スーパーマリオサンシャイン編
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「だから、何で〜〜!? 🌸さんまで、わたしに隠し事をして……っ」
むぅ…、と怒りの表情を浮かべつつもヨッシーは追跡を続けていくと、マリオが泊まっていた宿に三人が入っていくのが見えた。
「わたしだけ、仲間はずれにして〜〜! 三人で何してるんですか〜〜!!」
ヨッシーは玄関の扉を叩こうの考えたが、それでは小窓を閉められた時の二の舞になると気づき、こっそりと玄関に近づいていく。
物音を立てない様に扉の前に着いてから、耳を澄 まして、部屋の様子を知ろうと試みる。
"アイツを残して、ここから脱出しよう"
"そうですね"
「えーーっ!?」
宿から聞こえてきた声に、ヨッシーは思わず大声を発してしまった。
玄関が騒がしいとマリオが勢いよく扉を開けると、ヨッシーは顔面に思いきり扉が当たっていた。
「誰か居るのか?」
『……誰も居ないじゃん』
マリオと🌸は辺りを見渡し、誰も居ない事を確認すると扉を閉じていく。
ヨッシーは傷だらけになりながらも起き上がると、閉じられた玄関の扉を見てから涙を流した。
「やっぱりそうだったんですね……、私だけ残して、この島から脱出する用意を……! 酷いです、マリオさん……🌸さん………、酷いです〜〜〜!!」
・
用事を終えた🌸はドルピックタウンでヨッシーを探していると、西の船着場に一人で寂しく座っていたヨッシーを発見した。
『あ、ヨッシー居た!』
🌸の声が聞こえて、ヨッシーが振り返るも_____目の下は、真っ赤に腫れ上がっていた。それを見た🌸も、足を止めてから小さく声をあげた。
『ヨッシー……、もしかして泣いてた?』
「わあぁ〜〜! わたしだけ、置いていっちゃ嫌です〜〜!!」
ヨッシーは勢いよく立ち上がってから、🌸に抱きついた。その時に🌸は抱きつかれた衝撃で、地面に尻もちを着いてから倒れ込む。
『いてて……、置いてく?何でそうなってるの?』
「だ、だって……、だって! わたしに内緒で、マリオさんとポンプとコソコソ何かやってたじゃないですかぁ!」
わんわんと泣きながら、ヨッシーは困惑している🌸の顔を見ながら今までの出来事を話した。
それを聞いた🌸は、慰 める様にソッとヨッシーの頭を撫でた。
『ごめんね。ヨッシーに勘違いさせちゃったね』
「勘違い……?」
『そもそも、わたしとマリオはシャインを集めないと島から出られないから脱出なんて無理だよ。マリオとポンプちゃんも待ってるから、一緒に行こ?』
「ぐすっ……、ずずっ………、……は、はい」
鼻をかんでから、ヨッシーは🌸の手を繋いで、マリオとポンプが待っている場所へと一緒に向かっていく。
マリオとポンプが居る場所に近づくにつれて、ヨッシーの涙は引っ込んでおり、すっかりと泣き止んでいた。
マリオとポンプの自分を呼ぶ声が聞こえてから、ヨッシーが顔を上げると____、そこには、ヨッシー宛の巨大なサイズのクリスマスケーキが置かれていた。
「メリークリスマス! ヨッシー!!」
〈砂糖をたっぷり入れた、スペシャルケーキデス。ヨッシーさんの為に、作ったんデスよ〉
ヨッシーは巨大サイズのケーキを前にして驚きの声を上げてから、サプライズを仕掛けられたと分かると、一気に力が抜けていった。
「だったら、最初からそう言って下さいよ……」
「ビックリさせようと思ってさ」
〈ごめんなさいネ〉
しかしそこで、ヨッシーはマリオの泊まっていた宿で、島から脱出するのではないかと勘違いした原因を思い出した。
「でも確か、"アイツを残して、ここから脱出しよう"って………」
『あれは、わたしがテレビを観てたから……』
マリオがヨッシー宛のケーキにトッピングをしていた際に、暇つぶしで🌸とポンプがテレビドラマを観ていた所に偶然、ヨッシーが居合わせたのが答えである。
「でも、わたし一人でこんなに………」
「ゆっくり味わって、食べればいいよ」
『味付けはマリオがやったから、美味しいはずだよ』
ヨッシーは気を遣う様子を見せるも、マリオと🌸にそう言われた事で一瞬にして態度を変えると、一口でクリスマスケーキを完食してしまった。
「げぷ〜〜〜っ……、ごちそうさま〜〜!」
「……、って、一口かよーー!」
あっという間にケーキが消え去った事にマリオがツッコミを入れると、ヨッシーは口元を手で抑えると涙を流し始めた。
「……っ?!……、う〜〜っ、うぅ〜〜〜!」
〈ヨッシーさん、嬉しくて涙が止まらないみたいデスよ〉
『いや……、何か苦しんでない?』
ポンプはケーキを食べれて感激しているかと思っていたが、🌸は_____、ヨッシーが苦しんでいる様子で、口元を抑えている事に気がついた。
「う゛ぇ〜〜〜っ……、マリオさん、砂糖じゃなくて、間違えて塩を入れましたね〜〜………」
「あっ」
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「だから、何で〜〜!? 🌸さんまで、わたしに隠し事をして……っ」
むぅ…、と怒りの表情を浮かべつつもヨッシーは追跡を続けていくと、マリオが泊まっていた宿に三人が入っていくのが見えた。
「わたしだけ、仲間はずれにして〜〜! 三人で何してるんですか〜〜!!」
ヨッシーは玄関の扉を叩こうの考えたが、それでは小窓を閉められた時の二の舞になると気づき、こっそりと玄関に近づいていく。
物音を立てない様に扉の前に着いてから、耳を
"アイツを残して、ここから脱出しよう"
"そうですね"
「えーーっ!?」
宿から聞こえてきた声に、ヨッシーは思わず大声を発してしまった。
玄関が騒がしいとマリオが勢いよく扉を開けると、ヨッシーは顔面に思いきり扉が当たっていた。
「誰か居るのか?」
『……誰も居ないじゃん』
マリオと🌸は辺りを見渡し、誰も居ない事を確認すると扉を閉じていく。
ヨッシーは傷だらけになりながらも起き上がると、閉じられた玄関の扉を見てから涙を流した。
「やっぱりそうだったんですね……、私だけ残して、この島から脱出する用意を……! 酷いです、マリオさん……🌸さん………、酷いです〜〜〜!!」
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用事を終えた🌸はドルピックタウンでヨッシーを探していると、西の船着場に一人で寂しく座っていたヨッシーを発見した。
『あ、ヨッシー居た!』
🌸の声が聞こえて、ヨッシーが振り返るも_____目の下は、真っ赤に腫れ上がっていた。それを見た🌸も、足を止めてから小さく声をあげた。
『ヨッシー……、もしかして泣いてた?』
「わあぁ〜〜! わたしだけ、置いていっちゃ嫌です〜〜!!」
ヨッシーは勢いよく立ち上がってから、🌸に抱きついた。その時に🌸は抱きつかれた衝撃で、地面に尻もちを着いてから倒れ込む。
『いてて……、置いてく?何でそうなってるの?』
「だ、だって……、だって! わたしに内緒で、マリオさんとポンプとコソコソ何かやってたじゃないですかぁ!」
わんわんと泣きながら、ヨッシーは困惑している🌸の顔を見ながら今までの出来事を話した。
それを聞いた🌸は、
『ごめんね。ヨッシーに勘違いさせちゃったね』
「勘違い……?」
『そもそも、わたしとマリオはシャインを集めないと島から出られないから脱出なんて無理だよ。マリオとポンプちゃんも待ってるから、一緒に行こ?』
「ぐすっ……、ずずっ………、……は、はい」
鼻をかんでから、ヨッシーは🌸の手を繋いで、マリオとポンプが待っている場所へと一緒に向かっていく。
マリオとポンプが居る場所に近づくにつれて、ヨッシーの涙は引っ込んでおり、すっかりと泣き止んでいた。
マリオとポンプの自分を呼ぶ声が聞こえてから、ヨッシーが顔を上げると____、そこには、ヨッシー宛の巨大なサイズのクリスマスケーキが置かれていた。
「メリークリスマス! ヨッシー!!」
〈砂糖をたっぷり入れた、スペシャルケーキデス。ヨッシーさんの為に、作ったんデスよ〉
ヨッシーは巨大サイズのケーキを前にして驚きの声を上げてから、サプライズを仕掛けられたと分かると、一気に力が抜けていった。
「だったら、最初からそう言って下さいよ……」
「ビックリさせようと思ってさ」
〈ごめんなさいネ〉
しかしそこで、ヨッシーはマリオの泊まっていた宿で、島から脱出するのではないかと勘違いした原因を思い出した。
「でも確か、"アイツを残して、ここから脱出しよう"って………」
『あれは、わたしがテレビを観てたから……』
マリオがヨッシー宛のケーキにトッピングをしていた際に、暇つぶしで🌸とポンプがテレビドラマを観ていた所に偶然、ヨッシーが居合わせたのが答えである。
「でも、わたし一人でこんなに………」
「ゆっくり味わって、食べればいいよ」
『味付けはマリオがやったから、美味しいはずだよ』
ヨッシーは気を遣う様子を見せるも、マリオと🌸にそう言われた事で一瞬にして態度を変えると、一口でクリスマスケーキを完食してしまった。
「げぷ〜〜〜っ……、ごちそうさま〜〜!」
「……、って、一口かよーー!」
あっという間にケーキが消え去った事にマリオがツッコミを入れると、ヨッシーは口元を手で抑えると涙を流し始めた。
「……っ?!……、う〜〜っ、うぅ〜〜〜!」
〈ヨッシーさん、嬉しくて涙が止まらないみたいデスよ〉
『いや……、何か苦しんでない?』
ポンプはケーキを食べれて感激しているかと思っていたが、🌸は_____、ヨッシーが苦しんでいる様子で、口元を抑えている事に気がついた。
「う゛ぇ〜〜〜っ……、マリオさん、砂糖じゃなくて、間違えて塩を入れましたね〜〜………」
「あっ」
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