スーパーマリオサンシャイン編
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マリオ達は雲を登り切り、器の中を覗き込むと______、器の正体は、空中に浮かぶ巨大露天風呂であった。
その中には熱々の湯が入っており、クッパJrとピーチ姫の姿が見えた。
「きゃ〜〜っ! おもしろーい、このアヒル♡」
ピーチ姫は、風呂場の遊び用として活用される黄色のアヒルの上に乗っていた。湯が波立って揺れた事にスリルを覚えて、ピーチ姫は歓声に近い悲鳴を上げていたのであった。
「ふ……ふ、風呂〜〜〜っ?!」
『これ、露天風呂だったんだ……』
"コロナマウンテン"に巨大露天風呂を構えているなど予想出来たはずもなく、マリオ達は唖然としていた。マリオ達が訪れた事に、クッパJrとピーチ姫もようやく気がついた。
「やっと来たか」
「あら、みんな。遅かったじゃない」
「こんなとこで遊んでないで、帰りますよ」
マリオはピーチ姫に声を掛けて、風呂場から出る様に促すとクッパJrの表情が険しくなる。
「ダメー! ピーチ姫は返さない!」
"そうだ、Jrよ……、ピーチ姫は返してはならんぞ!"
ピーチ姫を引き上げようと手を伸ばしたマリオは、湯の中から聞き覚えのある宿敵 の声が聞こえ、動きを止めた。
「そ、その声は……、クッパか!」
マリオの言葉が響いてから、湯がゴボゴボと泡立ち始める_____、そして、湯の中に潜 んでいたクッパが姿を見せるも、シンクロナイスドスイミングの選手の格好を披露し、マリオ達はその場でずっこけた。
「……、って、何してんだお前ーー!」
「次の五輪 に向けて、シンクロの練習を……」
『風呂場でやるなっての』
「随分とのんびりしてるじゃねーか」
島中のシャインを集め切って尚且 つ、ピーチ姫を攫ったクッパJrを倒す為に"コロナマウンテン"を登山していた事など気にも留めていない様子を見せ、マリオ達はどこか舐められている様であった。
「今回は、ぼくがボスだからね。お父さんはのんびり休んでていいよ」
クッパの前に息子のクッパJrが姿を見せると、ドルピックタウンでは撤退して戦う事は出来ずにいたが、改めてマリオ達と対峙した。
「さぁ、やろうぜ! 腰抜け野郎ども! お前らなんかひと捻 りで潰してやる! 覚悟しろ!!」
子供ながらに威勢よくマリオ達に宣戦布告をしたクッパJrだったが______、クッパの傍に戻ると、父親のクッパに向けて深々と頭を下げた。
「では、お父さん。あとよろしく」
「やっぱり、わしがやるのかよーー!」
宣戦布告まで仕掛けたにも関わらず、マリオ達との決闘をクッパに任せた事で、クッパは息子のクッパJrにツッコミを入れた。
しかし、息子からの頼みとなれば親バカであるクッパは断る訳がなかった。シンクロナイスドスイミングの格好を脱ぎ、クッパはマリオと🌸と対峙した。
〈マリオさん……っ、🌸さん………っ〉
ポンプの顔色は未だ悪いままで、クッパと戦う事すら出来ない状態までになっていた。心配そうに二人に声を掛けたポンプであるが、心配をかけまいと二人は明るい表情を向ける。
「心配すんな、大丈夫だ」
『あんな奴、ぜーったいにやっつけるから』
クッパはそう言った二人を見てから、顔色の優れないポンプを見て嘲笑を浮かべる。
「ポンプの調子が悪そうだな。最終面 まで来て使えねぇとは、大バカ野郎だな」
ポンプは勿論、自分達もクッパに煽られている事が分かると、怒りを露わにしたマリオはポンプを掴んだ。
「なにを〜〜……っ!、……こうすりゃ立派に使えるわ!!」
「そんな使い方すなーーっ!!」
『ホントに壊れちゃうってー!』
水を噴射させる事無く、ポンプを直接ぶつける形で攻撃を仕掛けたマリオにクッパと🌸は思わずツッコミを入れた。
「このやろー! 腕力なら負けねーぞ!」
クッパは腕を振り上げると、マリオと🌸を殴り始めていく。ポンプを装着していない二人は攻撃力が低下しており、一方的に殴られ続けていた。
「いいぞー! お父さん!」
「マリオ、テメェは溶岩の海にでも落ちろーー!!」
クッパはマリオに狙いを定めると、思いきり拳をぶつけた。巨大露天風呂から身を投げ出されたかと思いきや_____、マリオはギリギリの所で岸に捕まった。
「ぐぅ……っ!、ぐうぅ〜〜〜!!」
「しぶとい奴だな!」
「落ちてたまるかよ〜〜〜っ!!」
マリオが声を張り上げてクッパに対抗するも、岸から上がらなければ、決闘する事もままならなかった。
『よくもマリオを〜〜!』
岸から這い上がろうとしていたマリオに代わり、🌸はその場でジャンプして、クッパに攻撃を仕掛けようとした。
「お前もさっさと、くたばりやがれーー!」
『んわ〜〜〜っ!』
しかし、クッパは🌸の攻撃を回避してからマリオと同じ様に拳をぶつけた。
🌸が落下した際に近くに居たポンプにぶつかると_____、ポンプはクッパ達が入っていた風呂場へと、落下していく。
〈わあぁーーーーっっ!!〉
『ポンプちゃん!!』
🌸はポンプを助ける為に湯気が沸き立ち、通常の湯よりも何倍の熱さも誇る露天風呂に恐怖せず、躊躇なく飛び込んでいく。
湯の中に飛び込み、急いでポンプを回収して上がろうとしたが______、あまりの熱さに一瞬にして体全体が赤く染まっていき、痛みが伴った事で🌸は飛び上がるようにして、湯から出ていった。
『ぬ゛ぅ゛ぅ゛〜〜〜っ!、……、あ゛っ゛っ゛づ〜〜〜い゛!!』
風呂場からポンプを救出したものの、🌸の腕や足しの至る所は未だに赤く染まっており、痛みは断続的に続いていた。
「🌸〜〜! ポンプは大丈夫か〜〜!?」
『うん! な、なんとか助けたけど………、体が痛いし熱い〜〜〜!!』
最後までポンプと一緒に居ると言ってくれた二人をポンプは体調が優れないながらも、内心はとても心配していたのであった。
(マリオさん……、🌸さん………、あんなに頑張って、クッパさんに立ち向かって………、いつも……、いつも一緒に頑張ってきたのに……!)
ボロボロの状態になりながらも、クッパへの闘志を無くしていない二人を見たポンプは_____、初めて出会った時から今日までの様々な思い出が走馬灯の様に思い出された。
楽しい事もあれば、嫌な事も沢山あった冒険であったが、ポンプにとってはかけがえのないものであるのは確かだった。
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マリオ達は雲を登り切り、器の中を覗き込むと______、器の正体は、空中に浮かぶ巨大露天風呂であった。
その中には熱々の湯が入っており、クッパJrとピーチ姫の姿が見えた。
「きゃ〜〜っ! おもしろーい、このアヒル♡」
ピーチ姫は、風呂場の遊び用として活用される黄色のアヒルの上に乗っていた。湯が波立って揺れた事にスリルを覚えて、ピーチ姫は歓声に近い悲鳴を上げていたのであった。
「ふ……ふ、風呂〜〜〜っ?!」
『これ、露天風呂だったんだ……』
"コロナマウンテン"に巨大露天風呂を構えているなど予想出来たはずもなく、マリオ達は唖然としていた。マリオ達が訪れた事に、クッパJrとピーチ姫もようやく気がついた。
「やっと来たか」
「あら、みんな。遅かったじゃない」
「こんなとこで遊んでないで、帰りますよ」
マリオはピーチ姫に声を掛けて、風呂場から出る様に促すとクッパJrの表情が険しくなる。
「ダメー! ピーチ姫は返さない!」
"そうだ、Jrよ……、ピーチ姫は返してはならんぞ!"
ピーチ姫を引き上げようと手を伸ばしたマリオは、湯の中から聞き覚えのある
「そ、その声は……、クッパか!」
マリオの言葉が響いてから、湯がゴボゴボと泡立ち始める_____、そして、湯の中に
「……、って、何してんだお前ーー!」
「次の
『風呂場でやるなっての』
「随分とのんびりしてるじゃねーか」
島中のシャインを集め切って
「今回は、ぼくがボスだからね。お父さんはのんびり休んでていいよ」
クッパの前に息子のクッパJrが姿を見せると、ドルピックタウンでは撤退して戦う事は出来ずにいたが、改めてマリオ達と対峙した。
「さぁ、やろうぜ! 腰抜け野郎ども! お前らなんかひと
子供ながらに威勢よくマリオ達に宣戦布告をしたクッパJrだったが______、クッパの傍に戻ると、父親のクッパに向けて深々と頭を下げた。
「では、お父さん。あとよろしく」
「やっぱり、わしがやるのかよーー!」
宣戦布告まで仕掛けたにも関わらず、マリオ達との決闘をクッパに任せた事で、クッパは息子のクッパJrにツッコミを入れた。
しかし、息子からの頼みとなれば親バカであるクッパは断る訳がなかった。シンクロナイスドスイミングの格好を脱ぎ、クッパはマリオと🌸と対峙した。
〈マリオさん……っ、🌸さん………っ〉
ポンプの顔色は未だ悪いままで、クッパと戦う事すら出来ない状態までになっていた。心配そうに二人に声を掛けたポンプであるが、心配をかけまいと二人は明るい表情を向ける。
「心配すんな、大丈夫だ」
『あんな奴、ぜーったいにやっつけるから』
クッパはそう言った二人を見てから、顔色の優れないポンプを見て嘲笑を浮かべる。
「ポンプの調子が悪そうだな。最終
ポンプは勿論、自分達もクッパに煽られている事が分かると、怒りを露わにしたマリオはポンプを掴んだ。
「なにを〜〜……っ!、……こうすりゃ立派に使えるわ!!」
「そんな使い方すなーーっ!!」
『ホントに壊れちゃうってー!』
水を噴射させる事無く、ポンプを直接ぶつける形で攻撃を仕掛けたマリオにクッパと🌸は思わずツッコミを入れた。
「このやろー! 腕力なら負けねーぞ!」
クッパは腕を振り上げると、マリオと🌸を殴り始めていく。ポンプを装着していない二人は攻撃力が低下しており、一方的に殴られ続けていた。
「いいぞー! お父さん!」
「マリオ、テメェは溶岩の海にでも落ちろーー!!」
クッパはマリオに狙いを定めると、思いきり拳をぶつけた。巨大露天風呂から身を投げ出されたかと思いきや_____、マリオはギリギリの所で岸に捕まった。
「ぐぅ……っ!、ぐうぅ〜〜〜!!」
「しぶとい奴だな!」
「落ちてたまるかよ〜〜〜っ!!」
マリオが声を張り上げてクッパに対抗するも、岸から上がらなければ、決闘する事もままならなかった。
『よくもマリオを〜〜!』
岸から這い上がろうとしていたマリオに代わり、🌸はその場でジャンプして、クッパに攻撃を仕掛けようとした。
「お前もさっさと、くたばりやがれーー!」
『んわ〜〜〜っ!』
しかし、クッパは🌸の攻撃を回避してからマリオと同じ様に拳をぶつけた。
🌸が落下した際に近くに居たポンプにぶつかると_____、ポンプはクッパ達が入っていた風呂場へと、落下していく。
〈わあぁーーーーっっ!!〉
『ポンプちゃん!!』
🌸はポンプを助ける為に湯気が沸き立ち、通常の湯よりも何倍の熱さも誇る露天風呂に恐怖せず、躊躇なく飛び込んでいく。
湯の中に飛び込み、急いでポンプを回収して上がろうとしたが______、あまりの熱さに一瞬にして体全体が赤く染まっていき、痛みが伴った事で🌸は飛び上がるようにして、湯から出ていった。
『ぬ゛ぅ゛ぅ゛〜〜〜っ!、……、あ゛っ゛っ゛づ〜〜〜い゛!!』
風呂場からポンプを救出したものの、🌸の腕や足しの至る所は未だに赤く染まっており、痛みは断続的に続いていた。
「🌸〜〜! ポンプは大丈夫か〜〜!?」
『うん! な、なんとか助けたけど………、体が痛いし熱い〜〜〜!!』
最後までポンプと一緒に居ると言ってくれた二人をポンプは体調が優れないながらも、内心はとても心配していたのであった。
(マリオさん……、🌸さん………、あんなに頑張って、クッパさんに立ち向かって………、いつも……、いつも一緒に頑張ってきたのに……!)
ボロボロの状態になりながらも、クッパへの闘志を無くしていない二人を見たポンプは_____、初めて出会った時から今日までの様々な思い出が走馬灯の様に思い出された。
楽しい事もあれば、嫌な事も沢山あった冒険であったが、ポンプにとってはかけがえのないものであるのは確かだった。
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