スーパーマリオワールド編
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子供テレサの頼み事を終えた四人は、チョコレー島のコクッパの一人を倒し、"魔王クッパの谷"に辿り着いた。谷の最奥にはクッパ城が構えており、ピーチ姫を救出する日もそう遠くはない。
「わ〜〜〜ん! ピーチ姫のチョコが欲しい〜〜〜!!」
バレンタインデー当日、マリオは意中の相手であるピーチ姫からチョコレートを貰えていない事を嘆く。
「わたしは🌸さんからチョコを貰いましたよ!えっへん、羨ましいでしょ?」
ヨッシーは上機嫌に、🌸から貰ったチョコレートの入った袋をこれみよがしにマリオに見せつけた。
「おれらも同じ奴を貰ってんだよ」
ルイージの手には、ヨッシーが貰った物と同じラッピングのされた袋が握られていた。
『毎年貰ってたからね〜』
「クッパのせいで、今年は貰えねぇのかな」
『ちゃんと用意してあるでしょ』
🌸は、毎年の恒例行事であるから忘れるはずがないとマリオを慰める。
「今年はあたしが、あ・げ・る」
「お前のはいらん! ピーチ姫のチョコが欲しいよ〜〜!!」
マリオはチョコレートが貰えていない悲しさから、ヨッシーのボケに必要以上のツッコミを入れなかった。ルイージが泣き続けるマリオを連れて、最後のコクッパが待ち構えている砦へと足を運んでいく。
・
砦に乗り込んでからもしょぼくれていたマリオだったが、🌸はリフトの上に置かれているある物を発見した。
『マリオ、リフトの上にチョコあるよ!』
🌸が声を掛けると、しょぼくれた表情から一転して喜びを露 わにすると猛スピードでリフトに乗った。マリオが手にすると、チョコレートが入った袋には手紙が付けられているのに気がつく。
"マリオへ 遅れてごめんね ピーチより"
「今年は、届けてくれたんだぁ」
"甘いな、マリオ!"
「うん。ピーチ姫のチョコは甘いよ」
どこからか聞こえた声にマリオは反応したが、時間差で違和感を感じ。
「だ、誰だっ!?」
マリオが声を上げると、コクッパの最後の一人、ラリーが姿を見せた。
「まんまと引っかかりやがって! そのチョコは、地獄への片道切符だ!」
『あー大丈夫。それちゃんとピーチ姫のチョコだから』
「ホントか!? わーい! やったーーっ!」
🌸とマリオは、ピーチ姫お手製の本物のチョコレートであると関係の無い話で持ちきりであり、ラリーの話など全く聞いていなかった。
「そっちの心配かよ〜〜!」
『何も言わないと、マリオがうるさいからね』
「おれは、最後の部屋で待ってるぜ」
ラリーはそれだけ言い残し、一瞬にして四人の前から姿を消していく。四人もラリーの居る部屋を目指して、砦に搭載された仕掛けを乗り越えていくが、ブロックの壁に道を阻まれて足が止まった。
「これじゃ、先に進めないぞ」
「だったら、壁を壊せばいいんだろ?」
ルイージの言葉に、マリオは何かを企んでいる様な悪い笑みを浮かべる。その視線の先にはヨッシーの姿があった。
「な、何をするんですかっ!?」
マリオは慣れた手つきでヨッシーの尻尾を掴み、思いきりヨッシーの頭部を壁に叩きつけた。
「わたしの頭が壊れます〜〜!」
ヨッシーの言葉とは裏腹に順調にブロックが破壊されていく。すると突然、ブロックがカロンへと姿が変わっていく。
「ここ通れるじゃん」
しかし、マリオとルイージは穴が空いて道が出来た事を優先し、カロンに襲われているヨッシーを置いて先に進んでいく。
残っていた🌸は付いていかず、カロン達を踏んでいく事でヨッシーを解放した。
『カロンは、そこで倒れててね〜』
「えへへっ……、やっぱり🌸さんは、優しいですっ」
『ヨッシーを置いてく訳ないじゃん。アイツ倒せば、最後のタマゴも揃うんだからね』
これまでコクッパの砦を巡り、囚われているヨッシーの仲間達を救出してきた。最後の砦となれば、ヨッシーの気合いもいつも以上に引き締まっている事は、🌸には何となく分かっていた。
「おーい、置いてくぞお前らー」
ヨッシーが🌸の優しさに触れ、改めて好意を確認していた時にマリオの呼ぶ声が遠くから聞こえた。二人だけの時間はあっけなく崩されたが、置いていかれる訳にもいかないので、マリオの元へと向かう。
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子供テレサの頼み事を終えた四人は、チョコレー島のコクッパの一人を倒し、"魔王クッパの谷"に辿り着いた。谷の最奥にはクッパ城が構えており、ピーチ姫を救出する日もそう遠くはない。
「わ〜〜〜ん! ピーチ姫のチョコが欲しい〜〜〜!!」
バレンタインデー当日、マリオは意中の相手であるピーチ姫からチョコレートを貰えていない事を嘆く。
「わたしは🌸さんからチョコを貰いましたよ!えっへん、羨ましいでしょ?」
ヨッシーは上機嫌に、🌸から貰ったチョコレートの入った袋をこれみよがしにマリオに見せつけた。
「おれらも同じ奴を貰ってんだよ」
ルイージの手には、ヨッシーが貰った物と同じラッピングのされた袋が握られていた。
『毎年貰ってたからね〜』
「クッパのせいで、今年は貰えねぇのかな」
『ちゃんと用意してあるでしょ』
🌸は、毎年の恒例行事であるから忘れるはずがないとマリオを慰める。
「今年はあたしが、あ・げ・る」
「お前のはいらん! ピーチ姫のチョコが欲しいよ〜〜!!」
マリオはチョコレートが貰えていない悲しさから、ヨッシーのボケに必要以上のツッコミを入れなかった。ルイージが泣き続けるマリオを連れて、最後のコクッパが待ち構えている砦へと足を運んでいく。
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砦に乗り込んでからもしょぼくれていたマリオだったが、🌸はリフトの上に置かれているある物を発見した。
『マリオ、リフトの上にチョコあるよ!』
🌸が声を掛けると、しょぼくれた表情から一転して喜びを
"マリオへ 遅れてごめんね ピーチより"
「今年は、届けてくれたんだぁ」
"甘いな、マリオ!"
「うん。ピーチ姫のチョコは甘いよ」
どこからか聞こえた声にマリオは反応したが、時間差で違和感を感じ。
「だ、誰だっ!?」
マリオが声を上げると、コクッパの最後の一人、ラリーが姿を見せた。
「まんまと引っかかりやがって! そのチョコは、地獄への片道切符だ!」
『あー大丈夫。それちゃんとピーチ姫のチョコだから』
「ホントか!? わーい! やったーーっ!」
🌸とマリオは、ピーチ姫お手製の本物のチョコレートであると関係の無い話で持ちきりであり、ラリーの話など全く聞いていなかった。
「そっちの心配かよ〜〜!」
『何も言わないと、マリオがうるさいからね』
「おれは、最後の部屋で待ってるぜ」
ラリーはそれだけ言い残し、一瞬にして四人の前から姿を消していく。四人もラリーの居る部屋を目指して、砦に搭載された仕掛けを乗り越えていくが、ブロックの壁に道を阻まれて足が止まった。
「これじゃ、先に進めないぞ」
「だったら、壁を壊せばいいんだろ?」
ルイージの言葉に、マリオは何かを企んでいる様な悪い笑みを浮かべる。その視線の先にはヨッシーの姿があった。
「な、何をするんですかっ!?」
マリオは慣れた手つきでヨッシーの尻尾を掴み、思いきりヨッシーの頭部を壁に叩きつけた。
「わたしの頭が壊れます〜〜!」
ヨッシーの言葉とは裏腹に順調にブロックが破壊されていく。すると突然、ブロックがカロンへと姿が変わっていく。
「ここ通れるじゃん」
しかし、マリオとルイージは穴が空いて道が出来た事を優先し、カロンに襲われているヨッシーを置いて先に進んでいく。
残っていた🌸は付いていかず、カロン達を踏んでいく事でヨッシーを解放した。
『カロンは、そこで倒れててね〜』
「えへへっ……、やっぱり🌸さんは、優しいですっ」
『ヨッシーを置いてく訳ないじゃん。アイツ倒せば、最後のタマゴも揃うんだからね』
これまでコクッパの砦を巡り、囚われているヨッシーの仲間達を救出してきた。最後の砦となれば、ヨッシーの気合いもいつも以上に引き締まっている事は、🌸には何となく分かっていた。
「おーい、置いてくぞお前らー」
ヨッシーが🌸の優しさに触れ、改めて好意を確認していた時にマリオの呼ぶ声が遠くから聞こえた。二人だけの時間はあっけなく崩されたが、置いていかれる訳にもいかないので、マリオの元へと向かう。
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