スーパーマリオサンシャイン編
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"母ちゃんの絵、描いたよー!"
"ぼくは作文!"
"どれどれ……、あたしゃ、こんなブスじゃないよ!なによ、この作文は!"
子供イカから、母親イカとの思い出を聞かされるも口からの情報だけで良い母親なのかが分からなかった為、マリオと🌸は汗を垂らした。
「優しくないじゃん」
『ママさん、つよ〜』
「強いだけだもん!」
「いい母ちゃんだもん!」
マリオと🌸の言葉を聞き、子供イカ達はムッとしてから母親を擁護する発言をした。
「とにかく、お前達の母ちゃんの所へ連れてってくれ」
・
マリオ達は子供イカの案内を受けて、母親イカが居るという、"リコハーバー"のコンテナ置き場に到着した。
「あっ、母ちゃんの足だ!」
いくつか積まれていたコンテナの隙間から____、巨大なイカの足が見えると、子供イカは母親イカが居ると声を上げた。
「みんなで引っ張って、引きずり出すぞ」
「はーい!」
マリオが母親イカの足を引っ張るも、ヨッシーはマリオの鼻を引っ張るというボケを繰り出した。
「どこ引っ張っとんじゃーーっ! 足を引っ張れ!」
「はーい!」
「おれの足じゃないってば!」
『おーい。これじゃ、いつまでも終わらないよ〜』
ヨッシーがボケを繰り出す事でマリオがツッコミに入る為、見かねた🌸が声を掛けた。
気を取り直してから、マリオは母親イカの巨大な足を掴む。
マリオ、🌸、ヨッシーが勢いよく足を引っ張っていくと_____、顔に汚れが付けられていた母親イカの姿があった。
『ママさんって、大きいイカだったんだ……! けど、顔に汚れが……』
予想以上の大きさであった為に、🌸はそのような言葉が漏れ出た。
子供イカが母親イカを呼ぶと、母親イカは笑顔を浮かべて頭を撫でようとした_____、のだが、思いきり頭を叩き出した。
「母ちゃん、ひど〜い……」
「コノヤロー……ッ、自分の子供に何て事を……!」
"はははははっ!ボスゲッソーは、もはやちび共の母親ではない!おれの忠実な手下だ!!"
マリオと🌸は聞き覚えのある声を耳にすると、後ろを振り向いた。
声のした方向にはコンテナがあり_____、腕を組んでマリオ達を見下ろすニセマリオの姿があった。
「やっぱり全部、お前の仕業 か……!」
『ちびちゃん達のママさんに、酷い事してくれちゃって……!』
"やっちまえ、ボスゲッソー!"
ニセマリオから、命令が下されると____、母親イカは巨大な足を使って、マリオ達と子供イカに攻撃を仕掛けた。
「母ちゃん、あんなじゃなかったのに……っ」
「顔を汚されてから、おかしくなったんだ」
『やっぱり……!』
〈きっと、あの顔の汚れが原因デス〉
涙を浮かべながら、母親イカの豹変の原因について話していたのを🌸とポンプが聞くと、そう言った。
「あの汚いメイクを落とせば、元に戻せるかも……、ポンプ、放水だっ!」
母親イカの顔を狙い、レバーを引くと水が噴射された。狙いはしっかり定まっていたものの、巨大な足によって顔に水はかからず、汚れは取れていなかった。
『あの足を何とかしないと、ママさん助けられないよ』
「じゃあ、引っこ抜いちゃいましょう!」
ヨッシーが母親イカの巨大な足を掴むと、三匹の子供イカが慌てた様子で止めに入る。
「母ちゃんの足、抜かないでーーっ!!」
「お母さんを元に戻す為ですよ!」
「それでも止めてーー!!」
「抜くなーー!!」
ヨッシーと子供イカが揉めている間に、母親イカは笑顔を浮かべながら巨大な足を使い、何度も攻撃を仕掛けていく。
「母ちゃん……、ぼく達の事、すっかり忘ちゃったのかな……?」
母親イカに攻撃された悲しさから、涙を流す子供イカを見た🌸は、ムッと怒りの表情を見せた。
『ママさんがそんな事しちゃ、ちびちゃん達が悲しんじゃうでしょ!』
🌸は巨大な足を掴み、腕に力を入れて躊躇なく引き抜いていくと______、足の関節部に「大吉」と書かれていた。
『やったー! 大吉だって!』
「おみくじかよーーっ!」
引っこ抜いた足がおみくじになっていた事にマリオはツッコミを入れた。
その後も母親イカの足を引っこ抜こうとしたが、一筋縄ではいかなかった。自分達の為に戦っているマリオと🌸を見て____、子供イカは勇気を奮い立たせようとした。
「おじさん……お姉ちゃん……っ、……ぼく達もやらなきゃ!!」
「母ちゃんを元に戻すんだ!!」
子供イカ達も母親イカの巨大な足を掴み、精一杯の力を込めて、引き抜こうと引っ張っていくと_____、足が抜けたと同時に、数枚の紙が中から出てきた。
「中から、何かが出てきたよ!」
飛び散っていく紙を子供イカ達が掴むと_____、それらは全て、自分達が母親イカ宛に書いた絵や作文であった。
「ぼくの描いた母ちゃんの絵だ!!」
「これは、ぼくの作文……、ちゃんと持っててくれてたんだね」
「やっぱりぼく達の事、忘れてなかったんだよ!」
作文を拾った子供イカは、自分が書いた作品を綺麗な状態で保管してくれていた母親イカへの感謝として、作文の内容を読み始める。
「"ぼくは母ちゃんが大好きです。だって、母ちゃんは強くて優しくて______、______」
作文の内容を聞いていく内に、母親イカは巨大な足を動かす事もせず、感動から瞳を潤わせていた。
〈マリオさん、今デス!〉
「あぁ! その顔の汚れ、落としてやるぜーーっ!!」
母親イカの動きが止まっている間に、マリオは汚れが付いている顔にめがけて水を噴射した。
子供イカの活躍もあり、母親イカの汚れが落ちて家族仲も改善し、それと同時にシャインが現れた。
「みんな、ごめんね」
「母ちゃん!!」
「母ちゃーーん!!」
涙を浮かべた母親イカは謝罪の言葉を述べると、周りに集まっていた子供イカを抱きしめた。
〈良かったデスね〉
「うん」
『一件落着だね』
母親イカが元の姿に戻ったのが分かると、マリオと🌸は安心した様で笑顔を浮かべていた。
______だが、その光景をニセマリオは建物の陰に隠れて見つめていた。
"今の内に精々 、喜んでればいいさ。まだまだこれから……"
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"母ちゃんの絵、描いたよー!"
"ぼくは作文!"
"どれどれ……、あたしゃ、こんなブスじゃないよ!なによ、この作文は!"
子供イカから、母親イカとの思い出を聞かされるも口からの情報だけで良い母親なのかが分からなかった為、マリオと🌸は汗を垂らした。
「優しくないじゃん」
『ママさん、つよ〜』
「強いだけだもん!」
「いい母ちゃんだもん!」
マリオと🌸の言葉を聞き、子供イカ達はムッとしてから母親を擁護する発言をした。
「とにかく、お前達の母ちゃんの所へ連れてってくれ」
・
マリオ達は子供イカの案内を受けて、母親イカが居るという、"リコハーバー"のコンテナ置き場に到着した。
「あっ、母ちゃんの足だ!」
いくつか積まれていたコンテナの隙間から____、巨大なイカの足が見えると、子供イカは母親イカが居ると声を上げた。
「みんなで引っ張って、引きずり出すぞ」
「はーい!」
マリオが母親イカの足を引っ張るも、ヨッシーはマリオの鼻を引っ張るというボケを繰り出した。
「どこ引っ張っとんじゃーーっ! 足を引っ張れ!」
「はーい!」
「おれの足じゃないってば!」
『おーい。これじゃ、いつまでも終わらないよ〜』
ヨッシーがボケを繰り出す事でマリオがツッコミに入る為、見かねた🌸が声を掛けた。
気を取り直してから、マリオは母親イカの巨大な足を掴む。
マリオ、🌸、ヨッシーが勢いよく足を引っ張っていくと_____、顔に汚れが付けられていた母親イカの姿があった。
『ママさんって、大きいイカだったんだ……! けど、顔に汚れが……』
予想以上の大きさであった為に、🌸はそのような言葉が漏れ出た。
子供イカが母親イカを呼ぶと、母親イカは笑顔を浮かべて頭を撫でようとした_____、のだが、思いきり頭を叩き出した。
「母ちゃん、ひど〜い……」
「コノヤロー……ッ、自分の子供に何て事を……!」
"はははははっ!ボスゲッソーは、もはやちび共の母親ではない!おれの忠実な手下だ!!"
マリオと🌸は聞き覚えのある声を耳にすると、後ろを振り向いた。
声のした方向にはコンテナがあり_____、腕を組んでマリオ達を見下ろすニセマリオの姿があった。
「やっぱり全部、お前の
『ちびちゃん達のママさんに、酷い事してくれちゃって……!』
"やっちまえ、ボスゲッソー!"
ニセマリオから、命令が下されると____、母親イカは巨大な足を使って、マリオ達と子供イカに攻撃を仕掛けた。
「母ちゃん、あんなじゃなかったのに……っ」
「顔を汚されてから、おかしくなったんだ」
『やっぱり……!』
〈きっと、あの顔の汚れが原因デス〉
涙を浮かべながら、母親イカの豹変の原因について話していたのを🌸とポンプが聞くと、そう言った。
「あの汚いメイクを落とせば、元に戻せるかも……、ポンプ、放水だっ!」
母親イカの顔を狙い、レバーを引くと水が噴射された。狙いはしっかり定まっていたものの、巨大な足によって顔に水はかからず、汚れは取れていなかった。
『あの足を何とかしないと、ママさん助けられないよ』
「じゃあ、引っこ抜いちゃいましょう!」
ヨッシーが母親イカの巨大な足を掴むと、三匹の子供イカが慌てた様子で止めに入る。
「母ちゃんの足、抜かないでーーっ!!」
「お母さんを元に戻す為ですよ!」
「それでも止めてーー!!」
「抜くなーー!!」
ヨッシーと子供イカが揉めている間に、母親イカは笑顔を浮かべながら巨大な足を使い、何度も攻撃を仕掛けていく。
「母ちゃん……、ぼく達の事、すっかり忘ちゃったのかな……?」
母親イカに攻撃された悲しさから、涙を流す子供イカを見た🌸は、ムッと怒りの表情を見せた。
『ママさんがそんな事しちゃ、ちびちゃん達が悲しんじゃうでしょ!』
🌸は巨大な足を掴み、腕に力を入れて躊躇なく引き抜いていくと______、足の関節部に「大吉」と書かれていた。
『やったー! 大吉だって!』
「おみくじかよーーっ!」
引っこ抜いた足がおみくじになっていた事にマリオはツッコミを入れた。
その後も母親イカの足を引っこ抜こうとしたが、一筋縄ではいかなかった。自分達の為に戦っているマリオと🌸を見て____、子供イカは勇気を奮い立たせようとした。
「おじさん……お姉ちゃん……っ、……ぼく達もやらなきゃ!!」
「母ちゃんを元に戻すんだ!!」
子供イカ達も母親イカの巨大な足を掴み、精一杯の力を込めて、引き抜こうと引っ張っていくと_____、足が抜けたと同時に、数枚の紙が中から出てきた。
「中から、何かが出てきたよ!」
飛び散っていく紙を子供イカ達が掴むと_____、それらは全て、自分達が母親イカ宛に書いた絵や作文であった。
「ぼくの描いた母ちゃんの絵だ!!」
「これは、ぼくの作文……、ちゃんと持っててくれてたんだね」
「やっぱりぼく達の事、忘れてなかったんだよ!」
作文を拾った子供イカは、自分が書いた作品を綺麗な状態で保管してくれていた母親イカへの感謝として、作文の内容を読み始める。
「"ぼくは母ちゃんが大好きです。だって、母ちゃんは強くて優しくて______、______」
作文の内容を聞いていく内に、母親イカは巨大な足を動かす事もせず、感動から瞳を潤わせていた。
〈マリオさん、今デス!〉
「あぁ! その顔の汚れ、落としてやるぜーーっ!!」
母親イカの動きが止まっている間に、マリオは汚れが付いている顔にめがけて水を噴射した。
子供イカの活躍もあり、母親イカの汚れが落ちて家族仲も改善し、それと同時にシャインが現れた。
「みんな、ごめんね」
「母ちゃん!!」
「母ちゃーーん!!」
涙を浮かべた母親イカは謝罪の言葉を述べると、周りに集まっていた子供イカを抱きしめた。
〈良かったデスね〉
「うん」
『一件落着だね』
母親イカが元の姿に戻ったのが分かると、マリオと🌸は安心した様で笑顔を浮かべていた。
______だが、その光景をニセマリオは建物の陰に隠れて見つめていた。
"今の内に
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