スーパーマリオサンシャイン編
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「く〜〜……っ、なんとか反撃しないと、おれ達がやられちまう……!」
〈でも、もうロケットが……〉
ペットボトルロケットは先程ヨッシーが食べてしまった為に新たにゲットするにはもう一周する必要があった。だが、それまでにメカクッパの攻撃に耐えられる程の体力はマリオ達に残っていなかった。
「えーい! これでも喰らえーーっ!」
すると、マリオは武器と思わしき物をメカクッパに投げつける形で攻撃を仕掛け始めた。
『何だ、武器あったんじゃん』
ロケット以外の武器があった事に安心した🌸であったが____、自分達が乗車していたジェットコースターの部品が、いつの間にか無くなっていた事にポンプが気がついた。
〈……、って、ジェットコースターの部品を投げてたんデスかー!〉
気がつけば、マリオはジェットコースターの部品を全て攻撃用として投げてしまっていた。手元に残っている物はなく、絶体絶命の状況へと追い込まれる。
〈もう投げる物も無いし、ドウするんデスか?〉
「まだあるじゃないか」
マリオはそう言いながら、ミサイルを飲み込んでしまったヨッシーに視線を向けた。
『……、そうだ、ミサイルが!』
それに気がついた🌸もマリオと共に、ヨッシーの体を持ち上げていく。
「いけーーーーっ!!」
『届けーーーっ!!』
マリオと🌸が力を合わせてペットボトルロケットを飲み込んだヨッシーを投げつけると、メカクッパに激突した途端に大爆発を起こした。
それによりメカクッパはダメージを受けて故障し、顔部分が爆発により部品が地面へと落ちていく。
「ハラハラドキドキ……、素晴らしいアクションでしたぞ。マリオさん……🌸さん……、あなたた方は本物のヒーローです!」
〈壊れたメカクッパの中に、ダレかいマス!〉
メカクッパの顔部分の部品が外れた事で、内部が見えてくるとポンプは人影を発見した。
「よくやったじゃん。マリオ、🌸」
ニセマリオの声が聞こえ、立ち込めていた煙が晴れていくと______、ニセマリオの本来の姿が露わになった。
『えっ……?』
ドルピック島を汚していた真犯人の顔を見るなり、🌸は驚いた様子を見せてから、小さく声をあげた。
そこに居たのはクッパと容姿の似ている子供の姿があり、手にはニセマリオが所持していた"マジックブラシ"を握られていた。
口元に巻かれた藍色のスカーフには、マリオの鼻と髭のイラストが描かれている。彼の名前は_____、クッパJrだ。
「大人しくピーチ姫を返せ!」
クッパJrの隣には、囚われの身となっていたピーチ姫の姿もあった。見下ろしていたマリオからそう言われると、クッパJrは眉間に皺を寄せてから口を開いた。
「お前ら、"ピーチママ"を攫った悪い奴だ! ぼくは、ママを取り返しただけだっ!!」
「はっ?」
『へっ?』
マリオと🌸はクッパJrの発言の意図が読めず、素っ頓狂な声をあげた。
それはピーチ姫も同様であり、自分をママと呼ぶクッパJrの顔を見た。
「なんで、わたしがあなたのママなのよ!」
「だって! "クッパお父さん"がそう言って、取り返して来いって……」
「騙されてるのよ! あなたは!」
「そんな事ないもん! ママ!!」
ピーチ姫とクッパJrの言い争いが続き、隙が出来ているとポンプがマリオに声を掛けようとしたが_____、マリオと🌸はクッパJrの存在にすっかりと気を取られていた。
『ク、クッパって子供居たの……?』
「知らねぇ……おれも初めて知った……、ってか、ピーチママって何だ?」
『クッパお父さんって……、子供居たなら、わたし達にも教えてよー! クッパー!!』
「長い付き合いなのに連絡ひとつもねーなんて、信じらんねーぞ!!」
この場に居ないクッパに対して怒りを込めていたマリオと🌸は、言い争いをしつつもクッパJrは、ピーチ姫を連れてピンナパーク"から逃走していくのを許してしまった。
〈そんな事を言ってる間に、逃げられちゃいマシたよ!〉
クッパJrの逃走を許してしまったマリオと🌸にポンプは怒りながら声を掛けるも、二人は未だに、クッパへの怒りを見せていた。
「きゃー! こわ〜い! こわ〜い! 楽しーい! 面白ーい!!」
その頃、ヨッシーは一人でジェットコースターに二回目の乗車を果たしており、悲鳴を上げながらも楽しんでいる様子を見せていた。
ひと騒動を終えた"ピンナパーク"は、客足が少ないにも関わらず、混沌とした空気に包まれていたのであった______。
・
◆敵キャラ紹介
・メカクッパ
クッパの形をした巨大機械 。口から炎を吐き出し、胸部分からはキラーを発射する。
・クッパJr
大魔王クッパの子供。ワガママな性格だが、発明が得意で機械 を使った 戦闘方法 が見せる。マリオサンシャイン編では、自分の母親であるピーチ姫がマリオに攫われたとクッパに吹き込まれ、ドルピック島でニセマリオとして暗躍していた。
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「く〜〜……っ、なんとか反撃しないと、おれ達がやられちまう……!」
〈でも、もうロケットが……〉
ペットボトルロケットは先程ヨッシーが食べてしまった為に新たにゲットするにはもう一周する必要があった。だが、それまでにメカクッパの攻撃に耐えられる程の体力はマリオ達に残っていなかった。
「えーい! これでも喰らえーーっ!」
すると、マリオは武器と思わしき物をメカクッパに投げつける形で攻撃を仕掛け始めた。
『何だ、武器あったんじゃん』
ロケット以外の武器があった事に安心した🌸であったが____、自分達が乗車していたジェットコースターの部品が、いつの間にか無くなっていた事にポンプが気がついた。
〈……、って、ジェットコースターの部品を投げてたんデスかー!〉
気がつけば、マリオはジェットコースターの部品を全て攻撃用として投げてしまっていた。手元に残っている物はなく、絶体絶命の状況へと追い込まれる。
〈もう投げる物も無いし、ドウするんデスか?〉
「まだあるじゃないか」
マリオはそう言いながら、ミサイルを飲み込んでしまったヨッシーに視線を向けた。
『……、そうだ、ミサイルが!』
それに気がついた🌸もマリオと共に、ヨッシーの体を持ち上げていく。
「いけーーーーっ!!」
『届けーーーっ!!』
マリオと🌸が力を合わせてペットボトルロケットを飲み込んだヨッシーを投げつけると、メカクッパに激突した途端に大爆発を起こした。
それによりメカクッパはダメージを受けて故障し、顔部分が爆発により部品が地面へと落ちていく。
「ハラハラドキドキ……、素晴らしいアクションでしたぞ。マリオさん……🌸さん……、あなたた方は本物のヒーローです!」
〈壊れたメカクッパの中に、ダレかいマス!〉
メカクッパの顔部分の部品が外れた事で、内部が見えてくるとポンプは人影を発見した。
「よくやったじゃん。マリオ、🌸」
ニセマリオの声が聞こえ、立ち込めていた煙が晴れていくと______、ニセマリオの本来の姿が露わになった。
『えっ……?』
ドルピック島を汚していた真犯人の顔を見るなり、🌸は驚いた様子を見せてから、小さく声をあげた。
そこに居たのはクッパと容姿の似ている子供の姿があり、手にはニセマリオが所持していた"マジックブラシ"を握られていた。
口元に巻かれた藍色のスカーフには、マリオの鼻と髭のイラストが描かれている。彼の名前は_____、クッパJrだ。
「大人しくピーチ姫を返せ!」
クッパJrの隣には、囚われの身となっていたピーチ姫の姿もあった。見下ろしていたマリオからそう言われると、クッパJrは眉間に皺を寄せてから口を開いた。
「お前ら、"ピーチママ"を攫った悪い奴だ! ぼくは、ママを取り返しただけだっ!!」
「はっ?」
『へっ?』
マリオと🌸はクッパJrの発言の意図が読めず、素っ頓狂な声をあげた。
それはピーチ姫も同様であり、自分をママと呼ぶクッパJrの顔を見た。
「なんで、わたしがあなたのママなのよ!」
「だって! "クッパお父さん"がそう言って、取り返して来いって……」
「騙されてるのよ! あなたは!」
「そんな事ないもん! ママ!!」
ピーチ姫とクッパJrの言い争いが続き、隙が出来ているとポンプがマリオに声を掛けようとしたが_____、マリオと🌸はクッパJrの存在にすっかりと気を取られていた。
『ク、クッパって子供居たの……?』
「知らねぇ……おれも初めて知った……、ってか、ピーチママって何だ?」
『クッパお父さんって……、子供居たなら、わたし達にも教えてよー! クッパー!!』
「長い付き合いなのに連絡ひとつもねーなんて、信じらんねーぞ!!」
この場に居ないクッパに対して怒りを込めていたマリオと🌸は、言い争いをしつつもクッパJrは、ピーチ姫を連れてピンナパーク"から逃走していくのを許してしまった。
〈そんな事を言ってる間に、逃げられちゃいマシたよ!〉
クッパJrの逃走を許してしまったマリオと🌸にポンプは怒りながら声を掛けるも、二人は未だに、クッパへの怒りを見せていた。
「きゃー! こわ〜い! こわ〜い! 楽しーい! 面白ーい!!」
その頃、ヨッシーは一人でジェットコースターに二回目の乗車を果たしており、悲鳴を上げながらも楽しんでいる様子を見せていた。
ひと騒動を終えた"ピンナパーク"は、客足が少ないにも関わらず、混沌とした空気に包まれていたのであった______。
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◆敵キャラ紹介
・メカクッパ
クッパの形をした巨大
・クッパJr
大魔王クッパの子供。ワガママな性格だが、発明が得意で
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