スーパーマリオUSA編
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先程の柏餅爆弾の残骸かと思われたが____、発生源は怒りの感情を露 わにしているヨッシーだった。
「許しませ〜〜〜ん!! よくも🌸さんを!! ヨッシーのクッキー攻撃!!」
ヨッシーの形を模倣したクッキーを用いて、技の一つであるPANIC を繰り出したが顔のパーツが変わっただけで、ドン・チュルゲに攻撃を与えられなかった。
「それなら今度は、SLAVE です!」
「へっ、どうってことないじゃないか」
「これからですよ。SLAVE は、嫌でもこっちと同じ動きをしますからね。やって下さい、ルイージさん!」
「おう!我慢しろ、ヨッシー!!」
ルイージは突如、ヨッシーに攻撃を開始した。
SLAVE はクッキーに触れた者に、ヨッシーに与えられた痛みがそのまま跳ね返ってくるという技であった。
「わたしの痛みは、ドン・チュルゲの痛みですもの!!」
「おれ、平気だけど」
攻撃を受けるはずのドン・チュルゲが無傷であり、ヨッシーは困惑の表情を浮かべた。そこで_____、近くでボロボロになって倒れているマリオに、SLAVE が表示されていた事でヨッシーはようやく気がついた。
「全く、しょうがねぇバカ共だぜ」
「くそ〜〜〜っ」
「ルイージさん、まだ諦めちゃダメですよ!」
攻撃を与えられず困っているルイージに、ヨッシーは諦めの姿勢を一切見せずにいた。
「マリオさんは、わたしと同じ動きをします。だからわたしが………、炎を吐けば、威力は二倍です!!」
ヨッシーがドン・チュルゲに向けて炎を吐き出すと、同じ様にマリオも口から炎を吐いた。言葉通り、二倍の威力となった炎を受けたドン・チュルゲはその場に倒れ、戦闘不能となった。
「🌸さん……!!」
「ネズミの丸焼き位で、嬉しがるんじゃねーよ」
ヨッシーが倒れている🌸の元に再度、駆け寄ろうとした時に______、巨大な炎がニュっと姿を出してきた。
「今度は、お前らが丸焼けになる番だぜ!!」
W 4のボスキャラであるはずのヒーボーボーが、マリオ達の前に現れた。
「お前、何でここに居るんだよ! 次のワールドのはずだろ!」
「おれは気が短けーんだ。お前らの来るのなんか待ってられっか。それにこのエリアには、おれの苦手な水も無いしな」
マリオはあまりにも都合がよすぎる展開だと思ったが、戦うしかないと再び戦闘態勢に入る。
「ヨッシー! コイツも、ドン・チュルゲみたいにやっつけようぜ!」
「SLAVE ですね!」
再びヨッシーのクッキーを取り出し、ヒーボーボーに向けて投げつける。しかしクッキーが当たる直前にヒーボーボーが火炎放射を放ち、クッキーは黒焦げと化していった。
ヒーボーボーが四つに分裂し始めた事で、マリオ側は分が悪くなっていた。
「マリオさん! あそこにプールが!」
ヨッシーは巨大なビニールプールの様な物を見つけると、マリオ達と一緒にその中に飛び込んでいく。
「とりあえず、助かったな」
「ん? 何だこれ?」
マリオが一安心する中、ルイージはプールと思わしき物の中にプカプカ浮かんでいる物を発見した。目を凝らしてみると_____、プールに入っている筈がない豆腐が浮いていた。
「助かってないんだよなぁ、これが」
ビニールプールだと思われた物の正体は鍋であり、ヒーボーボー達は鍋の下に移動していた。
「わたしらは、出汁ですかーーっ!」
「マリオ鍋が出来たら、マムー様に差し上げるんだ」
「まぁ、マズイのが出来そうだけどな」
4匹のヒーボーボーは火力をアップさせ、鍋の中に入られてた水もすぐに沸騰していく。ヨッシーは熱さにやられそうになる中、鍋の外で放置されている🌸を見た。
「まさか、🌸さんとお別れなんて……、あんまりですよ〜〜……!」
ヨッシーの悲痛な叫びが出たと同時に_____、何かが割れる音が聞こえた。
「えっ!? 空が……、空が割れている!?」
晴天の空にヒビが入っている事にマリオが驚きの声を上げると_____、ヒビが割れた所から、W 4に登場するクジラを連れたキノピオが現れた。
「消えろ! ヒーボーボー!!」
大量の水を受けたヒーボーボーの分身達は抵抗する事もままならず、そのまま消化されていく。
・
ドン・チュルゲ、ヒーボーボーとの戦いを終え、ヨッシーは🌸の傍で泣き叫んでいた。
「うわ〜〜〜ん!! 🌸さ〜〜〜ん!!」
マリオとルイージも目を覚まさない🌸を前にして、死んでしまったのかという疑問が現実味を帯びていた。
「嘘だろ……こんな所で別れるなんてよ……」
「まだ、ピーチ姫とも再会出来てないじゃないか……」
幼い頃から一緒にいたマリオとルイージも涙を流し、永遠に目を覚まさないのではないかとも思い始める。
「何言ってるんですか! マリオさん! ルイージさん! 🌸さんとお別れなんてしませんよ!!」
ただ1人、ヨッシーだけは諦めずに🌸は無事であると信じている。
「おいマリオ、あれって………!」
空を見上げたルイージがある物を見つけると、マリオに声を掛ける。そこにはヨッシーの言葉に答えるかのように、ハートマークが現れていた。
「お願いです!! もう一度、🌸さんに会わせて下さい!!」
見つけるや否や、ヨッシーは藁にも縋る思いで心の底からの願いを告げた。
"ヨッシー……貴方の願い、しかと伝わりましたよ"
ハートマークのテレパシーがマリオ達に伝わると、🌸の頭上に移動し、光り輝いた。輝きが収まり、ハートマークが消えていく頃には___、_🌸の目がゆっくりと開いた。
『………、………………、………うぅっ』
意識を取り戻した🌸の姿を皆は唾すら飲み込まず、ただじっと見守っていた。
『………、みんな、どうしたの?』
仮死状態であった事すら知らずにケロッとした様子で、自分に視線を向けているマリオ達に声を掛けた。
「🌸〜〜〜!!!」
「🌸さ〜〜〜ん!! 良かったです〜〜〜!!」
マリオとルイージは涙を流して喜び、ヨッシーは思いを爆発させて思い切り抱きしめた。
『えぇ? ホントにどうしたのっ!?』
意識が戻ったかと思えば、マリオ達が泣いている光景が理解出来ず、🌸は困惑するしかなかった。
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先程の柏餅爆弾の残骸かと思われたが____、発生源は怒りの感情を
「許しませ〜〜〜ん!! よくも🌸さんを!! ヨッシーのクッキー攻撃!!」
ヨッシーの形を模倣したクッキーを用いて、技の一つである
「それなら今度は、
「へっ、どうってことないじゃないか」
「これからですよ。
「おう!我慢しろ、ヨッシー!!」
ルイージは突如、ヨッシーに攻撃を開始した。
「わたしの痛みは、ドン・チュルゲの痛みですもの!!」
「おれ、平気だけど」
攻撃を受けるはずのドン・チュルゲが無傷であり、ヨッシーは困惑の表情を浮かべた。そこで_____、近くでボロボロになって倒れているマリオに、
「全く、しょうがねぇバカ共だぜ」
「くそ〜〜〜っ」
「ルイージさん、まだ諦めちゃダメですよ!」
攻撃を与えられず困っているルイージに、ヨッシーは諦めの姿勢を一切見せずにいた。
「マリオさんは、わたしと同じ動きをします。だからわたしが………、炎を吐けば、威力は二倍です!!」
ヨッシーがドン・チュルゲに向けて炎を吐き出すと、同じ様にマリオも口から炎を吐いた。言葉通り、二倍の威力となった炎を受けたドン・チュルゲはその場に倒れ、戦闘不能となった。
「🌸さん……!!」
「ネズミの丸焼き位で、嬉しがるんじゃねーよ」
ヨッシーが倒れている🌸の元に再度、駆け寄ろうとした時に______、巨大な炎がニュっと姿を出してきた。
「今度は、お前らが丸焼けになる番だぜ!!」
「お前、何でここに居るんだよ! 次のワールドのはずだろ!」
「おれは気が短けーんだ。お前らの来るのなんか待ってられっか。それにこのエリアには、おれの苦手な水も無いしな」
マリオはあまりにも都合がよすぎる展開だと思ったが、戦うしかないと再び戦闘態勢に入る。
「ヨッシー! コイツも、ドン・チュルゲみたいにやっつけようぜ!」
「
再びヨッシーのクッキーを取り出し、ヒーボーボーに向けて投げつける。しかしクッキーが当たる直前にヒーボーボーが火炎放射を放ち、クッキーは黒焦げと化していった。
ヒーボーボーが四つに分裂し始めた事で、マリオ側は分が悪くなっていた。
「マリオさん! あそこにプールが!」
ヨッシーは巨大なビニールプールの様な物を見つけると、マリオ達と一緒にその中に飛び込んでいく。
「とりあえず、助かったな」
「ん? 何だこれ?」
マリオが一安心する中、ルイージはプールと思わしき物の中にプカプカ浮かんでいる物を発見した。目を凝らしてみると_____、プールに入っている筈がない豆腐が浮いていた。
「助かってないんだよなぁ、これが」
ビニールプールだと思われた物の正体は鍋であり、ヒーボーボー達は鍋の下に移動していた。
「わたしらは、出汁ですかーーっ!」
「マリオ鍋が出来たら、マムー様に差し上げるんだ」
「まぁ、マズイのが出来そうだけどな」
4匹のヒーボーボーは火力をアップさせ、鍋の中に入られてた水もすぐに沸騰していく。ヨッシーは熱さにやられそうになる中、鍋の外で放置されている🌸を見た。
「まさか、🌸さんとお別れなんて……、あんまりですよ〜〜……!」
ヨッシーの悲痛な叫びが出たと同時に_____、何かが割れる音が聞こえた。
「えっ!? 空が……、空が割れている!?」
晴天の空にヒビが入っている事にマリオが驚きの声を上げると_____、ヒビが割れた所から、
「消えろ! ヒーボーボー!!」
大量の水を受けたヒーボーボーの分身達は抵抗する事もままならず、そのまま消化されていく。
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ドン・チュルゲ、ヒーボーボーとの戦いを終え、ヨッシーは🌸の傍で泣き叫んでいた。
「うわ〜〜〜ん!! 🌸さ〜〜〜ん!!」
マリオとルイージも目を覚まさない🌸を前にして、死んでしまったのかという疑問が現実味を帯びていた。
「嘘だろ……こんな所で別れるなんてよ……」
「まだ、ピーチ姫とも再会出来てないじゃないか……」
幼い頃から一緒にいたマリオとルイージも涙を流し、永遠に目を覚まさないのではないかとも思い始める。
「何言ってるんですか! マリオさん! ルイージさん! 🌸さんとお別れなんてしませんよ!!」
ただ1人、ヨッシーだけは諦めずに🌸は無事であると信じている。
「おいマリオ、あれって………!」
空を見上げたルイージがある物を見つけると、マリオに声を掛ける。そこにはヨッシーの言葉に答えるかのように、ハートマークが現れていた。
「お願いです!! もう一度、🌸さんに会わせて下さい!!」
見つけるや否や、ヨッシーは藁にも縋る思いで心の底からの願いを告げた。
"ヨッシー……貴方の願い、しかと伝わりましたよ"
ハートマークのテレパシーがマリオ達に伝わると、🌸の頭上に移動し、光り輝いた。輝きが収まり、ハートマークが消えていく頃には___、_🌸の目がゆっくりと開いた。
『………、………………、………うぅっ』
意識を取り戻した🌸の姿を皆は唾すら飲み込まず、ただじっと見守っていた。
『………、みんな、どうしたの?』
仮死状態であった事すら知らずにケロッとした様子で、自分に視線を向けているマリオ達に声を掛けた。
「🌸〜〜〜!!!」
「🌸さ〜〜〜ん!! 良かったです〜〜〜!!」
マリオとルイージは涙を流して喜び、ヨッシーは思いを爆発させて思い切り抱きしめた。
『えぇ? ホントにどうしたのっ!?』
意識が戻ったかと思えば、マリオ達が泣いている光景が理解出来ず、🌸は困惑するしかなかった。
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