スーパーマリオサンシャイン編
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"ピンナパーク"でニセマリオが操縦していたメカクッパを倒したマリオ達。ニセマリオとしてドルピック島で暗躍していたのは、クッパの子供であるクッパJrであり、ピーチ姫を連れ去ってしまったのだった。
常夏の国であるドルピック島は、今日も太陽の日差しが照らされており、炎天下の中でヨッシーは大量の汗をかいていた。
「ひ〜〜! めっちゃ暑いです! このままじゃ日射病で倒れそうです……せめて、帽子があればな〜〜……、帽子欲しいな〜、帽子」
ヨッシーはマリオがいつも被っているトレードマークでもある赤色の帽子を羨ましそうに見ながら、帽子の部分を大きめの声で言い、誇張して伝えていた。
「そうか、気が付かなくて悪かったな……、はい、どーぞ」
帽子に視線が注がれていた事に気がついたマリオは、帽子でなく坊主のヅラを取り出して、ヨッシーの頭部に被せた。
「わーい! 素敵な"坊主 "!……、って、帽子 が欲しいんです! その帽子、貸して下さいよー!」
「ダメだよ。これは大事な帽子なんだから」
マリオが背を向けた瞬間_____、ヨッシーは、長い舌を出すと声も音も出さずに帽子を強奪 した。
「帽子、借りますねー!」
「こら待て、ヨッシー! 帽子返せーーっ!」
マリオから奪った帽子を被るヨッシーを追いかけるべく、マリオは炎天下の中を走っていく。
〈まったく、しょうがない二人ですネ〉
『暑い中、よくやるよ……』
暑さを凌 ぐためにヤシの木の下にもたれ掛かり、日陰に隠れていた🌸とポンプは、暑い中で日に晒されながら走る二人の体力に感心していた。
『何あれ?』
🌸は帽子を被っているヨッシーをじっと見つめ_____、どことなく狙いを定めているパタクリンを発見した。
〈気をつけて下サイ! パタクリンが帽子を狙ってマス!〉
同じくパタクリンに気がついたポンプは、ヨッシーが被っていたマリオの帽子を狙っていた事に🌸より先に気がついた。
しかし、ヨッシーがそれに気づく前にパタクリンは俊敏な動きで、ヨッシーの真上を通り過ぎた際に____、マリオの帽子を強奪 した。
「ゲットゲット」
「マリオさん、急に丸くなっちゃって……」
「おれは、こっちだよ! それはハネクリン!」
帽子を被ったパタクリンをマリオと勘違いするヨッシーに、本物のマリオがツッコミを入れた。
「バイバーイ」
パタクリンは笑顔を浮かべながら、帽子を被った状態でマリオ達の前から姿を消していく。
パタクリンの姿が完全に見えなくなった時、マリオの体から力が抜けていくと_____、岩場にもたれ掛かった状態で倒れ込む。顔色は青ざめており、どことなく体調が悪そうにも見えた。
『マリオ!』
「おれ、帽子取られると……段々、力無くなってきて………、……………」
マリオは力の源でもある帽子を敵味方問わず、取られると力 ダウンしてしまい、体力も減り始めていくのであった。
『これで、気休めになるかな』
🌸は、懐から"へんしん帽子"を取り出した。🌸のみに効果が現れる帽子のためにマリオが変身する事は無いが、試しに被せてみる。だが、マリオの顔色は依然として青ざめているままだった。
「うぅ……、ダメだ。全然、体力が戻らない……」
まともに立ち上がれない程に体力が奪われていたマリオは、事の元凶であるヨッシーを睨みつけた。
「ヨッシー、お前のせいだぞ。いつもいつも余計な事ばかりしやがって。帽子返せ、この野郎……、おれの大事な帽子を……バクバク何でも食っちゃうし………」
『元気無いのに、よく言葉が回るなぁ』
「………、はいはい、分かりました! わたしが取り返してくればいいんでしょーー!! ポンプさえあれば、あんな奴すぐに捕まえてやります」
〈わたくしも行くんデスかーーっ!?〉
マリオからの恨み節に耐えられなくなったヨッシーはハネクリンから帽子を取り戻すべく、半ば強引に巻き込む形でポンプを装着した。
『わたしはマリオを見てるから、気をつけて行ってきてね』
「頼むぜ、ヨッシー」
🌸はマリオの体調確認の為に残る事を自ら希望して、マリオと共にヨッシーとポンプの後ろ姿を見送った。
・
ヨッシーはポンプの指示の元、ハネクリンが飛び去っていった方向を辿って走っていた。
〈ヨッシーさん、気合いが入ってマスね〉
「勿論です! マリオさんの帽子を取り返して……、🌸さんに褒めてもらうんですから♡」
〈そっちが目的デスか!〉
マリオの帽子を取り返す目的に、邪 な気持ちが混ざっていた事にポンプがツッコミを入れた。
ヨッシーは浜辺を走り続けていると、通りすがりのマーレ族と遭遇した。
「帽子を被ったハネクリンを見かけませんでしたか?」
「それなら、向こうのビーチに行ったよ」
マーレ族が指を指した方向を見てから、ヨッシーはハネクリンを探し続けてくと_____、帽子を被ったハネクリンの後ろ姿を捉えた。
〈もう見つかりマシたね〉
「楽勝ですよ! わははははっ!」
勝ちを確信したヨッシーが笑いながらハネクリンの元へ向かっていくと_____、
_____、ビーチには一匹だけでなく、同じく帽子を被った大量のハネクリンの姿があった。
「あ゛〜〜っ!いっぱい居る〜〜!!」
ヨッシーはその光景に驚きつつも、自分達が探していたハネクリンを発見すると上から袋を被せて見事、捕える事に成功した。
「捕まえました!」
袋の中で暴れているハネクリンが出でこない様にと袋の口を紐 で縛り、マリオと🌸の所へ戻っていく。
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"ピンナパーク"でニセマリオが操縦していたメカクッパを倒したマリオ達。ニセマリオとしてドルピック島で暗躍していたのは、クッパの子供であるクッパJrであり、ピーチ姫を連れ去ってしまったのだった。
常夏の国であるドルピック島は、今日も太陽の日差しが照らされており、炎天下の中でヨッシーは大量の汗をかいていた。
「ひ〜〜! めっちゃ暑いです! このままじゃ日射病で倒れそうです……せめて、帽子があればな〜〜……、帽子欲しいな〜、帽子」
ヨッシーはマリオがいつも被っているトレードマークでもある赤色の帽子を羨ましそうに見ながら、帽子の部分を大きめの声で言い、誇張して伝えていた。
「そうか、気が付かなくて悪かったな……、はい、どーぞ」
帽子に視線が注がれていた事に気がついたマリオは、帽子でなく坊主のヅラを取り出して、ヨッシーの頭部に被せた。
「わーい! 素敵な"
「ダメだよ。これは大事な帽子なんだから」
マリオが背を向けた瞬間_____、ヨッシーは、長い舌を出すと声も音も出さずに帽子を
「帽子、借りますねー!」
「こら待て、ヨッシー! 帽子返せーーっ!」
マリオから奪った帽子を被るヨッシーを追いかけるべく、マリオは炎天下の中を走っていく。
〈まったく、しょうがない二人ですネ〉
『暑い中、よくやるよ……』
暑さを
『何あれ?』
🌸は帽子を被っているヨッシーをじっと見つめ_____、どことなく狙いを定めているパタクリンを発見した。
〈気をつけて下サイ! パタクリンが帽子を狙ってマス!〉
同じくパタクリンに気がついたポンプは、ヨッシーが被っていたマリオの帽子を狙っていた事に🌸より先に気がついた。
しかし、ヨッシーがそれに気づく前にパタクリンは俊敏な動きで、ヨッシーの真上を通り過ぎた際に____、マリオの帽子を
「ゲットゲット」
「マリオさん、急に丸くなっちゃって……」
「おれは、こっちだよ! それはハネクリン!」
帽子を被ったパタクリンをマリオと勘違いするヨッシーに、本物のマリオがツッコミを入れた。
「バイバーイ」
パタクリンは笑顔を浮かべながら、帽子を被った状態でマリオ達の前から姿を消していく。
パタクリンの姿が完全に見えなくなった時、マリオの体から力が抜けていくと_____、岩場にもたれ掛かった状態で倒れ込む。顔色は青ざめており、どことなく体調が悪そうにも見えた。
『マリオ!』
「おれ、帽子取られると……段々、力無くなってきて………、……………」
マリオは力の源でもある帽子を敵味方問わず、取られると
『これで、気休めになるかな』
🌸は、懐から"へんしん帽子"を取り出した。🌸のみに効果が現れる帽子のためにマリオが変身する事は無いが、試しに被せてみる。だが、マリオの顔色は依然として青ざめているままだった。
「うぅ……、ダメだ。全然、体力が戻らない……」
まともに立ち上がれない程に体力が奪われていたマリオは、事の元凶であるヨッシーを睨みつけた。
「ヨッシー、お前のせいだぞ。いつもいつも余計な事ばかりしやがって。帽子返せ、この野郎……、おれの大事な帽子を……バクバク何でも食っちゃうし………」
『元気無いのに、よく言葉が回るなぁ』
「………、はいはい、分かりました! わたしが取り返してくればいいんでしょーー!! ポンプさえあれば、あんな奴すぐに捕まえてやります」
〈わたくしも行くんデスかーーっ!?〉
マリオからの恨み節に耐えられなくなったヨッシーはハネクリンから帽子を取り戻すべく、半ば強引に巻き込む形でポンプを装着した。
『わたしはマリオを見てるから、気をつけて行ってきてね』
「頼むぜ、ヨッシー」
🌸はマリオの体調確認の為に残る事を自ら希望して、マリオと共にヨッシーとポンプの後ろ姿を見送った。
・
ヨッシーはポンプの指示の元、ハネクリンが飛び去っていった方向を辿って走っていた。
〈ヨッシーさん、気合いが入ってマスね〉
「勿論です! マリオさんの帽子を取り返して……、🌸さんに褒めてもらうんですから♡」
〈そっちが目的デスか!〉
マリオの帽子を取り返す目的に、
ヨッシーは浜辺を走り続けていると、通りすがりのマーレ族と遭遇した。
「帽子を被ったハネクリンを見かけませんでしたか?」
「それなら、向こうのビーチに行ったよ」
マーレ族が指を指した方向を見てから、ヨッシーはハネクリンを探し続けてくと_____、帽子を被ったハネクリンの後ろ姿を捉えた。
〈もう見つかりマシたね〉
「楽勝ですよ! わははははっ!」
勝ちを確信したヨッシーが笑いながらハネクリンの元へ向かっていくと_____、
_____、ビーチには一匹だけでなく、同じく帽子を被った大量のハネクリンの姿があった。
「あ゛〜〜っ!いっぱい居る〜〜!!」
ヨッシーはその光景に驚きつつも、自分達が探していたハネクリンを発見すると上から袋を被せて見事、捕える事に成功した。
「捕まえました!」
袋の中で暴れているハネクリンが出でこない様にと袋の口を
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