スーパーマリオサンシャイン編

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ドルピックタウンの西側にある船着場ふなつきばにて、ドロドロパックンを倒したマリオ達は、島一番の港町である"リコハーバー"の入口を開通させた。




新たにヨッシーを仲間に加え、マリオ達は"リコハーバー"に訪れていた。


「さすが港町ですね。魚が沢山ありますよ」


籠に入っていた魚の山を発見したヨッシーがよだれを垂らしていると、漁師のモンテ族が慌てて駆け寄ってきた。


「おーい、その魚は食べちゃダメだよ! 港や海がドロドロに汚れちまってよー。獲れた魚も食えたもんじゃねーよ」


🌸が港に視線を向けると、コンクリートの地面やコンテナ、船にまで汚れが飛び散っていたのを発見した。

魚も目を凝らして見ると、汚れが付いている為に食べられる物ではなかったが_____、ヨッシーは平気で手に取ると、食べ始めていく。


「美味しいですー♡」
「平気かよー!」
「やっぱり……」
『だよね〜』


ヨッシーの異次元な胃袋の耐久性を知っているマリオと🌸はモンテ族に止められようとも、魚を食べるヨッシーを見ても驚きはしなかった。


「帽子を被ったヒゲの男が現れてから、この港町もおかしく………、………ん?」


モンテ族はマリオと🌸の顔を見ると、何かに気がついた様子である。


「よく見たらお前ら、手配書の似顔絵の奴等じゃねーか!」
「今頃かよー!」
『気づくの遅いって!』


マリオと🌸も会話の際に全く自分達の話題が出なかった事で、むしろモンテ族から気がついて欲しいと思うあまりであった。そしてようやくその話題が出ると、二人はツッコミを入れた。


「何とかしてくれよ」
〈マリオさん、🌸さん。とりあえず調べてみマしょう〉
『そうだね。港の方も汚れてるし……、あの船とかも怪しそうだね』


漁師のモンテ族に促される形で、マリオ達は"リコハーバー"の至る所に付けられた汚れを取り除く事とした。



金網が張り巡らされた船に乗り込むと____、船上にも汚れが付着していた。


〈この船もドロドロですネ〉
「あのニセモノ野郎……っ」


マリオと瓜二つの姿をしているニセマリオは、武器の"マジックブラシ"で島中を汚しているのである。その濡れ衣を着せられたマリオは、汚れを見るとニセマリオへの苛立ちを見せた。


海のさざめきが聞こえ、波が立つと船が少し揺れた。ヨッシーは、船が揺れた際に視線が海に向くと_____、ビクッと体を震わせてから🌸を見た。


「あの、🌸さん。手を繋いで、歩いてもらってもいいですか?」
『へっ?』


背後からヨッシーに声を掛けられると、いきなりそのような事を言われて🌸は、素っ頓狂な声を出した。


「足場に泥が付いてて、歩きにくくって……」
『別にいいけど……(そんなに歩きにくい訳でもないけどなぁ)』


不思議に思いつつも、検索する事もなく🌸はヨッシーの手を握った。マリオも二人が手を繋ぐ光景はよく見かける為、ツッコミを入れる事はない。


すると今度は大きな波が立ち、少量の波飛沫なみしぶきがヨッシーの体に飛んできた。


「わーっ! 水がかかりましたー!」
『かかってない、かかってない』
「かかりましたって〜〜っ!」
『かかってないって!』
「何してんだよ、お前ら」


🌸とヨッシーの声が大きくなり始めたのが気になったマリオが振り向いた際______、金網の裏に隠れていた三匹の子供イカが、マリオにめがけてすみを噴射した。


「母ちゃんのかたき! 喰らえっ!」
「ヒゲの男め!」


子供イカが居た事に気が付かなったのと🌸とヨッシーに気を取られていたマリオは、全身にすみを受けると、その場に倒れ込む。


「やったぞー! ヒゲの男が、くたばったぞーっ!!」
「わーい! わーい!」


マリオが動かないと思った子供イカ達は、マリオを囲うようにして金網から降りてくると喜びをあらわにした。


「こんなもんで、くたばるもんかーーっ!!」


だが、イカすみだけで倒れるマリオではなかった。立ち上がるとポンプのレバーを引き、子供イカ達に向けて水を噴射した。


「母ちゃんの仇って、どういう事だよ?」
『なんか、マリオだけを狙ってたけど……』


マリオと🌸は突然現れ、攻撃を仕掛けてきた事に疑問を抱く。対して、子供イカ達はジッとマリオの顔を見ていた。


「よく見れば違うみたい」
「ホントだね」
すみを吐きながら、話すなってば!」


再びイカすみを掛けられた事で、マリオはツッコミを入れた。


『このヒゲのおじさんだけ狙ったのは、どうしてなの?』
「おじさんによく似た人がこの港町に来てから、ぼく達の母ちゃんが、急に凶暴になっちゃったんだ」


マリオによく似た人物……、それだけでニセマリオだとマリオと🌸は瞬時に理解した。



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