ヨッシーストーリー編
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「あほ〜〜っ! このボケ犬がーーっ!! "スーパーしあわせのツリー"と"クリスマスツリー"を間違えるなよーーっ!!」
「ハラハラしましたよ」
『ポチだって間違えちゃう事はあるんだから、そんなに怒んないであげてよ』
部屋から出ていくと、マリオとみどりヨッシーはポチを叱りつけた。ポチを不憫に思った🌸も間に入り、二人を宥 める。
「あのさー。"スーパーしあわせのツリー"なら、この部屋にあるって」
二人が苛立っていた中、あおヨッシーがいつもと変わらないクールな様子でマリオに声を掛けた。
「お前もいい加減な事言うんじゃねーよ」
「だって、そう書いてあるもん」
あおヨッシーは、近くの扉に掲示されていた貼り紙を指した。そこには、"スーパーしあわせのツリーの部屋"と丁寧に書かれていた。
マリオ達は警戒しながらゆっくり扉を開けると______部屋の中央には、探し求めていた"スーパーしあわせのツリー"が保管されていた。
「これが、本物のツリーですか……! 遂に見つけました!!」
「これで、ヨッシーアイランドを元に戻して……みんな、しあわせになれるな」
"スーパーしあわせのツリー"を初めて目にしたみどりヨッシーとマリオは、感嘆の声を上げた。
「ポチもよ〜く見とくんだじょ〜」
パーティー会場のクリスマスツリーと間違えていた事を掘り返し、きいろヨッシーがポチにそう言った。
『ポチ?』
だが、ポチは"スーパーしあわせのツリー"に対して怪訝そうな顔を浮かべると_____、茎に思いきり噛み付いた。
"いでーーっ!何すんじゃーーー!!"
すると、"スーパーしあわせのツリー"から低音の男性の声が聞こえ、マリオ達は驚きを隠せなかった。
「ツ、ツリーが喋った……っ!?」
"スーパーしあわせのツリー"から煙が吹き出すと、次第に部屋全体に包まれていく。
煙を吸わない様に必死に口元を隠している間、"スーパーしあわせのツリー"の姿が変わり始め______三体の敵キャラが現れていく。
「ツリーじゃなくて、残念だったな」
そこに居たのは、ベビークッパの手下達である、にゅうどう、めかくしテレサ、おばけだまの三体であった。
「くそ〜〜っ、こんな奴等が居たなんて……」
『そう簡単には、あげないって事ね』
ラスボスのベビークッパを難なく突破して、クリアかと思っていたマリオと🌸は悔しそうに声をあげた。
「お前らが、おれ達に適うはずがない」
「何しろ、おれ達は最強 の軍団だからな」
おばけたま、にゅうどうは自らの力を誇示し、マリオ達との間に力の差がある事を言い放つ。
「それなら、おれも自信あるけど♡」
「それは愛嬌 だろ!」
マリオのボケに対して、にゅうどうは思わずツッコミを入れる。
「こんな大ボケの奴等、おれ一人で充分だっ!」
おばけだまが笑いながら口を開けると、生えていた牙が怪しく光った。マリオ達の元へ体当たりをしようとしたが、🌸は咄嗟に鏡を取り出した。
『はい』
「きゃ〜〜〜っ!お化け、怖い怖い〜〜!!」
「お前も、めちゃ大ボケじゃねーか!」
おばけだまが自身の顔に恐怖して、怯えて動けなくなった隙を突いて、マリオ達はにゅうどう攻撃を仕掛けていく。
「大した事ないぜ、コイツら!!
『みんなでかかれば、やっつけられる!!』
マリオと🌸、T.C.Y が攻撃を仕掛けてようとしているにも関わらず______、にゅうどうは変わらず腕を組み、自信満々な態度を崩しはしなかった。
「お前らがこのおれに戦いを挑むのは……、百年早いわ!!」
マリオ達が自分の目の前に来たタイミングを待っていたにゅうどうは、力を溜め込むと口からエネルギー波を繰り出した。
正面に居た事でマリオ達は回避すら出来ず、エネルギー波を受けてしまった。その力 もこれまで出会った敵キャラよりも遥かに上回っており、マリオと🌸もボロボロの状態となり、T.C.Y と一緒に城の外へと吹き飛ばされていく。
「出直してこい! 雑魚共め!!」
にゅうどうの笑い声が響く中、マリオ達はベビークッパ城の最上階から落下していた。
「たった一撃でやられるなんて……、………っ」
「超強すぎます〜〜〜っ!」
「最終面 まで来たのに……、ここでゲームオーバーかよーーーっ!!」
このままでは全員、地面に直撃してゲームオーバーになる______、そう思われた筈が、何かがクッションとなった事でマリオ達は傷だらけながらも無事であった。
『あれ……、わたし達、助かってる………』
みどりヨッシーが視線を下ろすと、クッションの正体が分かり声をあげた。
「ドラゴンのおじさんの上に、落ちたんですね!」
城の外で居眠りをしていたドラゴンの背中がクッションとなり、マリオ達は奇跡的に助かったのであった。
助かった事に安心していた中、みずいろヨッシーは本物の"スーパーしあわせのツリー"の行方を気にしていた。
「それにしても、本物のツリーは一体どこに……」
その呟きが聞こえた🌸は、パーティー会場でポチが反応していたクリスマスツリーを思い出した。
(ポチは偽物のツリーを当てていた……、っ!、という事は……本物のツリーって……!)
🌸の予想通り______本物の"スーパーしあわせのツリー"は、クリスマス会場でツリー代わりとして使用されていたのである。
ポチの行動は正しかったのだが、それを理解して訂正する者は居なかった______。
・
◆敵キャラ紹介
・にゅうどう(にゅうどうさん)
煙の魔人。ゲーム版は火を吐いて攻撃する。タマゴを三回当てれば倒す事が出来る。
・めかくしテレサ(ドコサ)
目隠しをしたテレサだが、耳が発達している。ゲーム版では、ちびヨッシーの足音に気がつくと追いかけてくる。
・おばけだま
牙が生えているカラフルな大玉。ゲーム版では無敵の為、跳ねている隙を通り抜けてやり過ごす。
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「あほ〜〜っ! このボケ犬がーーっ!! "スーパーしあわせのツリー"と"クリスマスツリー"を間違えるなよーーっ!!」
「ハラハラしましたよ」
『ポチだって間違えちゃう事はあるんだから、そんなに怒んないであげてよ』
部屋から出ていくと、マリオとみどりヨッシーはポチを叱りつけた。ポチを不憫に思った🌸も間に入り、二人を
「あのさー。"スーパーしあわせのツリー"なら、この部屋にあるって」
二人が苛立っていた中、あおヨッシーがいつもと変わらないクールな様子でマリオに声を掛けた。
「お前もいい加減な事言うんじゃねーよ」
「だって、そう書いてあるもん」
あおヨッシーは、近くの扉に掲示されていた貼り紙を指した。そこには、"スーパーしあわせのツリーの部屋"と丁寧に書かれていた。
マリオ達は警戒しながらゆっくり扉を開けると______部屋の中央には、探し求めていた"スーパーしあわせのツリー"が保管されていた。
「これが、本物のツリーですか……! 遂に見つけました!!」
「これで、ヨッシーアイランドを元に戻して……みんな、しあわせになれるな」
"スーパーしあわせのツリー"を初めて目にしたみどりヨッシーとマリオは、感嘆の声を上げた。
「ポチもよ〜く見とくんだじょ〜」
パーティー会場のクリスマスツリーと間違えていた事を掘り返し、きいろヨッシーがポチにそう言った。
『ポチ?』
だが、ポチは"スーパーしあわせのツリー"に対して怪訝そうな顔を浮かべると_____、茎に思いきり噛み付いた。
"いでーーっ!何すんじゃーーー!!"
すると、"スーパーしあわせのツリー"から低音の男性の声が聞こえ、マリオ達は驚きを隠せなかった。
「ツ、ツリーが喋った……っ!?」
"スーパーしあわせのツリー"から煙が吹き出すと、次第に部屋全体に包まれていく。
煙を吸わない様に必死に口元を隠している間、"スーパーしあわせのツリー"の姿が変わり始め______三体の敵キャラが現れていく。
「ツリーじゃなくて、残念だったな」
そこに居たのは、ベビークッパの手下達である、にゅうどう、めかくしテレサ、おばけだまの三体であった。
「くそ〜〜っ、こんな奴等が居たなんて……」
『そう簡単には、あげないって事ね』
ラスボスのベビークッパを難なく突破して、クリアかと思っていたマリオと🌸は悔しそうに声をあげた。
「お前らが、おれ達に適うはずがない」
「何しろ、おれ達は
おばけたま、にゅうどうは自らの力を誇示し、マリオ達との間に力の差がある事を言い放つ。
「それなら、おれも自信あるけど♡」
「それは
マリオのボケに対して、にゅうどうは思わずツッコミを入れる。
「こんな大ボケの奴等、おれ一人で充分だっ!」
おばけだまが笑いながら口を開けると、生えていた牙が怪しく光った。マリオ達の元へ体当たりをしようとしたが、🌸は咄嗟に鏡を取り出した。
『はい』
「きゃ〜〜〜っ!お化け、怖い怖い〜〜!!」
「お前も、めちゃ大ボケじゃねーか!」
おばけだまが自身の顔に恐怖して、怯えて動けなくなった隙を突いて、マリオ達はにゅうどう攻撃を仕掛けていく。
「大した事ないぜ、コイツら!!
『みんなでかかれば、やっつけられる!!』
マリオと🌸、
「お前らがこのおれに戦いを挑むのは……、百年早いわ!!」
マリオ達が自分の目の前に来たタイミングを待っていたにゅうどうは、力を溜め込むと口からエネルギー波を繰り出した。
正面に居た事でマリオ達は回避すら出来ず、エネルギー波を受けてしまった。その
「出直してこい! 雑魚共め!!」
にゅうどうの笑い声が響く中、マリオ達はベビークッパ城の最上階から落下していた。
「たった一撃でやられるなんて……、………っ」
「超強すぎます〜〜〜っ!」
「
このままでは全員、地面に直撃してゲームオーバーになる______、そう思われた筈が、何かがクッションとなった事でマリオ達は傷だらけながらも無事であった。
『あれ……、わたし達、助かってる………』
みどりヨッシーが視線を下ろすと、クッションの正体が分かり声をあげた。
「ドラゴンのおじさんの上に、落ちたんですね!」
城の外で居眠りをしていたドラゴンの背中がクッションとなり、マリオ達は奇跡的に助かったのであった。
助かった事に安心していた中、みずいろヨッシーは本物の"スーパーしあわせのツリー"の行方を気にしていた。
「それにしても、本物のツリーは一体どこに……」
その呟きが聞こえた🌸は、パーティー会場でポチが反応していたクリスマスツリーを思い出した。
(ポチは偽物のツリーを当てていた……、っ!、という事は……本物のツリーって……!)
🌸の予想通り______本物の"スーパーしあわせのツリー"は、クリスマス会場でツリー代わりとして使用されていたのである。
ポチの行動は正しかったのだが、それを理解して訂正する者は居なかった______。
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◆敵キャラ紹介
・にゅうどう(にゅうどうさん)
煙の魔人。ゲーム版は火を吐いて攻撃する。タマゴを三回当てれば倒す事が出来る。
・めかくしテレサ(ドコサ)
目隠しをしたテレサだが、耳が発達している。ゲーム版では、ちびヨッシーの足音に気がつくと追いかけてくる。
・おばけだま
牙が生えているカラフルな大玉。ゲーム版では無敵の為、跳ねている隙を通り抜けてやり過ごす。
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