スーパーマリオ64編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
.
「どうせそう来ると思ってよ、油をたっぷり塗っておいたんだ」
クッパの尻尾には大量の油が塗られており、マリオは手がベタついた事で上手く掴めずにいた。
『何それ、卑怯よ!』
「マリオ、これを使って!」
🌸から抗議の声が飛んでから、赤ボムはマリオに滑り止めのイボ付き手袋を渡した。油が付いた尻尾を難なく掴んだマリオはジャイアントスイングを披露し、クッパを爆弾が設置された場外へと飛ばしていく。
「下手くそめ、外しやがった」
「そんじゃ、こっちから当ててやるってんだ」
的が外れて安堵していたクッパだったが、絨毯がが爆弾をずらした事で爆弾が命中した。
『絨毯、ナイス!』
「わたしも一個、持ってきました」
ヨッシーはどこから爆弾を持ってくると、マリオに渡した。それを受け取ったマリオは、クッパめがけて爆弾を投げると見事に命中した。
「あと一発だな」
「あぁ。クリア目前だぜ」
『意外と楽勝だったね』
あと一発、クッパに爆弾を当てればマリオ達の勝利であり、ピーチ姫も救出できる。けれど、クッパもボロボロの状態でありながら負けじと立ちはだかる。
「そうはいくかーーー!!」
ステージの中心にてクッパは大きくジャンプして着地すると_____その衝撃から、地面にヒビが入る。次第にヒビの範囲が広くなると、足場が崩壊していき、ルイージとヨッシーは足を滑らせてしまった。
「どわーーっ!ステージが崩れた!」
「あーーーっ!!」
《待ってろ、いま助けてやるぜ!》
赤ボムと絨毯が、ルイージとヨッシーを救出すべく猛スピードで駆けつけていく。
「邪魔すんじゃねぇっつーの!」
それを見越したクッパは火炎放射を放ち、赤ボムとじゅうたんを撃退した。それにより、ルイージとヨッシーの救出は叶わず、ステージから落下していった。
マリオはステージ外に落とされた仲間達の名を呼ぶが、返事が聞こえてくる事はなかった。
(………、今しかない!あれを使うのは!!)
マリオと🌸だけになったこの場にて、🌸は秘密兵器の"へんしん帽子"を取り出そうとしたが、クッパはそれすらも見切っていた。
「パチモンに変身させてたまるかーーーっ!!」
帽子を出すより前にクッパの拳が飛び、🌸は頬にダメージを受けると、その場でよろめいた。
「"ほのおのうみ"では散々、わしの事を痛めつけてくれたな!倍にして返してやるぜっ!!」
🌸が拳を出すより前に、クッパは全速力からのタックルを喰らわせた。運悪くクッパの肘が🌸の腹部にめり込み、息も出来ずに呻き苦しむ。
「🌸!!」
ステージ外から落とされかけた🌸の元へマリオが全速力で向かい、手を掴もうと必死に腕を伸ばす。
「…………、…………っ?!」
だが、🌸は意識を無くしたせいで、手が降ろされていた。マリオの手は虚しく宙を掴み、ステージ外へ落下していく🌸を見ているしか出来なかった。
「これでお前の仲間は、みんな居なくなった!この星型のステージで最後の勝負だ!」
マリオ以外の面々をステージ上から消し去り、絶好の舞台が整ったとクッパは高笑いをした。非道なまでに仲間を痛めつけられた挙句に消された事で、マリオの怒りは頂点に達していた。
「クッパ……ッ、てめぇ……!許さねぇ……、………許さねぇ!もう頭きたぜーーーっっ!!」
マリオの言葉に、これまで各ステージで集めてきたパワースターが反応し、力強く輝き出した。
「パワースター!おれに力をくれーーっ!!」
パワースターはマリオの元へと集まり、次第に巨大な星 へと姿を変えていく。それにより、マリオの体には力が漲 っていた。
「よくもアイツらを………、これがおれの怒りの力 だっ!!」
星 の輝きと共に祈りの力を受けたクッパは、体の至る所にダメージを負い、傷だらけになるとその場に倒れた。
「ざまぁみろ、クッパ」
星 からの力を受けたマリオは、倒れたクッパを見て吐き捨てた。ピーチ姫を救出して、次にステージ外へと落とされた仲間達の所へ行こう……とまで考えていた中、クッパの手がピクっと動き出し、声を上げて立ち上がる。
「ざけんなよ〜〜!まだまだじゃ〜〜〜!!せっかく、永遠の宿敵 同士が勝負しようとしてんだ。簡単にやられちゃ、申し訳ないだろ。今度こそ、ホントに決着を付けてやらぁ!!」
「望む所だっ!!」
マリオがクッパに飛び掛ろうとすると_____クッパは徐 に、ニンテンドー64のコントローラーを取り出した。
「はい。プチッとAボタン」
ニッコリと笑顔を浮かべたまま、クッパはボタンを押した。すると、時間が経つに連れてマリオの体が半透明に透けていき、異変が起きていた。
「クッパ!お前……、何をしたーーーっ!!」
「今までの"データ"を全て消してやったのさ!これでこの城は、わしのものじゃーーーっ!!」
.
「どうせそう来ると思ってよ、油をたっぷり塗っておいたんだ」
クッパの尻尾には大量の油が塗られており、マリオは手がベタついた事で上手く掴めずにいた。
『何それ、卑怯よ!』
「マリオ、これを使って!」
🌸から抗議の声が飛んでから、赤ボムはマリオに滑り止めのイボ付き手袋を渡した。油が付いた尻尾を難なく掴んだマリオはジャイアントスイングを披露し、クッパを爆弾が設置された場外へと飛ばしていく。
「下手くそめ、外しやがった」
「そんじゃ、こっちから当ててやるってんだ」
的が外れて安堵していたクッパだったが、絨毯がが爆弾をずらした事で爆弾が命中した。
『絨毯、ナイス!』
「わたしも一個、持ってきました」
ヨッシーはどこから爆弾を持ってくると、マリオに渡した。それを受け取ったマリオは、クッパめがけて爆弾を投げると見事に命中した。
「あと一発だな」
「あぁ。クリア目前だぜ」
『意外と楽勝だったね』
あと一発、クッパに爆弾を当てればマリオ達の勝利であり、ピーチ姫も救出できる。けれど、クッパもボロボロの状態でありながら負けじと立ちはだかる。
「そうはいくかーーー!!」
ステージの中心にてクッパは大きくジャンプして着地すると_____その衝撃から、地面にヒビが入る。次第にヒビの範囲が広くなると、足場が崩壊していき、ルイージとヨッシーは足を滑らせてしまった。
「どわーーっ!ステージが崩れた!」
「あーーーっ!!」
《待ってろ、いま助けてやるぜ!》
赤ボムと絨毯が、ルイージとヨッシーを救出すべく猛スピードで駆けつけていく。
「邪魔すんじゃねぇっつーの!」
それを見越したクッパは火炎放射を放ち、赤ボムとじゅうたんを撃退した。それにより、ルイージとヨッシーの救出は叶わず、ステージから落下していった。
マリオはステージ外に落とされた仲間達の名を呼ぶが、返事が聞こえてくる事はなかった。
(………、今しかない!あれを使うのは!!)
マリオと🌸だけになったこの場にて、🌸は秘密兵器の"へんしん帽子"を取り出そうとしたが、クッパはそれすらも見切っていた。
「パチモンに変身させてたまるかーーーっ!!」
帽子を出すより前にクッパの拳が飛び、🌸は頬にダメージを受けると、その場でよろめいた。
「"ほのおのうみ"では散々、わしの事を痛めつけてくれたな!倍にして返してやるぜっ!!」
🌸が拳を出すより前に、クッパは全速力からのタックルを喰らわせた。運悪くクッパの肘が🌸の腹部にめり込み、息も出来ずに呻き苦しむ。
「🌸!!」
ステージ外から落とされかけた🌸の元へマリオが全速力で向かい、手を掴もうと必死に腕を伸ばす。
「…………、…………っ?!」
だが、🌸は意識を無くしたせいで、手が降ろされていた。マリオの手は虚しく宙を掴み、ステージ外へ落下していく🌸を見ているしか出来なかった。
「これでお前の仲間は、みんな居なくなった!この星型のステージで最後の勝負だ!」
マリオ以外の面々をステージ上から消し去り、絶好の舞台が整ったとクッパは高笑いをした。非道なまでに仲間を痛めつけられた挙句に消された事で、マリオの怒りは頂点に達していた。
「クッパ……ッ、てめぇ……!許さねぇ……、………許さねぇ!もう頭きたぜーーーっっ!!」
マリオの言葉に、これまで各ステージで集めてきたパワースターが反応し、力強く輝き出した。
「パワースター!おれに力をくれーーっ!!」
パワースターはマリオの元へと集まり、次第に巨大な
「よくもアイツらを………、これがおれの怒りの
「ざまぁみろ、クッパ」
「ざけんなよ〜〜!まだまだじゃ〜〜〜!!せっかく、永遠の
「望む所だっ!!」
マリオがクッパに飛び掛ろうとすると_____クッパは
「はい。プチッとAボタン」
ニッコリと笑顔を浮かべたまま、クッパはボタンを押した。すると、時間が経つに連れてマリオの体が半透明に透けていき、異変が起きていた。
「クッパ!お前……、何をしたーーーっ!!」
「今までの"データ"を全て消してやったのさ!これでこの城は、わしのものじゃーーーっ!!」
.