スーパーマリオ64編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
.
「なんだ。何も出てこないじゃん」
「お化けなんて居ないんですね」
『今日はお休みなんじゃない?』
だが、あまりにも静かに近づきすぎた事で誰もお化けの存在に気づく事はなかった。
「コラーーーッ!無視すなーー!」
「あ、居たの」
『休みじゃなかったんだ』
「居たのって、お前らな〜〜………」
本来は驚かせる側のお化け達であるが、マリオと🌸の反応の薄さを見て、お化けとしてのプライドが壊されかけていた。
「"インパクト"のない出方だから、分かんなかった」
「それなら持ってるぞ」
「そりゃ、"コンパクト"だろっ!おれが教えてやるよ……、こうして、ああして……ついでにこれ付けて………ほらっ」
マリオはどこからか衣装・メイク道具一式を取り出すと、テレサをサンバ衣装に着替えさせた。
「ホントにこんなんで良いのかよ」
『それなら、みんなに"ウケる"じゃん』
「おれはどうすりゃいい?」
今度は、マリオ達の元に一体のアイクンが現れた。
『アイクンは……目薬刺しときゃ大丈夫』
「ホントに刺すな〜〜〜っ!」
目薬を用意した🌸は、アイクンにめがけて物理的に刺した事でツッコミを入れられた。マリオは先程から暗い曲ばかり流れていると気になり、オバケピアノに視線を向ける。
「そこのピアノもダメーーッ!暗い曲ばかり弾いてないで、陽気な曲もやんなくちゃ!」
弾に慣れていない曲調の曲を無理やり弾けと言われ、オバケピアノはヤケクソ気味に弾き始めた。
「おめーら、いい加減にしろよなっ!お化けと人間が仲良くやってんじゃねーよ!!」
どこからか低い声が聞こえると、マリオ達の前にお化け達の親玉であるボステレサが現れた。
「お化けはよぉ、人を脅かしてなんぼのもんだ!お化けを舐めんじゃねーーっ!」
ボステレサはマリオに向かってタックルし、二階まで吹き飛ばしていく。丁度ブロックが当たると、マリオは頭部にダメージを受けて🌸達の前に倒れ落ちてきた。
すると、マリオの足元が透けていた事に赤ボムが気がついた。
「マリオが消えていくっ!」
「マリオさんが死んじゃいましたーーっ!せっかく再会したのにーーーっ!!」
「打ち所が悪かったようだな。しかし、呆気ないぜ。そんなに悲しみてぇなら棺桶にでも入れてやんな」
ボステレサに促され、赤ボムとヨッシーは悲しみに打ちひしがれながらも棺桶を用意し、マリオをその中へと入れていく。
『ん?』
棺桶から星が現れた事に🌸が気がつく。赤ボムも続いてそれに気がつき、星を手に取った。
「これ、パワースターじゃないの?」
すると今度は、棺桶がガタガタと動き出すと、半透明になっていたはずのマリオが元気よく蓋を開けた。
「お前らな〜〜〜っ、まだ生きとるわいっ!!」
『スケスケブロックで透明になってたんだね』
🌸達はマリオが生きていた事に一安心したが、ボステレサは苦虫を噛み潰した様に表情を崩した。
「死に損ないめ。改めてあの世に送ってやるわ」
「やれるものなら、やってみろよっ」
「試合開始だーーーっ!!」
マリオとボステレサの1体1のバトルが繰り広げられる______かと思われた。
「あの〜〜、ご趣味は?」
「は、はい。ホラー鑑賞を少々……って、"見合い"じゃねぇ!"試合"じゃ!」
マリオがボケを繰り出し、ボステレサはノリツッコミを披露した。
「分かった、分かったから………行くぜーーーっ!」
気を取り直し、マリオは拳を構えてボステレサの顔面を殴ろうと距離を縮めていった。
「この顔で殴れるかしら?」
「殴れないよ〜〜〜っ!」
『そこで怯むなってっ』
ボステレサの顔がピーチ姫の顔へと変わった事で、マリオは手を引っ込めて、攻撃を止めてしまった。
『ほらマリオ、これがあれば倒せるから』
「あぁ、そっか!コイツらなら……」
🌸は、今の状況が理解出来ていないアイクン二体をマリオに渡した。
「どりゃ〜〜〜〜っ!!」
マリオはアイクン二体を掲げると、ボステレサの顔面に向けて投げつけた。すると、目の位置に丁度アイクンが嵌 り、どことなくキラキラとしたボステレサが誕生した。
「わぁ、取れない!この顔じゃ、もう人を驚かす事は出来ないよ〜〜〜!!」
「おれ達も普通のお化けには戻れないっすね」
インパクトの出る姿として改造された手下のお化け達が嘆く中、マリオが「いい方法があるぞ」と声を掛けた。
・
館の入口では、ステージ会場が設営されたいた。壇上の上には改造が施されたお化け達の姿があり、さながら駆け出しのタレントである。
「みんな、お笑いタレントになっちゃったんですね」
『何はともあれ、スターゲットだね!』
.
「なんだ。何も出てこないじゃん」
「お化けなんて居ないんですね」
『今日はお休みなんじゃない?』
だが、あまりにも静かに近づきすぎた事で誰もお化けの存在に気づく事はなかった。
「コラーーーッ!無視すなーー!」
「あ、居たの」
『休みじゃなかったんだ』
「居たのって、お前らな〜〜………」
本来は驚かせる側のお化け達であるが、マリオと🌸の反応の薄さを見て、お化けとしてのプライドが壊されかけていた。
「"インパクト"のない出方だから、分かんなかった」
「それなら持ってるぞ」
「そりゃ、"コンパクト"だろっ!おれが教えてやるよ……、こうして、ああして……ついでにこれ付けて………ほらっ」
マリオはどこからか衣装・メイク道具一式を取り出すと、テレサをサンバ衣装に着替えさせた。
「ホントにこんなんで良いのかよ」
『それなら、みんなに"ウケる"じゃん』
「おれはどうすりゃいい?」
今度は、マリオ達の元に一体のアイクンが現れた。
『アイクンは……目薬刺しときゃ大丈夫』
「ホントに刺すな〜〜〜っ!」
目薬を用意した🌸は、アイクンにめがけて物理的に刺した事でツッコミを入れられた。マリオは先程から暗い曲ばかり流れていると気になり、オバケピアノに視線を向ける。
「そこのピアノもダメーーッ!暗い曲ばかり弾いてないで、陽気な曲もやんなくちゃ!」
弾に慣れていない曲調の曲を無理やり弾けと言われ、オバケピアノはヤケクソ気味に弾き始めた。
「おめーら、いい加減にしろよなっ!お化けと人間が仲良くやってんじゃねーよ!!」
どこからか低い声が聞こえると、マリオ達の前にお化け達の親玉であるボステレサが現れた。
「お化けはよぉ、人を脅かしてなんぼのもんだ!お化けを舐めんじゃねーーっ!」
ボステレサはマリオに向かってタックルし、二階まで吹き飛ばしていく。丁度ブロックが当たると、マリオは頭部にダメージを受けて🌸達の前に倒れ落ちてきた。
すると、マリオの足元が透けていた事に赤ボムが気がついた。
「マリオが消えていくっ!」
「マリオさんが死んじゃいましたーーっ!せっかく再会したのにーーーっ!!」
「打ち所が悪かったようだな。しかし、呆気ないぜ。そんなに悲しみてぇなら棺桶にでも入れてやんな」
ボステレサに促され、赤ボムとヨッシーは悲しみに打ちひしがれながらも棺桶を用意し、マリオをその中へと入れていく。
『ん?』
棺桶から星が現れた事に🌸が気がつく。赤ボムも続いてそれに気がつき、星を手に取った。
「これ、パワースターじゃないの?」
すると今度は、棺桶がガタガタと動き出すと、半透明になっていたはずのマリオが元気よく蓋を開けた。
「お前らな〜〜〜っ、まだ生きとるわいっ!!」
『スケスケブロックで透明になってたんだね』
🌸達はマリオが生きていた事に一安心したが、ボステレサは苦虫を噛み潰した様に表情を崩した。
「死に損ないめ。改めてあの世に送ってやるわ」
「やれるものなら、やってみろよっ」
「試合開始だーーーっ!!」
マリオとボステレサの1体1のバトルが繰り広げられる______かと思われた。
「あの〜〜、ご趣味は?」
「は、はい。ホラー鑑賞を少々……って、"見合い"じゃねぇ!"試合"じゃ!」
マリオがボケを繰り出し、ボステレサはノリツッコミを披露した。
「分かった、分かったから………行くぜーーーっ!」
気を取り直し、マリオは拳を構えてボステレサの顔面を殴ろうと距離を縮めていった。
「この顔で殴れるかしら?」
「殴れないよ〜〜〜っ!」
『そこで怯むなってっ』
ボステレサの顔がピーチ姫の顔へと変わった事で、マリオは手を引っ込めて、攻撃を止めてしまった。
『ほらマリオ、これがあれば倒せるから』
「あぁ、そっか!コイツらなら……」
🌸は、今の状況が理解出来ていないアイクン二体をマリオに渡した。
「どりゃ〜〜〜〜っ!!」
マリオはアイクン二体を掲げると、ボステレサの顔面に向けて投げつけた。すると、目の位置に丁度アイクンが
「わぁ、取れない!この顔じゃ、もう人を驚かす事は出来ないよ〜〜〜!!」
「おれ達も普通のお化けには戻れないっすね」
インパクトの出る姿として改造された手下のお化け達が嘆く中、マリオが「いい方法があるぞ」と声を掛けた。
・
館の入口では、ステージ会場が設営されたいた。壇上の上には改造が施されたお化け達の姿があり、さながら駆け出しのタレントである。
「みんな、お笑いタレントになっちゃったんですね」
『何はともあれ、スターゲットだね!』
.