ヨッシーストーリー編
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夕飯を先に食べ終えたちびヨッシー達は、各々が好きな事をして遊んでいた。
🌸は、未だ戻ってこないマリオを心配し、夕飯を皿に乗せて持って行こうとする。
「🌸、どっか行くのか?」
🌸の不審な動きに気づいたあかヨッシーは、座ったまま声を掛けた。それにより、他のちびヨッシー達の視線も🌸に向けられた。
『ちょっと、おしっこ!』
「皿持って、普通行くかよ」
あおヨッシーのボヤキが聞こえつつも、🌸は小走りでその場から離れていく。
『マリオ、夕飯作ったけど……』
「おせーぞ、🌸」
『父さん じゃなくて、夕飯 なんだけど!』
🌸が声を掛けると、いつの間にかマリオは新聞を読む親父の格好をしており、ツッコミを入れた。
『でも、そんなにボケられる元気があって良かったよ』
ボケをかました姿を見て、🌸が安心したのも束の間______、マリオは先程の事を思い出すと、途端に泣き始めた。
「うわ〜〜〜ん! おれ、絶対ちび達に嫌われたよ〜〜〜!!」
『めっちゃ気にしてんじゃん! 大丈夫だって。みんなご飯食べ終わって、今は好きな事して遊んでるから』
幼馴染の号泣姿を見せられて、🌸も最初は引きつつも、言葉を慎重に選んでそう告げた。それをマリオも次第に落ち着き、涙が収まっていく。
「お前すげぇな。よくそんな余裕あるもんだよ」
『いやいや……、わたしだって、あんな数の小さい子達を相手にするのは、さすがに疲れるよ。それにルイージと……、ヨッシーを残して、ここに来ちゃったんだしさ』
🌸にとっても、今回の冒険は一癖も二癖もあるものだった。
産まれたばかりでまだ自分達の言う事も聞いてくれないちびヨッシー六匹を連れて行く事は中々に大変であった。更にルイージとヨッシーを置き去りに、挙句の果てに自分達まで絵本に閉じ込められている状況であったからだ。
その会話の中で、ヨッシーの名前を出した時に🌸の声のトーンが下がった事にマリオは気がついた。
ヨッシーと会えない状況というのは、🌸にとっては少しキツイ所があるのだろうと思ってから、マリオは名案を思いついた。
「ヨッシーなら、ここに居るじゃないか」
🌸が『へ?』と声を上げると、マリオは自らの足を出し_____、器用に足の指を動かして、ヨッシーの顔を作っていく。
『それじゃ、"足 "だっての。ポチも悪気はないけど……、わたしもイライラしたら、あれぐらいの事は言っちゃうかも』
「じゃあ、おれが代わりに言って良かったな」
🌸の本音を聞けた事で、マリオは笑いながらそう言った。
『威張って言う事か〜?……、あとはさ、"スーパーしあわせのツリー"を取り戻さないと、わたし達も外の世界に出られないんだよね」
「まぁな。けど……、のんびり行こうぜ。ちび達のペースにも合わせてさ」
『そうだね』
マリオが夕飯を食べ終えたのを確認し、🌸と二人でちびヨッシー達の所へ戻っていくのであった
・
「えーーっ!ポチが居ないの!?」
翌朝、ちびヨッシー達の声が丘の上から響いた。
「今朝起きたら、姿が見えないの!」
「ぼくの横に、寝てたんでしゅよ〜〜……」
ポチの隣で眠っていたきいろヨッシーであったが、目が覚めた時には_____、ポチの姿が無くなっていたという。
「犬は死を覚悟すると、姿を消すって言いますからね……」
「ホントかよ」
みずいろヨッシーの雑学を聞き、あおヨッシーは胡散臭いと思ったのかツッコミを荒れた。
「マリオさんが出ていけなんて、言うからですよ!!」
「だって、ホントに出ていくなんて思わなかったんだもん!!」
きいろヨッシーに責められると、ポチが出ていくと本気で思っていなかったマリオも泣き出してしまった。
『マリオまで泣かないでよ』
🌸はマリオときいろヨッシーを慰めるも、状況は悪くなるばかりであり、困ったような表情を浮かべていた🌸にみどりヨッシーが気がついた。
どうしようかと思考を巡らせていく内に_____、ある考えを思いついた。
「みんなで探そう!みんなで探せば絶対、ポチは見つかるよ!!」
みどりヨッシーの提案に反対する者は居らず、ポチの捜索が開始された。
近辺を中心にして、皆が捜索を進めていくと______、マリオが大きな声を上げた。
「崖の下にポチが居たぞ!」
傷だらけで倒れている様に見えたマリオときいろヨッシーは、一目散に駆けつけていく。
しかし、近づくに連れてポチが倒れているのでなく______、眠っているだけであると気がついた。
「寝相が悪くて転がっちゃったのね」
ピンクヨッシーの言葉を聞き、皆はその場でずっこけた。
「ポチ〜〜! もうどこへも行くなよ〜〜!!」
「ずっと一緒ですよ〜〜〜〜っ!!」
マリオときいろヨッシーが泣きながら傍に付いていたが、呑気に笑みを浮かべているポチであった。
・
◆敵キャラ紹介
・ケムちゃん
緑色の毛虫で、頭部にキノコが付いている。ゲーム版は、自分から攻撃を仕掛けてこない。
◆味方キャラ紹介
・ポチ
ちびヨッシー達の冒険のサポートを行う。ゲーム版はアイテムの匂いを嗅ぎつけて、アイテムの位置を教えてくれる。
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夕飯を先に食べ終えたちびヨッシー達は、各々が好きな事をして遊んでいた。
🌸は、未だ戻ってこないマリオを心配し、夕飯を皿に乗せて持って行こうとする。
「🌸、どっか行くのか?」
🌸の不審な動きに気づいたあかヨッシーは、座ったまま声を掛けた。それにより、他のちびヨッシー達の視線も🌸に向けられた。
『ちょっと、おしっこ!』
「皿持って、普通行くかよ」
あおヨッシーのボヤキが聞こえつつも、🌸は小走りでその場から離れていく。
『マリオ、夕飯作ったけど……』
「おせーぞ、🌸」
『
🌸が声を掛けると、いつの間にかマリオは新聞を読む親父の格好をしており、ツッコミを入れた。
『でも、そんなにボケられる元気があって良かったよ』
ボケをかました姿を見て、🌸が安心したのも束の間______、マリオは先程の事を思い出すと、途端に泣き始めた。
「うわ〜〜〜ん! おれ、絶対ちび達に嫌われたよ〜〜〜!!」
『めっちゃ気にしてんじゃん! 大丈夫だって。みんなご飯食べ終わって、今は好きな事して遊んでるから』
幼馴染の号泣姿を見せられて、🌸も最初は引きつつも、言葉を慎重に選んでそう告げた。それをマリオも次第に落ち着き、涙が収まっていく。
「お前すげぇな。よくそんな余裕あるもんだよ」
『いやいや……、わたしだって、あんな数の小さい子達を相手にするのは、さすがに疲れるよ。それにルイージと……、ヨッシーを残して、ここに来ちゃったんだしさ』
🌸にとっても、今回の冒険は一癖も二癖もあるものだった。
産まれたばかりでまだ自分達の言う事も聞いてくれないちびヨッシー六匹を連れて行く事は中々に大変であった。更にルイージとヨッシーを置き去りに、挙句の果てに自分達まで絵本に閉じ込められている状況であったからだ。
その会話の中で、ヨッシーの名前を出した時に🌸の声のトーンが下がった事にマリオは気がついた。
ヨッシーと会えない状況というのは、🌸にとっては少しキツイ所があるのだろうと思ってから、マリオは名案を思いついた。
「ヨッシーなら、ここに居るじゃないか」
🌸が『へ?』と声を上げると、マリオは自らの足を出し_____、器用に足の指を動かして、ヨッシーの顔を作っていく。
『それじゃ、"
「じゃあ、おれが代わりに言って良かったな」
🌸の本音を聞けた事で、マリオは笑いながらそう言った。
『威張って言う事か〜?……、あとはさ、"スーパーしあわせのツリー"を取り戻さないと、わたし達も外の世界に出られないんだよね」
「まぁな。けど……、のんびり行こうぜ。ちび達のペースにも合わせてさ」
『そうだね』
マリオが夕飯を食べ終えたのを確認し、🌸と二人でちびヨッシー達の所へ戻っていくのであった
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「えーーっ!ポチが居ないの!?」
翌朝、ちびヨッシー達の声が丘の上から響いた。
「今朝起きたら、姿が見えないの!」
「ぼくの横に、寝てたんでしゅよ〜〜……」
ポチの隣で眠っていたきいろヨッシーであったが、目が覚めた時には_____、ポチの姿が無くなっていたという。
「犬は死を覚悟すると、姿を消すって言いますからね……」
「ホントかよ」
みずいろヨッシーの雑学を聞き、あおヨッシーは胡散臭いと思ったのかツッコミを荒れた。
「マリオさんが出ていけなんて、言うからですよ!!」
「だって、ホントに出ていくなんて思わなかったんだもん!!」
きいろヨッシーに責められると、ポチが出ていくと本気で思っていなかったマリオも泣き出してしまった。
『マリオまで泣かないでよ』
🌸はマリオときいろヨッシーを慰めるも、状況は悪くなるばかりであり、困ったような表情を浮かべていた🌸にみどりヨッシーが気がついた。
どうしようかと思考を巡らせていく内に_____、ある考えを思いついた。
「みんなで探そう!みんなで探せば絶対、ポチは見つかるよ!!」
みどりヨッシーの提案に反対する者は居らず、ポチの捜索が開始された。
近辺を中心にして、皆が捜索を進めていくと______、マリオが大きな声を上げた。
「崖の下にポチが居たぞ!」
傷だらけで倒れている様に見えたマリオときいろヨッシーは、一目散に駆けつけていく。
しかし、近づくに連れてポチが倒れているのでなく______、眠っているだけであると気がついた。
「寝相が悪くて転がっちゃったのね」
ピンクヨッシーの言葉を聞き、皆はその場でずっこけた。
「ポチ〜〜! もうどこへも行くなよ〜〜!!」
「ずっと一緒ですよ〜〜〜〜っ!!」
マリオときいろヨッシーが泣きながら傍に付いていたが、呑気に笑みを浮かべているポチであった。
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◆敵キャラ紹介
・ケムちゃん
緑色の毛虫で、頭部にキノコが付いている。ゲーム版は、自分から攻撃を仕掛けてこない。
◆味方キャラ紹介
・ポチ
ちびヨッシー達の冒険のサポートを行う。ゲーム版はアイテムの匂いを嗅ぎつけて、アイテムの位置を教えてくれる。
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