スーパーマリオ64編
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マリオと🌸がピーチ姫を救う為、絵画の世界 でパワースター集めをしていた頃、キノコ城の壁をよじ登り、屋根の上に到達していたある人物がいた。
「ピーチ姫のケーキを二人で食べさせてなるもんですか。私だってケーキを………食べたい〜〜!!」
涎 を垂らしながら、ケーキの事を考え叫んでいたのは_____、ヨッシーであった。
「マリオさんったらズルいです。🌸さんと一緒に、ケーキを食べようとしてるんですから。けど、🌸さんも🌸さんですよっ」
マリオがキノコ城へ向かう道中で落とした手紙を偶然拾ったヨッシーは、ケーキを求めてここまでやって来た。マリオだけがケーキを独占するのは勿論だが、🌸と一緒にケーキを食べようとしているとなると、ヨッシーの嫉妬心が燃え上がるのであった。
「けど、しばらく大食いしてないし……、少し練習していきますか」
力試しで大食いを始めたヨッシーは、キノコ城の屋根の一部を食べ始めていく。そして、五分も立たない内に腹は丸まっており、げっぷをした。
「力は衰えていませんね………、ん?」
ヨッシーがその場に座り込むと、屋根がメリメリと音を立て始める。
やがて木材の割れる音がすると_____、ヨッシーの座っていた場所に穴が空き、キノコ城へと落下していった。
・
同時刻、庭に置かれていた籠から"テレサのホラーハウス"に突入したマリオ達は、他のステージと異なる不気味な雰囲気に警戒していた。
『マリオ、怖いの?』
「こわかねーや。いつも怪物みたいな奴と戦ってんだぜ。お化けにゃ慣れっこだい」
幽霊に対して、特に恐怖心を抱いていない🌸は表情を崩す事もなかった。同じくマリオも表面上は笑顔を浮かべていたが、足はプルプルと震えていた。
「さ、行こーぜ🌸。お前が先な」
「ホントは、怖いんじゃないの?」
先頭でなく最後尾に付いたマリオに呆れながらも、🌸は先陣を切って玄関の扉を開けた。
「お邪魔しま〜す……、いかにもって感じだな」
館内に人の姿は見当たらず、頼りになる明かりも薄暗く、空気もどことなく冷たかった。
その時____、ホラーハウスの屋根を突き抜けて何かが落ちてきた。砂煙が収まると、頭部に刃物が突き刺さり、たんこぶで腫れ上がった顔に大量出血している怪物が二人の前に現れた。
「んわ〜〜〜!で、で、出た〜〜〜っ!!」
『一人だけ隠れないでよっ!』
マリオは🌸の背に隠れ、自分だけ怪物から身を守ろうとした。しかし、怪物がマリオの名を呼んでいた事で警戒心が解れ、🌸の肩越しから様子を伺った。
「わたしです! ヨッシーですよ!!」
聞き覚えのある声で再度、名前を呼ばれたマリオが怪物もとい____、傷だらけのヨッシーを見た。
「ヨッシー………、お前、何で!?」
「ケーキですよ。わたしもケーキ食べたいんです」
マリオと会話していたヨッシーであったが、今度🌸はと目が合うと、🌸の元へと走っていき、思いきり抱きしめた。
「🌸さ〜〜ん! 会いたかったです〜〜♡ わたしを置いて、マリオさんとケーキを食べようとしてただなんて……」
『え? 家に居なかったから、マリオから先に話を聞いてたのかと思って……』
「おれは、🌸と一緒に来るかと思ってたけど……」
三人の中で、すれ違いが起きていた事が発覚すると沈黙が流れる。だが___、それをすぐに破ったのはヨッシーであった。
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マリオと🌸がピーチ姫を救う為、絵画の
「ピーチ姫のケーキを二人で食べさせてなるもんですか。私だってケーキを………食べたい〜〜!!」
「マリオさんったらズルいです。🌸さんと一緒に、ケーキを食べようとしてるんですから。けど、🌸さんも🌸さんですよっ」
マリオがキノコ城へ向かう道中で落とした手紙を偶然拾ったヨッシーは、ケーキを求めてここまでやって来た。マリオだけがケーキを独占するのは勿論だが、🌸と一緒にケーキを食べようとしているとなると、ヨッシーの嫉妬心が燃え上がるのであった。
「けど、しばらく大食いしてないし……、少し練習していきますか」
力試しで大食いを始めたヨッシーは、キノコ城の屋根の一部を食べ始めていく。そして、五分も立たない内に腹は丸まっており、げっぷをした。
「力は衰えていませんね………、ん?」
ヨッシーがその場に座り込むと、屋根がメリメリと音を立て始める。
やがて木材の割れる音がすると_____、ヨッシーの座っていた場所に穴が空き、キノコ城へと落下していった。
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同時刻、庭に置かれていた籠から"テレサのホラーハウス"に突入したマリオ達は、他のステージと異なる不気味な雰囲気に警戒していた。
『マリオ、怖いの?』
「こわかねーや。いつも怪物みたいな奴と戦ってんだぜ。お化けにゃ慣れっこだい」
幽霊に対して、特に恐怖心を抱いていない🌸は表情を崩す事もなかった。同じくマリオも表面上は笑顔を浮かべていたが、足はプルプルと震えていた。
「さ、行こーぜ🌸。お前が先な」
「ホントは、怖いんじゃないの?」
先頭でなく最後尾に付いたマリオに呆れながらも、🌸は先陣を切って玄関の扉を開けた。
「お邪魔しま〜す……、いかにもって感じだな」
館内に人の姿は見当たらず、頼りになる明かりも薄暗く、空気もどことなく冷たかった。
その時____、ホラーハウスの屋根を突き抜けて何かが落ちてきた。砂煙が収まると、頭部に刃物が突き刺さり、たんこぶで腫れ上がった顔に大量出血している怪物が二人の前に現れた。
「んわ〜〜〜!で、で、出た〜〜〜っ!!」
『一人だけ隠れないでよっ!』
マリオは🌸の背に隠れ、自分だけ怪物から身を守ろうとした。しかし、怪物がマリオの名を呼んでいた事で警戒心が解れ、🌸の肩越しから様子を伺った。
「わたしです! ヨッシーですよ!!」
聞き覚えのある声で再度、名前を呼ばれたマリオが怪物もとい____、傷だらけのヨッシーを見た。
「ヨッシー………、お前、何で!?」
「ケーキですよ。わたしもケーキ食べたいんです」
マリオと会話していたヨッシーであったが、今度🌸はと目が合うと、🌸の元へと走っていき、思いきり抱きしめた。
「🌸さ〜〜ん! 会いたかったです〜〜♡ わたしを置いて、マリオさんとケーキを食べようとしてただなんて……」
『え? 家に居なかったから、マリオから先に話を聞いてたのかと思って……』
「おれは、🌸と一緒に来るかと思ってたけど……」
三人の中で、すれ違いが起きていた事が発覚すると沈黙が流れる。だが___、それをすぐに破ったのはヨッシーであった。
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