NewスーパーマリオブラザーズWii編
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「アイツ、敵か?」
「違いますよ。とっても優しいから、攻撃なんて絶対にしませんよ」
そう言ったライトクラゲであったが____、チョーチンの目つきが険しくなると、頭部に付いている突起からビームを放ち出した。
「チョーチンビーム!」
『めっちゃ攻撃してんじゃん!』
ライトクラゲの話していた内容とまるで異なり、ルイージ、ヨッシー、キノピオ達は回避する事も出来ず、ダメージを受けてしまう。
「変だよ……、チョーチンさんは、あんな攻撃しないよ……」
『じゃあ、アレって……?』
穏やかな性格の筈が、他者に攻撃的な性格へと豹変したチョーチンを前にして、ライトクラゲ達は困惑を隠せずにいた。
その時____、チョーチンの口から何者かが現れると、甲高い笑い声が水中に響いた。
「わたしですよ」
マリオ達の前に姿を見せたのは、カメックであった。
マリオ達がW 3からここまで戻ってくる間に、チョーチンに魔法を掛けて洗脳すると、体の中に潜り込み、地底湖の汚染を進行させていたのであった。
「あなた達……また戻ってやられに来るとは、バカですね〜」
「てめ〜! 今度こそ、やっつけてやる!」
自分達を陥れた恨みは根深く、マリオはカメックに殴りかかろうと拳を構えた。
「そうはいきませんよ!」
マリオの動きを読み切っていたカメックは、懐から杖を取り出して、地底湖全体に魔法を掛けていく。
何が起きるのか身構えていたマリオ達は_____、地底湖全体の灯りが完全に消され、カメックは勿論、お互いの姿すら捉える事が出来なくなった。
「んわ〜! 完全に真っ暗になった〜!」
「全然見えないよ〜!」
「どこ? どこ? みんな、どこ!?」
『姿が見えないから、よく分かんないよ〜!』
「お腹が空きました〜」
皆の目の前に広がる光景は、完全なる暗闇であった。声だけで誰がどこに居るのか判別するのは困難を極め、攻撃する出来ずにいた。
「わたしは真っ暗でも、見えてるんですよ……、マリオは、ここですね!」
魔法を掛けた張本人であるカメックには、マリオ達がどこに居るのか判別出来ており、杖を振り上げると___、マリオの頭部に、思いきり叩きつけた。
「よくもやったな〜! このやろ〜!」
カメックに頭部を叩かれた事が分かったマリオは、闇雲に拳を振り上げて殴りつけていく。
「誰〜〜? 今、わたしを殴ったの誰ですか〜?」
マリオの拳はカメックでなく、ヨッシーの頭部に当たっていた。ヨッシーは当然の痛みに襲われ、涙目になりながら困惑していた。
「その声は……、ヨッシーだったのか」
「マリオさんですか! 酷いですよー!」
自分を殴りつけたのがマリオで分かると、ヨッシーは怒りから、マリオであろう近くに居た人物の頭部に噛み付いた。
「噛み付くなよ! ヨッシー!」
「何で〜!」
ヨッシーが噛み付いたのは、マリオでなくルイージであった。ルイージもまた怒りから、ヨッシーと思わしき人物に拳を叩き付けるも____、それもあおキノピオであり、知らぬ内に仲間同士で戦いが始まっていた。
「やったな〜! ルイージ!」
あおキノピオも、ルイージであろう人物の頭部を殴ると____、全く関係のなかった🌸であった。
『ルイージじゃないもん!』
「🌸さん、わたしを殴らないで下さいよ〜!」
「おれは、🌸じゃねー! マリオだよ!」
「兄さん、止めて〜!」
『殴ってこないでよ〜!』
🌸がヨッシーを、ヨッシーがマリオを、マリオがルイージを………、仲間同士での戦いは、ボロボロの状態へとなっていった事で、ようやく終わりを告げた。
「あら〜、同士討ちで自滅ですか……やっぱり、バカですねー」
カメックが杖の先端から灯りが灯していき、地底に倒れ込んでいるマリオ達を見て、嘲笑を浮かべた。
「そこかー!」
マリオは顔を上げて、カメックの姿を捉えると、無理やり体を起こして攻撃を仕掛けていく。
「ほ〜、まだやる気ですか………、これでおしまいです!」
「んわ〜〜〜〜っ!!」
カメックに拳が届きかけた所だったが、勢いよく杖を振られた衝撃により、マリオはダメージを受けて吹き飛ばされていく。
ドコォ…、と、ブロックの崩れる音がすると、マリオの呻き声が続くと、🌸達にも聞こえてきた。
「に、兄さ〜ん!」
「何か凄い音がしましたね……」
『うん……ブロックにぶつかったみたいな、そんな感じの……』
水中面 に設置されていたブロックに激突したマリオであったが_____、"ある物"に触れると、対カメックの秘策を土壇場で思いついた。
「クラゲ、ちょっと来い」
「え?」
カメックに聞こえない様に、マリオはライトクラゲ達を呼びつけた。
「良い物を見つけたんだ。この手触りは……」
「あっ! これは……!」
ライトクラゲ達も、"ある物"に触れると心当たりがあるのか、マリオの秘策を信じて、加勢する事を選んだ。
「これがあれば、今のボク達でも……光れます!!」
「カメックをやっつけちゃって下さい!!」
ライトクラゲ達の声が響くと_____、暗闇に包まれた水中面 に灯りが灯された。
「えぇーーーっ!! ど、どうして〜〜!?」
魔法によって暗闇にした筈の地底湖に、灯りが灯された事もカメックには想定外であり、驚きの声を上げた。
🌸達も訳が分からずにいたが____、マリオが発見した"ある物"の正体である、スターコインによって、ライトクラゲ達が光を灯していた事に気がつくと、カメックに向けて拳を構えていく。
「みんな、カメックを倒すぞ!」
「おー!」
「もう負けませんよ!」
隙を突いたマリオ達は、一斉にカメックの元へと向かっていく。足場だけでなく、カメックの姿もはっきりと見えていた事で、マリオ達の攻撃も全て命中していた。
ボロボロになったカメックは、うつ伏せの状態になって倒れ込んでいく。しかし、懐にしまっていた杖を取り出すと、自らに魔法を掛けていく。
「く〜〜っ……、これで勝ったと思わないで下さいよ! 最後に笑うのは、クッパ様ですからね!」
「ボロボロの癖に、負け惜しみ言ってんじゃねーよ!」
不利な戦況を前にして、カメックはワープ能力を使い、クッパ城へ戻っていく。マリオがツッコミを言い終える前に、カメックは姿を消していった。
「ありがとう、皆さん」
「ボク達も光を取り戻せたよ」
カメックの魔法が解けた事により、汚染された地底湖は元の姿へと戻っていく。
ライトクラゲ達からの感謝の言葉を受け取ったマリオ達は、ピーチ姫が囚われたクッパ城を目指していくのであった______。
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◆キャラ紹介
・ライトクラゲ
水中面に現れるクラゲの敵キャラ。
・チョーチン
頭部に付いた突起で、暗闇を照らすチョウチンアンコウの敵キャラ。触れると、ダメージを受ける。
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「アイツ、敵か?」
「違いますよ。とっても優しいから、攻撃なんて絶対にしませんよ」
そう言ったライトクラゲであったが____、チョーチンの目つきが険しくなると、頭部に付いている突起からビームを放ち出した。
「チョーチンビーム!」
『めっちゃ攻撃してんじゃん!』
ライトクラゲの話していた内容とまるで異なり、ルイージ、ヨッシー、キノピオ達は回避する事も出来ず、ダメージを受けてしまう。
「変だよ……、チョーチンさんは、あんな攻撃しないよ……」
『じゃあ、アレって……?』
穏やかな性格の筈が、他者に攻撃的な性格へと豹変したチョーチンを前にして、ライトクラゲ達は困惑を隠せずにいた。
その時____、チョーチンの口から何者かが現れると、甲高い笑い声が水中に響いた。
「わたしですよ」
マリオ達の前に姿を見せたのは、カメックであった。
マリオ達が
「あなた達……また戻ってやられに来るとは、バカですね〜」
「てめ〜! 今度こそ、やっつけてやる!」
自分達を陥れた恨みは根深く、マリオはカメックに殴りかかろうと拳を構えた。
「そうはいきませんよ!」
マリオの動きを読み切っていたカメックは、懐から杖を取り出して、地底湖全体に魔法を掛けていく。
何が起きるのか身構えていたマリオ達は_____、地底湖全体の灯りが完全に消され、カメックは勿論、お互いの姿すら捉える事が出来なくなった。
「んわ〜! 完全に真っ暗になった〜!」
「全然見えないよ〜!」
「どこ? どこ? みんな、どこ!?」
『姿が見えないから、よく分かんないよ〜!』
「お腹が空きました〜」
皆の目の前に広がる光景は、完全なる暗闇であった。声だけで誰がどこに居るのか判別するのは困難を極め、攻撃する出来ずにいた。
「わたしは真っ暗でも、見えてるんですよ……、マリオは、ここですね!」
魔法を掛けた張本人であるカメックには、マリオ達がどこに居るのか判別出来ており、杖を振り上げると___、マリオの頭部に、思いきり叩きつけた。
「よくもやったな〜! このやろ〜!」
カメックに頭部を叩かれた事が分かったマリオは、闇雲に拳を振り上げて殴りつけていく。
「誰〜〜? 今、わたしを殴ったの誰ですか〜?」
マリオの拳はカメックでなく、ヨッシーの頭部に当たっていた。ヨッシーは当然の痛みに襲われ、涙目になりながら困惑していた。
「その声は……、ヨッシーだったのか」
「マリオさんですか! 酷いですよー!」
自分を殴りつけたのがマリオで分かると、ヨッシーは怒りから、マリオであろう近くに居た人物の頭部に噛み付いた。
「噛み付くなよ! ヨッシー!」
「何で〜!」
ヨッシーが噛み付いたのは、マリオでなくルイージであった。ルイージもまた怒りから、ヨッシーと思わしき人物に拳を叩き付けるも____、それもあおキノピオであり、知らぬ内に仲間同士で戦いが始まっていた。
「やったな〜! ルイージ!」
あおキノピオも、ルイージであろう人物の頭部を殴ると____、全く関係のなかった🌸であった。
『ルイージじゃないもん!』
「🌸さん、わたしを殴らないで下さいよ〜!」
「おれは、🌸じゃねー! マリオだよ!」
「兄さん、止めて〜!」
『殴ってこないでよ〜!』
🌸がヨッシーを、ヨッシーがマリオを、マリオがルイージを………、仲間同士での戦いは、ボロボロの状態へとなっていった事で、ようやく終わりを告げた。
「あら〜、同士討ちで自滅ですか……やっぱり、バカですねー」
カメックが杖の先端から灯りが灯していき、地底に倒れ込んでいるマリオ達を見て、嘲笑を浮かべた。
「そこかー!」
マリオは顔を上げて、カメックの姿を捉えると、無理やり体を起こして攻撃を仕掛けていく。
「ほ〜、まだやる気ですか………、これでおしまいです!」
「んわ〜〜〜〜っ!!」
カメックに拳が届きかけた所だったが、勢いよく杖を振られた衝撃により、マリオはダメージを受けて吹き飛ばされていく。
ドコォ…、と、ブロックの崩れる音がすると、マリオの呻き声が続くと、🌸達にも聞こえてきた。
「に、兄さ〜ん!」
「何か凄い音がしましたね……」
『うん……ブロックにぶつかったみたいな、そんな感じの……』
水中
「クラゲ、ちょっと来い」
「え?」
カメックに聞こえない様に、マリオはライトクラゲ達を呼びつけた。
「良い物を見つけたんだ。この手触りは……」
「あっ! これは……!」
ライトクラゲ達も、"ある物"に触れると心当たりがあるのか、マリオの秘策を信じて、加勢する事を選んだ。
「これがあれば、今のボク達でも……光れます!!」
「カメックをやっつけちゃって下さい!!」
ライトクラゲ達の声が響くと_____、暗闇に包まれた水中
「えぇーーーっ!! ど、どうして〜〜!?」
魔法によって暗闇にした筈の地底湖に、灯りが灯された事もカメックには想定外であり、驚きの声を上げた。
🌸達も訳が分からずにいたが____、マリオが発見した"ある物"の正体である、スターコインによって、ライトクラゲ達が光を灯していた事に気がつくと、カメックに向けて拳を構えていく。
「みんな、カメックを倒すぞ!」
「おー!」
「もう負けませんよ!」
隙を突いたマリオ達は、一斉にカメックの元へと向かっていく。足場だけでなく、カメックの姿もはっきりと見えていた事で、マリオ達の攻撃も全て命中していた。
ボロボロになったカメックは、うつ伏せの状態になって倒れ込んでいく。しかし、懐にしまっていた杖を取り出すと、自らに魔法を掛けていく。
「く〜〜っ……、これで勝ったと思わないで下さいよ! 最後に笑うのは、クッパ様ですからね!」
「ボロボロの癖に、負け惜しみ言ってんじゃねーよ!」
不利な戦況を前にして、カメックはワープ能力を使い、クッパ城へ戻っていく。マリオがツッコミを言い終える前に、カメックは姿を消していった。
「ありがとう、皆さん」
「ボク達も光を取り戻せたよ」
カメックの魔法が解けた事により、汚染された地底湖は元の姿へと戻っていく。
ライトクラゲ達からの感謝の言葉を受け取ったマリオ達は、ピーチ姫が囚われたクッパ城を目指していくのであった______。
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◆キャラ紹介
・ライトクラゲ
水中面に現れるクラゲの敵キャラ。
・チョーチン
頭部に付いた突起で、暗闇を照らすチョウチンアンコウの敵キャラ。触れると、ダメージを受ける。
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