スーパーマリオサンシャイン編
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村の中心から溶岩 が漏れ出ると、次第に村全体を広がっていく。逃げ場を失った住民のモンテ族は悲鳴を上げ、マリオ達に助けを求めていた。
『ど、どうしよう……?』
〈放水して、溶岩 を冷やしマショウ〉
「それより、村人を安全な場所へ避難させないと!」
村全体に広がっていく溶岩 を冷やして、足の踏み場を少しでも減らさない様にする事は勿論だが、同時に被害を被らない様に、モンテ族も安全な場所へと避難させなくてはならなかった。
「それなら、わたしが……」
「お前は"肥満 "だろー!」
肥満体型と化したヨッシーが現れるも、マリオから早々にツッコミを入れられた。
「行くぞ、ポンプ!」
〈了解 !〉
マリオはポンプのレバーを動かし、"ホバーノズル"へと変形させていく。下向きに水が噴射された事で溶岩 は冷やされ、モンテ族の救助も安全に行う事が出来る。
それに続いて、🌸も溶岩 が冷やされた道を進んでいき、救助に走る。
『もう大丈夫だよ! 頑張って耐えたね!』
モンテ族の子供を抱えてから、🌸はヤシの木の上に避難する様にと誘導した。
順調に救助が進んでいた筈が、ポンプのタンクに溜まっていた水は無くなってしまった。マリオは一旦、ポンプと共にヤシの木の上に降りた。
「村長! み、水をくれーー!!」
マリオが村長に声を掛けるも、水ではなく何故かミミズが飛んできた。
「ミミズじゃねーよ! 水だって!」
「今度は、本物の水ですぞー!」
村長は水質のいい水が入ったペットボトルを取り出し、マリオに向けて投げた。
見事にキャッチしたマリオはキャップを開けると_____、口部分を自分の口元へと近づけていく。
「サンキュー! 村長……、もー、喉がカラカラで………」
「アンタが飲むなー! もう水が無いですよー!」
村長がツッコミを入れるも、マリオはペットボトルに入っていた水を全て飲み干してしまった。
〈まだ助けなきゃいけない人が居るのに、どうするんデスか!?〉
『あの溶岩 を通っていくなんて、ポンプちゃん無しじゃ無理だよ!』
ポンプと🌸は、まだ救助出来ていないモンテ族が居る場所を見ながら嘆いた。
マリオ達が困っている事が分かると、村長は腹を括 り、決意に満ちた表情を浮かべる。
「わたしは、この村の村長です………、村人はわたしが救います!!」
ヤシの木の上に避難していた村長はそう叫ぶと、溶岩 が冷やされている地面へと着地した。そして、救助が出来ていないモンテ族の元へと向かって担ぐと、勢いよく投げ飛ばしていく。
「全員、救出しましたぞー!」
村長は、取り残されているモンテ族の住民が居ない事が分かると、笑みを浮かべていた。
しかし、離れた場所に居たマリオと🌸は___、村長を取り囲む様に広がっていた溶岩 に気がつくと、声を上げた。
『村長! 周りを見てー!』
「おまえだけ取り残されてるぞーー!!」
二人の言葉によって、それに気がついた村長も周囲を見渡してから、叫び声を上げ始めた。
〈早く助けないと……〉
「でも、水は無いからポンプは使えないし、どうやって………」
村長を救出する術が見つからずに、困り果てるマリオとポンプであったが、ヨッシーは_____、山岳地帯から"モンテのむら"に何かが飛ばされてきた事に気がついた。
「マリオさん! 綿毛が!」
ヨッシーが見つけたのは_____、"わたげまつり"にて使用される予定の綿毛であった。
〈あの綿毛をキャッチすれば……〉
「村長を助けられるかもな……、よーっし、行くぜーー!!」
マリオは村長を救う為に単身、綿毛に捕まって風の流れに従って飛んでいく。
村長の元へと飛んでいくと、マリオは村長の体を掴んで救助に成功した。
〈あのまま風に乗って、安全な場所へ行けば……〉
しかし、ポンプの言葉とは裏腹に_____、マリオと村長は次第に降下し始めていた。
「あれ? マリオさん、何だか落下してませんか?」
『………っ!、風が止んじゃったんだ!』
先程まで吹いていた風が、今ではすっかりと止んでいた事に🌸が気がつくも、綿毛を持っているマリオと村長は落下していく。
「ひえ〜〜! このままじゃ、溶岩 の中に……!」
マリオと村長が溶岩 に突っ込んでしまう____、
____、かと思われた時、溶岩 が冷えて足場が出来ていた箇所にモンテ族が集まり、団扇 を構えていた。
「がんばれ!!」
「がんばれ!!」
モンテ族が一斉に団扇 を仰ぎ始めると、風が吹き始めた。それにより、落下していたマリオ達は風に乗って、再び飛び始めていく。
「マリオさん、素敵な風ですね……」
「あぁ、うちわ屋……最高だぜ!」
マリオは村長を抱えたまま、無事に地面へと着地した。
水を補給してポンプのタンクが満タンになってから、マリオは残っていた溶岩 に水を噴射して冷やしていく。
「マリオさん達のおかげで、今年も無事に"わたげまつり"を迎えられました」
「村長もよくやったじゃん」
「お礼に、今年最高の綿毛を差し上げます」
そう言って、渡されたのは_____、村長の救助の為に使用した綿毛よりも、何倍もの大きさを誇る物であった。
マリオは茎を持ったものの、地上へ降りられなくなってしまう。
「でかーー! 飛びすぎーー! 助けてー!!」
「いや〜、良かった良かった」
助けを求めるマリオに対して、呑気な様子で見ていた村長であった______、
_____、そんな中、ポンプがゲホゲホと苦しそうに咳き込んでいたのを🌸は目撃した。
(………、………ポンプちゃん?)
・
◆名所紹介
・モンテのむら
ドルピック島の北部の山岳地帯に構えているモンテ族が住む村。観光の名物として温泉がある。
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村の中心から
『ど、どうしよう……?』
〈放水して、
「それより、村人を安全な場所へ避難させないと!」
村全体に広がっていく
「それなら、わたしが……」
「お前は"
肥満体型と化したヨッシーが現れるも、マリオから早々にツッコミを入れられた。
「行くぞ、ポンプ!」
〈
マリオはポンプのレバーを動かし、"ホバーノズル"へと変形させていく。下向きに水が噴射された事で
それに続いて、🌸も
『もう大丈夫だよ! 頑張って耐えたね!』
モンテ族の子供を抱えてから、🌸はヤシの木の上に避難する様にと誘導した。
順調に救助が進んでいた筈が、ポンプのタンクに溜まっていた水は無くなってしまった。マリオは一旦、ポンプと共にヤシの木の上に降りた。
「村長! み、水をくれーー!!」
マリオが村長に声を掛けるも、水ではなく何故かミミズが飛んできた。
「ミミズじゃねーよ! 水だって!」
「今度は、本物の水ですぞー!」
村長は水質のいい水が入ったペットボトルを取り出し、マリオに向けて投げた。
見事にキャッチしたマリオはキャップを開けると_____、口部分を自分の口元へと近づけていく。
「サンキュー! 村長……、もー、喉がカラカラで………」
「アンタが飲むなー! もう水が無いですよー!」
村長がツッコミを入れるも、マリオはペットボトルに入っていた水を全て飲み干してしまった。
〈まだ助けなきゃいけない人が居るのに、どうするんデスか!?〉
『あの
ポンプと🌸は、まだ救助出来ていないモンテ族が居る場所を見ながら嘆いた。
マリオ達が困っている事が分かると、村長は腹を
「わたしは、この村の村長です………、村人はわたしが救います!!」
ヤシの木の上に避難していた村長はそう叫ぶと、
「全員、救出しましたぞー!」
村長は、取り残されているモンテ族の住民が居ない事が分かると、笑みを浮かべていた。
しかし、離れた場所に居たマリオと🌸は___、村長を取り囲む様に広がっていた
『村長! 周りを見てー!』
「おまえだけ取り残されてるぞーー!!」
二人の言葉によって、それに気がついた村長も周囲を見渡してから、叫び声を上げ始めた。
〈早く助けないと……〉
「でも、水は無いからポンプは使えないし、どうやって………」
村長を救出する術が見つからずに、困り果てるマリオとポンプであったが、ヨッシーは_____、山岳地帯から"モンテのむら"に何かが飛ばされてきた事に気がついた。
「マリオさん! 綿毛が!」
ヨッシーが見つけたのは_____、"わたげまつり"にて使用される予定の綿毛であった。
〈あの綿毛をキャッチすれば……〉
「村長を助けられるかもな……、よーっし、行くぜーー!!」
マリオは村長を救う為に単身、綿毛に捕まって風の流れに従って飛んでいく。
村長の元へと飛んでいくと、マリオは村長の体を掴んで救助に成功した。
〈あのまま風に乗って、安全な場所へ行けば……〉
しかし、ポンプの言葉とは裏腹に_____、マリオと村長は次第に降下し始めていた。
「あれ? マリオさん、何だか落下してませんか?」
『………っ!、風が止んじゃったんだ!』
先程まで吹いていた風が、今ではすっかりと止んでいた事に🌸が気がつくも、綿毛を持っているマリオと村長は落下していく。
「ひえ〜〜! このままじゃ、
マリオと村長が
____、かと思われた時、
「がんばれ!!」
「がんばれ!!」
モンテ族が一斉に
「マリオさん、素敵な風ですね……」
「あぁ、うちわ屋……最高だぜ!」
マリオは村長を抱えたまま、無事に地面へと着地した。
水を補給してポンプのタンクが満タンになってから、マリオは残っていた
「マリオさん達のおかげで、今年も無事に"わたげまつり"を迎えられました」
「村長もよくやったじゃん」
「お礼に、今年最高の綿毛を差し上げます」
そう言って、渡されたのは_____、村長の救助の為に使用した綿毛よりも、何倍もの大きさを誇る物であった。
マリオは茎を持ったものの、地上へ降りられなくなってしまう。
「でかーー! 飛びすぎーー! 助けてー!!」
「いや〜、良かった良かった」
助けを求めるマリオに対して、呑気な様子で見ていた村長であった______、
_____、そんな中、ポンプがゲホゲホと苦しそうに咳き込んでいたのを🌸は目撃した。
(………、………ポンプちゃん?)
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◆名所紹介
・モンテのむら
ドルピック島の北部の山岳地帯に構えているモンテ族が住む村。観光の名物として温泉がある。
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