ヨッシーストーリー編

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(何やってんだよ〜、マリオ)
(しょうがねぇじゃん!)

突如として現れたくろヨッシーとしろヨッシーの正体は______、T.C.Yチームちびヨッシーズを心配して考えた末に変装したマリオと[#da=1#]であった。

「行くぜ、ホネホネりゅう! 正義のくろヨッシーキーック!」

ホネホネりゅうの攻撃をいとも簡単に回避していき、マリオは頭部に蹴りを入れた。

『正義のしろヨッシーパーンチ!』

同じく、マリオと同様にホネホネりゅうの火炎放射に当たる事無く、[#da=1#]のパンチが物の見事にヒットし、頭部の一つを破壊していく。

「わははははっ! くろヨッシーに適う者などないわ!」

ちびヨッシー達から羨望せんぼうの眼差しを受けながら戦い、マリオは嬉々として自分の力を見せつけていく。

「頭は、あと二つあるんだぜ!」
「ほぎゃ〜〜っ!」

残りのホネホネりゅうに頭と股間を噛まれ、マリオは叫び声をあげるものの、変装が解かれる事はなかった。

『油断するなって〜〜』

駆けつけた[#da=1#]が一匹のホネホネりゅうの頭部に蹴りを入れると、痛みから顎の力を弱まっていく。その隙を見て、マリオはホネホネりゅうの口から解放された。

「あのボケとツッコミ、どこかで見た様な……」
「頑張れ! くろヨッシー!」
「頑張れー! しろヨッシー!」

みずいろヨッシーはただ一人、疑いの目を向けながらも他のちびヨッシー達は二人を応援していた。

「コノヤロー、これでも喰らえ!」

マリオはニンテンドー64のコントローラーを取り出すと、接続プラグをホネホネりゅうの鼻に入れていく。

このゲームヨッシーストーリーは、振動パック対応だぜーーっ!!」

マリオがコントローラーを押すと、振動パックに電源が入り_____、ホネホネりゅうは電撃攻撃を受けた。体全体が麻痺している事で、ホネホネりゅうは攻撃が出来なくなり、隙が出来た。

『今だ! T.C.Yチームちびヨッシーズ、総攻撃!!』

伝説の勇者から、直々に声を掛けられたと思い込んだT.C.Yチームちびヨッシーズは立ち上がり、ホネホネりゅうに殴りかかっていく。

マリオと[#da=1#]の攻撃を受けた事でダメージを負っていたホネホネりゅうは、体に麻痺を残したまま、その場に倒れていく。

「やったーー! やったぞーー!!」
「おれ達で倒したぜーーっ!」

自分達がトドメを刺した事で、ホネホネりゅうが倒れて歓喜の声を上げ、ちびヨッシー達は喜びを分かちあっていた。

「みんな、よくやった。その調子で頑張れよ」
『またどこかで、会えるといいな』

それを見ていたマリオと[#da=1#]が扮するくろヨッシー、しろヨッシーも最後まで見届けてから、T.C.Yチームちびヨッシーズの前から姿を消していく。

「マリオさんよりカッコイイです!」
「マリオと[#da=1#]が居なくても、もう大丈夫だな」

みどりヨッシーとあかヨッシーは、憧れの勇者の戦闘バトルを間近で見れた事に感激しつつ、大人組の二人に頼らなくても平気だと言い放つ。

「それにしても……マリオと[#da=1#]さんは、どこへ行っちゃったんだろう」
「世話の焼ける二人だな」

決闘バトルが終わったにも関わらず、未だに戻ってこないマリオと[#da=1#]の行方をみどりヨッシーとあおヨッシーを初め、他のちびヨッシー達も気にしていたのであった。

そんな中______、心当たりがあるみずいろヨッシーは二人が姿を消した岩場の陰に目をつけて、こっそりと近づいていく。









ホネホネりゅうとの決闘バトルを終えた[#da=1#]は、しろヨッシーの着ぐるみを脱ぐ。脱いだ途端に、蒸れた空気がより伝ってきた。

「って〜〜、また着地失敗しちゃったよぉ」
『着地下手かよ〜〜っ』
(やっぱり……、みんなには内緒にしておくね)

陰から疲れきった二人の姿を確認したみずいろヨッシーは、他のちびヨッシー達に伝説の勇者(仮)の正体を明かす事は決してしなかった。








◆敵キャラ紹介
・ホネホネりゅう
骨の体を持つ首長竜。ゲーム版はタマゴorヒップドロップを2階当てれば倒す事が出来る。


◆キャラ紹介
・くろヨッシー
漫画版は、伝説の勇者として知られている。ゲーム版では、隠しキャラ扱い。声が低い。

・しろヨッシー
漫画版は、伝説の勇者として知られている。ゲーム版では、隠しキャラ扱い。声が高い。



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