スーパーマリオサンシャイン編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
.
突然、ヨッシーに手を噛まれた🌸はさすがに状況が読み込めなかった。指先から広がっていく痛みによって意識が戻るも、🌸は大きく声を上げた。
『い゛っ゛……!!、……、〜〜〜っっう!!』
「はっ??」
〈マリオさん。全然、話が違いマスけど……〉
マリオは🌸と同様に目の前で繰り広げられた光景が、理解出来なかった。
普段は🌸に対して「好き好き」と分かりやすく好意を示して、時には敵キャラの攻撃から身を呈 して守るヨッシーの姿を見てきた。それなのに、今は🌸の手に噛み付いて、あからさまに敵意を見せていた。
ヨッシーの口が🌸の手から離れたかと思えば_____タマゴの上部が赤く染まっていき、湯気がたち始めていく。
「🌸さんは、わたしの事なんか……っ、……もう愛想尽かしちゃって、マリオさんと一緒に居るんでしょ!? 嫌いです! 大嫌いです!! 顔も見たくないですっ!!」
ヨッシーの言い分を聞いた🌸は勿論、マリオも目を丸くさせて驚いた様子を見せた。
『はい?』
「おいヨッシー、何言ってんだよ。それもニセモノのおれに言われたのか?そもそも、おれはピーチ姫一筋だっての。🌸とは何も……」
「わたしの純情を弄 んで、そんなに楽しいですか!?」
マリオが反論していた途中でも、ヨッシーの憤怒の感情が剥 き出しになっていた。
ヨッシーに圧倒され、マリオも思わず言葉が詰まってしまう中、🌸が両手の手のひらを顔に当てると、その場に座り込んだ。
〈🌸さん?〉
『わたしはヨッシーの事……、……っ、そんな風に思って、一緒に居た事なんて無いのにぃ………、うぅ……っ』
🌸は肩を震わせると、涙声になって話し出した。5面-2にて、🌸が泣いていた現場に居合わせていたマリオは過敏になっており、ギョッとしてから焦り始める。
「おいヨッシー、言い過ぎだよ!謝れって!」
「事実ですもん! わたし、絶対に謝りません!!」
「お前だって謝って欲しいよなぁ、🌸!」
ヨッシーと言い合いになったマリオが🌸の方を向くと_____、顔に当てていた両手は下ろされ、ケロッとした様子の🌸が居た。
『あ、今のウソ泣き』
「紛らわしい事すんじゃねーよ!」
「ほらー! やっぱりわたしの事なんか、もうどうでもいいんですよ! 絶対、外に出てやるもんですか!!」
『ボケが全然、通じないんだけど』
「やって良い事と悪いことがあるだろ。けど、とっておきの方法があるから、これをやりゃヨッシーも出てくるだろ」
🌸にそう指摘してから、マリオは笑みを浮かべると、タマゴの前に和食、洋食、中華……と様々な料理をセットしていく。
「ヨッシーは食いしん坊だから、こうやって食べ物を並べて置けば………」
マリオがポンプに話している途中で_____、ヨッシーは姿を見せずに舌だけ伸ばした。全ての料理を舌で掴むと、タマゴの中へと吸い込まれていく。
「早っ!」
〈秒食いデシたね〉
ヨッシーの大食いに対して、マリオとポンプがツッコミを入れると同時に感服している様子だった。
「食べ物って言うなら……、ここは南国でしたよね。わたし、一度食べてみたい南国のフルーツがあるんですよ。「ド」から始まって、「ン」で終わる物です」
「なーんだ。そんな物が欲しいのか……、はい、ドッスン」
ヨッシーの食べたいフルーツのヒントから、マリオは食用でもない敵キャラであるドッスンを取り出した。
「フルーツじゃないでしょー! また嫌がらせする〜〜!」
マリオのボケにも過敏に反応するヨッシーは不信感を募らせて、マリオと🌸から距離を離していく。
〈"ドリアン"デスよ、マリオさん。癖があって美味しい果物 デスが、簡単に見つからないかも……〉
ポンプの話ぶりから、ドリアンを探す事は下手すれば困難を極めるというものであった。だが、マリオはヨッシーが欲しいと言っているフルーツなら……、と、腹を括った。
「分かった。ヨッシーが食べたいって言うのなら……、おれが必ず見つけてきてやるよ!」
ポンプの手助けを不要としたマリオだが、出発する前に🌸の方を見た。
「🌸も一緒に来るか? ポンプは、一人でも待てるだろうし」
それは、マリオなりの気遣いであった。
つい先程、🌸は手を噛まれている。自分だけ探しに出掛けている間に、ヨッシーから手を噛まれる以外の攻撃をされる恐れがあり、それにはさすがの🌸も堪えるのではないかと考えたのである。
だが、🌸は首を横に振ってから、いつもの調子で話し出した。
『ううん、大丈夫。敵が来た時に、ポンプちゃんを操作出来る人が誰も居なくなっちゃうでしょ?何かあった時の為に残っとくよ』
「そっか……、じゃあ、おれ一人で行ってくるからな。待ってろ、ヨッシー!」
ドリアンを探す為に、マリオは浜辺を後にしていく。🌸はマリオに手を振り、ポンプと一緒に後ろ姿を見届けた。
(何でわざわざここに……、あれだけ嫌いって言われたなら、マリオさんと一緒に探しに行けばいいのに………っ、………🌸さんの手も噛んだのに……、嫌がる事を沢山したのに)
(ニセマリオの言う事を全部、信じちゃうなんて……、ヨッシーのバカッ!大ボケ!あいつを信じて、わたしとマリオを信じないなんて……、でも、ちょっとヘコむ〜。だってわたしも何も知らないで、あいつに会ったら騙されちゃうかもしれないもんなぁ〜………)
ポンプは🌸とヨッシーと共に取り残され、はじめは気まずくなるかと思った。
だが、目の前にいる🌸が怒り、しょんぼりし、難しい顔をしたりと百面相を披露していたので、気まずくはならなかった。
考え事をしていた🌸はその場に屈んだ。ポンプのレバーを引くと、少量の水を出してヨッシーに噛まれた箇所を冷やしていく。
『ポンプちゃん。水ちょーだい♡』
〈やる前に言ってくだサイよ〉
その時_____、遠方からマリオを呼ぶ声が聞こえてきた。
.
突然、ヨッシーに手を噛まれた🌸はさすがに状況が読み込めなかった。指先から広がっていく痛みによって意識が戻るも、🌸は大きく声を上げた。
『い゛っ゛……!!、……、〜〜〜っっう!!』
「はっ??」
〈マリオさん。全然、話が違いマスけど……〉
マリオは🌸と同様に目の前で繰り広げられた光景が、理解出来なかった。
普段は🌸に対して「好き好き」と分かりやすく好意を示して、時には敵キャラの攻撃から身を
ヨッシーの口が🌸の手から離れたかと思えば_____タマゴの上部が赤く染まっていき、湯気がたち始めていく。
「🌸さんは、わたしの事なんか……っ、……もう愛想尽かしちゃって、マリオさんと一緒に居るんでしょ!? 嫌いです! 大嫌いです!! 顔も見たくないですっ!!」
ヨッシーの言い分を聞いた🌸は勿論、マリオも目を丸くさせて驚いた様子を見せた。
『はい?』
「おいヨッシー、何言ってんだよ。それもニセモノのおれに言われたのか?そもそも、おれはピーチ姫一筋だっての。🌸とは何も……」
「わたしの純情を
マリオが反論していた途中でも、ヨッシーの憤怒の感情が
ヨッシーに圧倒され、マリオも思わず言葉が詰まってしまう中、🌸が両手の手のひらを顔に当てると、その場に座り込んだ。
〈🌸さん?〉
『わたしはヨッシーの事……、……っ、そんな風に思って、一緒に居た事なんて無いのにぃ………、うぅ……っ』
🌸は肩を震わせると、涙声になって話し出した。5面-2にて、🌸が泣いていた現場に居合わせていたマリオは過敏になっており、ギョッとしてから焦り始める。
「おいヨッシー、言い過ぎだよ!謝れって!」
「事実ですもん! わたし、絶対に謝りません!!」
「お前だって謝って欲しいよなぁ、🌸!」
ヨッシーと言い合いになったマリオが🌸の方を向くと_____、顔に当てていた両手は下ろされ、ケロッとした様子の🌸が居た。
『あ、今のウソ泣き』
「紛らわしい事すんじゃねーよ!」
「ほらー! やっぱりわたしの事なんか、もうどうでもいいんですよ! 絶対、外に出てやるもんですか!!」
『ボケが全然、通じないんだけど』
「やって良い事と悪いことがあるだろ。けど、とっておきの方法があるから、これをやりゃヨッシーも出てくるだろ」
🌸にそう指摘してから、マリオは笑みを浮かべると、タマゴの前に和食、洋食、中華……と様々な料理をセットしていく。
「ヨッシーは食いしん坊だから、こうやって食べ物を並べて置けば………」
マリオがポンプに話している途中で_____、ヨッシーは姿を見せずに舌だけ伸ばした。全ての料理を舌で掴むと、タマゴの中へと吸い込まれていく。
「早っ!」
〈秒食いデシたね〉
ヨッシーの大食いに対して、マリオとポンプがツッコミを入れると同時に感服している様子だった。
「食べ物って言うなら……、ここは南国でしたよね。わたし、一度食べてみたい南国のフルーツがあるんですよ。「ド」から始まって、「ン」で終わる物です」
「なーんだ。そんな物が欲しいのか……、はい、ドッスン」
ヨッシーの食べたいフルーツのヒントから、マリオは食用でもない敵キャラであるドッスンを取り出した。
「フルーツじゃないでしょー! また嫌がらせする〜〜!」
マリオのボケにも過敏に反応するヨッシーは不信感を募らせて、マリオと🌸から距離を離していく。
〈"ドリアン"デスよ、マリオさん。癖があって美味しい
ポンプの話ぶりから、ドリアンを探す事は下手すれば困難を極めるというものであった。だが、マリオはヨッシーが欲しいと言っているフルーツなら……、と、腹を括った。
「分かった。ヨッシーが食べたいって言うのなら……、おれが必ず見つけてきてやるよ!」
ポンプの手助けを不要としたマリオだが、出発する前に🌸の方を見た。
「🌸も一緒に来るか? ポンプは、一人でも待てるだろうし」
それは、マリオなりの気遣いであった。
つい先程、🌸は手を噛まれている。自分だけ探しに出掛けている間に、ヨッシーから手を噛まれる以外の攻撃をされる恐れがあり、それにはさすがの🌸も堪えるのではないかと考えたのである。
だが、🌸は首を横に振ってから、いつもの調子で話し出した。
『ううん、大丈夫。敵が来た時に、ポンプちゃんを操作出来る人が誰も居なくなっちゃうでしょ?何かあった時の為に残っとくよ』
「そっか……、じゃあ、おれ一人で行ってくるからな。待ってろ、ヨッシー!」
ドリアンを探す為に、マリオは浜辺を後にしていく。🌸はマリオに手を振り、ポンプと一緒に後ろ姿を見届けた。
(何でわざわざここに……、あれだけ嫌いって言われたなら、マリオさんと一緒に探しに行けばいいのに………っ、………🌸さんの手も噛んだのに……、嫌がる事を沢山したのに)
(ニセマリオの言う事を全部、信じちゃうなんて……、ヨッシーのバカッ!大ボケ!あいつを信じて、わたしとマリオを信じないなんて……、でも、ちょっとヘコむ〜。だってわたしも何も知らないで、あいつに会ったら騙されちゃうかもしれないもんなぁ〜………)
ポンプは🌸とヨッシーと共に取り残され、はじめは気まずくなるかと思った。
だが、目の前にいる🌸が怒り、しょんぼりし、難しい顔をしたりと百面相を披露していたので、気まずくはならなかった。
考え事をしていた🌸はその場に屈んだ。ポンプのレバーを引くと、少量の水を出してヨッシーに噛まれた箇所を冷やしていく。
『ポンプちゃん。水ちょーだい♡』
〈やる前に言ってくだサイよ〉
その時_____、遠方からマリオを呼ぶ声が聞こえてきた。
.