NewスーパーマリオブラザーズWii編
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W4のボスであるウェンディを倒したマリオ達は、次なる目的地である____、W5に到着した。
広大なジャングルが広がり、沼地エリアも多く見られているステージであったが、マリオ達は____、エイジロウに乗って、空を飛んで軽々と攻略していた。
「いい気持ちだな〜〜」
澄んだ空気の中を飛んでいた中、マリオは気持ちよく腕を伸ばしていると____、砲台からキラーが射出され、マリオの顔面に直撃した。
「空中にも敵が居るから、気をつけないと」
いくら地上面でなくとも、空中面にも別の敵が居る事に変わりないと、あおキノピオがマリオにそう言った。
「もうやられないぞ! しっかり前を見て……」
「上からも来てるけどね」
きいろキノピオがマリオに声を掛けると、今度は頭上から、パラシュートを開いた状態のボム兵が現れた。避ける間もなくマリオにぶつかると、爆発を起こした。
「それにしても……、エイジロウは遅いなぁ」
エイジロウに乗ったマリオ達だが、スピードは依然として、のろのろとゆっくりとした進みであった。
『のんびりして、エイジロウちゃんの空旅を楽しめばいいじゃん』
「こんなにゆっくりだと、いつ城に着くか分かんないよ」
🌸は呑気な様子でそう言ったが、あおキノピオはエイジロウの進みの遅さで城に着くか分からない不安から、汗を垂らした。
「目の前に餌をぶら下げれば、早く進むかも」
「いい考えですねー……、で、餌って何を使うんですか?」
マリオの提案に賛成したヨッシーだったが、エイジロウのやる気を上げる餌が何かを問いかけると_____、ヨッシーの体は、マリオの素早い動きで縄で縛られた。
「よし、行けーーっ!」
「わたしですかーーーっ!!」
エイジロウの目の前にヨッシーが吊るされる形になると、エイジロウは目を輝かせてから、ヨッシーに夢中になると噛み始めた。
「んわ〜〜! 食べないで下さいね〜〜!!」
泣きながらそう言ったヨッシーだったが、そのおかけでエイジロウのスピードは、先程よりも段違いに速くなる。
一気に空を駆け抜けていくと____、マリオ達は、W5のボスの待ち構える城を発見した。
「エイジロウ、ご苦労さん。あの城に着陸してくれ」
マリオがエイジロウの頭部を撫でながら、声を掛けた。
それを聞いたエイジロウも着陸の準備に入ろうと、スピードを緩めていく_____はずが、城の入口付近のジャングルに自ら突っ込む形となって着陸した。
「荒っぽい着陸するなーーっ!」
『早速、ボロボロなんだけど』
ボスと戦っていないにも関わらず、マリオ達はエイジロウの無茶な着陸によって、ボロボロの状態となっていた。
・
城に侵入したマリオ達は、至る所に設置されていた移動用の金網を使いつつ、下には溶岩の海に落下しない様に、慎重に足を進めていく。
『この城、ホントに金網だらけだね。おまけに溶岩からは、バブルも出てきてるし……』
「気をつけろよ」
溶岩の海から飛び出てくるボブルを超えて、マリオ達は足場を見つけると上手く着地した。
🌸とマリオの会話を聞いていたヨッシーは、近くに設置されていた金網を発見すると、顔を近づけていく。
「そうですよねー、この金網……、ふざけてこんな事したら、抜けなくなっちゃったりして!」
わははははっ……、と、笑いながら、ヨッシーは自らの顔と手を金網に突っ込ませると、メリメリと金属音が聞こえた。ヨッシーが自分の力で顔と手を引き抜こうにも、金網が引っかかって上手く抜けられずにいた。
「抜けな〜〜い!!」
「アホか、お前は」
「助けて下さ〜い! 抜いて下さいよ〜!」
涙目となったヨッシーの助けを聞き、渋々といった形でマリオ達は、後ろからヨッシーの体を無理やり引っ張っていく。
メリメリメリ……、と、先程よりも大きな金属音を立てながら、ヨッシーは傷だらけの状態で救出される。
「もっと優しく抜いて下さいまし〜〜………」
「お前が、バカな事をするからだよ」
マリオがそう言った時に____、近くから、犬の鳴き声が聞こえた。それに気がついたマリオ達は何事かと思い、声が聞こえた金網を見た。
『あそこに、何か居るよ』
「くくくっ……、あそこにも、抜けなくなってるおバカさんが居ますよ」
「お前が言うなよ!」
自分と同じ様に、金網に顔を突っ込ませている誰かが居ると分かると、ヨッシーはクスクスと笑いながら金網に向けて、指を指していた。それを見たマリオは、人の事は言えないとヨッシーにツッコミを入れる。
「ワウ〜〜ン…………ッ」
「……、って、コイツ誰だっ!?」
マリオが金網にハマっている誰かを確認したが_____、げっそりと痩せ細ったワンワンである事に気づかず、声を上げた。
「やつれてはいるけど……多分、ワンワンだね」
黒色の体と尻尾代わりの鎖を見て、きいろキノピオは誰よりも早く、ワンワンであると分かった。ワンワンもきいろキノピオに声を掛けると、助けを求めている事を伝える。
「"ここにはまって、もう一ヶ月になる。何とか助けて下さい"……、って、言ってるよ」
「分かるのかよ!」
ワンワンの言葉を理解出来たきいろキノピオに、マリオは信じ切れない様子を見せながら、ツッコミを入れた。
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W4のボスであるウェンディを倒したマリオ達は、次なる目的地である____、W5に到着した。
広大なジャングルが広がり、沼地エリアも多く見られているステージであったが、マリオ達は____、エイジロウに乗って、空を飛んで軽々と攻略していた。
「いい気持ちだな〜〜」
澄んだ空気の中を飛んでいた中、マリオは気持ちよく腕を伸ばしていると____、砲台からキラーが射出され、マリオの顔面に直撃した。
「空中にも敵が居るから、気をつけないと」
いくら地上面でなくとも、空中面にも別の敵が居る事に変わりないと、あおキノピオがマリオにそう言った。
「もうやられないぞ! しっかり前を見て……」
「上からも来てるけどね」
きいろキノピオがマリオに声を掛けると、今度は頭上から、パラシュートを開いた状態のボム兵が現れた。避ける間もなくマリオにぶつかると、爆発を起こした。
「それにしても……、エイジロウは遅いなぁ」
エイジロウに乗ったマリオ達だが、スピードは依然として、のろのろとゆっくりとした進みであった。
『のんびりして、エイジロウちゃんの空旅を楽しめばいいじゃん』
「こんなにゆっくりだと、いつ城に着くか分かんないよ」
🌸は呑気な様子でそう言ったが、あおキノピオはエイジロウの進みの遅さで城に着くか分からない不安から、汗を垂らした。
「目の前に餌をぶら下げれば、早く進むかも」
「いい考えですねー……、で、餌って何を使うんですか?」
マリオの提案に賛成したヨッシーだったが、エイジロウのやる気を上げる餌が何かを問いかけると_____、ヨッシーの体は、マリオの素早い動きで縄で縛られた。
「よし、行けーーっ!」
「わたしですかーーーっ!!」
エイジロウの目の前にヨッシーが吊るされる形になると、エイジロウは目を輝かせてから、ヨッシーに夢中になると噛み始めた。
「んわ〜〜! 食べないで下さいね〜〜!!」
泣きながらそう言ったヨッシーだったが、そのおかけでエイジロウのスピードは、先程よりも段違いに速くなる。
一気に空を駆け抜けていくと____、マリオ達は、W5のボスの待ち構える城を発見した。
「エイジロウ、ご苦労さん。あの城に着陸してくれ」
マリオがエイジロウの頭部を撫でながら、声を掛けた。
それを聞いたエイジロウも着陸の準備に入ろうと、スピードを緩めていく_____はずが、城の入口付近のジャングルに自ら突っ込む形となって着陸した。
「荒っぽい着陸するなーーっ!」
『早速、ボロボロなんだけど』
ボスと戦っていないにも関わらず、マリオ達はエイジロウの無茶な着陸によって、ボロボロの状態となっていた。
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城に侵入したマリオ達は、至る所に設置されていた移動用の金網を使いつつ、下には溶岩の海に落下しない様に、慎重に足を進めていく。
『この城、ホントに金網だらけだね。おまけに溶岩からは、バブルも出てきてるし……』
「気をつけろよ」
溶岩の海から飛び出てくるボブルを超えて、マリオ達は足場を見つけると上手く着地した。
🌸とマリオの会話を聞いていたヨッシーは、近くに設置されていた金網を発見すると、顔を近づけていく。
「そうですよねー、この金網……、ふざけてこんな事したら、抜けなくなっちゃったりして!」
わははははっ……、と、笑いながら、ヨッシーは自らの顔と手を金網に突っ込ませると、メリメリと金属音が聞こえた。ヨッシーが自分の力で顔と手を引き抜こうにも、金網が引っかかって上手く抜けられずにいた。
「抜けな〜〜い!!」
「アホか、お前は」
「助けて下さ〜い! 抜いて下さいよ〜!」
涙目となったヨッシーの助けを聞き、渋々といった形でマリオ達は、後ろからヨッシーの体を無理やり引っ張っていく。
メリメリメリ……、と、先程よりも大きな金属音を立てながら、ヨッシーは傷だらけの状態で救出される。
「もっと優しく抜いて下さいまし〜〜………」
「お前が、バカな事をするからだよ」
マリオがそう言った時に____、近くから、犬の鳴き声が聞こえた。それに気がついたマリオ達は何事かと思い、声が聞こえた金網を見た。
『あそこに、何か居るよ』
「くくくっ……、あそこにも、抜けなくなってるおバカさんが居ますよ」
「お前が言うなよ!」
自分と同じ様に、金網に顔を突っ込ませている誰かが居ると分かると、ヨッシーはクスクスと笑いながら金網に向けて、指を指していた。それを見たマリオは、人の事は言えないとヨッシーにツッコミを入れる。
「ワウ〜〜ン…………ッ」
「……、って、コイツ誰だっ!?」
マリオが金網にハマっている誰かを確認したが_____、げっそりと痩せ細ったワンワンである事に気づかず、声を上げた。
「やつれてはいるけど……多分、ワンワンだね」
黒色の体と尻尾代わりの鎖を見て、きいろキノピオは誰よりも早く、ワンワンであると分かった。ワンワンもきいろキノピオに声を掛けると、助けを求めている事を伝える。
「"ここにはまって、もう一ヶ月になる。何とか助けて下さい"……、って、言ってるよ」
「分かるのかよ!」
ワンワンの言葉を理解出来たきいろキノピオに、マリオは信じ切れない様子を見せながら、ツッコミを入れた。
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