スーパーマリオワールド編
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「この先は、行かせないぞ!」
だがその道中、パタクリボーやサンボ等のクッパ軍団が四人の前に立ちはだかる。
(まずい時に出てきやがって………)
ヨッシーに変装している為、自分達と同じクッパ軍団の一員であるカメックと誰一人として気づいていなかった。
「止めろ! おれはカメ……ッ!」
『カメ?』
どことなく乱暴な口調でパタクリボー達に声を掛けたが、🌸は"カメ"という部分に反応した。
「カメ、カメ……カメーンライダー! なんちゃって」
「訳の分からん事言ってないで、こんな奴ら全部食べちゃえよ」
「食べられませ〜〜ん!」
マリオが声を掛けるも、カメック自身はヨッシーと同じレベルの大食いでなければ、雑魚キャラを食べる事など無理であった。
『いつも美味しそうに食べてるでしょ』
🌸は自分が倒したクリボン達を持ってくると、無理やりヨッシーの口に入れていく。
「サンボも頼むぜ、ヨッシー」
今度はルイージから一匹のサンボを渡され、またもやカメックの意志と関係なく口の中に入れ込まれる。
「お願い、もう食べさせないで……」
いつもと様子がおかしいヨッシーを見て、三人は疑いの目を向け始める。
「ホントにヨッシーだろうな? 火を吐いてみろよ」
『雑魚キャラ食べた時のファイアげっぷが、得意って言ってたもんね』
ルイージと🌸が本物かどうか見極める為に、カメックに伝えた。それらの技はヨッシーが本当に出来る事ではあったのだが、カメックは二人を恨めしそうに見た。
「火ぐらい……、吐けますよ! どーです!」
「看板に炎の絵を描くなよ〜〜!」
勿論、口から火を吐けないカメックは遠近法を利用して、火の絵が描かれた看板を用いてあたかも炎を吐いている様に見せたが、三人には通じなかった。
「それより早く裏ワールド……、クッパ城へ行きましょう!」
ヨッシーは三人の背中を押して、パタクリボー達を撒いていく。後ろから誰も追跡していない事を確認してから、道案内を再開しようとした時だった。
「待ってたぜ、マリオ」
パタクリボー達と離れた場所で、ブルが四人が来るのを待ち構えていた。
「わ〜〜っ、待て! おれは"仲間"だ!」
攻撃を仕掛けられそうになり、カメックは思わず仲間であると口走り、口元を覆った。マリオ、ルイージ、🌸の疑いの目が先程よりも鋭くなっていた。このままではバレると思い、カメックは誤魔化しの言葉を考える。
「おれは……、"おかま"だ!」
「訳の分からん事言うな! メガトンボールを喰らえ〜〜っ!!」
ブルは未だに正体がカメックであると分かる事もなく、手に持っていたラグビーボールを投げる。
「そんなボール、打ち返してやるぜ」
豪速球でこちらに飛んでくるラグビーボールを前に、マリオはヨッシーに扮したカメックの尻尾を掴んだ。
「マリオウルトラスマッシュ・ヒット!!」
ヨッシーに扮したカメックを野球のバット代わりにして、マリオはラグビーボールを打ち返した。ボールが打ち返されると、ブルの顔面に直撃してその場に倒れ込む。
「やったな、マリオ」
「ヨッシーバットのおかげだ」
『ねぇ二人共。ヨッシーが………』
勝利を喜んでいたルイージとマリオだったが、ヨッシーの異変に気がついた🌸は二人に声を掛けた。ヨッシーの体を纏っていた煙が無くなると、そこには変装が解け、瀕死状態のカメックが倒れ込んでいた。
「ヨッシーは、どうした!?」
「今頃、ノコノコにやられとるわい」
いつからヨッシーとカメックが入れ替わったのか……、ヨッシーが用を足したいといった時であると分かった三人は、辿ってきた道をもう一度駆け抜けていく。
「大変だ! 早く助けなくっちゃ!」
『ヨッシー、大丈夫かな?』
辺りを見渡すと、何者かの悲鳴が聞こえてくる。ヨッシーのものではなかったが、🌸達はヨッシーが居るかもしれないと岩場の影を覗く。
「あっ! ノコノコなら、ぜ〜んぶ食べちゃいましたよ!」
後始末をする筈だったノコノコ達はヨッシーに食べられていた。代わりに満腹となって大きく腹が出ているヨッシーが三人を出迎えた。
「お前、ホントにヨッシーだろうな?」
けれどカメックの魔法は解けておらず、顔はチョロボンのままだった。マリオは先程の件もあり、ヨッシーなのか疑う始末である。
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「この先は、行かせないぞ!」
だがその道中、パタクリボーやサンボ等のクッパ軍団が四人の前に立ちはだかる。
(まずい時に出てきやがって………)
ヨッシーに変装している為、自分達と同じクッパ軍団の一員であるカメックと誰一人として気づいていなかった。
「止めろ! おれはカメ……ッ!」
『カメ?』
どことなく乱暴な口調でパタクリボー達に声を掛けたが、🌸は"カメ"という部分に反応した。
「カメ、カメ……カメーンライダー! なんちゃって」
「訳の分からん事言ってないで、こんな奴ら全部食べちゃえよ」
「食べられませ〜〜ん!」
マリオが声を掛けるも、カメック自身はヨッシーと同じレベルの大食いでなければ、雑魚キャラを食べる事など無理であった。
『いつも美味しそうに食べてるでしょ』
🌸は自分が倒したクリボン達を持ってくると、無理やりヨッシーの口に入れていく。
「サンボも頼むぜ、ヨッシー」
今度はルイージから一匹のサンボを渡され、またもやカメックの意志と関係なく口の中に入れ込まれる。
「お願い、もう食べさせないで……」
いつもと様子がおかしいヨッシーを見て、三人は疑いの目を向け始める。
「ホントにヨッシーだろうな? 火を吐いてみろよ」
『雑魚キャラ食べた時のファイアげっぷが、得意って言ってたもんね』
ルイージと🌸が本物かどうか見極める為に、カメックに伝えた。それらの技はヨッシーが本当に出来る事ではあったのだが、カメックは二人を恨めしそうに見た。
「火ぐらい……、吐けますよ! どーです!」
「看板に炎の絵を描くなよ〜〜!」
勿論、口から火を吐けないカメックは遠近法を利用して、火の絵が描かれた看板を用いてあたかも炎を吐いている様に見せたが、三人には通じなかった。
「それより早く裏ワールド……、クッパ城へ行きましょう!」
ヨッシーは三人の背中を押して、パタクリボー達を撒いていく。後ろから誰も追跡していない事を確認してから、道案内を再開しようとした時だった。
「待ってたぜ、マリオ」
パタクリボー達と離れた場所で、ブルが四人が来るのを待ち構えていた。
「わ〜〜っ、待て! おれは"仲間"だ!」
攻撃を仕掛けられそうになり、カメックは思わず仲間であると口走り、口元を覆った。マリオ、ルイージ、🌸の疑いの目が先程よりも鋭くなっていた。このままではバレると思い、カメックは誤魔化しの言葉を考える。
「おれは……、"おかま"だ!」
「訳の分からん事言うな! メガトンボールを喰らえ〜〜っ!!」
ブルは未だに正体がカメックであると分かる事もなく、手に持っていたラグビーボールを投げる。
「そんなボール、打ち返してやるぜ」
豪速球でこちらに飛んでくるラグビーボールを前に、マリオはヨッシーに扮したカメックの尻尾を掴んだ。
「マリオウルトラスマッシュ・ヒット!!」
ヨッシーに扮したカメックを野球のバット代わりにして、マリオはラグビーボールを打ち返した。ボールが打ち返されると、ブルの顔面に直撃してその場に倒れ込む。
「やったな、マリオ」
「ヨッシーバットのおかげだ」
『ねぇ二人共。ヨッシーが………』
勝利を喜んでいたルイージとマリオだったが、ヨッシーの異変に気がついた🌸は二人に声を掛けた。ヨッシーの体を纏っていた煙が無くなると、そこには変装が解け、瀕死状態のカメックが倒れ込んでいた。
「ヨッシーは、どうした!?」
「今頃、ノコノコにやられとるわい」
いつからヨッシーとカメックが入れ替わったのか……、ヨッシーが用を足したいといった時であると分かった三人は、辿ってきた道をもう一度駆け抜けていく。
「大変だ! 早く助けなくっちゃ!」
『ヨッシー、大丈夫かな?』
辺りを見渡すと、何者かの悲鳴が聞こえてくる。ヨッシーのものではなかったが、🌸達はヨッシーが居るかもしれないと岩場の影を覗く。
「あっ! ノコノコなら、ぜ〜んぶ食べちゃいましたよ!」
後始末をする筈だったノコノコ達はヨッシーに食べられていた。代わりに満腹となって大きく腹が出ているヨッシーが三人を出迎えた。
「お前、ホントにヨッシーだろうな?」
けれどカメックの魔法は解けておらず、顔はチョロボンのままだった。マリオは先程の件もあり、ヨッシーなのか疑う始末である。
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