スーパーマリオ64編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
.
クッパからの果たし状を受けたマリオ達は、再戦に挑む為に最終面 に赴いた。
「前にこのコースへ来た時は、絨毯のおっさんに乗って来たんだよな」
「そうそう。だから途中を一飛ばして、一気に決戦 場まで行けたんですよね」
『絨毯、どうしたんだろう?』
一回目では、"レインボークルーズ"で仲間にした絨毯に乗り、そのまま決戦 場へと向かったマリオ達であった。だが今回は、絨毯の姿は見当たらない。
「この間のクッパの攻撃にやられて、治療に行ってるみたいだよ」
事情を知っている赤ボムが四人に伝えた事で、今回は絨毯のサポート無しで決戦 場へ向かわなければならなくなった。
「スムーズに進める様に、イメージトレーニングしていこう」
「そりゃいいな」
「やりましょう」
『やってみよ』
ルイージの提案に乗った三人は、目を瞑った。自分達がコースを歩いている構図が思い浮かぶも_____敵キャラに遭遇してステージ外に落とされ、ダメージを受けている光景ばかりであった。
「う〜〜」
「う〜〜!」
『うぅ〜〜っ』
「悪い事ばかり考えるなよ〜〜っ!」
本来の目的を持ってイメージトレーニングが出来ていないと分かると、ルイージも三人にツッコミを入れた。
気を取り直し、クッパが待ち構える決戦 場を目指す為にマリオ達は足を進めていく。
「このコースにも、敵キャラは居ますからね」
『気をつけないとね』
最終面 という事もあり、今まで以上に敵キャラの配置数が多い。面 からの落下死が無いように慎重に進んでいく中、マリオ達の前に敵キャラが立ちはだかる。
だが、マリオ達はその姿に気づく事もなく通り過ぎようとした。
「無視するな〜〜〜っ!!」
「なんだ?何か居るのかよ」
足元から声が聞こえた事で、マリオ達は視線を下ろした。そこには、バッタンキングの姿があったが、かつて見た巨大な姿はなくなっており、通常のバッタンよりも小さなサイズとなっていた。
「わぁっ!ちっちゃいです!」
『何でそんなに小さくなっちゃってんの?』
「マリオに二回も砕かれてるからな!一回目はおれの砦、二回目はキノコ城を乗っ取った時に………、おかげで女房や子供にも逃げられちゃうしよー!クッパ軍団からも除名されちゃったんだぜ!!」
『二回目は、わたしが知らない時だ〜』
一回目は自分が関わっていた事であるが、二回目は知らない場所で起きていた事と分かり、🌸は汗を垂らした。
「じゃあ、ついでに踏み潰して粉々にしてやるぜ」
自分よりも小さくなった相手を見て、マリオはバッタンキングを踏みつぶそうとした。
「マリオさん、止めて下さいっ!もうこれ以上、可哀想な目に遭わせちゃダメですよ!」
しかし、ヨッシーがマリオを止めに入った事でバッタンキングが踏み潰される事はなかった。
「おれはどうなっても良いのかよぉ!」
『はいはい、引き上げるからね〜』
ヨッシーに押された事で、ステージ外へと落とされかけていたマリオを🌸は赤ボムと共に引き上げていく。
「バッタンキングさん!小さくたって宝石は輝いてるんですからねっ!!」
「ソイツは、ただの石だぜ」
「こんな時にコテコテの芝居するなよ」
ヨッシーの過剰なまでに泣き出す姿を見て、マリオとルイージは汗を垂らしながらツッコミを入れた。
「しっかり生きていくんですよーーっ!!」
『この辺、危ないから気をつけてね〜』
ヨッシーと🌸がバッタンキングに声を掛けてから、再びクッパの居る決戦 場を目指して進んでいく。
「ヨッシー………ッ」
敵であるにも関わらず自分を助けてくれたヨッシーに、バッタンキングは涙を流した。
『ヨッシー、優しいね』
先程のバッタンキングとのやり取りを見て、🌸はヨッシーに声を掛けた。
「いくら敵キャラだったバッタンキングさんでも、放っておけませんからね!……、それにわたし、前に🌸さんをお守りするって言ったのに結局、守れなくて……、離れ離れになったのがイヤだったんです」
前回のクッパ戦において、🌸を守ると伝えていながらも実際はルイージと共に先にステージ外に落とされ、キノコ城の乗っ取りの際も二人は離れ離れとなっていたのだ。マリオ達の前では明るく振舞っていたものの、内心は気にしていたのであった。
「だから今回は、何があってもぜーったいお守り出来る様にします!」
『……、うん。頼りにしてるね♡』
ヨッシーの宣言を聞き、🌸は否定する事もなく笑顔を浮かべて返答した。
「あ、あと!クッパに勝ったらケーキも一緒に食べて、ちゅーとかデートとかも……!」
『いや浮かれすぎでしょ!それに要求多っ!』
.
クッパからの果たし状を受けたマリオ達は、再戦に挑む為に
「前にこのコースへ来た時は、絨毯のおっさんに乗って来たんだよな」
「そうそう。だから途中を一飛ばして、一気に
『絨毯、どうしたんだろう?』
一回目では、"レインボークルーズ"で仲間にした絨毯に乗り、そのまま
「この間のクッパの攻撃にやられて、治療に行ってるみたいだよ」
事情を知っている赤ボムが四人に伝えた事で、今回は絨毯のサポート無しで
「スムーズに進める様に、イメージトレーニングしていこう」
「そりゃいいな」
「やりましょう」
『やってみよ』
ルイージの提案に乗った三人は、目を瞑った。自分達がコースを歩いている構図が思い浮かぶも_____敵キャラに遭遇してステージ外に落とされ、ダメージを受けている光景ばかりであった。
「う〜〜」
「う〜〜!」
『うぅ〜〜っ』
「悪い事ばかり考えるなよ〜〜っ!」
本来の目的を持ってイメージトレーニングが出来ていないと分かると、ルイージも三人にツッコミを入れた。
気を取り直し、クッパが待ち構える
「このコースにも、敵キャラは居ますからね」
『気をつけないとね』
だが、マリオ達はその姿に気づく事もなく通り過ぎようとした。
「無視するな〜〜〜っ!!」
「なんだ?何か居るのかよ」
足元から声が聞こえた事で、マリオ達は視線を下ろした。そこには、バッタンキングの姿があったが、かつて見た巨大な姿はなくなっており、通常のバッタンよりも小さなサイズとなっていた。
「わぁっ!ちっちゃいです!」
『何でそんなに小さくなっちゃってんの?』
「マリオに二回も砕かれてるからな!一回目はおれの砦、二回目はキノコ城を乗っ取った時に………、おかげで女房や子供にも逃げられちゃうしよー!クッパ軍団からも除名されちゃったんだぜ!!」
『二回目は、わたしが知らない時だ〜』
一回目は自分が関わっていた事であるが、二回目は知らない場所で起きていた事と分かり、🌸は汗を垂らした。
「じゃあ、ついでに踏み潰して粉々にしてやるぜ」
自分よりも小さくなった相手を見て、マリオはバッタンキングを踏みつぶそうとした。
「マリオさん、止めて下さいっ!もうこれ以上、可哀想な目に遭わせちゃダメですよ!」
しかし、ヨッシーがマリオを止めに入った事でバッタンキングが踏み潰される事はなかった。
「おれはどうなっても良いのかよぉ!」
『はいはい、引き上げるからね〜』
ヨッシーに押された事で、ステージ外へと落とされかけていたマリオを🌸は赤ボムと共に引き上げていく。
「バッタンキングさん!小さくたって宝石は輝いてるんですからねっ!!」
「ソイツは、ただの石だぜ」
「こんな時にコテコテの芝居するなよ」
ヨッシーの過剰なまでに泣き出す姿を見て、マリオとルイージは汗を垂らしながらツッコミを入れた。
「しっかり生きていくんですよーーっ!!」
『この辺、危ないから気をつけてね〜』
ヨッシーと🌸がバッタンキングに声を掛けてから、再びクッパの居る
「ヨッシー………ッ」
敵であるにも関わらず自分を助けてくれたヨッシーに、バッタンキングは涙を流した。
『ヨッシー、優しいね』
先程のバッタンキングとのやり取りを見て、🌸はヨッシーに声を掛けた。
「いくら敵キャラだったバッタンキングさんでも、放っておけませんからね!……、それにわたし、前に🌸さんをお守りするって言ったのに結局、守れなくて……、離れ離れになったのがイヤだったんです」
前回のクッパ戦において、🌸を守ると伝えていながらも実際はルイージと共に先にステージ外に落とされ、キノコ城の乗っ取りの際も二人は離れ離れとなっていたのだ。マリオ達の前では明るく振舞っていたものの、内心は気にしていたのであった。
「だから今回は、何があってもぜーったいお守り出来る様にします!」
『……、うん。頼りにしてるね♡』
ヨッシーの宣言を聞き、🌸は否定する事もなく笑顔を浮かべて返答した。
「あ、あと!クッパに勝ったらケーキも一緒に食べて、ちゅーとかデートとかも……!」
『いや浮かれすぎでしょ!それに要求多っ!』
.