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クッパが威勢よく言い放つも、後方から風が吹き荒れると_____、



_____、クローンだと思われたクッパ達の正体は木製の看板であり、前へと倒れていく。


「ただの絵かよ〜〜〜！」
「あーあ、せっかく苦労（クローン）して作ったのに」
「うるさいわいっ！」


クローンの正体がバレた事に、言葉ではガッカリしていたクッパにマリオがツッコミを入れる。


《ヒゲ野郎、あんな大ボケにやられんじゃねーぞ》
「任しとけっ！」


マリオ達は絨毯（じゅうたん）から降りて、クッパの待ち構えるステージに降り立った。


「わしを甘く見るんじゃないぜ。64最終面（ラストステージ）のクッパは、今までのクッパと違うんだ」
「どこが違うんだよ」
「今、見せてやるわ！」


煙が出現すると、影であるがクッパが別の生物へと姿を変えていた。

その証拠にクッパの顔をした竜（ドラゴン）が姿を表し、マリオ達は声を上げた。


「さぁ、来い！」


だが、実際に姿を見せたのは_____、竜（ドラゴン）の被り物をした腑抜けたクッパであり、マリオ達は拍子抜けをした。


「いつまでボケとんじゃ！」
「いい加減にしろーーっ！」


マリオとルイージはクッパのボケだと分かると直ぐ様、攻撃をしてダメージを与えていく。


《あれが敵の親玉かよ。てーしたこたぁねぇな。コイツぁ、ヒゲ野郎の楽勝だな》
「うん。マリオ達は強いからね」


外野から観戦していた絨毯（じゅうたん）と赤ボムは、マリオ達が優勢である状況を見て、早くも勝ちを確信していた。


「さぁて……、お遊びはこれまでだ」
「最終決戦なんだぜ！ ちったぁマジメにやれよ！！」


あと少しでピーチ姫を救出出来るというギリギリの所で、最終面（ラストステージ）に挑んでいるも関わらず、大ボケを繰り返すクッパにマリオは痺れを切らした。


「最後のバトルだ。せいぜい楽しもうぜ」


だが、クッパは怪しく笑みを浮かべた。

その心の余裕を表すかのように、四人に向けて衝撃波、ファイアブレス、おまけにオナラの三連続攻撃を繰り出した。



早速、本気の力（パワー）を受けた四人は開始早々、傷だらけになっていた。


「もうくたばったんじゃないだろーな。お楽しみは、これからだぜ」
「このままじゃ、何もしないでやられてしまう」
「反撃しないと……」


ルイージとヨッシーは反撃の策を練ようとする。しかし、いつものクッパと違う事で出方を伺っており、苦悶している。


「おれがやってやる！」
「マリオ！ 一人じゃ危険だ！」


マリオは単身でクッパの元へと向かい、ルイージが声を上げた。


「クッパのば〜〜か……、どーだ！ 一発かましてやったぜ！」
「悪口を言っただけじゃないか！」
『四人で力を合わせて戦おうよ！ マリオとクッパが、1体1で戦えるように！！』


"ほのおのうみ"での戦いに習い、散り散りに挑むのでなく、協力してクッパの妨害を行いつつ、一人がクッパに攻撃が出来る体制を作る事を🌸が提案した。


マリオがクッパの尻尾を掴む為に、ルイージ・ヨッシー・🌸の三人はクッパの足止めに入る。ヨッシーは長い舌で視界を眩（くら）ませルイージと🌸はこちらに意識を向けさせようと、殴るや蹴るを繰り返していく。




三人の足止めが功を期して、マリオはクッパの背後に回り込む事に成功し、尻尾を掴もうとした。



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