スーパーマリオサンシャイン編
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しかし、クッパの圧倒的な強さと武器も持たない自分達とでは戦力差が大きすぎる事に🌸は既に気づいており____、次第に涙が込み上げてきた。
『うぅ……っ、何だかすっごく悲しくて……悔しくて………、でも、それと同じぐらい体も痛いし熱いよ〜〜〜!!』
クッパ親子に敵わない悲しさと悔しさに加え、ポンプを救出する為に自分の体を犠牲にしてダメージを負い、大粒の涙を流していく。
「な、泣かないで下さい! 🌸さん!」
『だって、だってぇ〜〜………、うぅ〜〜〜っ……、………っ!』
大好きな🌸が泣き出した事にヨッシーは慌てながらも、その場に駆け寄る。🌸の体は先程よりは赤みも薄くなってはいたが、痛々しい事に変わりなかった。
「泣くな、🌸! 諦めんじゃねーよ! そんなに泣かれると、おれも泣きそうに………、うぅ……!」
「わぁ〜〜! 二人揃って泣かないで下さいよ〜〜! 今まで、ずっと頑張ってきたじゃないですか!!」
🌸を慰 さめようとしたマリオも目元に涙を浮かべ始めると、ヨッシーはさらに慌てた様子で二人に声を掛ける。
マリオと🌸にとって、今回の冒険は決して良い事づくしではなかった。見知らぬ南国の島に訪れると、ラクガキ犯として濡れ衣を着せられ、🌸に至ってはマリオが戦犯とも言うべき冤罪 扱いであった。
街の至る所に自分達の似顔絵が描かれた手配書が掲示され、島内の汚れを全て取り除かないと島から出る事が許されなかった。二人は冒険の目的があった為にシャインを集めていたが、そのストレスが溜まりに溜まって今、それが涙として放出されていたのである。
「泣き言を言ってられるのも今の内だ。お前ら仲良く、溶岩の海へ落としてやるぜ」
クッパが余裕そうに笑みを浮かべていた中_____、ポンプの口部分に🌸が流していた涙が入っていく。
タンクの中に僅かだが🌸の涙が溜まっていくと、ポンプの顔色が少しだけ良くなった。
「マリオさん! 🌸さん! ポ、ポンプの顔色が……少しだけ良くなりましたよ!」
「えっ?」
『へっ?』
ヨッシーが驚いた様子で二人に声を掛けてから、🌸がマリオにも見える様にポンプを連れて移動した。
「もしかすると、二人の涙がポンプに効果てきめんじゃないんですか……?」
二人が涙を流す前までは顔色は真っ青で体調は優れたいなかった。しかし、🌸の涙を浴びた事でポンプの顔色は真っ青ではなくなっていた。
それを聞いたマリオと🌸はポンプに届くようにとドルピック島での散々な扱いを思い出し、溢れてきた涙をポンプに浴びせていく。
タンクの中の水が、二人の涙で満タンになったと同時に______、ポンプの顔色はすっかりと元通りになり、元気に満ち溢れていた。
〈……、元気100倍! 勇気100倍デス!〉
「ポンプ!!」
『ポンプちゃん!!』
ポンプが完全復活を果たした事で、マリオと🌸は歓喜に満ちた声を上げた。
そのタイミングでマリオも自力で這い上がる。ベルトを巻いてから、慣れた手つきでポンプを装着した。
「"ロケットノズル"だ!……、行くぜ、🌸!」
『うん!』
マリオに声を掛けられた🌸はゆっくりと立ち上がり、熱さと痛みに耐えながらマリオにしがみついた。
〈マリオさん! 🌸さん! ジャンプしマス!〉
ポンプの声掛けを受け、マリオは勢いよくレバーを引いた。下向きに水が出てくると、通常時よりもより多くの水が噴射された。
〈大大大大大大ジャーーーーンプ!! パワーも100倍デス!!〉
マリオと🌸はポンプの力によりジャンプしたが、力が倍増していた事により_____、"コロナマウンテン"の火口を越え、ドルピック島全体を見渡せる位置まで飛び越えていた。
「覚悟しろよ、クッパ! ここから、ぶちかましてやるぜーーーっ!!」
マリオと🌸は、小さく見えていたクッパとクッパJrに向けて、叫び声に近い形でそう言い放つ。
「ぶちまかすって………、な……、な、何を?」
「スーパーヒップドロップだよーーっっ!!」
『お前達二人、絶対に踏み潰してやる!!』
高らかにそう宣言したマリオと🌸はヒップドロップの体勢に入り、真下に居るクッパとクッパJrを狙って降下し始めていく。
「や、や……っ、やめて〜〜〜っ!!」
「絶対やめねーーーっ!!」
『絶対やめないっ!!』
クッパの必死に抵抗する声を無視した二人は、高所からのスーパーヒップドロップをお見舞した。
二人分のヒップドロップの威力により、巨大露天風呂を支えていた五箇所の足場にもヒビが入り、自然と破壊されていく。支えていた足場が無くなった事で、巨大露天風呂はひっくり返された。
それによりマリオ達は空中に放り出されると、今度は地上へと落下していく。その際、風呂場の奥底からシャインが出現したのをマリオ達は見逃さなかった。
「今回は、これぐらいにしておいてやるぞ! お前ら、運のいい奴らだな〜〜!」
クッパJrが泣きながら負け犬の遠吠えをすると、クッパが「はいはい」とクッパJrを宥 めつつ、傍に寄り添いながら海の方へと落下していく。
「マリオーー! 🌸ーー!」
同じく落下していたピーチ姫だが、持参していたパラソルのおかげで空中浮遊する形で、無事に着地できる体勢が整っていた。
「ピーチ姫! ご無事で……、だけど、おれがこのままじゃ地面にぶつかっちゃいますよ〜〜!」
「マリオ、頑張って!」
🌸もドルピック島へと落下していた中_____、必死の形相を浮かべるヨッシーがジタバタと手足を動かしながら、🌸の元へとやって来た。
「🌸さん!!」
ヨッシーは落下中にも関わらず、🌸をお姫様抱っこをする体勢になると、🌸の安否を気にしていた。
『ヨッシー……、まだ体が熱いと思うから、無理しなくて………』
「もう熱くないですよ……、それにわたし………、🌸さんを守れるなら、熱くても寒くても暗くても狭くても、どんな場所でも駆けつけますもの!!」
ヨッシーの🌸への愛情の大きさを伺 える言葉を聞き、🌸は『ありがとう』と感謝の言葉を告げてから______、意識が途切れた。
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しかし、クッパの圧倒的な強さと武器も持たない自分達とでは戦力差が大きすぎる事に🌸は既に気づいており____、次第に涙が込み上げてきた。
『うぅ……っ、何だかすっごく悲しくて……悔しくて………、でも、それと同じぐらい体も痛いし熱いよ〜〜〜!!』
クッパ親子に敵わない悲しさと悔しさに加え、ポンプを救出する為に自分の体を犠牲にしてダメージを負い、大粒の涙を流していく。
「な、泣かないで下さい! 🌸さん!」
『だって、だってぇ〜〜………、うぅ〜〜〜っ……、………っ!』
大好きな🌸が泣き出した事にヨッシーは慌てながらも、その場に駆け寄る。🌸の体は先程よりは赤みも薄くなってはいたが、痛々しい事に変わりなかった。
「泣くな、🌸! 諦めんじゃねーよ! そんなに泣かれると、おれも泣きそうに………、うぅ……!」
「わぁ〜〜! 二人揃って泣かないで下さいよ〜〜! 今まで、ずっと頑張ってきたじゃないですか!!」
🌸を
マリオと🌸にとって、今回の冒険は決して良い事づくしではなかった。見知らぬ南国の島に訪れると、ラクガキ犯として濡れ衣を着せられ、🌸に至ってはマリオが戦犯とも言うべき
街の至る所に自分達の似顔絵が描かれた手配書が掲示され、島内の汚れを全て取り除かないと島から出る事が許されなかった。二人は冒険の目的があった為にシャインを集めていたが、そのストレスが溜まりに溜まって今、それが涙として放出されていたのである。
「泣き言を言ってられるのも今の内だ。お前ら仲良く、溶岩の海へ落としてやるぜ」
クッパが余裕そうに笑みを浮かべていた中_____、ポンプの口部分に🌸が流していた涙が入っていく。
タンクの中に僅かだが🌸の涙が溜まっていくと、ポンプの顔色が少しだけ良くなった。
「マリオさん! 🌸さん! ポ、ポンプの顔色が……少しだけ良くなりましたよ!」
「えっ?」
『へっ?』
ヨッシーが驚いた様子で二人に声を掛けてから、🌸がマリオにも見える様にポンプを連れて移動した。
「もしかすると、二人の涙がポンプに効果てきめんじゃないんですか……?」
二人が涙を流す前までは顔色は真っ青で体調は優れたいなかった。しかし、🌸の涙を浴びた事でポンプの顔色は真っ青ではなくなっていた。
それを聞いたマリオと🌸はポンプに届くようにとドルピック島での散々な扱いを思い出し、溢れてきた涙をポンプに浴びせていく。
タンクの中の水が、二人の涙で満タンになったと同時に______、ポンプの顔色はすっかりと元通りになり、元気に満ち溢れていた。
〈……、元気100倍! 勇気100倍デス!〉
「ポンプ!!」
『ポンプちゃん!!』
ポンプが完全復活を果たした事で、マリオと🌸は歓喜に満ちた声を上げた。
そのタイミングでマリオも自力で這い上がる。ベルトを巻いてから、慣れた手つきでポンプを装着した。
「"ロケットノズル"だ!……、行くぜ、🌸!」
『うん!』
マリオに声を掛けられた🌸はゆっくりと立ち上がり、熱さと痛みに耐えながらマリオにしがみついた。
〈マリオさん! 🌸さん! ジャンプしマス!〉
ポンプの声掛けを受け、マリオは勢いよくレバーを引いた。下向きに水が出てくると、通常時よりもより多くの水が噴射された。
〈大大大大大大ジャーーーーンプ!! パワーも100倍デス!!〉
マリオと🌸はポンプの力によりジャンプしたが、力が倍増していた事により_____、"コロナマウンテン"の火口を越え、ドルピック島全体を見渡せる位置まで飛び越えていた。
「覚悟しろよ、クッパ! ここから、ぶちかましてやるぜーーーっ!!」
マリオと🌸は、小さく見えていたクッパとクッパJrに向けて、叫び声に近い形でそう言い放つ。
「ぶちまかすって………、な……、な、何を?」
「スーパーヒップドロップだよーーっっ!!」
『お前達二人、絶対に踏み潰してやる!!』
高らかにそう宣言したマリオと🌸はヒップドロップの体勢に入り、真下に居るクッパとクッパJrを狙って降下し始めていく。
「や、や……っ、やめて〜〜〜っ!!」
「絶対やめねーーーっ!!」
『絶対やめないっ!!』
クッパの必死に抵抗する声を無視した二人は、高所からのスーパーヒップドロップをお見舞した。
二人分のヒップドロップの威力により、巨大露天風呂を支えていた五箇所の足場にもヒビが入り、自然と破壊されていく。支えていた足場が無くなった事で、巨大露天風呂はひっくり返された。
それによりマリオ達は空中に放り出されると、今度は地上へと落下していく。その際、風呂場の奥底からシャインが出現したのをマリオ達は見逃さなかった。
「今回は、これぐらいにしておいてやるぞ! お前ら、運のいい奴らだな〜〜!」
クッパJrが泣きながら負け犬の遠吠えをすると、クッパが「はいはい」とクッパJrを
「マリオーー! 🌸ーー!」
同じく落下していたピーチ姫だが、持参していたパラソルのおかげで空中浮遊する形で、無事に着地できる体勢が整っていた。
「ピーチ姫! ご無事で……、だけど、おれがこのままじゃ地面にぶつかっちゃいますよ〜〜!」
「マリオ、頑張って!」
🌸もドルピック島へと落下していた中_____、必死の形相を浮かべるヨッシーがジタバタと手足を動かしながら、🌸の元へとやって来た。
「🌸さん!!」
ヨッシーは落下中にも関わらず、🌸をお姫様抱っこをする体勢になると、🌸の安否を気にしていた。
『ヨッシー……、まだ体が熱いと思うから、無理しなくて………』
「もう熱くないですよ……、それにわたし………、🌸さんを守れるなら、熱くても寒くても暗くても狭くても、どんな場所でも駆けつけますもの!!」
ヨッシーの🌸への愛情の大きさを
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