スーパーマリオサンシャイン編

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マリオ達のシャイン集めも大詰めとなり、ドルピック島の北部に位置する"マーレのいりえ"に訪れていた。





〈昔、この入り江にはマーレ族の王の墓があったらしいデスよ。マーレ族の故郷ふるさとの様な所デスね〉


ポンプは切り立った壁に遺されている遺跡や壁画を眺めながら解説し、マリオ達の居る方へと振り向いた。


「いやー、ホントになー」
「静かでいい所ですねー」
『天気もいいし、釣り日和♡』


三人はすっかり腑抜けた様子でシャイン集めの事など忘れて、のんびりと釣りを楽しんでいた。


〈なにのんびりしてるんデスか! 大事な目的があるデショー!〉
「あっ、そうか! いけね……、って、おれ達の目的って何だっけ?」


ポンプにツッコまれてから、マリオはドルピック島での本来の目的を思い出そうとするも全く出てこずに苦戦していた。


『バカンスじゃないっけ?』
「違いますよ。世界のご馳走の食べ歩きの旅ですって」
〈ちがいマスよー! 目的を忘れるなんて、しょうがない大ボケデスね〉


🌸とヨッシーも同じく、のんびりと休息を取りすぎた事でドルピック島での目的を忘れており、ポンプはまたしてもツッコミを入れた。


「悪ぃ、何だっけ?」
『ポンプちゃん、教えてー』


マリオと🌸が笑いながら、ポンプを頼りにして問いかけた。

だが、ポンプも即答する訳でもなく間が空いてから、ハテナマークを頭上に浮かべた。


〈えーーっと……、……………??〉
「お前も忘れてんのかよーー!」


ポンプですら、ドルピック島での本来の目的を忘れていた事にマリオはツッコミを入れた。そんなマリオ達の姿を見て、痺れを切らしたある人物が足音を立てて、姿を見せた。



「お前ら、ホントいい加減にしろよな〜〜!」



マリオ達の前に現れたのは、クッパJrだった。
"ピンナパーク"でピーチ姫を攫った張本人が現れたにも関わらず、マリオ達は未だに腑抜けた様子で対峙した。


「な、何でお前が……?」
『今日、何かあったっけ……?』
「それも忘れてんのかよー! 揃いも揃って、ボケボケじゃねーか!」


敵ながらあまりにも悲惨な記憶能力と化しているマリオ達に同情し、クッパJrは丁寧にドルピック島での本来の目的を説明し始めていく。



次第にマリオ達もその記憶を思い出していくと、腑抜けた様子から一転して、真剣な表情を浮かべていた。


「全部思い出したぜ! 今度こそ、お前を捕まえてやるぜ!」
「捕まえられるもんなら、捕まえてみろってんだ! あばよー!」


やる気に満ち溢れたマリオであったが、クッパJrは笑い声を上げながら、気球に乗り込むと逃亡を図る。


「このやろー! 待てー!!」


クッパJrを逃がさまいと、負けじとマリオも追跡を開始していく。


だが、🌸は_____、マリオの走っていく方向を見てから、声を上げた。


『マリオ、ちょっと待って!』
「何だよ、いきな……、…………、わーーっ!地面が無い〜〜〜!」


地面を走っていた筈が、気がつけばマリオは____、海の上を走っている。だが、飛行能力や水上を走る靴など持っている訳もなく、マリオはそのまま海へと落下していく。


「何じゃーー! この海は〜〜〜!? 助けてくれ〜〜〜!!」


海に入った途端に電撃が走り、マリオの体は途端に痺れていく。


マリオは🌸達に助けを求めるも_____、マリオの事など眼中になく、クッパJrが逃げていった方向を見ていた。


〈あー、またクッパJrに逃げられマシたね〉
『逃げ足早いなぁ』
「わたし達の力不足かもしれませんねー」
「それより、こっちの心配をしろ〜〜! 誰でもいいから、助けて〜〜!!」


マリオは誰でも構わず助けを求めると____、どこからか釣り針が飛んできて帽子に引っかかり、マリオは海から引き上げられた。


「あっ……、助かった!」


体が宙を浮いて着地出来るかと思いきや____、マリオを引っ掛けた釣竿の力が強いせいで、思いきり岩石に、顔面をぶつけてしまうのだった。


「オニオコゼ、ゲーット」
「誰がじゃー! 全く……酷い目に遭ったぜ」


マリオを魚に例えて海から救出したのは、"マーレのいりえ"に住んでいる釣老(釣りが好きな)マーレであった。


「師匠! マリオさんですよ、師匠!」


そこにもう一人のマーレ族が現れた彼は____、釣老マーレの弟子に当たる、弟子マーレであった。


「おー……、オコゼマリオ」
「オコゼは余計じゃー!」


再度、魚の名前が付け足されて自分の名前を呼ばれた事にマリオはツッコミを入れた。


そんな中、🌸は____、マリオが溺れていた海を見てから、どことなく紫がかって変色していた事に気がつく。



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