スーパーマリオ64編
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「どーだ!これでお前らは、ジ・エンドだ!」
「あんな大勢に呼びやがって……!」
「卑怯者ーー!」
仲間を呼んで大多数で勝負を挑もうとするクッパに、ルイージとマリオから非難の声が飛んでくる。
そんな中、ヨッシーも電話機を取り出すと____、どこかへ電話をし始めた。
「こうなりゃ、わたしも……ラーメン一つお願いしますね」
「お前も出前かよ〜〜〜っ!」
「わたしだって、ただのラーメンじゃないっスよ。64のゲームで、わたしがマリオさんを百人に増やせる事、知ってましたか?」
ヨッシーの含みのある発言を聞き、クッパは何かを察してから汗を垂らした。
「まさか百人マリオの……!?」
マリオ64においての自身の役割を利用し、ヨッシーは百人のマリオを注文したのであった。
注文して時間が経つものの____、ヨッシーの頼んだラーメンがマリオ達の元に届いていなかった。
『中々来ないね〜』
「おい、どうなってんだよ」
「変ですねぇ……」
その時、遠方からラーメンや具材の入った丼 が見えてきてヨッシーが安心し、一息をついた。
「時間掛かりすぎて、みんな伸びてるぞ〜〜っ!」
丼 の中身が見えると_____、時間が掛かって伸びきっている様子の百人マリオを見て、本物のマリオがツッコミを入れた。
「いつまでも伸びてないで、早くこっちへ飛び移れ!!」
「お前らも早くステージに来い!!」
マリオとクッパの言葉を聞き、それぞれがピザやラーメンの中からステージ上に飛んできた。
『いや、居すぎだって〜〜!』
「これじゃ、おしくらまんじゅうだぜ」
ただでさえ行動範囲の狭い星型のステージ上に、数百人が群がり、集っていた。
重さに耐えきれなくなると_____、ステージ全体にヒビが入り始めていき、遂には崩壊していった。
「わぁ! ステージが崩れた!」
「お前が沢山呼んだからだろーー!!」
「るせぇ! 百人マリオのせいじゃ!」
ステージが崩壊した原因を宿敵 に押し付けようと、マリオとクッパは罵り合いを始めた。
「🌸さんっ!」
崩壊していたステージから落下していた最中_____、ヨッシーは、ふんばりジャンプをしながら、🌸の元へ近づいていく。
『ヨッシー!』
🌸との距離が近くなった所で、ヨッシーは🌸を力強く抱き締めた。
傍から見れば、地上へ落ちた時に🌸が最小限のダメージで済む様な抱き締め方をしている様にも思えた。
「今度は絶対に、離れ離れになんかさせませんっ!!」
『……!、……うんっ!』
・
決闘 場から落下したマリオ達は、再びキノコ城前で倒れていた。起き上がるとクッパの姿はなく、マリオ達だけしか居なかった。
『クッパ達、居ないね』
「ここだ! ここ! もうとっくに来てるぜ!」
クッパの大声が聞こえ、マリオ達が振り向くと_____、丘の上にクッパを初めとしたクッパ軍団が揃っており、戦闘態勢を取っていた。
「ふんっ、こっちだって百人マリオが居るんだぜ。負けるもんか」
大多数の敵キャラを前にするも、マリオは百人マリオという味方の存在を忘れてはいなかった。
『みんな応援に回っちゃってるけど』
しかし、百人マリオ達は離れた場所からマリオ達へ応援をしているだけで、攻撃に参加しようという意思は全く見られなかった。
「結局、戦うのはおれ達だけか」
最後の最後で、クッパと戦うのはレギュラーメンバーであった。
いつもならば、クッパ一人に自分達が立ち向かっていたが、数の多さから勝利が見えないとマリオは膝をついた。
「あんた大軍が相手じゃ手も足も出ない……、何だか力が抜けちゃったな」
「マリオ!元気出してっ!」
『へ?』
突然、近くからピーチ姫の声が聞こえて🌸が驚きの声を上げた。
「ピ、ピーチ姫!?」
『……ん?』
「頑張ってーーっ! きゃ〜〜〜♡」
激励の言葉を送っていたピーチ姫の正体が____、ピーチ姫のお面を被って、声真似をしていたヨッシーであると🌸が気づく。
「つまらん事するな〜〜〜っ!」
遅れて気づいたマリオは、自分を励ましてくれていたヨッシーの意図を汲み取る事が出来ず、殴りつけた。
「マリオーーー!!」
「まだモノマネをするか〜〜っ」
「わたしは、ここに居るわよ〜〜!」
マリオの言葉に反応するかの様にピーチ姫の声が聞こえ、🌸は、声が聞こえてきた丘の方に顔を向けた。
『本人だよ! あそこに居る!』
「最後のご対面に、連れてきてやったぜ」
クッパの背後に囚われの身であるピーチ姫の姿を発見し、マリオは声をあげた。
束の間の再会を味合わせると、クッパは小さな機械取り出してボタンを押した。
「はい、おしまい」
「ガシャポンですか」
ピーチ姫は、カプセル型の透明な檻に閉じ込められてしまった。その光景を見たマリオ達は、クッパに対しての闘志が静かに沸き立っていた。
「くそ〜〜……、あんな所にピーチ姫を閉じ込めやがって……!」
「早く助けないとですね」
マリオとヨッシーが囚われのピーチ姫に気を取られていると、背後の土が盛り上がっていた事にルイージが気がついた。
「チョロプー地下部隊の奇襲攻撃じゃ〜〜〜!」
クッパの号令が下され、盛り上がった土からチョロプーの群れが現れた。
マリオ達に襲いかかろうとするも______、何者かの攻撃を受け、チョロプーの群れはその場で伸びてしまっていた。
「誰? 誰が助けくれたの!?」
「わたし達も加戦しますよ」
マリオは訳が分からず周囲を見渡すと、ドッシー、ハナチャン、フワフワさん、マンタ、絨毯……これまでの冒険で出会ったキャラクター達が立っていた。
「みんな……、来てくれたのか!!」
「一緒に戦ってくれる仲間が居たんですね!」
その中には、"ボムへいの戦場"でかつてマリオと戦ったボムキングの姿もあった。
「ボムキング! お前も……!」
『へぇ、初めて見るなぁ』
"ボムへいの戦場"、キノコ城の乗っ取りの際にボムキングは現れたが、どの現場にも🌸は居なかった為に初対面であった。
「マリオの心意気に惚れてのぉ……わしも"おかま"」
「"仲間"だろ」
ボムキングのボケに、マリオは汗を垂らしながらツッコミを入れた。
「こっちは、マリオさんが大将ですよ」
「おう!みんな、頼むぜ!!」
ドッシーの言葉を聞いてから、マリオは丘の上に佇むクッパを見た。
「よしっ、突撃だーーーっ!!」
「わしらも負けるんじゃねーぞ! 行けーーーっ!!」
マリオ、クッパ……それぞれのチームの大将の言葉を皮切りに、スーパーマリオ64の最後の戦いの火蓋が切って落とされた。
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「どーだ!これでお前らは、ジ・エンドだ!」
「あんな大勢に呼びやがって……!」
「卑怯者ーー!」
仲間を呼んで大多数で勝負を挑もうとするクッパに、ルイージとマリオから非難の声が飛んでくる。
そんな中、ヨッシーも電話機を取り出すと____、どこかへ電話をし始めた。
「こうなりゃ、わたしも……ラーメン一つお願いしますね」
「お前も出前かよ〜〜〜っ!」
「わたしだって、ただのラーメンじゃないっスよ。64のゲームで、わたしがマリオさんを百人に増やせる事、知ってましたか?」
ヨッシーの含みのある発言を聞き、クッパは何かを察してから汗を垂らした。
「まさか百人マリオの……!?」
マリオ64においての自身の役割を利用し、ヨッシーは百人のマリオを注文したのであった。
注文して時間が経つものの____、ヨッシーの頼んだラーメンがマリオ達の元に届いていなかった。
『中々来ないね〜』
「おい、どうなってんだよ」
「変ですねぇ……」
その時、遠方からラーメンや具材の入った
「時間掛かりすぎて、みんな伸びてるぞ〜〜っ!」
「いつまでも伸びてないで、早くこっちへ飛び移れ!!」
「お前らも早くステージに来い!!」
マリオとクッパの言葉を聞き、それぞれがピザやラーメンの中からステージ上に飛んできた。
『いや、居すぎだって〜〜!』
「これじゃ、おしくらまんじゅうだぜ」
ただでさえ行動範囲の狭い星型のステージ上に、数百人が群がり、集っていた。
重さに耐えきれなくなると_____、ステージ全体にヒビが入り始めていき、遂には崩壊していった。
「わぁ! ステージが崩れた!」
「お前が沢山呼んだからだろーー!!」
「るせぇ! 百人マリオのせいじゃ!」
ステージが崩壊した原因を
「🌸さんっ!」
崩壊していたステージから落下していた最中_____、ヨッシーは、ふんばりジャンプをしながら、🌸の元へ近づいていく。
『ヨッシー!』
🌸との距離が近くなった所で、ヨッシーは🌸を力強く抱き締めた。
傍から見れば、地上へ落ちた時に🌸が最小限のダメージで済む様な抱き締め方をしている様にも思えた。
「今度は絶対に、離れ離れになんかさせませんっ!!」
『……!、……うんっ!』
・
『クッパ達、居ないね』
「ここだ! ここ! もうとっくに来てるぜ!」
クッパの大声が聞こえ、マリオ達が振り向くと_____、丘の上にクッパを初めとしたクッパ軍団が揃っており、戦闘態勢を取っていた。
「ふんっ、こっちだって百人マリオが居るんだぜ。負けるもんか」
大多数の敵キャラを前にするも、マリオは百人マリオという味方の存在を忘れてはいなかった。
『みんな応援に回っちゃってるけど』
しかし、百人マリオ達は離れた場所からマリオ達へ応援をしているだけで、攻撃に参加しようという意思は全く見られなかった。
「結局、戦うのはおれ達だけか」
最後の最後で、クッパと戦うのはレギュラーメンバーであった。
いつもならば、クッパ一人に自分達が立ち向かっていたが、数の多さから勝利が見えないとマリオは膝をついた。
「あんた大軍が相手じゃ手も足も出ない……、何だか力が抜けちゃったな」
「マリオ!元気出してっ!」
『へ?』
突然、近くからピーチ姫の声が聞こえて🌸が驚きの声を上げた。
「ピ、ピーチ姫!?」
『……ん?』
「頑張ってーーっ! きゃ〜〜〜♡」
激励の言葉を送っていたピーチ姫の正体が____、ピーチ姫のお面を被って、声真似をしていたヨッシーであると🌸が気づく。
「つまらん事するな〜〜〜っ!」
遅れて気づいたマリオは、自分を励ましてくれていたヨッシーの意図を汲み取る事が出来ず、殴りつけた。
「マリオーーー!!」
「まだモノマネをするか〜〜っ」
「わたしは、ここに居るわよ〜〜!」
マリオの言葉に反応するかの様にピーチ姫の声が聞こえ、🌸は、声が聞こえてきた丘の方に顔を向けた。
『本人だよ! あそこに居る!』
「最後のご対面に、連れてきてやったぜ」
クッパの背後に囚われの身であるピーチ姫の姿を発見し、マリオは声をあげた。
束の間の再会を味合わせると、クッパは小さな機械取り出してボタンを押した。
「はい、おしまい」
「ガシャポンですか」
ピーチ姫は、カプセル型の透明な檻に閉じ込められてしまった。その光景を見たマリオ達は、クッパに対しての闘志が静かに沸き立っていた。
「くそ〜〜……、あんな所にピーチ姫を閉じ込めやがって……!」
「早く助けないとですね」
マリオとヨッシーが囚われのピーチ姫に気を取られていると、背後の土が盛り上がっていた事にルイージが気がついた。
「チョロプー地下部隊の奇襲攻撃じゃ〜〜〜!」
クッパの号令が下され、盛り上がった土からチョロプーの群れが現れた。
マリオ達に襲いかかろうとするも______、何者かの攻撃を受け、チョロプーの群れはその場で伸びてしまっていた。
「誰? 誰が助けくれたの!?」
「わたし達も加戦しますよ」
マリオは訳が分からず周囲を見渡すと、ドッシー、ハナチャン、フワフワさん、マンタ、絨毯……これまでの冒険で出会ったキャラクター達が立っていた。
「みんな……、来てくれたのか!!」
「一緒に戦ってくれる仲間が居たんですね!」
その中には、"ボムへいの戦場"でかつてマリオと戦ったボムキングの姿もあった。
「ボムキング! お前も……!」
『へぇ、初めて見るなぁ』
"ボムへいの戦場"、キノコ城の乗っ取りの際にボムキングは現れたが、どの現場にも🌸は居なかった為に初対面であった。
「マリオの心意気に惚れてのぉ……わしも"おかま"」
「"仲間"だろ」
ボムキングのボケに、マリオは汗を垂らしながらツッコミを入れた。
「こっちは、マリオさんが大将ですよ」
「おう!みんな、頼むぜ!!」
ドッシーの言葉を聞いてから、マリオは丘の上に佇むクッパを見た。
「よしっ、突撃だーーーっ!!」
「わしらも負けるんじゃねーぞ! 行けーーーっ!!」
マリオ、クッパ……それぞれのチームの大将の言葉を皮切りに、スーパーマリオ64の最後の戦いの火蓋が切って落とされた。
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