スーパーマリオワールド編
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マリオは夢を見ていた。宿敵 のクッパを仲間達と共に倒し、恐竜ランドとピーチ姫を救ったのだ。
「助けてくれてありがとう、マリオ。ご褒美にキスしてあげる♡」
目の前に居るピーチ姫と口付けを交わそうと、興奮気味の様子でマリオは走り出した。互いの口が重なった時______口元に違和感を感じた。
・
「誰がピーチ姫じゃ……、気持ちの悪い事するなーーっ!!」
ピーチ姫でなく、ルイージにキスをしていたマリオだったが寝ぼけて咄嗟に反応出来ないまま、投げ飛ばされていく。
「相変わらずマヌケな奴らだな!」
上空からマリオ達を小馬鹿にした言葉が聞こえ、四人は空を見上げた。
「お茶目なクッパちゃんで〜〜っす!」
クッパクラウンに乗り込んで四人の元へ現れたクッパだったが、隣に別の人影も見える。
「マリオー!」
囚われの身であるピーチ姫の姿もあり、僅かながらに顔を覗かせた。
「こんな奴、早くやっつけて頂戴!」
「よーし、ファイアボールッ!」
マリオはすかさずファイアボールをクッパめがけて放つ。しかし、クッパクラウン全体にバリアを貼られた事で跳ね返り、自らの技でダメージを受けた。
「お前ら、まだまだオレさまの相手ではないわい。手下共と戦って精々、腕を磨くこったな」
「ヨッシー、磨いてくれ」
「腕を綺麗にするんじゃないってば!」
マリオのボケに、思わずクッパもツッコミを入れた。
「クッパ城で待ってるぜ」
それだけ言い残し、クッパはピーチ姫を連れて遥か遠方に構えている根城へと帰っていく。
「アイツ、何しに出てきたんだ?」
『今まで出番が少なかったからでしょ』
「どすこーーい!!」
またしても頭上から声が聞こえたが、クッパの声色ではなかった。四股 を踏む音が聞こえると、時間差で落雷が発生した。
「クッパ軍団の大横綱、K.K.様だ。ここへ来て、オレと勝負しろ!」
岩場に設置された土俵場から、K.K.は勝負を申し込む。目線を辿るとマリオを指していると四人はすぐに理解した。
「よ〜〜し、やってやろうじゃないの」
「さすがマリオ。いい度胸だな」
「お前なんか怖くないぞ。さぁ来い!」
「だったら、こっちを向けよ〜〜!」
威勢のいい言葉とは裏腹に、マリオはK.K.に背を向ける形で腰を屈めた。
「しっかりしろよ、マリオ」
「そんな奴、ぱっぱっとやっつけちゃって下さいよ」
『腕も磨けていいじゃん』
「アイツら、他人事だと思って……っ」
ルイージ、ヨッシー、🌸は自分と関係ない事であった為、呑気にマリオの応援をする。
その様子を見ていたK.K.は再び四股 を踏むと、地面から火が燃え上がる。
「下は火の海だ。落ちたら"マリオ焼き"になるぜ」
三人は慌てて岩場の上へ避難したが、地面は燃え盛っており、落下したら全身黒焦げになるのは間違いなかった。
「"マリオ焼き"、食べてみたいですねぇ……」
『こんな時まで食べ物なの?』
仲間のマリオの焼かれた姿を想像してヨダレを垂らすヨッシーに、🌸は呆れた様子である。
「行くぜ、突っ張りハリケーン!!」
K.K.が先手を取ると、電撃を纏った平手でマリオを突いた。痺れて動けなくなった隙を狙い、飛行機投げと称した技を用いて、マリオを場外へと投げ飛ばした。
「あ〜〜〜っ! 落ちてしまう!」
投げ飛ばされたマリオの体は落下していき、下に目線を送ると火の海が見える。
「飛べよ! マント付けてんだろ!」
「あ、忘れてた」
ルイージの言葉でマントを装着していた事を思い出したマリオは、間一髪の所で炎の海に落ちるのを回避した。K.K.の頭上を飛び、後ろに回り込むと拳を構えた。
「スーパーマリオパーンチ!!」
不意打ちでパンチを受けたK.K.は、足を踏み外して炎の海へと落下していく。
「K.K.焼きで我慢しましょう」
ヨッシーは、黒焦げと化したK.K.を炎の海から引き上げた。勝利を物にしたマリオも、ヨッシーの食欲には相変わらず引いている様子であった。
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◆敵キャラ紹介
・K.K.(ケーケー)
力士カメ。主にブロックの上に現れて、四股を踏むと雷が落とし、地面が燃え上がる。
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マリオは夢を見ていた。
「助けてくれてありがとう、マリオ。ご褒美にキスしてあげる♡」
目の前に居るピーチ姫と口付けを交わそうと、興奮気味の様子でマリオは走り出した。互いの口が重なった時______口元に違和感を感じた。
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「誰がピーチ姫じゃ……、気持ちの悪い事するなーーっ!!」
ピーチ姫でなく、ルイージにキスをしていたマリオだったが寝ぼけて咄嗟に反応出来ないまま、投げ飛ばされていく。
「相変わらずマヌケな奴らだな!」
上空からマリオ達を小馬鹿にした言葉が聞こえ、四人は空を見上げた。
「お茶目なクッパちゃんで〜〜っす!」
クッパクラウンに乗り込んで四人の元へ現れたクッパだったが、隣に別の人影も見える。
「マリオー!」
囚われの身であるピーチ姫の姿もあり、僅かながらに顔を覗かせた。
「こんな奴、早くやっつけて頂戴!」
「よーし、ファイアボールッ!」
マリオはすかさずファイアボールをクッパめがけて放つ。しかし、クッパクラウン全体にバリアを貼られた事で跳ね返り、自らの技でダメージを受けた。
「お前ら、まだまだオレさまの相手ではないわい。手下共と戦って精々、腕を磨くこったな」
「ヨッシー、磨いてくれ」
「腕を綺麗にするんじゃないってば!」
マリオのボケに、思わずクッパもツッコミを入れた。
「クッパ城で待ってるぜ」
それだけ言い残し、クッパはピーチ姫を連れて遥か遠方に構えている根城へと帰っていく。
「アイツ、何しに出てきたんだ?」
『今まで出番が少なかったからでしょ』
「どすこーーい!!」
またしても頭上から声が聞こえたが、クッパの声色ではなかった。
「クッパ軍団の大横綱、K.K.様だ。ここへ来て、オレと勝負しろ!」
岩場に設置された土俵場から、K.K.は勝負を申し込む。目線を辿るとマリオを指していると四人はすぐに理解した。
「よ〜〜し、やってやろうじゃないの」
「さすがマリオ。いい度胸だな」
「お前なんか怖くないぞ。さぁ来い!」
「だったら、こっちを向けよ〜〜!」
威勢のいい言葉とは裏腹に、マリオはK.K.に背を向ける形で腰を屈めた。
「しっかりしろよ、マリオ」
「そんな奴、ぱっぱっとやっつけちゃって下さいよ」
『腕も磨けていいじゃん』
「アイツら、他人事だと思って……っ」
ルイージ、ヨッシー、🌸は自分と関係ない事であった為、呑気にマリオの応援をする。
その様子を見ていたK.K.は再び
「下は火の海だ。落ちたら"マリオ焼き"になるぜ」
三人は慌てて岩場の上へ避難したが、地面は燃え盛っており、落下したら全身黒焦げになるのは間違いなかった。
「"マリオ焼き"、食べてみたいですねぇ……」
『こんな時まで食べ物なの?』
仲間のマリオの焼かれた姿を想像してヨダレを垂らすヨッシーに、🌸は呆れた様子である。
「行くぜ、突っ張りハリケーン!!」
K.K.が先手を取ると、電撃を纏った平手でマリオを突いた。痺れて動けなくなった隙を狙い、飛行機投げと称した技を用いて、マリオを場外へと投げ飛ばした。
「あ〜〜〜っ! 落ちてしまう!」
投げ飛ばされたマリオの体は落下していき、下に目線を送ると火の海が見える。
「飛べよ! マント付けてんだろ!」
「あ、忘れてた」
ルイージの言葉でマントを装着していた事を思い出したマリオは、間一髪の所で炎の海に落ちるのを回避した。K.K.の頭上を飛び、後ろに回り込むと拳を構えた。
「スーパーマリオパーンチ!!」
不意打ちでパンチを受けたK.K.は、足を踏み外して炎の海へと落下していく。
「K.K.焼きで我慢しましょう」
ヨッシーは、黒焦げと化したK.K.を炎の海から引き上げた。勝利を物にしたマリオも、ヨッシーの食欲には相変わらず引いている様子であった。
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◆敵キャラ紹介
・K.K.(ケーケー)
力士カメ。主にブロックの上に現れて、四股を踏むと雷が落とし、地面が燃え上がる。
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