スーパーマリオサンシャイン編
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ドルピックタウンに現れたニセマリオを撃退したマリオさんと🌸さん。大王像の台に書かれたラクガキの先に逃げ込んだニセマリオを追いかける為、大風車と広大な湖が見える丘の"ビアンコヒルズ"に訪れていマス。
そして、わたくしは"ポンプ"と申します。汚されたドルピック島をキレイにする為に日夜、戦い続ける……新ヒーローなのです_______、
「……、って、勝手に主役を名乗るなーーっ!!」
『ナレーションまで、やっちゃってるし』
ポンプのナレーションが続いていたにも関わらず、マリオは後ろからポンプの頭部を狙って蹴りを入れた。
「主役はおれだよ!お前は、おれ達が背負って操作しなきゃ水も出せやしねーだろ」
珍しくマリオに正論を言われたポンプは言葉に詰まるも、思考を巡らせてから苦し紛れに反論しようと試みた。
〈水くらい自分でも出せマス〉
『涎 じゃんっ』
口の部分から水でなく、涎 が溢れ出した事に🌸がツッコミを入れた。
〈マリオさんこそ、わたくしが居ないと何も出来ない癖に〉
「そんな事ねーよ!」
〈そんな事ねーことねーデス!〉
「そんな事ねーことねーデスことねーよ!!」
『うるさいっての!喧嘩は止めなさいって!!』
次第に声量が大きくなり、三人の声はやがて"ビアンコヒルズ"中に響き渡っていた。それにより、別荘地に居たメスのモンテ族が騒音に我慢の限界が訪れ、三人の前に現れた。
「アンタ達、全員うるさいわよーーっ!!」
モンテ族の怒声により、一瞬にして三人の声が収まる。モンテ族の怒り顔を見てから、三人は大量の汗を垂らしながら、謝罪の言葉を述べていた。
「さっさとこの村の汚れをキレイにしてよね。みんな困ってんだから」
"ビアンコヒルズ"にも、ニセマリオのラクガキ被害が及んでいた。道や風車、別荘地などの至る所に汚れが付いており、それを取り除いて"シャイン"をゲットするのがマリオ達のやるべき事であった。
「それと、"シャイン"を集める事も忘れないでね」
「それなら、もうこんなに……」
「会社員 集めて、どーすんのよ!シャインよ!サボっちゃダメよ!」
マリオのボケにツッコミを入れてから、モンテ族は自分の家へと帰宅していった。ポンプを装着したマリオはレバーを押して水を噴射させ、汚れを落としていく中で、モゾモゾと動いている花らしき物を発見した。
「あれっ、花が………」
マリオが花だと思ったのは_____花に擬態してマリオ達を待ち構えていたサンボヘッドであった。
「ポンプ、放水だ!」
〈了解 !〉
敵だと分かると、マリオはレバーを引いてポンプの口から水を噴射させた。サンドヘッドに水が命中すると、ダメージを受けて形そのものが消失していく。
〈やりましたネ。どうデス、わたくしの力は……〉
ポンプは自らの力を誇示するも_____マリオは、サンボヘッドが居た場所からコインが湧き出た事に意識が向かれており、コインに夢中になっていた。
「うほ〜!敵が金 に変わったぞ〜!」
『マリオなら、金 に夢中になってるよ』
🌸がその事を伝えると、ポンプはその場で思いきりずっこけた。
「探せば、もっと金 あるかも」
守銭奴の血が沸き立ったマリオは、🌸とポンプを放置して、"ビアンコヒルズ"の至る所に隠されているコイン探しを始め出す。
〈マリオさん!そんな事してる場合じゃ……〉
ポンプの制止の声も掛けるも、マリオは既にその声も届かない距離まで離れており、ポンプは何も出来なかった。
〈ったく、しょうがないデスね〉
『そのうち戻ってくるよ』
🌸は変わらず落ち着いた様子で、笑みを浮かべていた。時間が経てば大量のコインを持って、我が物顔をして自分達の元へ帰ってくるだろうと思っていたのだ。
〈🌸さんは、よくマリオさんに付き合えますね〉
『何だかんだで長い付き合いだからね〜。それでも嫌な事があった時は、割り切んないとやってらんない時もあるよ』
🌸とポンプの会話が弾んでいた中_____二人の背後に藍色の影が迫っていた。
『どうせ時間掛かるんだし、こんな涼しい丘に来る機会もあんまり無いから……、の〜んびり昼寝でもして………、…………?』
🌸はマリオが戻ってくるまでの間、昼寝をして時間を潰そうと仰向けになった時______反転した状態で、ニセマリオと目が合った。
『あっ』
ポンプの焦った声が聞こえたと同時に、ニセマリオは🌸にめがけて、躊躇なくマジックブラシを振り下ろした_______
・
"ビアンコヒルズ"中を駆け回り、大量のコインをゲットしたマリオは満足気な表情を浮かべながら歩いていた。
「おーい、🌸!ポンプ!こんなにコイン集めちゃったよー……、あれ?居ない………」
元の場所に戻ってきた筈が、🌸とポンプの姿が見当たらずにマリオは困惑した。どこかへ出掛けたのかと考えると、脳内にはマリオに向かって笑顔で手を振る🌸とポンプが現れた。
"お散歩してきマース"
"マリオが帰ってくるの遅いから、ポンプちゃんとその辺ブラブラ歩いてくるからね〜"
「まさかな〜……、まっ、いいや。うるさいのが二人居なくなって清々すらぁ」
「サボってんじゃないよ。キレイにしてよね」
メスのモンテ族に声を掛けられたマリオは金 探しを終了して、"ビアンコヒルズ"に飛び散っている汚れの掃除を開始した。
「🌸やポンプなんて居なくても、おれ一人で充分だ。こんな汚れくらい、簡単に落としてやる」
水の入ったバケツとモップを持ち出すと、マリオは汚れのある箇所を丹念に拭いていく。だが、どれだけ時間を掛けても汚れは全く落ちずにマリオの体力だけが消耗されるだけであった。
「はぁ〜〜、疲れた〜〜……っ、やっぱポンプが居ないと………いいや、そんな事ない!おれ一人でも!」
意固地になって掃除を再開するも、変わらず汚れは落ちないままである。そんなマリオを見かけた別個体のサンボヘッドが現れると、攻撃を仕掛けようと下降してくる。
「もう一度やっつけて、金 ゲットだ。ポンプ、放水……、って、居ないんだっけ。んじゃ🌸、アイツはお前に譲るよ……、ダメだ、🌸も居ねぇんだった」
居ないはずの🌸とポンプであったが、マリオは無意識に声を掛けてしまう。大きく隙が出来ると、サンボヘッドはマリオに突進してダメージを与えた。ぶつかった衝撃でマリオは倒れていき、ドロドロとした汚れの中に後ろから飛び込む形となってしまった。
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ドルピックタウンに現れたニセマリオを撃退したマリオさんと🌸さん。大王像の台に書かれたラクガキの先に逃げ込んだニセマリオを追いかける為、大風車と広大な湖が見える丘の"ビアンコヒルズ"に訪れていマス。
そして、わたくしは"ポンプ"と申します。汚されたドルピック島をキレイにする為に日夜、戦い続ける……新ヒーローなのです_______、
「……、って、勝手に主役を名乗るなーーっ!!」
『ナレーションまで、やっちゃってるし』
ポンプのナレーションが続いていたにも関わらず、マリオは後ろからポンプの頭部を狙って蹴りを入れた。
「主役はおれだよ!お前は、おれ達が背負って操作しなきゃ水も出せやしねーだろ」
珍しくマリオに正論を言われたポンプは言葉に詰まるも、思考を巡らせてから苦し紛れに反論しようと試みた。
〈水くらい自分でも出せマス〉
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口の部分から水でなく、
〈マリオさんこそ、わたくしが居ないと何も出来ない癖に〉
「そんな事ねーよ!」
〈そんな事ねーことねーデス!〉
「そんな事ねーことねーデスことねーよ!!」
『うるさいっての!喧嘩は止めなさいって!!』
次第に声量が大きくなり、三人の声はやがて"ビアンコヒルズ"中に響き渡っていた。それにより、別荘地に居たメスのモンテ族が騒音に我慢の限界が訪れ、三人の前に現れた。
「アンタ達、全員うるさいわよーーっ!!」
モンテ族の怒声により、一瞬にして三人の声が収まる。モンテ族の怒り顔を見てから、三人は大量の汗を垂らしながら、謝罪の言葉を述べていた。
「さっさとこの村の汚れをキレイにしてよね。みんな困ってんだから」
"ビアンコヒルズ"にも、ニセマリオのラクガキ被害が及んでいた。道や風車、別荘地などの至る所に汚れが付いており、それを取り除いて"シャイン"をゲットするのがマリオ達のやるべき事であった。
「それと、"シャイン"を集める事も忘れないでね」
「それなら、もうこんなに……」
「
マリオのボケにツッコミを入れてから、モンテ族は自分の家へと帰宅していった。ポンプを装着したマリオはレバーを押して水を噴射させ、汚れを落としていく中で、モゾモゾと動いている花らしき物を発見した。
「あれっ、花が………」
マリオが花だと思ったのは_____花に擬態してマリオ達を待ち構えていたサンボヘッドであった。
「ポンプ、放水だ!」
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敵だと分かると、マリオはレバーを引いてポンプの口から水を噴射させた。サンドヘッドに水が命中すると、ダメージを受けて形そのものが消失していく。
〈やりましたネ。どうデス、わたくしの力は……〉
ポンプは自らの力を誇示するも_____マリオは、サンボヘッドが居た場所からコインが湧き出た事に意識が向かれており、コインに夢中になっていた。
「うほ〜!敵が
『マリオなら、
🌸がその事を伝えると、ポンプはその場で思いきりずっこけた。
「探せば、もっと
守銭奴の血が沸き立ったマリオは、🌸とポンプを放置して、"ビアンコヒルズ"の至る所に隠されているコイン探しを始め出す。
〈マリオさん!そんな事してる場合じゃ……〉
ポンプの制止の声も掛けるも、マリオは既にその声も届かない距離まで離れており、ポンプは何も出来なかった。
〈ったく、しょうがないデスね〉
『そのうち戻ってくるよ』
🌸は変わらず落ち着いた様子で、笑みを浮かべていた。時間が経てば大量のコインを持って、我が物顔をして自分達の元へ帰ってくるだろうと思っていたのだ。
〈🌸さんは、よくマリオさんに付き合えますね〉
『何だかんだで長い付き合いだからね〜。それでも嫌な事があった時は、割り切んないとやってらんない時もあるよ』
🌸とポンプの会話が弾んでいた中_____二人の背後に藍色の影が迫っていた。
『どうせ時間掛かるんだし、こんな涼しい丘に来る機会もあんまり無いから……、の〜んびり昼寝でもして………、…………?』
🌸はマリオが戻ってくるまでの間、昼寝をして時間を潰そうと仰向けになった時______反転した状態で、ニセマリオと目が合った。
『あっ』
ポンプの焦った声が聞こえたと同時に、ニセマリオは🌸にめがけて、躊躇なくマジックブラシを振り下ろした_______
・
"ビアンコヒルズ"中を駆け回り、大量のコインをゲットしたマリオは満足気な表情を浮かべながら歩いていた。
「おーい、🌸!ポンプ!こんなにコイン集めちゃったよー……、あれ?居ない………」
元の場所に戻ってきた筈が、🌸とポンプの姿が見当たらずにマリオは困惑した。どこかへ出掛けたのかと考えると、脳内にはマリオに向かって笑顔で手を振る🌸とポンプが現れた。
"お散歩してきマース"
"マリオが帰ってくるの遅いから、ポンプちゃんとその辺ブラブラ歩いてくるからね〜"
「まさかな〜……、まっ、いいや。うるさいのが二人居なくなって清々すらぁ」
「サボってんじゃないよ。キレイにしてよね」
メスのモンテ族に声を掛けられたマリオは
「🌸やポンプなんて居なくても、おれ一人で充分だ。こんな汚れくらい、簡単に落としてやる」
水の入ったバケツとモップを持ち出すと、マリオは汚れのある箇所を丹念に拭いていく。だが、どれだけ時間を掛けても汚れは全く落ちずにマリオの体力だけが消耗されるだけであった。
「はぁ〜〜、疲れた〜〜……っ、やっぱポンプが居ないと………いいや、そんな事ない!おれ一人でも!」
意固地になって掃除を再開するも、変わらず汚れは落ちないままである。そんなマリオを見かけた別個体のサンボヘッドが現れると、攻撃を仕掛けようと下降してくる。
「もう一度やっつけて、
居ないはずの🌸とポンプであったが、マリオは無意識に声を掛けてしまう。大きく隙が出来ると、サンボヘッドはマリオに突進してダメージを与えた。ぶつかった衝撃でマリオは倒れていき、ドロドロとした汚れの中に後ろから飛び込む形となってしまった。
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