ヨッシーストーリー編
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絵本に閉じ込められたヨッシーアイランドも、季節は冬を迎えていた。肌寒い時期となり、寒さを訴えるちびヨッシー達の言葉数も増えていた。
「寒いよ〜っ」
「はーー……、歩くの疲れた〜〜」
「マリオ〜、おんぶして〜」
「……ったく、うるさい奴等だな」
口ではそう言いつつ、マリオは寒さに慣れていないちびヨッシー達を歩かせる訳にはいかないと考えていた。
ベビークッパの城まで距離はまだまだあり、何日も掛けて歩いて進むのも限界が近くなる______、そう思った時、空上からドラゴンが現れた。
「わしに乗っていくがいい。ベビークッパ城まで送ってやるぞ」
『ドラゴンちゃん!』
空中面で出会ったドラゴンと再会すると、マリオ達を快く自らの背中に乗せると申し出た。
それを聞いて、遠慮する事無くマリオ達は背中の上に乗っていく。
「これで一気に、ベビークッパ城まで行けるぜ」
「でも、少しのんびりし過ぎですよ」
ドラゴンの背中に乗ったものの____、スピードが緩やかであり、徒歩で進んだ方が早いのではないかとT.C.Y は思い始める。
マリオがドラゴンの顔を覗き込むと____、ドラゴンは、目を閉じて居眠りをしていたのであった。
「寝るなーーーっ!!」
「お目目パッチリ開けて下さい」
「愛のキッスで、スピードアップね♡」
みどりヨッシーとピンクヨッシーがドラゴンの目を覚まさせる為に、様々な策を講じていく。
時間をかけて行った事で効果が現れると、ドラゴンの目はすっかりと覚めていた。
「よーし……、フルスピードでぶっ飛ばしてやるわい!!」
先程までの緩かやな速度から打って代わり_____、猛スピードで、冷たい風が吹き荒れる中を飛び始めていく。
「とっても寒い冬空を……っ」
『こんな速さで飛ばすなって〜〜っ』
マリオと🌸の声も聞こえている筈もなく、ドラゴンがスピードを緩める事無く、飛び続けていくと_____、ベビークッパ城が見えてきた。
「さぁ、ベビークッパの城に到着したぞ」
ドラゴンが声を掛けるも_____、マリオ達は強風を浴び続けた事で体温が低下し、凍りついていた。
「みんな凍っとるんかい!」
ドラゴンがツッコミを入れてから、時間が経つと凍りついていたマリオ達の体が溶け始め、体が自由に動かせる様になった。
そして、目的地のベビークッパ城に目を向けた。
「あとは、二人とおちびさん達の力で、"しあわせ"を取り戻すこったな。頑張りなされ」
「ありがとう。ドラゴンのおじさん」
みどりヨッシーがドラゴンに挨拶をしている所を見て、マリオと🌸は微笑ましく思った。
だが、当のドラゴンは急激な眠気に襲われ、すぐに眠りについてしまっていた。
「もう寝とんのかいっ!」
マリオが思わずツッコミを入れてから、再びベビークッパ城を見た。
「そういえば……、ベビークッパを倒したら、マリオさんと🌸さんはどうなるの?」
ふと、みどりヨッシーは疑問に思っていた事を口にした。
「おれ達は、ヨッシーアイランドを元に戻して欲しいって言われて連れて来られたからなぁ」
「島が元に戻ったら、どうやって帰るんだよ」
あかヨッシーの言葉を聞き、マリオと🌸は黙り込んでいたが_____、次第に顔が青ざめていき、汗を垂らし始める。
「あぁーーっ! それ聞いてなかったーー!!」
『すっかり忘れてた〜〜〜〜っ!!』
「よくここまで、気にしないで来れたな!」
二人は島に来た当初、説明を受けたメッセージブロックからベビークッパを倒した後の事を聞かされていない事を思い出し、あかヨッシーはツッコミを入れた。
「ずっと、ここに住んじゃえばいいじゃない」
「んな訳にもいかねーよ。おれ達にも、帰る場所があるんだから」
二人の帰る場所とは、ヨッシーアイランドから離れた場所に位置している______、キノコ王国である。それを聞いたみどりヨッシーは、焦りが生まれて悶々 とし始める。
(そうだ……、マリオさんと🌸さんは、ベビークッパに勝ったら、元の場所に帰っていくんだ……、って事は、ここでお別れなの?、……、🌸さんと話が出来てないのに………)
「このお城、どうやって入ればいいんですか?」
みずいろヨッシーは、マリオと🌸に問いかけた。以前、コカメック隊の手違いにより、ベビークッパ城に連れ去られた二人なら城の内部構造を知っているのではないかと考えたが、二人も全てを把握していた訳では無い。
その為、二人にもベビークッパ達にバレない侵入口がどこにあるのか検討が付かなかった時だった______。
「マリオー! 🌸ー! ここ、ここっ!!」
背後から声が聞こえた。T.C.Y は敵キャラかと思ったが、マリオと🌸はその声を聞くなり、笑みを零していた。
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絵本に閉じ込められたヨッシーアイランドも、季節は冬を迎えていた。肌寒い時期となり、寒さを訴えるちびヨッシー達の言葉数も増えていた。
「寒いよ〜っ」
「はーー……、歩くの疲れた〜〜」
「マリオ〜、おんぶして〜」
「……ったく、うるさい奴等だな」
口ではそう言いつつ、マリオは寒さに慣れていないちびヨッシー達を歩かせる訳にはいかないと考えていた。
ベビークッパの城まで距離はまだまだあり、何日も掛けて歩いて進むのも限界が近くなる______、そう思った時、空上からドラゴンが現れた。
「わしに乗っていくがいい。ベビークッパ城まで送ってやるぞ」
『ドラゴンちゃん!』
空中面で出会ったドラゴンと再会すると、マリオ達を快く自らの背中に乗せると申し出た。
それを聞いて、遠慮する事無くマリオ達は背中の上に乗っていく。
「これで一気に、ベビークッパ城まで行けるぜ」
「でも、少しのんびりし過ぎですよ」
ドラゴンの背中に乗ったものの____、スピードが緩やかであり、徒歩で進んだ方が早いのではないかと
マリオがドラゴンの顔を覗き込むと____、ドラゴンは、目を閉じて居眠りをしていたのであった。
「寝るなーーーっ!!」
「お目目パッチリ開けて下さい」
「愛のキッスで、スピードアップね♡」
みどりヨッシーとピンクヨッシーがドラゴンの目を覚まさせる為に、様々な策を講じていく。
時間をかけて行った事で効果が現れると、ドラゴンの目はすっかりと覚めていた。
「よーし……、フルスピードでぶっ飛ばしてやるわい!!」
先程までの緩かやな速度から打って代わり_____、猛スピードで、冷たい風が吹き荒れる中を飛び始めていく。
「とっても寒い冬空を……っ」
『こんな速さで飛ばすなって〜〜っ』
マリオと🌸の声も聞こえている筈もなく、ドラゴンがスピードを緩める事無く、飛び続けていくと_____、ベビークッパ城が見えてきた。
「さぁ、ベビークッパの城に到着したぞ」
ドラゴンが声を掛けるも_____、マリオ達は強風を浴び続けた事で体温が低下し、凍りついていた。
「みんな凍っとるんかい!」
ドラゴンがツッコミを入れてから、時間が経つと凍りついていたマリオ達の体が溶け始め、体が自由に動かせる様になった。
そして、目的地のベビークッパ城に目を向けた。
「あとは、二人とおちびさん達の力で、"しあわせ"を取り戻すこったな。頑張りなされ」
「ありがとう。ドラゴンのおじさん」
みどりヨッシーがドラゴンに挨拶をしている所を見て、マリオと🌸は微笑ましく思った。
だが、当のドラゴンは急激な眠気に襲われ、すぐに眠りについてしまっていた。
「もう寝とんのかいっ!」
マリオが思わずツッコミを入れてから、再びベビークッパ城を見た。
「そういえば……、ベビークッパを倒したら、マリオさんと🌸さんはどうなるの?」
ふと、みどりヨッシーは疑問に思っていた事を口にした。
「おれ達は、ヨッシーアイランドを元に戻して欲しいって言われて連れて来られたからなぁ」
「島が元に戻ったら、どうやって帰るんだよ」
あかヨッシーの言葉を聞き、マリオと🌸は黙り込んでいたが_____、次第に顔が青ざめていき、汗を垂らし始める。
「あぁーーっ! それ聞いてなかったーー!!」
『すっかり忘れてた〜〜〜〜っ!!』
「よくここまで、気にしないで来れたな!」
二人は島に来た当初、説明を受けたメッセージブロックからベビークッパを倒した後の事を聞かされていない事を思い出し、あかヨッシーはツッコミを入れた。
「ずっと、ここに住んじゃえばいいじゃない」
「んな訳にもいかねーよ。おれ達にも、帰る場所があるんだから」
二人の帰る場所とは、ヨッシーアイランドから離れた場所に位置している______、キノコ王国である。それを聞いたみどりヨッシーは、焦りが生まれて
(そうだ……、マリオさんと🌸さんは、ベビークッパに勝ったら、元の場所に帰っていくんだ……、って事は、ここでお別れなの?、……、🌸さんと話が出来てないのに………)
「このお城、どうやって入ればいいんですか?」
みずいろヨッシーは、マリオと🌸に問いかけた。以前、コカメック隊の手違いにより、ベビークッパ城に連れ去られた二人なら城の内部構造を知っているのではないかと考えたが、二人も全てを把握していた訳では無い。
その為、二人にもベビークッパ達にバレない侵入口がどこにあるのか検討が付かなかった時だった______。
「マリオー! 🌸ー! ここ、ここっ!!」
背後から声が聞こえた。
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