スーパーマリオサンシャイン編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
.
〈水でキレイにしていくしかないデスね〉
マリオはポンプのレバーを引いて水を噴射させてると、地面に飛び散った汚れを取り除いていく。
汚れが無くなった事を確認してから登り坂を上がると、今度は道が無くなっており、岸壁に離れ小島と化した崖があるだけであった。
「向こうへ渡れないじゃん! おれ達は、あのじいさんに担がれたんだけだ。止めて戻ろうぜ」
「きっと何か方法がある筈ですよ」
ジャンプで届かない距離に位置する崖を見るなり、マリオは早々に諦めた様子を見せて帰ろうとした。
そんな中、🌸は____、岸壁に付着していた汚れを注視していた。
『イるかのヨゴれー』
🌸の発言から、ポンプは壁に付着していたイルカ型の汚れに目を向けると、岸壁に搭載されたギミックの正体を解明した。
〈マリオさん、あのイルカのラクガキを水で消してみてくだサイ〉
「よしっ……、何だか分かんねーけど、やってみるか」
『あッ』
ポンプの言葉を聞き、マリオはラクガキを消していく。すると突然、岸壁からゴゴゴッ…、と音が聞こえると、イルカ型のラクガキが付着していた場所から足場が出現した。
『消しチャやダー!』
「しょうがねぇだろ!」
〈すっかり、子供みたいになってますネ〉
イルカ型のラクガキを消されたショックから、🌸はマリオとポンプを何度を殴りつけた。
「🌸さん、イルカさんのラクガキは他の所にもありますよ。ほら、飴ちゃんあげますからね〜」
『うゥっ………』
ヨッシーはニコニコと笑顔を浮かべながら、🌸にイチゴ味の飴を差し出した。それを見た🌸の癇癪 は一瞬にして収まり、飴を舐め始めていく。
催眠をかけられたものの、幼児退行と言わざるを得ない今の🌸の姿を見て、マリオは相変わらずニコニコと笑顔を浮かべているヨッシーを見た。
「おいヨッシー、お前が掛けた催眠だろ。さっさと解かせろよ」
「それが……、掛けるのは出来ても、解き方は分からないんです!」
「だったら、かけんじゃねーよ!」
ヨッシーに怒り出したマリオを見た🌸は、汗を垂らしながら、オロオロとし出す。自分が舐めていた飴が視界に入ると、それをマリオに差し出した。
『マリお、怒んナイで。コれ食べタラ、ゲンきでルよ』
「涎 でベッタリじゃねーか……、おれはいいよ、お前が食べな」
マリオは相手が🌸とはいえ、健気にこの場を収めようとした姿を見た事で力が抜けていくと、怒りも鎮 まっていく。
その後も岸壁に仕掛けられたギミックを利用して登り、飛び散っていた汚れを取り除いていく。そしてマリオ達は、遂に頂上へと到達した。
「やっと、コルクの近くまで来たぞ……」
"マーレのいりえ"の岸壁の滝を塞いでいる大型のコルクが見えてくると、ヨッシーは何を発見して声を上げた。
「コルクの上に何か居ますよ」
大型のコルクを目を凝らして見ていくと____、そこには砲台が設置されており、中からチョロプーが姿を見せた。
「よくここまで来たじゃねーか!」
「アイツの仕業 か!」
チョロプーはマリオ達の姿を見つけるや否や、砲台の中に用意していたボム兵を投げ飛ばしていく。
「とっとと帰れっつーの!」
「ポンプ、放水だ!」
マリオがレバーを引くも、ポンプの口部分から水が噴射される事はなかった。嫌な予感を察したマリオは、振り向いてポンプを見た。
〈もう水がないデス〜〜!〉
「えーーっ!」
「水が無けりゃ、おしまいだな !とっとと、くたばりやがれ!!」
攻撃手段が無くなったと分かったチョロプーは、ニヤニヤと笑みを浮かべながら、ボム兵を投下し続けていく。マリオ達は手も足も出ず、爆発に巻き込まれてダメージを受ける。
「うひ〜〜! 何か、いいアイテムはないのかよ〜〜!?」
助けを求めるマリオの声を聞き、ヨッシーはガサゴソと音を立てて荷物を漁ると、ボンドを発見した。
「強力な接着剤がありました!」
「そんなもん、どうすんだよ!」
マリオとヨッシーが言い争いを勃発 させていると_____、🌸はボム兵の爆発を受けた事により、目に浮かんでいた渦巻き模様が消え始め、催眠が解けていく。
『ヨッシー! それ、ちょうだい!』
「🌸!お前……元に戻ったのか!」
ヨッシーから無理やり瞬間接着剤を取った🌸は、キャップを開けると口部分をマリオに向けた。
「お、おい……、何してんだよお前………」
『あんだけ爆弾を投げられるなら、こっちだって爆弾用意しなきゃでしょ』
瞬間接着剤の袋に力を込めると、中身の液体が全てマリオにかかっていく。
🌸は、すぐさま持ち上げると、チョロプーが居る砲台へと投げ飛ばしていく。
「おれ自身が爆弾かよー!」
チョロプーが投げつけたボム兵は全てマリオの体に付着され、マリオ自身が爆弾となってチョロプーの元へと突っ込んでいく。
「こっちへ来るなー!!」
「おれだって、行きたくないわー!!」
マリオとチョロプーが衝突した瞬間____、コルクの上で大爆発が起きた。
その衝撃でコルクが抜けるとチョロプーと共に吹き飛ばされていく。塞いでいたコルクが無くなった事により、穴から勢いよくキレイな水質を保っていた滝が流れ出てきた。
「マリオさーん! お見事でーす!!……、と、師匠がおっしゃってますよーー!!」
滝が出てきて、水が流れ出した事かを確認できた弟子マーレは、釣老マーレの言葉を翻訳して頂上に居るマリオ達に向かい、声を張って伝えた。
・
崖を降りてきたマリオ達は、下で自分達の帰りを待っていた待っていた釣老マーレと弟子マーレと合流した。
「どうだ! これで水がキレイに……!」
マリオは笑顔を浮かべながら声を掛けるも、弟子マーレはどことなく困った様子で、出迎えたのであった。
「……、なってないんですよねー。どうやら、師匠の思い違いの様ですね」
弟子マーレが海を指すと_____、滝だけはキレイな水質を保っており、問題の海は未だ紫がかって変色したままであった。
「ほれ」
「もう一度行って、このコルクを元に戻してくれ……、と、師匠が………」
「また滝を止めて、どうすんだよ〜〜!」
『海の中に問題があるんじゃない?』
・
◆名所紹介
・マーレのいりえ
ドルピック島の北部に位置する入り江で、マーレ族の故郷 。遺跡や壁画などが残されており、他の地域と比べると比較的に穏やかな海である。
◆キャラ紹介
・釣老マーレ
釣り好きのマーレ族。"マーレのいりえ"の水質汚染を憂いていた。ゲーム版でも正体不明の老人。なお、漫画版では釣りは趣味なだけであり、本来の得意分野は……。
・弟子マーレ
釣老マーレの弟子であり、孫にあたる。ゲーム版では釣老マーレと共にコースのガイド役を担当している。世帯持ち。
・催眠状態の🌸
ヨッシーによって催眠にかけられた状態。通常時より、幼さが目立っている。
.
〈水でキレイにしていくしかないデスね〉
マリオはポンプのレバーを引いて水を噴射させてると、地面に飛び散った汚れを取り除いていく。
汚れが無くなった事を確認してから登り坂を上がると、今度は道が無くなっており、岸壁に離れ小島と化した崖があるだけであった。
「向こうへ渡れないじゃん! おれ達は、あのじいさんに担がれたんだけだ。止めて戻ろうぜ」
「きっと何か方法がある筈ですよ」
ジャンプで届かない距離に位置する崖を見るなり、マリオは早々に諦めた様子を見せて帰ろうとした。
そんな中、🌸は____、岸壁に付着していた汚れを注視していた。
『イるかのヨゴれー』
🌸の発言から、ポンプは壁に付着していたイルカ型の汚れに目を向けると、岸壁に搭載されたギミックの正体を解明した。
〈マリオさん、あのイルカのラクガキを水で消してみてくだサイ〉
「よしっ……、何だか分かんねーけど、やってみるか」
『あッ』
ポンプの言葉を聞き、マリオはラクガキを消していく。すると突然、岸壁からゴゴゴッ…、と音が聞こえると、イルカ型のラクガキが付着していた場所から足場が出現した。
『消しチャやダー!』
「しょうがねぇだろ!」
〈すっかり、子供みたいになってますネ〉
イルカ型のラクガキを消されたショックから、🌸はマリオとポンプを何度を殴りつけた。
「🌸さん、イルカさんのラクガキは他の所にもありますよ。ほら、飴ちゃんあげますからね〜」
『うゥっ………』
ヨッシーはニコニコと笑顔を浮かべながら、🌸にイチゴ味の飴を差し出した。それを見た🌸の
催眠をかけられたものの、幼児退行と言わざるを得ない今の🌸の姿を見て、マリオは相変わらずニコニコと笑顔を浮かべているヨッシーを見た。
「おいヨッシー、お前が掛けた催眠だろ。さっさと解かせろよ」
「それが……、掛けるのは出来ても、解き方は分からないんです!」
「だったら、かけんじゃねーよ!」
ヨッシーに怒り出したマリオを見た🌸は、汗を垂らしながら、オロオロとし出す。自分が舐めていた飴が視界に入ると、それをマリオに差し出した。
『マリお、怒んナイで。コれ食べタラ、ゲンきでルよ』
「
マリオは相手が🌸とはいえ、健気にこの場を収めようとした姿を見た事で力が抜けていくと、怒りも
その後も岸壁に仕掛けられたギミックを利用して登り、飛び散っていた汚れを取り除いていく。そしてマリオ達は、遂に頂上へと到達した。
「やっと、コルクの近くまで来たぞ……」
"マーレのいりえ"の岸壁の滝を塞いでいる大型のコルクが見えてくると、ヨッシーは何を発見して声を上げた。
「コルクの上に何か居ますよ」
大型のコルクを目を凝らして見ていくと____、そこには砲台が設置されており、中からチョロプーが姿を見せた。
「よくここまで来たじゃねーか!」
「アイツの
チョロプーはマリオ達の姿を見つけるや否や、砲台の中に用意していたボム兵を投げ飛ばしていく。
「とっとと帰れっつーの!」
「ポンプ、放水だ!」
マリオがレバーを引くも、ポンプの口部分から水が噴射される事はなかった。嫌な予感を察したマリオは、振り向いてポンプを見た。
〈もう水がないデス〜〜!〉
「えーーっ!」
「水が無けりゃ、おしまいだな !とっとと、くたばりやがれ!!」
攻撃手段が無くなったと分かったチョロプーは、ニヤニヤと笑みを浮かべながら、ボム兵を投下し続けていく。マリオ達は手も足も出ず、爆発に巻き込まれてダメージを受ける。
「うひ〜〜! 何か、いいアイテムはないのかよ〜〜!?」
助けを求めるマリオの声を聞き、ヨッシーはガサゴソと音を立てて荷物を漁ると、ボンドを発見した。
「強力な接着剤がありました!」
「そんなもん、どうすんだよ!」
マリオとヨッシーが言い争いを
『ヨッシー! それ、ちょうだい!』
「🌸!お前……元に戻ったのか!」
ヨッシーから無理やり瞬間接着剤を取った🌸は、キャップを開けると口部分をマリオに向けた。
「お、おい……、何してんだよお前………」
『あんだけ爆弾を投げられるなら、こっちだって爆弾用意しなきゃでしょ』
瞬間接着剤の袋に力を込めると、中身の液体が全てマリオにかかっていく。
🌸は、すぐさま持ち上げると、チョロプーが居る砲台へと投げ飛ばしていく。
「おれ自身が爆弾かよー!」
チョロプーが投げつけたボム兵は全てマリオの体に付着され、マリオ自身が爆弾となってチョロプーの元へと突っ込んでいく。
「こっちへ来るなー!!」
「おれだって、行きたくないわー!!」
マリオとチョロプーが衝突した瞬間____、コルクの上で大爆発が起きた。
その衝撃でコルクが抜けるとチョロプーと共に吹き飛ばされていく。塞いでいたコルクが無くなった事により、穴から勢いよくキレイな水質を保っていた滝が流れ出てきた。
「マリオさーん! お見事でーす!!……、と、師匠がおっしゃってますよーー!!」
滝が出てきて、水が流れ出した事かを確認できた弟子マーレは、釣老マーレの言葉を翻訳して頂上に居るマリオ達に向かい、声を張って伝えた。
・
崖を降りてきたマリオ達は、下で自分達の帰りを待っていた待っていた釣老マーレと弟子マーレと合流した。
「どうだ! これで水がキレイに……!」
マリオは笑顔を浮かべながら声を掛けるも、弟子マーレはどことなく困った様子で、出迎えたのであった。
「……、なってないんですよねー。どうやら、師匠の思い違いの様ですね」
弟子マーレが海を指すと_____、滝だけはキレイな水質を保っており、問題の海は未だ紫がかって変色したままであった。
「ほれ」
「もう一度行って、このコルクを元に戻してくれ……、と、師匠が………」
「また滝を止めて、どうすんだよ〜〜!」
『海の中に問題があるんじゃない?』
・
◆名所紹介
・マーレのいりえ
ドルピック島の北部に位置する入り江で、マーレ族の
◆キャラ紹介
・釣老マーレ
釣り好きのマーレ族。"マーレのいりえ"の水質汚染を憂いていた。ゲーム版でも正体不明の老人。なお、漫画版では釣りは趣味なだけであり、本来の得意分野は……。
・弟子マーレ
釣老マーレの弟子であり、孫にあたる。ゲーム版では釣老マーレと共にコースのガイド役を担当している。世帯持ち。
・催眠状態の🌸
ヨッシーによって催眠にかけられた状態。通常時より、幼さが目立っている。
.