スーパーマリオ64編
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【ようやく目ぇ覚めやがったですか】
背後から声が聞こえて、振り向く赤ボムであったが____、敵キャラの姿を見るなり声をあげた。
『へ? わたしがもう一人居る………』
【わたしは……、鏡の世界の🌸です。驚けです!】
仁王立ちして、二人を見下ろしていたのは____、🌸と瓜二つの姿をした鏡世界の🌸であった。鏡世界の住人という事もあり、体全体が銀色一式に染められ、艶 が目立っていた。
『ん、全然』
【もっとリアクションをくれやがれです!】
「こっちの🌸は、リアクションが激しいなぁ」
現実世界の🌸と異なり、ツッコミの勢いが激しいもう一人の🌸に対し、赤ボムが冷静に分析しながらも🌸を縛っている縄をさり気なく解いていく。
『鏡部屋って事は……、キノコ城の二階か。マリオ達は居ないし、私だけ捕まっちゃった感じかな』
【残念だったなです。現実世界のマリオ達は、お前なんかを助けに来るなんて、不可能に違ぇねぇです!】
もう一人の🌸の言葉に耳を疑い、🌸はどういう事かと問いかけた。
【お前らが集めたパワースターは全部無くなって、今やキノコ城はクッパ様に支配されたのです。絵の世界 に居たボスキャラ達も全員出てきて、現実世界のマリオ達なんか捻り潰されてゲームオーバーになるです!】
『大変な事になってるなぁ……。あと、わたしの顔でクッパ様って言うな〜』
【いたたたたっ! 野蛮! 乱暴! 暴力反対!】
話の途中にも関わらず、🌸は自分の顔でそのような事を言うもう一人の🌸の頬を抓る。
『なるほどね………。あなた、鏡世界のわたしだから性格も正反対ね。敬語の癖に変な口調で、変に怯えてる感じとかも全部』
「じゃあもしかして、鏡の世界のマリオ達も……」
【あんなヒゲ野郎の名前なんか、二度と出さないでくれです!! カッコつけでナルシストで、いつもわたしを苛めてくるヒゲ野郎共なんか、大嫌いです!!】
『めちゃくちゃ嫌われてんじゃん。何してんだか……』
マリオの話題を出した途端に、もう一人の🌸は突然と泣き出し、鏡世界のマリオ達の悪口をここぞとばかりに零していく。
「もう一人の🌸の言う通りなんだ。絵の世界 の敵がみんな、クッパのせいでこの城に居着いちゃってるんだ! このままじゃ、ピーチ姫も助けられないままだよっ!!」
クッパの手に落ちたキノコ城には現在、各世界 に存在していたボスキャラ達が勢揃いしていた。
だか、この鏡部屋のみはもう一人の自分が出てくる事でマリオの味方となる者が現れて、クッパの計画が崩れる恐れがあった為に、ボスキャラは一人も入っていなかった。代わりにキノコ城内に落とされた🌸を捕え、閉じ込めていたのであった。
『だったらボスキャラ全員、元の世界 に戻すしかないね』
【無理に決まってやがるです! どれだけの数が居ると思うですか! きっと今頃、現実世界のマリオ達もボコボコのメッタメタに………、】
『よく喋る口だね〜』
変わらず喋り続けるもう一人の🌸に近づき、今度は両手を使って頬を抓る。
【いひゃいれふぅ !】
『まだ何もしてないのに、そう決めつけられちゃ、溜まったもんじゃないからね〜……あ、そうだ。もう一人の🌸ちゃん』
【な、何だよです。その気持ち悪い笑顔は……】
もう一人の自分を痛めつけた🌸は_____、ある考えが浮かぶと、意味深な笑みを浮かべて声をかけた。
『ボス達を元の世界 に戻すの手伝ってよ』
「えっ!?」
その提案に、もう一人の🌸だけでなく赤ボムも驚きの声をあげた。
【はぁ!? だ、誰がお前なんかに、協力しやがるですかっ!! わたしは、お前をここに閉じ込める役割を与えられたのです!簡単に、外に出す訳ねぇ……、】
『鏡を壊されたくなかったら、わたし達に協力して♡』
自分の提案に乗らないもう一人の🌸を見て、🌸は笑顔を浮かべながら、赤ボムを鏡に投げ飛ばす体勢を取って脅迫した。
【します! 協力しますから、爆弾を降ろしやがれです〜〜っ!!】
「ぼくも協力するよ!」
突然____、どこからか、声が聞こえて🌸は周囲を見渡した。
声の主の姿が見つからないと思われたが____、2面で登場したテレサが姿を見せた。
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【ようやく目ぇ覚めやがったですか】
背後から声が聞こえて、振り向く赤ボムであったが____、敵キャラの姿を見るなり声をあげた。
『へ? わたしがもう一人居る………』
【わたしは……、鏡の世界の🌸です。驚けです!】
仁王立ちして、二人を見下ろしていたのは____、🌸と瓜二つの姿をした鏡世界の🌸であった。鏡世界の住人という事もあり、体全体が銀色一式に染められ、
『ん、全然』
【もっとリアクションをくれやがれです!】
「こっちの🌸は、リアクションが激しいなぁ」
現実世界の🌸と異なり、ツッコミの勢いが激しいもう一人の🌸に対し、赤ボムが冷静に分析しながらも🌸を縛っている縄をさり気なく解いていく。
『鏡部屋って事は……、キノコ城の二階か。マリオ達は居ないし、私だけ捕まっちゃった感じかな』
【残念だったなです。現実世界のマリオ達は、お前なんかを助けに来るなんて、不可能に違ぇねぇです!】
もう一人の🌸の言葉に耳を疑い、🌸はどういう事かと問いかけた。
【お前らが集めたパワースターは全部無くなって、今やキノコ城はクッパ様に支配されたのです。絵の
『大変な事になってるなぁ……。あと、わたしの顔でクッパ様って言うな〜』
【いたたたたっ! 野蛮! 乱暴! 暴力反対!】
話の途中にも関わらず、🌸は自分の顔でそのような事を言うもう一人の🌸の頬を抓る。
『なるほどね………。あなた、鏡世界のわたしだから性格も正反対ね。敬語の癖に変な口調で、変に怯えてる感じとかも全部』
「じゃあもしかして、鏡の世界のマリオ達も……」
【あんなヒゲ野郎の名前なんか、二度と出さないでくれです!! カッコつけでナルシストで、いつもわたしを苛めてくるヒゲ野郎共なんか、大嫌いです!!】
『めちゃくちゃ嫌われてんじゃん。何してんだか……』
マリオの話題を出した途端に、もう一人の🌸は突然と泣き出し、鏡世界のマリオ達の悪口をここぞとばかりに零していく。
「もう一人の🌸の言う通りなんだ。絵の
クッパの手に落ちたキノコ城には現在、各
だか、この鏡部屋のみはもう一人の自分が出てくる事でマリオの味方となる者が現れて、クッパの計画が崩れる恐れがあった為に、ボスキャラは一人も入っていなかった。代わりにキノコ城内に落とされた🌸を捕え、閉じ込めていたのであった。
『だったらボスキャラ全員、元の
【無理に決まってやがるです! どれだけの数が居ると思うですか! きっと今頃、現実世界のマリオ達もボコボコのメッタメタに………、】
『よく喋る口だね〜』
変わらず喋り続けるもう一人の🌸に近づき、今度は両手を使って頬を抓る。
【
『まだ何もしてないのに、そう決めつけられちゃ、溜まったもんじゃないからね〜……あ、そうだ。もう一人の🌸ちゃん』
【な、何だよです。その気持ち悪い笑顔は……】
もう一人の自分を痛めつけた🌸は_____、ある考えが浮かぶと、意味深な笑みを浮かべて声をかけた。
『ボス達を元の
「えっ!?」
その提案に、もう一人の🌸だけでなく赤ボムも驚きの声をあげた。
【はぁ!? だ、誰がお前なんかに、協力しやがるですかっ!! わたしは、お前をここに閉じ込める役割を与えられたのです!簡単に、外に出す訳ねぇ……、】
『鏡を壊されたくなかったら、わたし達に協力して♡』
自分の提案に乗らないもう一人の🌸を見て、🌸は笑顔を浮かべながら、赤ボムを鏡に投げ飛ばす体勢を取って脅迫した。
【します! 協力しますから、爆弾を降ろしやがれです〜〜っ!!】
「ぼくも協力するよ!」
突然____、どこからか、声が聞こえて🌸は周囲を見渡した。
声の主の姿が見つからないと思われたが____、2面で登場したテレサが姿を見せた。
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