スーパーマリオ64編
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クッパからの果たし状を受けたマリオ達は、再戦に挑む為に最終面 に赴いた。
「前にこのコースへ来た時は、絨毯 のおっさんに乗って来たんだよな」
「そうそう。だから途中を一飛ばして、一気に決戦 場まで行けたんですよね」
『絨毯 どうしたんだろう?』
一回目では、"レインボークルーズ"で仲間にした絨毯 に乗り、そのまま決戦 場へと向かったマリオ達であった。だが今回は、その絨毯 の姿は見当たらない。
「この間のクッパの攻撃にやられて、治療に行ってるみたいだよ」
事情を知っている赤ボムが四人に伝えた事で、今回は絨毯 のサポート無しで、決戦 場へ向かわなければならなくなった。
「スムーズに進める様に、イメージトレーニングしていこう」
「そりゃいいな」
「やりましょう」
『やってみよ』
ルイージの提案に乗った三人は、目を瞑った。
自分達がコースを歩いている構図が思い浮かぶも_____、敵キャラに遭遇してステージ外に落とされ、ダメージを受けている光景ばかりであった。
「う〜〜」
「う〜〜!」
『うぅ〜〜っ』
「悪い事ばかり考えるなよ〜〜っ!」
本来の目的を持ってイメージトレーニングが出来ていないと分かると、ルイージも三人にツッコミを入れた。
気を取り直し、クッパが待ち構える決戦 場を目指す為にマリオ達は足を進めていく。
「このコースにも、敵キャラは居ますからね」
『気をつけないとね』
最終面 という事もあり、今まで以上に敵キャラの配置数が多い。面 からの落下死が無いように慎重に進んでいく中____、マリオ達の前に敵キャラが立ちはだかる。
だが、マリオ達は_____、その姿に気づく事もなく通り過ぎようとした。
「無視するな〜〜〜っ!!」
「なんだ? 何か居るのかよ」
足元から声が聞こえた事で、マリオ達は視線を下ろした。
そこには、バッタンキングの姿があったが、かつて見た巨大な姿はなくなっており____、通常のバッタンよりも小さなサイズとなっていた。
「わぁっ! ちっちゃいです!」
『何で、そんなに小さくなっちゃってんの?』
「マリオに二回も砕かれてるからな! 一回目はおれの砦、二回目はキノコ城を乗っ取った時に………、おかげで女房や子供にも逃げられちゃうしよー! クッパ軍団からも除名されちゃったんだぜ!!」
『二回目は、わたしが知らない時だ〜』
一回目は自分が関わっていた事であるが、二回目は知らない場所で起きていた事と分かり、🌸は汗を垂らした。
「じゃあ、ついでに踏み潰して粉々にしてやるぜ」
自分よりも小さくなった相手を見て、マリオはバッタンキングを踏みつぶそうとした。
「マリオさん、止めて下さいっ! もうこれ以上、可哀想な目に遭わせちゃダメですよ!」
しかし、ヨッシーがマリオを止めに入った事で、バッタンキングが踏み潰される事はなかった。
「おれは、どうなっても良いのかよぉ!」
『はいはい、引き上げるからね〜』
ヨッシーに押された事で、ステージ外へと落とされかけていたマリオを🌸と赤ボムが共に引き上げていく。
「バッタンキングさん! 小さくたって、宝石は輝いてるんですからねっ!!」
「ソイツは、ただの石だぜ」
「こんな時に、コテコテの芝居するなよ」
ヨッシーの過剰なまでに泣き出す姿を見て、マリオとルイージは汗を垂らしながら、ツッコミを入れた。
「しっかり生きていくんですよーーっ!!」
『この辺、危ないから気をつけてね〜』
ヨッシーと🌸がバッタンキングに声を掛けてから、再びクッパの居る決戦 場を目指して進んでいく。
「ヨッシー………ッ」
敵であるにも関わらず、自分を助けてくれたヨッシーに、バッタンキングは涙を流した。
・
『ヨッシー、優しいね』
先程のバッタンキングとのやり取りを見て、🌸はヨッシーに声を掛けた。
「いくら敵キャラだったバッタンキングさんでも、放っておけませんからね!……、それにわたし、前に🌸さんをお守りするって言ったのに結局、守れなくて……、離れ離れになったのがイヤだったんです」
前回のクッパ戦において、🌸を守ると伝えていながらも実際はルイージと共に先にステージ外に落とされ、キノコ城の乗っ取りの際も二人は離れ離れとなっていた。マリオ達の前では明るく振舞っていたものの、内心は気にしていたのであった。
「だから今回は……、何があっても、ぜーったいお守り出来る様にします!」
『……、うん。頼りにしてるね♡』
ヨッシーの宣言を聞き、🌸は否定する事もなく笑顔を浮かべて返答した。
「あ、あと! クッパに勝ったら、ケーキも一緒に食べて、ちゅーとかデートとかも……!」
『いや、浮かれすぎでしょ! それに要求多っ!』
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クッパからの果たし状を受けたマリオ達は、再戦に挑む為に
「前にこのコースへ来た時は、
「そうそう。だから途中を一飛ばして、一気に
『
一回目では、"レインボークルーズ"で仲間にした
「この間のクッパの攻撃にやられて、治療に行ってるみたいだよ」
事情を知っている赤ボムが四人に伝えた事で、今回は
「スムーズに進める様に、イメージトレーニングしていこう」
「そりゃいいな」
「やりましょう」
『やってみよ』
ルイージの提案に乗った三人は、目を瞑った。
自分達がコースを歩いている構図が思い浮かぶも_____、敵キャラに遭遇してステージ外に落とされ、ダメージを受けている光景ばかりであった。
「う〜〜」
「う〜〜!」
『うぅ〜〜っ』
「悪い事ばかり考えるなよ〜〜っ!」
本来の目的を持ってイメージトレーニングが出来ていないと分かると、ルイージも三人にツッコミを入れた。
気を取り直し、クッパが待ち構える
「このコースにも、敵キャラは居ますからね」
『気をつけないとね』
だが、マリオ達は_____、その姿に気づく事もなく通り過ぎようとした。
「無視するな〜〜〜っ!!」
「なんだ? 何か居るのかよ」
足元から声が聞こえた事で、マリオ達は視線を下ろした。
そこには、バッタンキングの姿があったが、かつて見た巨大な姿はなくなっており____、通常のバッタンよりも小さなサイズとなっていた。
「わぁっ! ちっちゃいです!」
『何で、そんなに小さくなっちゃってんの?』
「マリオに二回も砕かれてるからな! 一回目はおれの砦、二回目はキノコ城を乗っ取った時に………、おかげで女房や子供にも逃げられちゃうしよー! クッパ軍団からも除名されちゃったんだぜ!!」
『二回目は、わたしが知らない時だ〜』
一回目は自分が関わっていた事であるが、二回目は知らない場所で起きていた事と分かり、🌸は汗を垂らした。
「じゃあ、ついでに踏み潰して粉々にしてやるぜ」
自分よりも小さくなった相手を見て、マリオはバッタンキングを踏みつぶそうとした。
「マリオさん、止めて下さいっ! もうこれ以上、可哀想な目に遭わせちゃダメですよ!」
しかし、ヨッシーがマリオを止めに入った事で、バッタンキングが踏み潰される事はなかった。
「おれは、どうなっても良いのかよぉ!」
『はいはい、引き上げるからね〜』
ヨッシーに押された事で、ステージ外へと落とされかけていたマリオを🌸と赤ボムが共に引き上げていく。
「バッタンキングさん! 小さくたって、宝石は輝いてるんですからねっ!!」
「ソイツは、ただの石だぜ」
「こんな時に、コテコテの芝居するなよ」
ヨッシーの過剰なまでに泣き出す姿を見て、マリオとルイージは汗を垂らしながら、ツッコミを入れた。
「しっかり生きていくんですよーーっ!!」
『この辺、危ないから気をつけてね〜』
ヨッシーと🌸がバッタンキングに声を掛けてから、再びクッパの居る
「ヨッシー………ッ」
敵であるにも関わらず、自分を助けてくれたヨッシーに、バッタンキングは涙を流した。
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『ヨッシー、優しいね』
先程のバッタンキングとのやり取りを見て、🌸はヨッシーに声を掛けた。
「いくら敵キャラだったバッタンキングさんでも、放っておけませんからね!……、それにわたし、前に🌸さんをお守りするって言ったのに結局、守れなくて……、離れ離れになったのがイヤだったんです」
前回のクッパ戦において、🌸を守ると伝えていながらも実際はルイージと共に先にステージ外に落とされ、キノコ城の乗っ取りの際も二人は離れ離れとなっていた。マリオ達の前では明るく振舞っていたものの、内心は気にしていたのであった。
「だから今回は……、何があっても、ぜーったいお守り出来る様にします!」
『……、うん。頼りにしてるね♡』
ヨッシーの宣言を聞き、🌸は否定する事もなく笑顔を浮かべて返答した。
「あ、あと! クッパに勝ったら、ケーキも一緒に食べて、ちゅーとかデートとかも……!」
『いや、浮かれすぎでしょ! それに要求多っ!』
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