NewスーパーマリオブラザーズWii編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
.
「お、おい……、ヨッシー、何してんだ?」
「見りゃ分かるでしょ。マリオさんと🌸さんにも……、わたしと同じ気持ちを味わってもらうんです!」
『目が本気だ……』
声を掛けながら後ずさるマリオと🌸であったが、ヨッシーは俊敏な動きを見せた。二人の口が開いていたタイミングを狙い、無理やり果物を捩じ込んだ。
「んぐっ!?」
『むぐぐぐっ……!』
突然の事に驚き、二人は果実を噛んでしまう。
マリオは青色の果物 、🌸は赤色の果物 ……、それぞれに、先程と同じ効果が現れるかと思われたが_____、実際は何も起こらなかった。
「えーーっ!? なんで何も無いんですか!」
『やっぱり、ヨッシー専用の果物 なんだよ』
「ふざけんの止めろよな」
マリオが、自分達を巻き込もうとしたヨッシーを咎 めていた中____、🌸は、チコが居なくなっていた事に気がつく。
『あれ? チコちゃんが居ない……』
「ここだよーー! 助けてーーーっ!!」
チコの声が聞こえた先は、別の惑星であり、___、ボスキャラを担当するホリホリレッグの姿があった。
腹部に備え付けられたガラス部分には、チコが閉じ込められている。
「なんで、あんな所に……!?」
「捕まっちゃったんだよーー!」
マリオ達が目を離していた間に、チコはホリホリレッグに誘拐されてしまったのである。
『チコちゃんが危ない!』
「助けないと!」
チコを助ける為に、🌸とヨッシーがホリホリレッグに近づいていく。
しかし、近距離になるとホリホリレッグは脚部分で攻撃を仕掛けていき、二人は跳ね返されてしまった。
「ぬわ〜〜っ! 近づけませ〜ん!」
『あわわっ!』
「ヨッシー! 🌸!、………あんな敵、どうすればいいんだ?」
ホリホリレッグの攻略方法が分からず、チコが捕まっている姿をマリオは見ている事しか出来なかった。
🌸が惑星内を散策していると____、小型のドリルを発見した。
『ねぇ、マリオ……、こんなのあったけど』
「それ! そのドリルを使うんだよ!!」
🌸がマリオにドリルを見せると、チコが大きな声を上げて、それを使う様にとマリオに伝える。
「こんな時にサッカーやるの?」
「"ドリブル"じゃなくて、"ドリル"!」
サッカーボールを蹴り、器用にドリブルを披露したマリオのボケに、チコがツッコミを入れた。
「そのドリルは、マリオにしか使えないんだ! それを持ったら、星の反対側に回って……、敵の弱点は腹だよ!」
「オッケー! 任せとけ!!」
チコの言葉を聞いたマリオは、小型のドリルを持ち上げた。ホリホリレッグの腹部を狙う為に惑星の反対側に回っていく。
土の盛り上がっている部分を発見すると、マリオはその場所に立ち、足元にドリルを持っていった。すると、ドリルは勢いよく回り始めていき、地中を潜り続け____、ホリホリレッグの腹部の真下へ出てきた。
「ドリルアターーック!!」
ドリルの先端が腹部に直撃すると、ガラス部分にヒビが入っていく。ホリホリレッグが悲鳴を上げながら、その場に倒れ込んでいき、チコは解放された。
「助かった〜〜!やっぱり、マリオは凄いや!」
「いや〜〜♪」
チコに褒められた事で、上機嫌になったマリオだったが____、背後にある岩場に勢いよく頭部をぶつけてしまう。その衝撃によって、マリオは地面へと倒れ込んでしまった。
・
"………マリオ………、マリオ!"
目を覚ましたマリオは、チコに声を掛けられている_____、と、思っていた。
しかし実際は、眠りこくっていたマリオを見兼ねて、声を掛けたあおキノピオであった。
「いつまで寝てるの、兄さん」
「次のワールドに行くよー」
ルイージときいろキノピオにも、同じ様に声を掛けられたマリオであったが、周囲を見渡してチコを探す。
「チコは……?」
「チコ?」
以前、銀河中を共に冒険をしたルイージはチコの名前がマリオの口から出され、驚いていた。
「🌸、ヨッシー……、お前らもさっき、チコに会っただろ?」
先程まで、チコと一緒に"おためしギャラクシー"を冒険していた🌸とヨッシーに声を掛ける。
しかし、二人は顔を見合わせてからキョトンとした表情をマリオに見せた。
『チコちゃん……、って、前にマリオとルイージが一緒に冒険した子?』
「マリオさん。起きたばかりで、寝惚けてるんじゃないんですか?」
チコの事を知らない素振りを見せられ____、マリオは、チコと再会した出来事が夢であったと痛い程に理解させられた。
「そうか………、夢だったのか…………」
マリオは、困った様に眉を下げてから、汗を垂らして笑顔を見せた。しかし、笑顔の前に落胆した様子でいたのを、🌸は見逃さなかった。
『もしかしたら……、またチコちゃんと冒険出来るって、未来予知じゃないの?』
「そ、そうかな……、……そうだといいな」
🌸の言葉を聞いたマリオは、少しだけチコとの現実世界での再会の希望が湧いたのであった。
マリオ達がピーチ姫を救出する為、W 6へ向かっていく後ろ姿を_____、岩場の影に隠れたチコが優しい目をして、見守っていたのであった_____。
.
「お、おい……、ヨッシー、何してんだ?」
「見りゃ分かるでしょ。マリオさんと🌸さんにも……、わたしと同じ気持ちを味わってもらうんです!」
『目が本気だ……』
声を掛けながら後ずさるマリオと🌸であったが、ヨッシーは俊敏な動きを見せた。二人の口が開いていたタイミングを狙い、無理やり果物を捩じ込んだ。
「んぐっ!?」
『むぐぐぐっ……!』
突然の事に驚き、二人は果実を噛んでしまう。
マリオは青色の
「えーーっ!? なんで何も無いんですか!」
『やっぱり、ヨッシー専用の
「ふざけんの止めろよな」
マリオが、自分達を巻き込もうとしたヨッシーを
『あれ? チコちゃんが居ない……』
「ここだよーー! 助けてーーーっ!!」
チコの声が聞こえた先は、別の惑星であり、___、ボスキャラを担当するホリホリレッグの姿があった。
腹部に備え付けられたガラス部分には、チコが閉じ込められている。
「なんで、あんな所に……!?」
「捕まっちゃったんだよーー!」
マリオ達が目を離していた間に、チコはホリホリレッグに誘拐されてしまったのである。
『チコちゃんが危ない!』
「助けないと!」
チコを助ける為に、🌸とヨッシーがホリホリレッグに近づいていく。
しかし、近距離になるとホリホリレッグは脚部分で攻撃を仕掛けていき、二人は跳ね返されてしまった。
「ぬわ〜〜っ! 近づけませ〜ん!」
『あわわっ!』
「ヨッシー! 🌸!、………あんな敵、どうすればいいんだ?」
ホリホリレッグの攻略方法が分からず、チコが捕まっている姿をマリオは見ている事しか出来なかった。
🌸が惑星内を散策していると____、小型のドリルを発見した。
『ねぇ、マリオ……、こんなのあったけど』
「それ! そのドリルを使うんだよ!!」
🌸がマリオにドリルを見せると、チコが大きな声を上げて、それを使う様にとマリオに伝える。
「こんな時にサッカーやるの?」
「"ドリブル"じゃなくて、"ドリル"!」
サッカーボールを蹴り、器用にドリブルを披露したマリオのボケに、チコがツッコミを入れた。
「そのドリルは、マリオにしか使えないんだ! それを持ったら、星の反対側に回って……、敵の弱点は腹だよ!」
「オッケー! 任せとけ!!」
チコの言葉を聞いたマリオは、小型のドリルを持ち上げた。ホリホリレッグの腹部を狙う為に惑星の反対側に回っていく。
土の盛り上がっている部分を発見すると、マリオはその場所に立ち、足元にドリルを持っていった。すると、ドリルは勢いよく回り始めていき、地中を潜り続け____、ホリホリレッグの腹部の真下へ出てきた。
「ドリルアターーック!!」
ドリルの先端が腹部に直撃すると、ガラス部分にヒビが入っていく。ホリホリレッグが悲鳴を上げながら、その場に倒れ込んでいき、チコは解放された。
「助かった〜〜!やっぱり、マリオは凄いや!」
「いや〜〜♪」
チコに褒められた事で、上機嫌になったマリオだったが____、背後にある岩場に勢いよく頭部をぶつけてしまう。その衝撃によって、マリオは地面へと倒れ込んでしまった。
・
"………マリオ………、マリオ!"
目を覚ましたマリオは、チコに声を掛けられている_____、と、思っていた。
しかし実際は、眠りこくっていたマリオを見兼ねて、声を掛けたあおキノピオであった。
「いつまで寝てるの、兄さん」
「次のワールドに行くよー」
ルイージときいろキノピオにも、同じ様に声を掛けられたマリオであったが、周囲を見渡してチコを探す。
「チコは……?」
「チコ?」
以前、銀河中を共に冒険をしたルイージはチコの名前がマリオの口から出され、驚いていた。
「🌸、ヨッシー……、お前らもさっき、チコに会っただろ?」
先程まで、チコと一緒に"おためしギャラクシー"を冒険していた🌸とヨッシーに声を掛ける。
しかし、二人は顔を見合わせてからキョトンとした表情をマリオに見せた。
『チコちゃん……、って、前にマリオとルイージが一緒に冒険した子?』
「マリオさん。起きたばかりで、寝惚けてるんじゃないんですか?」
チコの事を知らない素振りを見せられ____、マリオは、チコと再会した出来事が夢であったと痛い程に理解させられた。
「そうか………、夢だったのか…………」
マリオは、困った様に眉を下げてから、汗を垂らして笑顔を見せた。しかし、笑顔の前に落胆した様子でいたのを、🌸は見逃さなかった。
『もしかしたら……、またチコちゃんと冒険出来るって、未来予知じゃないの?』
「そ、そうかな……、……そうだといいな」
🌸の言葉を聞いたマリオは、少しだけチコとの現実世界での再会の希望が湧いたのであった。
マリオ達がピーチ姫を救出する為、
.