の様にキラキラと輝く海面に釘付けとなっていた。
「ホントだよね……、このまま休んじゃいたい位にね」
『ホントに休んでんじゃん!』
ルイージが、どこからかビーチチェアを取り出して休憩を取り出した姿を見て、🌸がツッコミを入れた。
『まぁ……クッパの事は、マリオとヨッシーに任せちゃって、ここは休もうか。何なら、海も泳いじゃってさ♪』
「やったーーーっ!!」
🌸の提案に賛成したキノピオ達は、マリオとヨッシーを追いかけるのを止め、海水浴を満喫する事を選んだ。
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その頃____、🌸達が呑気に海水浴を楽しんでいる事など露知らず、マリオとヨッシーは砂漠地帯の
「
「ふひ〜〜! 疲れました〜〜!!」
クッパらしき者の足跡を頼りに、ここまで走ってきた二人だったが____、同じく疲れがピークに達した事で、砂漠地帯のど真ん中で倒れ込んだ。
「あら? ルイージさん達、居ませんよ」
ここで、ルイージ達が自分達の後ろを付いてきていない事にマリオとヨッシーがようやく気がついた。
「きっと、途中でダウンしたんだよ。心配だけど……、今はこの足跡を………」
マリオが足跡に目を向けた瞬間_____、近くから、ドシン…ドシン……、と、何かを踏みつける音が響いた。
「ク、クッパですかっ!?」
「遂に追いついたか!」
ヨッシーとマリオは、疲れた体に鞭を打ってから、音の聞こえた方向へと走り出していく。
次第に音が近くなると、二人の体に緊張が走っていく。人影が見えてきた所で、マリオがクッパの名前を口にしようとした瞬間_____、
_____、足が大きく腫れたクリボーの姿があった。クリボーが歩いていたと思われる道には大きな足跡が残され、マリオとヨッシーがクッパの物だと思い込んでいた足跡と同じ物であった。
「蚊に刺されちゃって、もう大変〜」
「お前の足跡か〜! 紛らわしいわ〜!」
クッパでないと分かると、マリオは事情を一切知らないクリボーを思いきり蹴り上げていく。
ピーチ姫はおろか、クッパが居ない事が分かったマリオは急激な疲れに襲われた。
「ヨッシー……、おれ、ちょっと疲れた。代わりに、ルイージ達に伝えてきてー」
「もう〜……情けないですね〜。今回だけですからねー!」
マリオに小言を言いつつも、ヨッシーはルイージ達にも足跡の事を知らせる為に、疲れた体に再度、鞭を打って気合いを入れた。
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