スーパーマリオサンシャイン編
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結局、ヨッシーとポンプはハネクリンから帽子を取り返す事も出来ずに泣く泣く、マリオと🌸の元へと帰ってきた。
「……で、帰ってきた訳ね」
「とてもじゃないけど無理ですよーー!」
『マリオの体力も、そろそろマズイんだよね……』
マリオの体調確認を行っていた🌸は、もう少しで体力メーターがゼロに近いとヨッシーとポンプに伝えた。
「やっぱ……、おれが帽子取り返してくる」
『その体じゃ、ゲームオーバーになっちゃうって!』
マリオは残り少ない体力でヨッシーに代わり、自ら帽子を取り返しに行こうとしており、見かねた🌸がマリオの体力の心配をした。
「でも……、おれが………、……、行か……なきゃ………」
額から大量の汗が出ており、立つのもやっとであるマリオは力を振り絞って無理にでも立ち上がろうとしていた。
「マリオさん………、いってらっしゃーい!!」
〈チガウでしょー!〉
笑顔でマリオにポンプを差し出したヨッシーに、ポンプはツッコミを入れざるをえなかった。
〈わたくしにいい考えがありマス。もう一度、一緒に行きまショウ、ヨッシーさん〉
ポンプはチョロプー対策の必勝法を編み出し、ヨッシーにそれを伝えた。やがて、決心が着いたヨッシーはマリオの元に向かっていく。
「わかりました! マリオさんは、ゆっくり休んでて下さい」
ヨッシーは布団を用意すると、体調の優れないマリオの体にソッと被せていく。
「ヨッシー、お前………、これはやり過ぎだろー!余計に苦しいわー!」
だが、布団を体の上だけでなく全体に被せた事でマリオは布団に縛り付けられている状態と化していた。
ヨッシーとポンプを見届けた🌸であったが、内心は穏やかでなかった。
(ホントは、ヨッシーとポンプちゃんがやるべき事だけど…、ヨッシーがあんなに傷だらけにされちゃ、わたしだって黙ってないわよ)
🌸は眉間に皺 を寄せて、ヨッシーを痛めつけたハネクリンとチョロプーに対して、憎しみが混み上がってきた。
そして、懐に入れていた"へんしん帽子"を取り出すと、頭部に帽子を被せた____、
・
ヨッシーとポンプを撃退した事で気分が舞い上がっていたハネクリンはチョロプーと共に、ニコニコと笑顔を浮かべていた。
「よぉ、ハネクリン。チョロプー」
背後からマリオの声が聞こえると、ハネクリンとチョロプーは驚いた顔をしながら振り向いた。
「マリオ!お、お前……、帽子をコイツに取られて動けねーはずじゃ……!?」
「そんなんでやられるマリオ様じゃねーっての」
チョロプーが焦った様子を見せるも、マリオは腕を組み、らしくないニヒルな笑みを浮かべていた。
その正体は____、"へんしん帽子"を被ってマリオに変身した🌸である。
「帽子、もう一回取る」
ハネクリンは🌸の被っている帽子も強奪 しようと目論むが______、遠方から、ゴロゴロと何かが転がってくる音が聞こえてくると、そちらに視線を向けた。
『お前らの相手は、ヨッシーとポンプだよ。おれは、さっさとかーえろっ』
「お前、何しに来たんだよ」
🌸は、チョロプーとハネクリンが気を取られている間に"ある物"をバレない様に強奪してから声を掛けると、二人の前から颯爽 と姿を消して行った。
自分から姿を現したにも関わらず、帽子を奪っていかなかったマリオに扮した🌸にチョロプーはツッコミを入れる。
(さてと……、"アレ"は奪った。わたしはここまでだから、あとは二人で頑張ってね)
🌸はチョロプーとハネクリンから距離が離れた場所にて、"へんしん帽子"を外して本来の姿に戻った。
マリオにも内緒で向かっていた為に下手に決闘 を仕掛けられず、ヨッシーとポンプの助力に専念したのである。
「ポンプのいい考えって……、タマゴに入って突撃ですかーー!!」
〈これしか、近づく方法がないんデス! 走って! 走って!〉
その頃、遠方からチョロプーとハネクリンの元に近づいていたのは、巨大なタマゴの中に潜 んで転がっていたヨッシーとポンプであった。
「ハムスターですか!わたしは!……、ひ〜〜っ、疲れる〜〜!」
〈ガンバって、ヨッシーさん! マリオさんの命が、掛かってるんですよ!〉
「てめーら、タマゴごと吹っ飛ばしてやるわ!」
「やるわ、やるわ」
ヨッシーは全力を込めてタマゴを回転させていく中、チョロプーは変わらず笑みを浮かべて発射口からキラー発射させるも、タマゴの回転により、全て弾き返されていく。
「それなら、ボムへいで……、あれっ、ボムへいが無い!!」
チョロプーは、用意していた筈のボムへいが忽然 と姿を消していた事に困惑を隠しきれなかった。
それもそのはずである_____、先程、自分達がヨッシーとポンプに気を取られていた間に、🌸がボムへいを強奪していた事など、気づきもしていなかったのだ。
「わーーっ! もう目の前にタマゴがーー!!」
「来た来たー!」
攻撃手段を無くしたチョロプーとハネクリンは、ヨッシーとポンプの入ったタマゴに直撃した。浜辺で大爆発が起きると______、ハネクリンが被っていたマリオの帽子がどこかへ飛んでいく。
・
『ん?』
ヨッシーとポンプの居た場所から爆発音がしたのを🌸が気がつくと、見覚えのある赤色の帽子が頭上に飛んできた。
『マリオ、これって……!』
「おおーー! おれの帽子! やっぱ、持ち主の所に帰って来るんだな!」
マリオは🌸からトレードマークである赤色の帽子を受け取った。みるみる体力が回復していき、楽々とその場から立ち上がる事が出来た。
「マリオさん……、帽子取り返せなかったです。すみませ〜ん」
同じく、ハネクリンとチョロプーを倒したヨッシーであったが、マリオの帽子が見つからずにボロボロの状態で帰ってきた。
「もういいや。何だかよく分からないけど、戻ってきたし……お疲れさん」
「えーーっ!!」
すっかり元気を取り戻したマリオにそう言われ、ヨッシーは声を上げると力が抜けて、その場に座り込んでしまった。
(思った結末にはならなかったけど………、わたしは、ヨッシーとポンプちゃんの頑張りは知ってるからね)
・
◆敵キャラ紹介
・ハネクリン
羽の生えたクリン。ゲーム版でも同様にマリオの帽子を強奪 する。
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結局、ヨッシーとポンプはハネクリンから帽子を取り返す事も出来ずに泣く泣く、マリオと🌸の元へと帰ってきた。
「……で、帰ってきた訳ね」
「とてもじゃないけど無理ですよーー!」
『マリオの体力も、そろそろマズイんだよね……』
マリオの体調確認を行っていた🌸は、もう少しで体力メーターがゼロに近いとヨッシーとポンプに伝えた。
「やっぱ……、おれが帽子取り返してくる」
『その体じゃ、ゲームオーバーになっちゃうって!』
マリオは残り少ない体力でヨッシーに代わり、自ら帽子を取り返しに行こうとしており、見かねた🌸がマリオの体力の心配をした。
「でも……、おれが………、……、行か……なきゃ………」
額から大量の汗が出ており、立つのもやっとであるマリオは力を振り絞って無理にでも立ち上がろうとしていた。
「マリオさん………、いってらっしゃーい!!」
〈チガウでしょー!〉
笑顔でマリオにポンプを差し出したヨッシーに、ポンプはツッコミを入れざるをえなかった。
〈わたくしにいい考えがありマス。もう一度、一緒に行きまショウ、ヨッシーさん〉
ポンプはチョロプー対策の必勝法を編み出し、ヨッシーにそれを伝えた。やがて、決心が着いたヨッシーはマリオの元に向かっていく。
「わかりました! マリオさんは、ゆっくり休んでて下さい」
ヨッシーは布団を用意すると、体調の優れないマリオの体にソッと被せていく。
「ヨッシー、お前………、これはやり過ぎだろー!余計に苦しいわー!」
だが、布団を体の上だけでなく全体に被せた事でマリオは布団に縛り付けられている状態と化していた。
ヨッシーとポンプを見届けた🌸であったが、内心は穏やかでなかった。
(ホントは、ヨッシーとポンプちゃんがやるべき事だけど…、ヨッシーがあんなに傷だらけにされちゃ、わたしだって黙ってないわよ)
🌸は眉間に
そして、懐に入れていた"へんしん帽子"を取り出すと、頭部に帽子を被せた____、
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ヨッシーとポンプを撃退した事で気分が舞い上がっていたハネクリンはチョロプーと共に、ニコニコと笑顔を浮かべていた。
「よぉ、ハネクリン。チョロプー」
背後からマリオの声が聞こえると、ハネクリンとチョロプーは驚いた顔をしながら振り向いた。
「マリオ!お、お前……、帽子をコイツに取られて動けねーはずじゃ……!?」
「そんなんでやられるマリオ様じゃねーっての」
チョロプーが焦った様子を見せるも、マリオは腕を組み、らしくないニヒルな笑みを浮かべていた。
その正体は____、"へんしん帽子"を被ってマリオに変身した🌸である。
「帽子、もう一回取る」
ハネクリンは🌸の被っている帽子も
『お前らの相手は、ヨッシーとポンプだよ。おれは、さっさとかーえろっ』
「お前、何しに来たんだよ」
🌸は、チョロプーとハネクリンが気を取られている間に"ある物"をバレない様に強奪してから声を掛けると、二人の前から
自分から姿を現したにも関わらず、帽子を奪っていかなかったマリオに扮した🌸にチョロプーはツッコミを入れる。
(さてと……、"アレ"は奪った。わたしはここまでだから、あとは二人で頑張ってね)
🌸はチョロプーとハネクリンから距離が離れた場所にて、"へんしん帽子"を外して本来の姿に戻った。
マリオにも内緒で向かっていた為に下手に
「ポンプのいい考えって……、タマゴに入って突撃ですかーー!!」
〈これしか、近づく方法がないんデス! 走って! 走って!〉
その頃、遠方からチョロプーとハネクリンの元に近づいていたのは、巨大なタマゴの中に
「ハムスターですか!わたしは!……、ひ〜〜っ、疲れる〜〜!」
〈ガンバって、ヨッシーさん! マリオさんの命が、掛かってるんですよ!〉
「てめーら、タマゴごと吹っ飛ばしてやるわ!」
「やるわ、やるわ」
ヨッシーは全力を込めてタマゴを回転させていく中、チョロプーは変わらず笑みを浮かべて発射口からキラー発射させるも、タマゴの回転により、全て弾き返されていく。
「それなら、ボムへいで……、あれっ、ボムへいが無い!!」
チョロプーは、用意していた筈のボムへいが
それもそのはずである_____、先程、自分達がヨッシーとポンプに気を取られていた間に、🌸がボムへいを強奪していた事など、気づきもしていなかったのだ。
「わーーっ! もう目の前にタマゴがーー!!」
「来た来たー!」
攻撃手段を無くしたチョロプーとハネクリンは、ヨッシーとポンプの入ったタマゴに直撃した。浜辺で大爆発が起きると______、ハネクリンが被っていたマリオの帽子がどこかへ飛んでいく。
・
『ん?』
ヨッシーとポンプの居た場所から爆発音がしたのを🌸が気がつくと、見覚えのある赤色の帽子が頭上に飛んできた。
『マリオ、これって……!』
「おおーー! おれの帽子! やっぱ、持ち主の所に帰って来るんだな!」
マリオは🌸からトレードマークである赤色の帽子を受け取った。みるみる体力が回復していき、楽々とその場から立ち上がる事が出来た。
「マリオさん……、帽子取り返せなかったです。すみませ〜ん」
同じく、ハネクリンとチョロプーを倒したヨッシーであったが、マリオの帽子が見つからずにボロボロの状態で帰ってきた。
「もういいや。何だかよく分からないけど、戻ってきたし……お疲れさん」
「えーーっ!!」
すっかり元気を取り戻したマリオにそう言われ、ヨッシーは声を上げると力が抜けて、その場に座り込んでしまった。
(思った結末にはならなかったけど………、わたしは、ヨッシーとポンプちゃんの頑張りは知ってるからね)
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◆敵キャラ紹介
・ハネクリン
羽の生えたクリン。ゲーム版でも同様にマリオの帽子を
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