スーパーマリオワールド編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
.
「なにさらすねん! 尻尾踏んどるやないけーーっ!! いてもうたろかっ!!」
声がした方を向くと_____、顔に傷が出来ているヨッシーがマリオに怒鳴りつけていた。
「ヨッシー! お前もここに来てたのか!」
マリオは安心しきった様子でヨッシーの元へ向かうが_____、ヨッシーの顳 かみに皺 が寄せられ、苛立ちを露わにしていた。
「裏ヨッシー様と呼ばんかーーい!! 表じゃえらい世話になっとるようやのう。ここでは、おれの言う事聞いてもらうで」
表面のヨッシーでなく、裏ワールドのヨッシーであった。🌸は背中に刺青が入っていたのを偶然見つけ、いつものヨッシーでないと確信した。
『裏ヨッシーだか何だか知らないけど、マリオに酷い事しないでよ』
「おぉ? 何だァお前…………、さすが、おれ好みの女だけはあるさかい♡」
『はい?』
「🌸が好きなのは、表面と一緒なのね」
遠方から迫ってくる敵の影が見てると、裏ヨッシーはニヤリと笑う。
「ぼちぼち、敵さんが来よったで」
マリオと🌸は相手の姿がはっきりと見えてくると、驚きの声を上げた。
「おれの顔をした敵じゃないか!」
マリオの顔をしたノコノコの大群に、裏ヨッシーは自分から敵陣に攻め込んでいく。長い舌を使い、ノコノコを食べ始める。
「ビビらんと食わんかいっ!」
『食べれないっての』
ヨッシーにしか出来ない芸であった為、🌸はすぐさまツッコミを入れた。
「マリオ! 🌸! 表面には戻れんのだ! ここで死んでもらうぜ」
マリオの顔をしたパタパタも現れ、二人に襲いかかる。マリオは拳を構え自分の顔をした敵と対峙したが、プルプルと震え始める。
「ダメだ〜〜!自分の顔は殴れない!」
『ふふっ、めちゃくちゃ殴れる』
「嬉しそうに殴るなって!」
躊躇なくマリオの顔をしたパタパタ達を倒したいく🌸だったが、マリオは思わず頭を叩いた。
「こうでもしないとわたし達、全滅しちゃうでしょー!」
🌸がマリオと向き合って喧嘩になり、二人に隙が出来てしまった。勿論、ノコノコ達も見逃すはずもなく二人に攻撃を仕掛けた。
「ヨッシー様〜〜! 何とかして〜〜!」
再び半泣き状態になり、マリオは裏ヨッシーに助けを求めた。
「自分で戦えよーーーっ!」
『やっぱりね』
裏ヨッシーは助ける訳でもなく、マリオを敵陣にめがけて蹴り飛ばした。
「こうなりゃ、やけくそだ!」
腹を括ったマリオがマントスピンで敵を薙ぎ倒した事で、敵陣営の数も減り始めていた。
そんな中_____、地面に落ちているドラゴンコインを発見した。
『潰されて、めんこみたいになっちゃってるけどね』
「待てよ、めんこか……裏から表に………、🌸!表面に帰れるかもしれない!」
『え?どうやって………』
🌸は信じ難いという表情を浮かべたが、一生裏ワールドに居たいと思ってはいなかったので、マリオの言葉に賭ける事にした。
「な、何さらすんじゃい」
「裏ワールドをひっくり返してやるぜーー!」
マリオはめんこの様に平べったい形をしたドラゴンコインを持ち上げると、力を込めて地面に叩きつける。すると裏ワールドに来た時と同じような妙な違和感に襲われ、空間が歪み出していく。
・
マリオと🌸が意識を取り戻す。目の前には、ルイージとヨッシーの二人が立っている。周囲を見渡すと、薄暗く湿った空気が漂う地下世界"バニラドーム"であった。
「二人で仲良くどこに行ってたんですか〜〜?」
ヨッシーは若干の怒りを込めながら、二人に問いかけた。ルイージは大して気にしていなかったが、ヨッシーは好意を持っている相手である🌸が自分達を置いて、マリオとどこかへ出掛けたのかという焦りと嫉妬も込められていた。
マリオは裏ワールドでの出来事が過 ると_____、沈黙を貫いたまま、ヨッシーを自身の背中に乗せた。
「ヨッシー様、わたしがおぶっていきましょう」
「わ〜〜っ! いきなり、どうしちゃったんですか〜〜〜!?」
「マリオ! 何かあったのかよ!」
ヨッシーとルイージは裏ワールドの事など一切知らず、マリオの行動に訳が分からないのであった。
(裏ワールドの事がトラウマになっちゃったんだね……)
.
◆世界観・キャラ説明
・裏ワールド
ゲーム本編にて、スペシャルゾーン制覇後に登場する隠し要素。マップの地面の色や敵キャラのグラフィックが変わるが、ゲーム版は表面に戻す事は出来なくなる。漫画版では"もう1つの世界"という扱いとされる。
・裏ヨッシー
漫画オリジナルキャラ。表面と異なった性格で、凄みがあり乱暴で関西弁を用いて喋る。全体的に893のような風貌。
.
「なにさらすねん! 尻尾踏んどるやないけーーっ!! いてもうたろかっ!!」
声がした方を向くと_____、顔に傷が出来ているヨッシーがマリオに怒鳴りつけていた。
「ヨッシー! お前もここに来てたのか!」
マリオは安心しきった様子でヨッシーの元へ向かうが_____、ヨッシーの
「裏ヨッシー様と呼ばんかーーい!! 表じゃえらい世話になっとるようやのう。ここでは、おれの言う事聞いてもらうで」
表面のヨッシーでなく、裏ワールドのヨッシーであった。🌸は背中に刺青が入っていたのを偶然見つけ、いつものヨッシーでないと確信した。
『裏ヨッシーだか何だか知らないけど、マリオに酷い事しないでよ』
「おぉ? 何だァお前…………、さすが、おれ好みの女だけはあるさかい♡」
『はい?』
「🌸が好きなのは、表面と一緒なのね」
遠方から迫ってくる敵の影が見てると、裏ヨッシーはニヤリと笑う。
「ぼちぼち、敵さんが来よったで」
マリオと🌸は相手の姿がはっきりと見えてくると、驚きの声を上げた。
「おれの顔をした敵じゃないか!」
マリオの顔をしたノコノコの大群に、裏ヨッシーは自分から敵陣に攻め込んでいく。長い舌を使い、ノコノコを食べ始める。
「ビビらんと食わんかいっ!」
『食べれないっての』
ヨッシーにしか出来ない芸であった為、🌸はすぐさまツッコミを入れた。
「マリオ! 🌸! 表面には戻れんのだ! ここで死んでもらうぜ」
マリオの顔をしたパタパタも現れ、二人に襲いかかる。マリオは拳を構え自分の顔をした敵と対峙したが、プルプルと震え始める。
「ダメだ〜〜!自分の顔は殴れない!」
『ふふっ、めちゃくちゃ殴れる』
「嬉しそうに殴るなって!」
躊躇なくマリオの顔をしたパタパタ達を倒したいく🌸だったが、マリオは思わず頭を叩いた。
「こうでもしないとわたし達、全滅しちゃうでしょー!」
🌸がマリオと向き合って喧嘩になり、二人に隙が出来てしまった。勿論、ノコノコ達も見逃すはずもなく二人に攻撃を仕掛けた。
「ヨッシー様〜〜! 何とかして〜〜!」
再び半泣き状態になり、マリオは裏ヨッシーに助けを求めた。
「自分で戦えよーーーっ!」
『やっぱりね』
裏ヨッシーは助ける訳でもなく、マリオを敵陣にめがけて蹴り飛ばした。
「こうなりゃ、やけくそだ!」
腹を括ったマリオがマントスピンで敵を薙ぎ倒した事で、敵陣営の数も減り始めていた。
そんな中_____、地面に落ちているドラゴンコインを発見した。
『潰されて、めんこみたいになっちゃってるけどね』
「待てよ、めんこか……裏から表に………、🌸!表面に帰れるかもしれない!」
『え?どうやって………』
🌸は信じ難いという表情を浮かべたが、一生裏ワールドに居たいと思ってはいなかったので、マリオの言葉に賭ける事にした。
「な、何さらすんじゃい」
「裏ワールドをひっくり返してやるぜーー!」
マリオはめんこの様に平べったい形をしたドラゴンコインを持ち上げると、力を込めて地面に叩きつける。すると裏ワールドに来た時と同じような妙な違和感に襲われ、空間が歪み出していく。
・
マリオと🌸が意識を取り戻す。目の前には、ルイージとヨッシーの二人が立っている。周囲を見渡すと、薄暗く湿った空気が漂う地下世界"バニラドーム"であった。
「二人で仲良くどこに行ってたんですか〜〜?」
ヨッシーは若干の怒りを込めながら、二人に問いかけた。ルイージは大して気にしていなかったが、ヨッシーは好意を持っている相手である🌸が自分達を置いて、マリオとどこかへ出掛けたのかという焦りと嫉妬も込められていた。
マリオは裏ワールドでの出来事が
「ヨッシー様、わたしがおぶっていきましょう」
「わ〜〜っ! いきなり、どうしちゃったんですか〜〜〜!?」
「マリオ! 何かあったのかよ!」
ヨッシーとルイージは裏ワールドの事など一切知らず、マリオの行動に訳が分からないのであった。
(裏ワールドの事がトラウマになっちゃったんだね……)
.
◆世界観・キャラ説明
・裏ワールド
ゲーム本編にて、スペシャルゾーン制覇後に登場する隠し要素。マップの地面の色や敵キャラのグラフィックが変わるが、ゲーム版は表面に戻す事は出来なくなる。漫画版では"もう1つの世界"という扱いとされる。
・裏ヨッシー
漫画オリジナルキャラ。表面と異なった性格で、凄みがあり乱暴で関西弁を用いて喋る。全体的に893のような風貌。
.