ヨッシーストーリー編
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「ここは通さんゾーー!」
「早くも敵キャラ出現かよ!」
産まれたばかりで戦えるかも分からないちびヨッシー達の前に敵が現れ、マリオは驚きを隠しきれない。
すると、敵キャラが現れた事でみずいろヨッシーは本を取り出し、とうさんぞうの攻略方法を調べ出した。
「資料によると、コイツはヒップドロップでひっくり返せば、おしまいの様ですね」
「よっしゃーーーっ!」
あかヨッシーがヒップドロップを繰り出した。みずいろヨッシーの言葉通りに、とうさんぞうはひっくり返され身動きが取れなくなった。
「あ、ほんとら」
それを見たきいろヨッシーは、あかヨッシーの真似をしてヒップドロップを繰り出した事で、とうさんぞうは元の姿へと戻された。
「元に戻して、どーすんだ!」
『ひっくり返したままで良いんだよっ』
「ぼくにもやらせて」
「あたちもやるぅ」
「おれもおれも」
「わぁ、おもちろ〜い」
マリオと🌸の制止の声も聞かず、とうさんぞうがひっくり返る様を面白がり、好奇心からちびヨッシー達は順番にヒップドロップを繰り出していく。
「いい加減にしろーーっ! 怒ったゾーー!!」
何度もひっくり返された事で、とうさんぞうは怒りを露わにする。そして隙を見て、ちびヨッシー達に攻撃を仕掛けた。
「ちび達が!……、この野郎……っ!」
『酷い事してくれるね〜っ』
「待って、二人共」
ちびヨッシーがダメージを受けて、二人がとうさんぞうに攻撃を仕掛けようとした所に、ピンクヨッシーが止めに入った。
「こんな奴、あたちのセクシー攻撃でイチコロよ」
「気色悪いゾーー!」
ピンクヨッシーは色気を使った攻撃を仕掛けたが、とうさんぞうには全く効いていなかった。
ただダメージを受けただけで終わり、ちびヨッシー達は早くも戦闘不能になりかけていた。
そんな中______、🌸は、緑色の斑点 模様のブロックが設置されていたのを発見した。
『もしかして、アレって……!』
ブロックの真下に付いてから腕を上げて叩くと_______、中からは、いくつもの攻撃用のタマゴが飛び出てきた。
「あーー! タマゴです!」
「そーれっ!」
「あははははっ!」
「遊んでないで、そのタマゴで攻撃するんだよーー!」
『みんな、あのゾウさんに投げるの!』
二人の言葉を聞き、ちびヨッシー達はタマゴを構えた状態でとうさんぞうを見た。
「みんな〜〜、用意はいいでちか〜〜?」
みどりヨッシーの言葉に続き、他のちびヨッシー達も掛け声を上げていく。
子供ながら、器用に投げつけていき、六個分のタマゴを体に受けたとうさんぞうはその場に倒れ込んだ。
『何とかなったね』
「やれば出来るじゃん」
🌸とマリオはとうさんぞうを倒したちびヨッシー達を見てから安心して、一息ついた。
「このゾーさん、食べれまちか?」
「あたちが料理してあげるから、待ってなさい」
動けなくなったとうさんぞうを前にして、ちびヨッシー達は怖がる様子も見せずに食べ始めようとしていた。
それを見たマリオと🌸は汗を垂らし、その場から離れようとしたが、ピンクヨッシーに見つかってしまった。
「マリオと🌸にもあげる」
「いらんわーーっ!!」
『ちびちゃん達で食べなよ〜〜……』
こうして、産まれてばかりの六匹のちびヨッシーが新たな仲間となった。
マリオと🌸は絵本に閉じ込められたヨッシーアイランドを救う為・ベビークッパに盗まれた"スーパーしあわせのツリー"を取り戻す冒険に出る事となったのである______。
・
その日の夜、産まれたばかりのちびヨッシー達はとうさんぞうを倒した疲れが出て、早々に眠ってしまった。マリオと🌸も明日からの冒険に備えて、就寝する事にした。
🌸が眠りについていると、誰かに肩を揺さぶられて目が覚める。
ゆっくりと目を開き、寝ぼけながらも周囲を見渡すと______、枕を抱いて、🌸を見ていたみどりヨッシーの姿があった。
『みどり……、どうしたの?』
「……、ねむれないんでち」
『…………ちょっとお散歩に行こっか?』
「……、……うん」
何か話したそうにしている様子を察した🌸は、マリオやちびヨッシー達を起こす訳にはいかないと、別の場所で話を聞く事にした。
皆から離れないようにと近場を選び、みどりヨッシーの手を繋いで歩き出した。
夜中という事もあり、敵キャラ達も寝静まっている。そのせいか、薄気味悪い静けさが昼間よりも更に際立っていた。
みどりヨッシーが中々、話を切り出せない状況の中、🌸が空を見上げると満月を発見した。
『見て、みどり。アレはね、お月様って言うんだよ』
🌸の言葉を聞き、みどりヨッシーと同じように顔を上げた。
「キレイでち!」
初めて見る月に対して、素直な感想を述べたみどりヨッシーを見てから、🌸は時間差で自分の発言を後悔した。
(今は絵本の世界だから、あれは本物の月……じゃないんだよなぁ)
「なんで🌸さんとマリオさんは、ぼく達の島を助けてくれるんでちか?」
🌸が些細な事で後悔しているのを察する事はなく、みどりヨッシーは話を切り出した。島民でないのは姿を見れば、幼いみどりヨッシーにも理解出来た。何故、自分達の島の問題解決に走ってくれているのかが理由を知りたかったのである。
『マリオもわたしも、困ってる人は放っておけないよ』
「マリオさん、そんな人に見えないよ」
みどりヨッシーの一言を聞き、🌸は苦笑いをした。これまで🌸は、様々な冒険をマリオ達と共にしてきたのだが、道中で出会った人々のマリオの印象は、アホ・マヌケ・仲間を見捨てる・金 で見逃してもらおうとする……罵詈雑言 の十人十色であった。
だが、🌸を初めにルイージやヨッシー達は、マリオの人間性について良くも悪くも理解していたのである。
『普段は大ボケだけど………、でも……諦めは悪いし、根はお人好しだからね、マリオは』
マリオと長年の付き合いがある🌸の言葉には妙な説得力があり、みどりヨッシーも言葉に表す事は出来ずとも、それが何となく感じ取れたのだ。
「"スーパーしあわせのツリー"を取り返せたら、マリオさんと🌸さんは、しあわせになれるの?」
『勿論。それに他のヨッシー達も……、ちびちゃん達もみんな幸せになれるよ。幸せになると嬉しいからね』
明日も早いから、そろそろ寝よっか、とみどりヨッシーに声を掛けて、🌸はマリオ達の居る場所へと戻っていく。
みどりヨッシーの中でしあわせが何かはまだ分からないが、幼いながらに一生懸命、考えていたのである。
・
◆世界観設定
・ヨッシーアイランド
ベビークッパの魔法により、絵本の世界に閉じ込められた。
・スーパーしあわせのツリー
島に住むヨッシー達の幸せの源。これが無くなると、ヨッシー達の元気も一緒に無くなってしまう。
◆敵キャラ紹介
・とうさんぞう
手のマークが付いた看板を持っているゾウ。通行止めをして、進行の妨害を働く敵キャラ。
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「ここは通さんゾーー!」
「早くも敵キャラ出現かよ!」
産まれたばかりで戦えるかも分からないちびヨッシー達の前に敵が現れ、マリオは驚きを隠しきれない。
すると、敵キャラが現れた事でみずいろヨッシーは本を取り出し、とうさんぞうの攻略方法を調べ出した。
「資料によると、コイツはヒップドロップでひっくり返せば、おしまいの様ですね」
「よっしゃーーーっ!」
あかヨッシーがヒップドロップを繰り出した。みずいろヨッシーの言葉通りに、とうさんぞうはひっくり返され身動きが取れなくなった。
「あ、ほんとら」
それを見たきいろヨッシーは、あかヨッシーの真似をしてヒップドロップを繰り出した事で、とうさんぞうは元の姿へと戻された。
「元に戻して、どーすんだ!」
『ひっくり返したままで良いんだよっ』
「ぼくにもやらせて」
「あたちもやるぅ」
「おれもおれも」
「わぁ、おもちろ〜い」
マリオと🌸の制止の声も聞かず、とうさんぞうがひっくり返る様を面白がり、好奇心からちびヨッシー達は順番にヒップドロップを繰り出していく。
「いい加減にしろーーっ! 怒ったゾーー!!」
何度もひっくり返された事で、とうさんぞうは怒りを露わにする。そして隙を見て、ちびヨッシー達に攻撃を仕掛けた。
「ちび達が!……、この野郎……っ!」
『酷い事してくれるね〜っ』
「待って、二人共」
ちびヨッシーがダメージを受けて、二人がとうさんぞうに攻撃を仕掛けようとした所に、ピンクヨッシーが止めに入った。
「こんな奴、あたちのセクシー攻撃でイチコロよ」
「気色悪いゾーー!」
ピンクヨッシーは色気を使った攻撃を仕掛けたが、とうさんぞうには全く効いていなかった。
ただダメージを受けただけで終わり、ちびヨッシー達は早くも戦闘不能になりかけていた。
そんな中______、🌸は、緑色の
『もしかして、アレって……!』
ブロックの真下に付いてから腕を上げて叩くと_______、中からは、いくつもの攻撃用のタマゴが飛び出てきた。
「あーー! タマゴです!」
「そーれっ!」
「あははははっ!」
「遊んでないで、そのタマゴで攻撃するんだよーー!」
『みんな、あのゾウさんに投げるの!』
二人の言葉を聞き、ちびヨッシー達はタマゴを構えた状態でとうさんぞうを見た。
「みんな〜〜、用意はいいでちか〜〜?」
みどりヨッシーの言葉に続き、他のちびヨッシー達も掛け声を上げていく。
子供ながら、器用に投げつけていき、六個分のタマゴを体に受けたとうさんぞうはその場に倒れ込んだ。
『何とかなったね』
「やれば出来るじゃん」
🌸とマリオはとうさんぞうを倒したちびヨッシー達を見てから安心して、一息ついた。
「このゾーさん、食べれまちか?」
「あたちが料理してあげるから、待ってなさい」
動けなくなったとうさんぞうを前にして、ちびヨッシー達は怖がる様子も見せずに食べ始めようとしていた。
それを見たマリオと🌸は汗を垂らし、その場から離れようとしたが、ピンクヨッシーに見つかってしまった。
「マリオと🌸にもあげる」
「いらんわーーっ!!」
『ちびちゃん達で食べなよ〜〜……』
こうして、産まれてばかりの六匹のちびヨッシーが新たな仲間となった。
マリオと🌸は絵本に閉じ込められたヨッシーアイランドを救う為・ベビークッパに盗まれた"スーパーしあわせのツリー"を取り戻す冒険に出る事となったのである______。
・
その日の夜、産まれたばかりのちびヨッシー達はとうさんぞうを倒した疲れが出て、早々に眠ってしまった。マリオと🌸も明日からの冒険に備えて、就寝する事にした。
🌸が眠りについていると、誰かに肩を揺さぶられて目が覚める。
ゆっくりと目を開き、寝ぼけながらも周囲を見渡すと______、枕を抱いて、🌸を見ていたみどりヨッシーの姿があった。
『みどり……、どうしたの?』
「……、ねむれないんでち」
『…………ちょっとお散歩に行こっか?』
「……、……うん」
何か話したそうにしている様子を察した🌸は、マリオやちびヨッシー達を起こす訳にはいかないと、別の場所で話を聞く事にした。
皆から離れないようにと近場を選び、みどりヨッシーの手を繋いで歩き出した。
夜中という事もあり、敵キャラ達も寝静まっている。そのせいか、薄気味悪い静けさが昼間よりも更に際立っていた。
みどりヨッシーが中々、話を切り出せない状況の中、🌸が空を見上げると満月を発見した。
『見て、みどり。アレはね、お月様って言うんだよ』
🌸の言葉を聞き、みどりヨッシーと同じように顔を上げた。
「キレイでち!」
初めて見る月に対して、素直な感想を述べたみどりヨッシーを見てから、🌸は時間差で自分の発言を後悔した。
(今は絵本の世界だから、あれは本物の月……じゃないんだよなぁ)
「なんで🌸さんとマリオさんは、ぼく達の島を助けてくれるんでちか?」
🌸が些細な事で後悔しているのを察する事はなく、みどりヨッシーは話を切り出した。島民でないのは姿を見れば、幼いみどりヨッシーにも理解出来た。何故、自分達の島の問題解決に走ってくれているのかが理由を知りたかったのである。
『マリオもわたしも、困ってる人は放っておけないよ』
「マリオさん、そんな人に見えないよ」
みどりヨッシーの一言を聞き、🌸は苦笑いをした。これまで🌸は、様々な冒険をマリオ達と共にしてきたのだが、道中で出会った人々のマリオの印象は、アホ・マヌケ・仲間を見捨てる・
だが、🌸を初めにルイージやヨッシー達は、マリオの人間性について良くも悪くも理解していたのである。
『普段は大ボケだけど………、でも……諦めは悪いし、根はお人好しだからね、マリオは』
マリオと長年の付き合いがある🌸の言葉には妙な説得力があり、みどりヨッシーも言葉に表す事は出来ずとも、それが何となく感じ取れたのだ。
「"スーパーしあわせのツリー"を取り返せたら、マリオさんと🌸さんは、しあわせになれるの?」
『勿論。それに他のヨッシー達も……、ちびちゃん達もみんな幸せになれるよ。幸せになると嬉しいからね』
明日も早いから、そろそろ寝よっか、とみどりヨッシーに声を掛けて、🌸はマリオ達の居る場所へと戻っていく。
みどりヨッシーの中でしあわせが何かはまだ分からないが、幼いながらに一生懸命、考えていたのである。
・
◆世界観設定
・ヨッシーアイランド
ベビークッパの魔法により、絵本の世界に閉じ込められた。
・スーパーしあわせのツリー
島に住むヨッシー達の幸せの源。これが無くなると、ヨッシー達の元気も一緒に無くなってしまう。
◆敵キャラ紹介
・とうさんぞう
手のマークが付いた看板を持っているゾウ。通行止めをして、進行の妨害を働く敵キャラ。
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