スーパーマリオ64編
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不思議な感覚と空間の歪みが収まってから、🌸は土管から顔を覗かせた。
『あ〜、変な感じだった〜〜………、あれ? マリオ達は?』
先程まで、一緒に居たはずのマリオ達の姿がなく____、🌸一人だけとなっていた。
『先に行っちゃったのかな……でも、一緒に居たからそれもないし。別の所にワープしちゃったのかな』
キノコ王国には、ワープ土管という移動用の土管が存在している事から、"チビでかアイランド"の土管も同じ機能が備わっているのかと🌸は考えた。
「おうおうっ! 待ってたぜ、🌸!!」
「とっとと出て来やがれー!!」
頭上から、クリボーやプロペラヘイホーの声が聞こえたが____、あまりの大声量に、🌸は両耳に手を当てた。
『うるさっ! 何でこんな……、って、ええっ!?』
顔を上げると、自分を囲っていたクリボーやプロペラヘイホーの大きさが____、"チビ島"よりも数倍の大きさとなっており、逆に🌸が小さくなっている事態であった。
『きみ達、食べすぎたの?』
「んな訳あるかっ! ここは"デカ島"で、おれらがデカくなってるだけだ!」
ちびクリボーの策略に嵌 り____、"チビ島"から"デカ島"へワープし、更にはマリオ達の居る場所と全く異なる場所へと、辿り着いてしまったのだ。
「小さいお前なんか怖くもねーや! 覚悟しろーーっ!!」
デカサイズのクリボーとプロペラヘイホーが攻撃を仕掛けられた。
自分よりサイズの大きい敵に囲まれているが____、落ち着いている🌸は土管の外には出ず、中に避難していく。
『ここまで来ちゃ、あのデカいクリボー達も来れないでしょ………っ、っ〜〜〜?!』
🌸は、"チビ島"に戻ろうしとしたが_____、入口付近にブロックやゴミが捨てられており、"チビ島"に戻る土管が塞がれていた。
『えーーーっ!? これじゃ、"チビ島"に戻れないし、マリオ達もどこに居るか分からないじゃん!、………、まぁいっか。何とかなるでしょ』
戻る術が無くなり、マリオ達が不在で困り果てるかと思われたが、🌸はお気楽な様子で土管の中に座り込み、どうするか考えるのであった。
・
同時刻、"デカ島"に幽閉されたマリオ達は____、サイズの大きくなった敵キャラに見つからないよう、草むらに隠れていた。
「参ったなぁ。🌸がらどこかに行っちまったよ」
「無事だと良いんだけどね」
マリオと赤ボムが🌸の安否を心配していた中、ヨッシーはどこからか取り出した自分と🌸の姿が模倣されたパペット人形を取り出した。
「キャー、ヨッシー怖かったー」
「もう大丈夫ですよ。わたしが来たからには、みんな食べちゃいます」
「キャー、ヨッシーカッコイイー」
「えへへっ、当然です。なんたって、わたしはマリオさんより強いんですからっ」
「なに遊んでんじゃお前は〜〜〜っ!!」
パペットで遊び出したヨッシーを見て、マリオは思いきり蹴りを入れた。
「何するんですか! せっかく、🌸さんを見つけた時のシミュレーションをしてたのに」
「んな事してんなら、ここに置いてくぞ」
「にしても、🌸の再現度が低くない?」
「マリオ達がこっちに来てるんだって!?」
突然_____、クリボーの大きな声が聞こえた。だが、あまりの声量の大きさにマリオは耳を塞ぐ。
「ひ〜〜〜っ、めちゃデカい声〜〜、……っ」
「敵もデカイいから、普通に喋っても大声になるんだよ」
今のマリオ達では、クリボーと戦う事すらままならない。姿勢を低くして、草むらの中に隠れる形で逃げていこうと動き出す。
「奴等が、別のワープ土管を見つけない内に……」
もう一匹のクリボーの言葉で重要なワードが出ると____、マリオは耳を傾けて、最後まで聞き取った。
「おい、今の聞いたか! ワープ土管は、一つじゃなかったんだ!」
「それを見つければ、"チビ島"に戻れるんだね」
「あぁ。目の前が、この青空のように明るくなったぜ!」
マリオが笑顔を浮かべながら、雲ひとつない晴天を見上げると______、三人の居る場所だけ、大きな影が出来上がった。
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不思議な感覚と空間の歪みが収まってから、🌸は土管から顔を覗かせた。
『あ〜、変な感じだった〜〜………、あれ? マリオ達は?』
先程まで、一緒に居たはずのマリオ達の姿がなく____、🌸一人だけとなっていた。
『先に行っちゃったのかな……でも、一緒に居たからそれもないし。別の所にワープしちゃったのかな』
キノコ王国には、ワープ土管という移動用の土管が存在している事から、"チビでかアイランド"の土管も同じ機能が備わっているのかと🌸は考えた。
「おうおうっ! 待ってたぜ、🌸!!」
「とっとと出て来やがれー!!」
頭上から、クリボーやプロペラヘイホーの声が聞こえたが____、あまりの大声量に、🌸は両耳に手を当てた。
『うるさっ! 何でこんな……、って、ええっ!?』
顔を上げると、自分を囲っていたクリボーやプロペラヘイホーの大きさが____、"チビ島"よりも数倍の大きさとなっており、逆に🌸が小さくなっている事態であった。
『きみ達、食べすぎたの?』
「んな訳あるかっ! ここは"デカ島"で、おれらがデカくなってるだけだ!」
ちびクリボーの策略に
「小さいお前なんか怖くもねーや! 覚悟しろーーっ!!」
デカサイズのクリボーとプロペラヘイホーが攻撃を仕掛けられた。
自分よりサイズの大きい敵に囲まれているが____、落ち着いている🌸は土管の外には出ず、中に避難していく。
『ここまで来ちゃ、あのデカいクリボー達も来れないでしょ………っ、っ〜〜〜?!』
🌸は、"チビ島"に戻ろうしとしたが_____、入口付近にブロックやゴミが捨てられており、"チビ島"に戻る土管が塞がれていた。
『えーーーっ!? これじゃ、"チビ島"に戻れないし、マリオ達もどこに居るか分からないじゃん!、………、まぁいっか。何とかなるでしょ』
戻る術が無くなり、マリオ達が不在で困り果てるかと思われたが、🌸はお気楽な様子で土管の中に座り込み、どうするか考えるのであった。
・
同時刻、"デカ島"に幽閉されたマリオ達は____、サイズの大きくなった敵キャラに見つからないよう、草むらに隠れていた。
「参ったなぁ。🌸がらどこかに行っちまったよ」
「無事だと良いんだけどね」
マリオと赤ボムが🌸の安否を心配していた中、ヨッシーはどこからか取り出した自分と🌸の姿が模倣されたパペット人形を取り出した。
「キャー、ヨッシー怖かったー」
「もう大丈夫ですよ。わたしが来たからには、みんな食べちゃいます」
「キャー、ヨッシーカッコイイー」
「えへへっ、当然です。なんたって、わたしはマリオさんより強いんですからっ」
「なに遊んでんじゃお前は〜〜〜っ!!」
パペットで遊び出したヨッシーを見て、マリオは思いきり蹴りを入れた。
「何するんですか! せっかく、🌸さんを見つけた時のシミュレーションをしてたのに」
「んな事してんなら、ここに置いてくぞ」
「にしても、🌸の再現度が低くない?」
「マリオ達がこっちに来てるんだって!?」
突然_____、クリボーの大きな声が聞こえた。だが、あまりの声量の大きさにマリオは耳を塞ぐ。
「ひ〜〜〜っ、めちゃデカい声〜〜、……っ」
「敵もデカイいから、普通に喋っても大声になるんだよ」
今のマリオ達では、クリボーと戦う事すらままならない。姿勢を低くして、草むらの中に隠れる形で逃げていこうと動き出す。
「奴等が、別のワープ土管を見つけない内に……」
もう一匹のクリボーの言葉で重要なワードが出ると____、マリオは耳を傾けて、最後まで聞き取った。
「おい、今の聞いたか! ワープ土管は、一つじゃなかったんだ!」
「それを見つければ、"チビ島"に戻れるんだね」
「あぁ。目の前が、この青空のように明るくなったぜ!」
マリオが笑顔を浮かべながら、雲ひとつない晴天を見上げると______、三人の居る場所だけ、大きな影が出来上がった。
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