スーパーマリオサンシャイン編
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「じゃあ、おれ達行くよ」
『きみも気をつけて帰ってね』
「必ず犯人を捕まえてね。それと、ポンプを見つけると強い味方になってくれる筈だよ」
モンテ族の少年から、"ポンプ"という単語が出されると二人が反応を示した。
「ポンプか……」
『マリオが夢で見たって言う………』
「このお水もあげるね」
「サンキュー……、ところで、お前はどうして捕まってたんだ?」
自分達より前に、檻 の中に閉じ込められていたモンテ族の少年が何をしたのか、マリオは気になっていた様子だが、何故かモンテ族の少年は笑みを浮かべていた。
「水飲みすぎて、おねしょしたから」
『おねしょかよ〜〜っ』
閉じ込められた原因が些細な事だと分かると、🌸がツッコミを入れた。
モンテ族の少年と別れてから、二人はポンプとラクガキ犯を同時に探す事とした。
〈助けて〜〜、お水くだサ〜〜イ〉
『ん?』
茂みの向こうから機械音声が聞こえ、🌸が耳を傾げた。同じくマリオとその音声に気がつくと、茂みを掻き分けて進んでいく。
〈わたくし、もー死にそうデス〜〜〉
そこには、タンクの中の水が無くなり空となった状態で倒れ込んでいた______、二人が探し求めていたポンプの姿があった。
「なーんだ、ポンプか」
『ビックリしちゃった』
「ポンプなんかに、構ってやれないよな」
『さっさと偽者のマリオ見つけよー』
しかし、倒れているポンプを見てから何事もなかったのように走り出していく二人を見て、ポンプはその場でずっこける。
そして、時間差でポンプがあった事に気がついた二人は足を止めた。
「え〜〜っ! ポンプ〜〜〜ッ!?」
『なんでこんな所に居るの〜〜〜っ!?』
マリオはようやくポンプを見つけられた嬉しさのあまり、ポンプの首に当たる部位を思いきり締め付けた。
「やっと見つけたぜ、このやろー! ポンプポンプ! ポンプ!!」
〈ぐぇ〜〜っ……、ぐるじ〜〜……っ、お水くだサイってば〉
『ポンプちゃんが、先に倒れちゃうから』
ツッコミを入れつつ、🌸はモンテ族の少年から貰った水の入ったペットボトルをマリオに渡した。
ポンプの口部分に水を流して込むと、タンクの中に水が溜め込まれていく。
「元気になった様だな」
〈ハイ、ばりばり元気デスよ。さて……休憩〉
タンクの中が満タンになると姿勢を正したかと思えば_____、今度は横になって、寝る体勢に入り始めた。
「寝るなーーっ!」
『マイペースだな〜〜』
マリオは拳を使って叩き起し、腰にベルトを巻いてからポンプを装着した。
「これからは、このマリオの力になってもらうぜ!」
〈しょうがないデスね。わたくしを上手く使いこなせマスか?〉
「簡単じゃん。このレバーを動かして……」
マリオは笑顔を浮かべて、余裕そうな態度を見せてからレバーを引いた。
ポンプの口部分から水が噴射されるも____、マリオの頭部に直撃してしまった。
「勝手な事すなーーーっ!」
〈マリオさんの操作が下手っぴなんデスよ〉
『ポンプちゃんの口が、マリオの頭の方に向いてたからだよ。ちゃんと確認しないと』
「じゃあお前、やってみろよ」
他人事の様に言われるのは仕方ないものの、苛立ちを見せたマリオはポンプとベルトを外すと、それらを🌸に手渡しした。
『そんなに機嫌悪くしないでよ』
眉間に皺を寄せて睨みつけてくるマリオにそう言いつつ、🌸はベルトを巻いてポンプを装着した。
〈あの茂みに向かって、水を飛ばしてみてくだサイ〉
『は〜い』
ポンプの口が茂みに向いている事を確認してから、🌸はレバーを軽く引いた。
水は噴射され、茂みには届かず地面にかけられていた。試しに強く引くと、今度は茂みに届いて成功した。
『へ〜、こんな感じなんだ』
ふと、🌸の視界の隅に____、マリオの姿があった。自分が放水に成功した光景を見て、あからさまに自信を無くしており、しょんぼりとした様子を見せていた。
『有名人のマリオ様なら、簡単に使いこなせると思ってたけど期待外れだったかなー』
🌸がわざとらしく大きな声で話し出すと、次第にマリオの中で闘志が込み上げてきた。
「……、んだってぇ!? おれだってそれぐらい、出来るわっ!」
『そうこなくっちゃ♪ はい、どーぞ』
🌸の口車に上手く乗せられたマリオは、ベルトとポンプを渡されると再び装着し、放水の練習を再開した。
〈もっと色々、動かしてみてくだサイ〉
ポンプの言われた通りにマリオはレバーを弄ると、"ホバーノズル"へと変形し、下向きに水が噴射されていく。
「すげーっ! 飛べるぞ!」
空を飛んでいる事に感激したマリオは、レバーから手を離してしまう。
それにより、噴射されていた水は止まってしまった。
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「じゃあ、おれ達行くよ」
『きみも気をつけて帰ってね』
「必ず犯人を捕まえてね。それと、ポンプを見つけると強い味方になってくれる筈だよ」
モンテ族の少年から、"ポンプ"という単語が出されると二人が反応を示した。
「ポンプか……」
『マリオが夢で見たって言う………』
「このお水もあげるね」
「サンキュー……、ところで、お前はどうして捕まってたんだ?」
自分達より前に、
「水飲みすぎて、おねしょしたから」
『おねしょかよ〜〜っ』
閉じ込められた原因が些細な事だと分かると、🌸がツッコミを入れた。
モンテ族の少年と別れてから、二人はポンプとラクガキ犯を同時に探す事とした。
〈助けて〜〜、お水くだサ〜〜イ〉
『ん?』
茂みの向こうから機械音声が聞こえ、🌸が耳を傾げた。同じくマリオとその音声に気がつくと、茂みを掻き分けて進んでいく。
〈わたくし、もー死にそうデス〜〜〉
そこには、タンクの中の水が無くなり空となった状態で倒れ込んでいた______、二人が探し求めていたポンプの姿があった。
「なーんだ、ポンプか」
『ビックリしちゃった』
「ポンプなんかに、構ってやれないよな」
『さっさと偽者のマリオ見つけよー』
しかし、倒れているポンプを見てから何事もなかったのように走り出していく二人を見て、ポンプはその場でずっこける。
そして、時間差でポンプがあった事に気がついた二人は足を止めた。
「え〜〜っ! ポンプ〜〜〜ッ!?」
『なんでこんな所に居るの〜〜〜っ!?』
マリオはようやくポンプを見つけられた嬉しさのあまり、ポンプの首に当たる部位を思いきり締め付けた。
「やっと見つけたぜ、このやろー! ポンプポンプ! ポンプ!!」
〈ぐぇ〜〜っ……、ぐるじ〜〜……っ、お水くだサイってば〉
『ポンプちゃんが、先に倒れちゃうから』
ツッコミを入れつつ、🌸はモンテ族の少年から貰った水の入ったペットボトルをマリオに渡した。
ポンプの口部分に水を流して込むと、タンクの中に水が溜め込まれていく。
「元気になった様だな」
〈ハイ、ばりばり元気デスよ。さて……休憩〉
タンクの中が満タンになると姿勢を正したかと思えば_____、今度は横になって、寝る体勢に入り始めた。
「寝るなーーっ!」
『マイペースだな〜〜』
マリオは拳を使って叩き起し、腰にベルトを巻いてからポンプを装着した。
「これからは、このマリオの力になってもらうぜ!」
〈しょうがないデスね。わたくしを上手く使いこなせマスか?〉
「簡単じゃん。このレバーを動かして……」
マリオは笑顔を浮かべて、余裕そうな態度を見せてからレバーを引いた。
ポンプの口部分から水が噴射されるも____、マリオの頭部に直撃してしまった。
「勝手な事すなーーーっ!」
〈マリオさんの操作が下手っぴなんデスよ〉
『ポンプちゃんの口が、マリオの頭の方に向いてたからだよ。ちゃんと確認しないと』
「じゃあお前、やってみろよ」
他人事の様に言われるのは仕方ないものの、苛立ちを見せたマリオはポンプとベルトを外すと、それらを🌸に手渡しした。
『そんなに機嫌悪くしないでよ』
眉間に皺を寄せて睨みつけてくるマリオにそう言いつつ、🌸はベルトを巻いてポンプを装着した。
〈あの茂みに向かって、水を飛ばしてみてくだサイ〉
『は〜い』
ポンプの口が茂みに向いている事を確認してから、🌸はレバーを軽く引いた。
水は噴射され、茂みには届かず地面にかけられていた。試しに強く引くと、今度は茂みに届いて成功した。
『へ〜、こんな感じなんだ』
ふと、🌸の視界の隅に____、マリオの姿があった。自分が放水に成功した光景を見て、あからさまに自信を無くしており、しょんぼりとした様子を見せていた。
『有名人のマリオ様なら、簡単に使いこなせると思ってたけど期待外れだったかなー』
🌸がわざとらしく大きな声で話し出すと、次第にマリオの中で闘志が込み上げてきた。
「……、んだってぇ!? おれだってそれぐらい、出来るわっ!」
『そうこなくっちゃ♪ はい、どーぞ』
🌸の口車に上手く乗せられたマリオは、ベルトとポンプを渡されると再び装着し、放水の練習を再開した。
〈もっと色々、動かしてみてくだサイ〉
ポンプの言われた通りにマリオはレバーを弄ると、"ホバーノズル"へと変形し、下向きに水が噴射されていく。
「すげーっ! 飛べるぞ!」
空を飛んでいる事に感激したマリオは、レバーから手を離してしまう。
それにより、噴射されていた水は止まってしまった。
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