スーパーマリオUSA編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
.
先程の柏餅爆弾の残骸かと思われたが____発生源は怒りの感情を顕にしているヨッシーでだった。
「許しませ〜〜〜ん!!よくも🌸さんを!!ヨッシーのクッキー攻撃!!」
ヨッシーの形を模倣したクッキーを用いて、技の一つであるPANIC を繰り出したが顔のパーツが変わっただけで、ドン・チュルゲに攻撃を与えられなかった。
「それなら今度は、SLAVE です!」
「へっ、どうってことないじゃないか」
「これからですよ。SLAVE は、嫌でもこっちと同じ動きをしますからね。やって下さい、ルイージさん!」
「おう!我慢しろ、ヨッシー!!」
ルイージは突如、ヨッシーに攻撃を開始した。
SLAVE はクッキーに触れた者に、ヨッシーに与えられた痛みがそのまま跳ね返ってくるという技であった。
「わたしの痛みはドン・チュルゲの痛みですもの!!」
「おれ、平気だけど」
攻撃を受けるはずのドン・チュルゲが無傷であり、ヨッシーは困惑の表情を浮かべた。そこで、近くでボロボロになって倒れているマリオにSLAVE が表示されていた事でヨッシーはようやく気がついた。
「全く、しょうがねぇバカ共だぜ」
「くそ〜〜〜」
「ルイージさん、まだ諦めちゃダメですよ!」
攻撃を与えられず困っているルイージに、ヨッシーは諦めの姿勢を一切見せずにいた。
「マリオさんは、わたしと同じ動きをします。だからわたしが………炎を吐けば威力は二倍です!!」
ヨッシーがドン・チュルゲに向けて炎を吐き出すと、同じ様にマリオも口から炎を吐いた。言葉通り、二倍の威力となった炎を受けたドン・チュルゲはその場に倒れ、戦闘不能となった。
「🌸さん……!!」
「ネズミの丸焼き位で、嬉しがるんじゃねーよ」
ヨッシーが倒れている🌸の元に再度、駆け寄ろうとした時に______巨大な炎がニュっと姿を出してきた。
「今度は、お前らが丸焼けになる番だぜ!!」
W4のボスキャラであるはずのヒーボーボーが、マリオ達の前に現れた。
「お前、何でここに居るんだよ!次のワールドのはずだろ!」
「おれは気が短けーんだ。お前らの来るのなんか待ってられっか。それにこのエリアには、おれの苦手な水も無いしな」
マリオはあまりにも都合がよすぎる展開だと思ったが、戦うしかないと再び戦闘態勢に入る。
「ヨッシー!コイツもドン・チュルゲみたいにやっつけようぜ!」
「SLAVE ですね!」
再びヨッシーのクッキーを取り出し、ヒーボーボーに向けて投げつける。しかしクッキーが当たる直前にヒーボーボーが火炎放射を放ち、クッキーは黒焦げと化していった。
今度は、ヒーボーボーが四つに分裂しマリオ側は分が悪くなっていた。
「マリオさん!あそこにプールが!」
ヨッシーは巨大なビニールプールの様な物を見つけると、マリオ達と一緒にその中に飛び込んでいく。
「とりあえず助かったな」
「ん?何だこれ?」
マリオが一安心する中、ルイージはプールと思わしき物の中にプカプカ浮かんでいる物を発見した。目を凝らしてみると_____プールに入っている筈がない豆腐が浮いていた。
「助かってないんだよなぁ、これが」
ビニールプールだと思われた物の正体は鍋であり、ヒーボーボー達は鍋の下に移動していた。
「わたしらは、出汁ですかーーっ!」
「マリオ鍋が出来たら、マムー様に差し上げるんだ」
「まぁ、マズイのが出来そうだけどな」
4匹のヒーボーボーは火力をアップさせ、鍋の中に入られてた水もすぐに沸騰していく。ヨッシーは熱さにやられそうになる中、鍋の外で放置されている🌸を見た。
「まさか🌸さんとお別れなんて……あんまりですよ〜〜……!」
ヨッシーの悲痛な叫びが出たと同時に_____何かが割れる音が聞こえた。
「えっ!?空が……空が割れている!?」
晴天の空にヒビが入っている事にマリオが驚きの声を上げると_____ヒビが割れた所から、W4に登場するクジラを連れたキノピオが現れた。
「消えろ!ヒーボーボー!!」
大量の水を受けたヒーボーボーの分身達は抵抗する事もままならず、そのまま消化されていく。
・
ドン・チュルゲ、ヒーボーボーとの戦いを終え、ヨッシーは🌸の傍で泣き叫んでいた。
「うわ〜〜〜ん!!🌸さ〜〜〜ん!!」
マリオとルイージも目を覚まさない🌸を前にして、死んでしまったのかという疑問が現実味を帯びていた。
「嘘だろ……こんな所で別れるなんてよ……」
「まだ、ピーチ姫とも再会出来てないじゃないか……」
幼い頃から一緒にいたマリオとルイージも涙を流し、永遠に目を覚まさないのではないかとも思い始める。
「何言ってるんですか!マリオさん!ルイージさん!🌸さんとお別れなんてしませんよ!!」
ただ1人、ヨッシーだけは諦めずに🌸は無事であると信じている。
「おいマリオ、あれって………!」
空を見上げたルイージがある物を見つけると、マリオに声を掛ける。そこにはヨッシーの言葉に答えるかのように、ハートマークが現れていた。
「お願いです!!もう一度、🌸さんに会わせて下さい!!」
見つけるや否や、ヨッシーは藁にも縋る思いで心の底からの願いを告げた。
"ヨッシー……貴方の願い、しかと伝わりましたよ"
ハートマークのテレパシーがマリオ達に伝わると、🌸の頭上に移動し、光り輝いた。輝きが収まり、ハートマークが消えていく頃には____🌸の目がゆっくりと開いた。
『………、………………、………うぅっ』
意識を取り戻した🌸の姿を皆は唾すら飲み込まず、ただじっと見守っていた。
『………、みんな、どうしたの?』
仮死状態であった事すら知らずにケロッとした様子で、自分に視線を向けているマリオ達に声を掛けた。
「🌸〜〜〜!!!」
「🌸さ〜〜〜ん!!良かったです〜〜〜!!」
マリオとルイージは涙を流して喜び、ヨッシーは思いを爆発させて思い切り抱きしめた。
『えぇ!?ホントにどうしたのっ!?』
意識が戻ったかと思えば、マリオ達が泣いている光景が理解出来ず、🌸は困惑するしかなかった。
.
先程の柏餅爆弾の残骸かと思われたが____発生源は怒りの感情を顕にしているヨッシーでだった。
「許しませ〜〜〜ん!!よくも🌸さんを!!ヨッシーのクッキー攻撃!!」
ヨッシーの形を模倣したクッキーを用いて、技の一つである
「それなら今度は、
「へっ、どうってことないじゃないか」
「これからですよ。
「おう!我慢しろ、ヨッシー!!」
ルイージは突如、ヨッシーに攻撃を開始した。
「わたしの痛みはドン・チュルゲの痛みですもの!!」
「おれ、平気だけど」
攻撃を受けるはずのドン・チュルゲが無傷であり、ヨッシーは困惑の表情を浮かべた。そこで、近くでボロボロになって倒れているマリオに
「全く、しょうがねぇバカ共だぜ」
「くそ〜〜〜」
「ルイージさん、まだ諦めちゃダメですよ!」
攻撃を与えられず困っているルイージに、ヨッシーは諦めの姿勢を一切見せずにいた。
「マリオさんは、わたしと同じ動きをします。だからわたしが………炎を吐けば威力は二倍です!!」
ヨッシーがドン・チュルゲに向けて炎を吐き出すと、同じ様にマリオも口から炎を吐いた。言葉通り、二倍の威力となった炎を受けたドン・チュルゲはその場に倒れ、戦闘不能となった。
「🌸さん……!!」
「ネズミの丸焼き位で、嬉しがるんじゃねーよ」
ヨッシーが倒れている🌸の元に再度、駆け寄ろうとした時に______巨大な炎がニュっと姿を出してきた。
「今度は、お前らが丸焼けになる番だぜ!!」
W4のボスキャラであるはずのヒーボーボーが、マリオ達の前に現れた。
「お前、何でここに居るんだよ!次のワールドのはずだろ!」
「おれは気が短けーんだ。お前らの来るのなんか待ってられっか。それにこのエリアには、おれの苦手な水も無いしな」
マリオはあまりにも都合がよすぎる展開だと思ったが、戦うしかないと再び戦闘態勢に入る。
「ヨッシー!コイツもドン・チュルゲみたいにやっつけようぜ!」
「
再びヨッシーのクッキーを取り出し、ヒーボーボーに向けて投げつける。しかしクッキーが当たる直前にヒーボーボーが火炎放射を放ち、クッキーは黒焦げと化していった。
今度は、ヒーボーボーが四つに分裂しマリオ側は分が悪くなっていた。
「マリオさん!あそこにプールが!」
ヨッシーは巨大なビニールプールの様な物を見つけると、マリオ達と一緒にその中に飛び込んでいく。
「とりあえず助かったな」
「ん?何だこれ?」
マリオが一安心する中、ルイージはプールと思わしき物の中にプカプカ浮かんでいる物を発見した。目を凝らしてみると_____プールに入っている筈がない豆腐が浮いていた。
「助かってないんだよなぁ、これが」
ビニールプールだと思われた物の正体は鍋であり、ヒーボーボー達は鍋の下に移動していた。
「わたしらは、出汁ですかーーっ!」
「マリオ鍋が出来たら、マムー様に差し上げるんだ」
「まぁ、マズイのが出来そうだけどな」
4匹のヒーボーボーは火力をアップさせ、鍋の中に入られてた水もすぐに沸騰していく。ヨッシーは熱さにやられそうになる中、鍋の外で放置されている🌸を見た。
「まさか🌸さんとお別れなんて……あんまりですよ〜〜……!」
ヨッシーの悲痛な叫びが出たと同時に_____何かが割れる音が聞こえた。
「えっ!?空が……空が割れている!?」
晴天の空にヒビが入っている事にマリオが驚きの声を上げると_____ヒビが割れた所から、W4に登場するクジラを連れたキノピオが現れた。
「消えろ!ヒーボーボー!!」
大量の水を受けたヒーボーボーの分身達は抵抗する事もままならず、そのまま消化されていく。
・
ドン・チュルゲ、ヒーボーボーとの戦いを終え、ヨッシーは🌸の傍で泣き叫んでいた。
「うわ〜〜〜ん!!🌸さ〜〜〜ん!!」
マリオとルイージも目を覚まさない🌸を前にして、死んでしまったのかという疑問が現実味を帯びていた。
「嘘だろ……こんな所で別れるなんてよ……」
「まだ、ピーチ姫とも再会出来てないじゃないか……」
幼い頃から一緒にいたマリオとルイージも涙を流し、永遠に目を覚まさないのではないかとも思い始める。
「何言ってるんですか!マリオさん!ルイージさん!🌸さんとお別れなんてしませんよ!!」
ただ1人、ヨッシーだけは諦めずに🌸は無事であると信じている。
「おいマリオ、あれって………!」
空を見上げたルイージがある物を見つけると、マリオに声を掛ける。そこにはヨッシーの言葉に答えるかのように、ハートマークが現れていた。
「お願いです!!もう一度、🌸さんに会わせて下さい!!」
見つけるや否や、ヨッシーは藁にも縋る思いで心の底からの願いを告げた。
"ヨッシー……貴方の願い、しかと伝わりましたよ"
ハートマークのテレパシーがマリオ達に伝わると、🌸の頭上に移動し、光り輝いた。輝きが収まり、ハートマークが消えていく頃には____🌸の目がゆっくりと開いた。
『………、………………、………うぅっ』
意識を取り戻した🌸の姿を皆は唾すら飲み込まず、ただじっと見守っていた。
『………、みんな、どうしたの?』
仮死状態であった事すら知らずにケロッとした様子で、自分に視線を向けているマリオ達に声を掛けた。
「🌸〜〜〜!!!」
「🌸さ〜〜〜ん!!良かったです〜〜〜!!」
マリオとルイージは涙を流して喜び、ヨッシーは思いを爆発させて思い切り抱きしめた。
『えぇ!?ホントにどうしたのっ!?』
意識が戻ったかと思えば、マリオ達が泣いている光景が理解出来ず、🌸は困惑するしかなかった。
.