スーパーマリオサンシャイン編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
.
ドルピックタウンを水没 に陥れたクッパJrと対峙したマリオ達。クッパJrが逃げ込んだ"コロナマウンテン"の入口前に辿り着き、最終面 に赴こうとしていた。
「行くぞ!ポンプ!」
〈ふぁ〜〜い〉
マリオが声を掛けるも_____、調子の悪いポンプはいつものキリッとした姿でなくなり、気の抜けた返事を出してしまう。
「やっぱダメじゃん」
『調子が戻ってないんだね』
〈すみマセン……、力が入らなくて………〉
目の部分に渦巻き模様が浮かんでいると、ポンプは相変わらず苦しそうにして、咳き込む様子を見せた。
「しかし、ポンプ無しで戦うのは厳しいな……」
これまで、ポンプありきで敵キャラ達との決闘 で勝利をものにしてきたマリオだったが、クッパJrとの決闘 でポンプ無しで戦うのは些 か不安要素ではあった。
「元気が出そうな物を入れてみますね」
ヨッシーはある物を取り出して、ポンプの首部分に取り付けると______、ポンプの全身に電撃が走っていき、苦しそうな様子で痺れていた。
「電池じゃダメかー」
「それは、電気の出るものだろー!」
電池を使ってポンプの体調を良くしようとしたヨッシーに、マリオがツッコミを入れた。
『ポンプちゃん、可哀想だね……っ、最後の最後で壊れちゃうなんて〜〜っ』
「お前はウソ泣き止めろよ」
🌸は涙ぐんだ声を出し、両目からは涙を流しているも、マリオはウソ泣きであるとすぐに見抜いた。
涙がポンプの口部分に落とされると_____、それを飲み込んだ音が聞こえ、咳き込む回数も心做 しか減っていた様に🌸は思った。
(あれ………、…………)
「可哀想だけど……壊れたポンプは、ここに置いていくしかないですね」
クッパJrとの対決で完全に破壊されるより、ここに残った方がマシだろうと判断したヨッシーがそう言うも、マリオが待ったをかけた。
「何言ってんだ、ヨッシー。ポンプはここまで一緒に頑張ってきたじゃないか……、壊れてても最後まで一緒だよ」
『……そうだね。一緒にクッパJrを倒そう!』
〈マリオさん……! 🌸さん……!〉
マリオはポンプを連れて、🌸とヨッシーと共にクッパはが待ち構えている"コロナマウンテン"の入口を通っていく。
・
活火山の中を進んでいくマリオ達は、溶岩 の海を渡る為の船を見つけた。
船に乗ったマリオは抱えていたポンプに_____、縄を括 り付けると、鵜飼 いの様に溶岩の海に放り投げていく。
〈ひ〜〜っ! 熱いデス〜〜〜!!〉
「機械 の癖に、熱がってんじゃねーよ」
『頑張れ、ポンプちゃん』
「この為に、ポンプを連れてきたんですかー!」
ポンプを鵜飼 いの様に扱うマリオと🌸に、ヨッシーはツッコミを入れた。
マリオと🌸はヨッシーの方へ振り向くと、ポンプに聞こえない様に小声で話し出した。
「これぐらいしなくちゃ、ポンプだって遠慮するだろ」
『何もしてないと、むしろ気にしちゃうと思うしね』
「ひょっとして………、役に立てないのに、連れてきてもらったポンプに気を遣って………」
二人のポンプへの気遣いを知り、ヨッシーは思わず感動して涙が出てきたのである。
涙を拭き取ってから前を向くと、マリオと🌸はポンプに再度、声を掛けていた。
「さぁ、頑張れ! ポンプ!」
『クッパJrの所まで行けー!』
「それにしてもやりすぎですよ」
船を進めていくと、マリオ達は足場の安定した岸に到着した。
船を降りてから、マリオは未だ体調の優れないポンプを装着し、空中面 用の足場として用意されていた雲を見上げた。
「次は上に登るのか……最終面 はどこなんだ?」
『分かんないけど……、雲があるって事はこの上だよね?』
昼間に関わらず、上を見上げると火口 の頂上付近は薄暗かった。そのせいで何があるかも上手く捉えられなかったが、マリオ達はクッパJrが待っていると信じて登っていくのである。
「ポンプ、やっぱり調子が良くないですね」
〈うぅ〜〜…………、…………〉
マリオに装着されていたポンプは先程よりも顔色が悪くなっており、嗚咽 を吐き始めていた。
(さっき、ウソ泣きで流した涙がタンクの中に入った時に………、体調が良くなったと思ったんだけど………、………気のせいだったかな)
「何だ? あの大きな器は……」
🌸がポンプの様子について考え事をしていた時、マリオは_____、火口 付近に備え付けられていた巨大な器を発見した。
「きゃ〜〜! きゃ〜〜!」
その時_____、器の中から、囚われの身である筈のピーチ姫の声が聞こえてきた。それにより、マリオ達の体に緊張が走った。
「ピーチ姫の声だ! あそこが最終面 か!」
『早く行かないと!』
.
ドルピックタウンを
「行くぞ!ポンプ!」
〈ふぁ〜〜い〉
マリオが声を掛けるも_____、調子の悪いポンプはいつものキリッとした姿でなくなり、気の抜けた返事を出してしまう。
「やっぱダメじゃん」
『調子が戻ってないんだね』
〈すみマセン……、力が入らなくて………〉
目の部分に渦巻き模様が浮かんでいると、ポンプは相変わらず苦しそうにして、咳き込む様子を見せた。
「しかし、ポンプ無しで戦うのは厳しいな……」
これまで、ポンプありきで敵キャラ達との
「元気が出そうな物を入れてみますね」
ヨッシーはある物を取り出して、ポンプの首部分に取り付けると______、ポンプの全身に電撃が走っていき、苦しそうな様子で痺れていた。
「電池じゃダメかー」
「それは、電気の出るものだろー!」
電池を使ってポンプの体調を良くしようとしたヨッシーに、マリオがツッコミを入れた。
『ポンプちゃん、可哀想だね……っ、最後の最後で壊れちゃうなんて〜〜っ』
「お前はウソ泣き止めろよ」
🌸は涙ぐんだ声を出し、両目からは涙を流しているも、マリオはウソ泣きであるとすぐに見抜いた。
涙がポンプの口部分に落とされると_____、それを飲み込んだ音が聞こえ、咳き込む回数も心
(あれ………、…………)
「可哀想だけど……壊れたポンプは、ここに置いていくしかないですね」
クッパJrとの対決で完全に破壊されるより、ここに残った方がマシだろうと判断したヨッシーがそう言うも、マリオが待ったをかけた。
「何言ってんだ、ヨッシー。ポンプはここまで一緒に頑張ってきたじゃないか……、壊れてても最後まで一緒だよ」
『……そうだね。一緒にクッパJrを倒そう!』
〈マリオさん……! 🌸さん……!〉
マリオはポンプを連れて、🌸とヨッシーと共にクッパはが待ち構えている"コロナマウンテン"の入口を通っていく。
・
活火山の中を進んでいくマリオ達は、
船に乗ったマリオは抱えていたポンプに_____、縄を
〈ひ〜〜っ! 熱いデス〜〜〜!!〉
「
『頑張れ、ポンプちゃん』
「この為に、ポンプを連れてきたんですかー!」
ポンプを
マリオと🌸はヨッシーの方へ振り向くと、ポンプに聞こえない様に小声で話し出した。
「これぐらいしなくちゃ、ポンプだって遠慮するだろ」
『何もしてないと、むしろ気にしちゃうと思うしね』
「ひょっとして………、役に立てないのに、連れてきてもらったポンプに気を遣って………」
二人のポンプへの気遣いを知り、ヨッシーは思わず感動して涙が出てきたのである。
涙を拭き取ってから前を向くと、マリオと🌸はポンプに再度、声を掛けていた。
「さぁ、頑張れ! ポンプ!」
『クッパJrの所まで行けー!』
「それにしてもやりすぎですよ」
船を進めていくと、マリオ達は足場の安定した岸に到着した。
船を降りてから、マリオは未だ体調の優れないポンプを装着し、空中
「次は上に登るのか……最終
『分かんないけど……、雲があるって事はこの上だよね?』
昼間に関わらず、上を見上げると
「ポンプ、やっぱり調子が良くないですね」
〈うぅ〜〜…………、…………〉
マリオに装着されていたポンプは先程よりも顔色が悪くなっており、
(さっき、ウソ泣きで流した涙がタンクの中に入った時に………、体調が良くなったと思ったんだけど………、………気のせいだったかな)
「何だ? あの大きな器は……」
🌸がポンプの様子について考え事をしていた時、マリオは_____、
「きゃ〜〜! きゃ〜〜!」
その時_____、器の中から、囚われの身である筈のピーチ姫の声が聞こえてきた。それにより、マリオ達の体に緊張が走った。
「ピーチ姫の声だ! あそこが最終
『早く行かないと!』
.